集団的自衛権の憲法解釈変更は将来も元に戻らない

集団的自衛権憲法解釈変更について、次の政権交代で再び解釈が変更され元に戻ることもあると、政権交代のたびに憲法解釈がころころ変われば憲法の体をなさない、という声が多々ある。しかし、こんなことは100%有り得ない。なぜならそんな政権、将来的に生まれないからだ。
仮に民主党を中心とする政権が再び誕生しても解釈戻しはあり得るか。有り得ない。そもそも民主党は今回の憲法解釈変更にまともに反対していない。万が一日本共産党が政権を取ったとしても、そんなことは起きない。
なぜなら、与党ばかりか野党も今回の憲法解釈変更に賛成しているからだ。野党は反対している振りをしているだけ。政権与党の公明党も「歯止め」の役割をしているのではなく「歯止めという役割」を演じて公明党という政党としてのアイデンティティを保持しているだけなのだから。
似た例は過去にも自衛隊違憲問題があった。違憲違憲と言っていた社会党は政権に入ると、合憲に宗旨替えした。野党としての役回りを終えたからだ。その後、自衛隊そのものの違憲問題は完全に消えた。
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