さそり

「おでんはじめました」
思惑通り寒くなって「おでんはじめ」をするにふさわしい日和であった。昨夜昆布と大根を炊いているときは、なんとも色気のない匂いだったが、お昼前に練り物類を入れて煮込んでからは“まさにおでん”という香りが漂ってきて、練り物とこんにゃくの偉大さに気がつく。わたしは練り物とくに好きじゃないんだけど。好きなおでんの具は厚揚げです!たぶん今日投入したものは今日のうちに平らげてしまうと思うから、明日また追加厚揚げを買ってこなければならない。今日のうちに投入しておけばいいとお思いでしょう、しかしすでに24センチのルクルゼ鍋があふれんばかりで、まったく余裕なし。こんな激込み温泉があったら入りたくないな!

にょにょっ記さて「格」がどうのこうのと鉄分多めな人たちから違和感を抱かれていた九州新幹線の名称も、結局はそのまま「みずほ」になったそうで、みずほって言ったら井上真央の声で「みずほ銀行でしょ」しか連想できない鉄分少なめなわたしは、新幹線と「みずほ」…うまく繋がらない。
そういえばホムホムのエッセイに「新しい新幹線の名前を考える」という内容のがあり、「さそり、速そう」みたいなので大笑いしたよなぁと思い出して読書ノートを開いたら、ちゃんと書いてあった。収録されているのは『にょにょっ記』です。