外貨の稼ぎ手製造業の賃金がなぜ低い

山形浩生 の「経済のトリセツ」:生産性の話の基礎 賃金水準は、絶対的な生産性で決まるんじゃない。その社会の平均的な生産性で決まるんだ。
404 Blog Not Found:生産性より消費性 賃金水準は、生産性で決まるんじゃない。社会の消費性で決まるんだ。
そう言えば、最近ウエートレスのいる店でコーヒー飲んだことない。カウンターの後ろの人は別だけど。
ン10年前、日本の喫茶店は現在より値段が安く、サービスははるかに良かった。数時間漫画読みまくりでも文句言われなかった。為替レートが1ドル=360円の固定相場制から変動相場制が採用されてから変わった。
今では本来の意味でのウェートレスは日本ではレッドデータブックにリストされそうな勢いだ。なのにこんな暢気なこと喚いていていいんですか。
実態は池田信夫 blog:生産性をめぐる誤解と真の問題
もしウェイトレスに(半導体のように)グローバルな市場があれば、中国から安いウェイトレスを無限に輸入できるからだ。もちろん、そんなことはできないので、労働供給の制約によってウェイトレスの時給は中国の水準までは下がらないのである。
にしたがって、ウエイトレスを輸入できないなら、なくしてしまえなのだ。純喫茶なんてどこに消えたんだろう。ルノアールはいまだ健在だが、はっきり言ってスタバなんかよりはるかに高い高級喫茶になってしまった。数少ない高級喫茶で働いている日本のウエイトレスと、中国のウエイトレスと比べてもしゃあない。
しかも、現実には非高級ウェートレスは中国から大量に輸入されている。たどたどしい日本語で注文聞かれたことなど二度や三度じゃない。特に地方ではそうだ。そして、彼女らは当然中国よりもはるかに高い賃金を獲得している。一方では日本が開発した高級ウェートレス、メイド喫茶のメイドはノウハウとして海賊版メイドが海外で出現している現状がある。思えば、ノーパン・ウェイトレスが出現したのは1970年代末ごろだったろう。その頃から日本は円高対応高級ウェイトレスを開発し続けてきたのだ。
私も喚いてみよう。
ウエイトレスの賃金水準は、絶対的な生産性で決まるんじゃない。ビッグマック指数で決まるんだ。
ちょっと自信ないけど。
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