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2007-01-31

池田信夫氏の主婦蔑視発言(笑)

読むほうが情報を信用してないという点では、2ちゃんねらーのほうが納豆を買いに走った主婦よりもはるかにリテラシーが高い。

(池田信夫blog:メディアの合理的バイアス)

特定ブログに粘着するのはアレだけれども、これも

限界的な珍しさ

のなせる業で、面白そうだから書こう。この発言は柳沢伯夫厚生労働相の「女性は子供を産む機械」発言以上の失言だ。

なぜ以上かというと、柳沢大臣は例え話が適当でなかったから鬼の首を取られているが、池田氏の場合は例え話でなく、主婦そのものを直接的に馬鹿にしているからだ。

もし、こちらの女性議員が読んだらどーなるんだろ?

想定される批判

・納豆を買ったのは主婦だけでなく、男性も職業女性も買っている。池田氏は日頃から主婦を馬鹿だと無意識に決め付けているからこんな発言をした。

・池田氏自身、主婦に対し非合理的バイアスを持っており、合理的バイアスなどというえらそうな言葉使う資格なし。

・テレビの捏造を視聴者に責任転嫁し、無知の視聴者の代表に叩き易い主婦を選んでいる。

・こんな発言をした池田氏はNHKの体質を引き摺っており、受信料支払い拒否の口実になる。NHKにも責任の一端がある。

・池田氏自身にリテラシーデリカシーがない。

・池田氏はblogを閉鎖し、上武大学も辞任すべきだ。

とまあ、こんな具合になるのか知らないが、私自身はこの「失言」には面白いけれどあまり興味ない。女性は勝手に抗議して下さい。柳沢さんだって辞任する必要ない。こんなことで国会が空転したら税金の無駄遣いだ。まあ、中川自民党幹事長も「有名ブロガーは発言に注意してほしい」と言われておりますから、言葉遣いに注意した方がいいのではあるけれども。

で、本題はこれからで、それ以外にかなりあやしいことも書いておられる。

子供の自殺も1970年代の半分に減っているのに、2000年以降の統計だけを見せる。

しかし、同時に池田氏も、メディアが問題にしているのは主にいじめ自殺であることはスルーし、そのいじめ自殺がゼロだったとしていた文部科学省のデータを無批判に紹介している。しかも、このデータだけ見せて、1970年代の小中高生の絶対数が現在の1.5倍近く多いという事実を注釈せず、自身が「NHK捏造棒グラフ的体質」を体現している。

さらに、

地球温暖化よりはるかに重要な(しかし地味な)感染症には、温暖化の数分の一の予算しかつかない」

というのが変だ。感染症(多分、エイズとかマラリア想定だろう)より地球温暖化がはるかに重要と思うのは池田氏の勝手だし、以前にも書いたので置くとして、感染症が地球温暖化より地味にメディアに扱われているとはとても思えない。ましてや地球温暖化対策費と呼ばれるもののほとんどはまやかしだ。

また、

「大気汚染としてもっとも重要なタバコを放置したまま、リスクがゼロに等しいBSEに大騒ぎする」

というのは、そもそも実感に合わない。喫煙できる場所が物凄い勢いで減らされていることは主婦でも知っている。第一、タバコは大気汚染というのは感覚的にずれている。しかも、BSEは自分で知覚できないということが忘れられている。

主婦がどうのこうのと視聴者、読む側のことを言う前に書く側の問題が大きいのは言うまでもない。メディア・リテラシーとは「情報を評価・識別する能力」だけでなく「情報を発信する能力」も意味するのだ。

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筑紫哲也氏、都知事選出馬を全面否定

民主党が都知事選に担ぐのではないかと見られていた筑紫哲也氏は30日夜の自らの番組「筑紫哲也NEWS23」の多事争論コーナーで自ら初めて、噂されている都知事選に出馬する意思は全くないと語った。

筑紫氏はコーナーでジャーナリストが天職だと自己規定。自分の仕事が政治より重要でないと思っていないし、政治や選挙に向かない人間と思っているとし、今も将来も政界入りする意思はないと言明した。そんな人間にまで声をかけるのは、政治の閉塞感の裏返しのようだとの趣旨で締めくくった。

私もそう思う。選挙演説会で筑紫さんが「多事争論」風演説しても違和感ある。筑紫さんは政治部出身だが、多くの政治部記者が政治家もしくは政治家風体質になることを見ると、やはり筑紫さんは今時珍しい異色な存在で、毀誉褒貶はあれど貴重な存在だとは思う。

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