Al Di La(アル・ディ・ラ)

11月14日(土) 尼崎労働福祉会館大ホール 第4回いきいきシルバーコン
サート / 西 勝二郎ピアノコンサート〜映画音楽の夕べ〜にゲストとして
招かれた。

編曲家・星野知信氏の協力を得て、初めてカラオケでカンツォーネのスタン
ダードナンバーでもあるこの大曲に挑戦、初披露した。


今回もギターの伴奏者として、シンガーソングライターの山本さとしクンに
同行いただいたが、せっかく映画音楽の夕べとうたっているのだしと思い、
星野君にカラオケを作ってもらったのだ。

幕開けにドーンと流れれば、インパクトあるんじゃないかと云うもくろみは
大成功!
初めてお会いする方も多く、馴染の薄い関西の人たちの心をしょっぱなに
しっかりとキャッチした。手ごたえがあった。


あれは中学から高校の初め頃だったか?映画「恋愛専科」を観たのは・・・
ふくよかで健康そうな頬と愛くるしい青い瞳、スザンヌ・プレシェットの
清純さも好かったが、ドナヒューの年上の恋人役アンジー・ディッキンソン
を知ってしまった。

中坊にはとても手の届かない怖い?世界へいざなわれる様な大人の色気に、
ゾクゾクしたものだ。そして美脚!タイトスカートがよく似合う脚のラインの
きれいだったこと。


それと、ちょうどバイクの免許を取ろうと考えていた頃だったし、「べスパ」
が印象的だった。


ビストロかリストランテでの食事時、エミリオ・ぺリコーリが歌うんだ。
間奏の時に、スザンヌがドナヒューの肩に頭を乗せ掛けるようにして「ねぇ、
アルディラってどういう意味?」
ドナヒューが「Far far far away,Beyond beyond beyond」と答える。
「ずっとずっとずう〜っと遠くまで、遥かはるか彼方まで」そのくらい強く
愛してるって云う意味だろう。愛し始めた二人の象徴的なシーンだった。


ちなみに中坊だった頃の俺は、イタリア人の可愛い女の子の名前かと思って
いた。あの頃はステレオなぞなく、姉のポータブルプレーヤーが家にあった。
45回転のドーナツ盤サウンドトラック、劇中で歌うぺリコーリの「アル・ディ
・ラ」を買った。