3月の世界平均気温、6か月連続1℃以上、1℃以上常態化

(参照)NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2016年3月の世界の平均気温は偏差1.28℃で、観測史上最高記録偏差1.34℃を記録した2月に次いで史上2番目の高さを記録した。昨年10月に初めて1℃を超えて以来、6か月連続1℃以上のトンデモ高温が継続している。
前年同月0.90℃に比べて0.38℃上昇した。月別では6か月連続観測史上最高を記録した。
COP21では産業革命以前から「2℃以内」目標だが、もはやCOP21の努力目標値である1.5℃以内すら事実上上回っている。気象台観測に限れば1.65℃で既に2か月連続1.5℃を上回った。COPは更なる見直しを迫られそうだ。と言っても、「努力目標」を公式な「目標」にする以外の見直しはなく、ましてや「日本は温暖化鎖国」などとお付き合い気分している余裕などない。もう後がないのだ。今年5月の伊勢志摩サミットでは排出削減上方修正を主要議題にすべきだろう。
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