S嬢 はてな

2005-11-09

[]被リンク、み〜っけ

心の奥の境界線 /自然なままで

そう言えば、私の読んできた障害関係の本は、ほとんどがダウン症がらみと言う事にも気が付いた(遅い)

 そ〜なんですよ、奥さん。特にダウン症児の親に、この傾向は強いと勝手に感想。「ダウン症」関連の書籍はやたらに多いですしね。それを読むだけ、追いかけるだけで「お腹がいっぱい」になることは確か。でも「ダウン症」の域を出るか出ないかってのは、価値観の構成にかなり影響を及ぼすとわたしは思う。

 見えないところで俗に言われていること、というか。ダウン症の親に対して「いい気なもんだ」という言われ方。

  • 一般的に、ダウン症児には行動障害や問題行動が多くない。
  • 幼児期に周囲の人から愛されやすい。マスコミや美談の報道ですぐに取り上げられ、他の発生頻度が少ない症候群に比べて「市民権」がある。
  • ダウン症人口が多いために、比較的簡単に「同士」が見つかり、親がすぐつるむ。そして行動障害や医療的ケアを日常とする障害児の親に比べて、他の親とつるんで「楽しく過ごす」時間のゆとりがある。
  • 生後まもなく告知されるために、告知の衝撃は大きいが、「何にも苦労していないうちから悲劇の主人公になる人たち」という表現を使われることがある。

 こうした表現の存在に憤慨するより、ふむふむと思って欲しいとこも実はわたしはあるんですよね。

 しかしこういうこと言っちゃうと、ダウン症児の親に敵を作りやすい。なにしろダウン症児の親は集団になるほど多い。うん、絶対的に少数派になりそうなことを言いたいときに、ダウン症の陰になってしまう症候群の家族の気持ちがわからなくもないよなあ、と思うのでした。

 と、こういうことをgooに持っていくのに躊躇する気持ちを持つのは、無駄に敵を作りたくないという狡猾な気持ちだと思う。はてダでこの手の話題ってのは「興味があったらここまでおいで」レベルの感覚、かな。

 上記被リンクブログは、まず読破してからコメント入れに行く予定。

[]世界例

 ダウン症の親のグループが無い地域で、そうしたグループを作りたいという意志をもった友人にお手伝い。もう10年近く前のこと。就学前の障害児の発達支援通所施設が無い自治体だったので、ダウン症だけでなく、地域の障害をもつ子どもの親同士の接点が全く無いことから、ダウン症に限定しない「障害をもつ子どもの親のグループ」を作ることになった。

 その定例会が安定して動き出した頃のこと。「Sさん、まいったよ」と彼女。

 なになに、と聞くと、そのグループには、「現在日本で2例」という症候群子どもの親がいる。この「2例」は、そこのうちの2人の子どもの「2」。ここでまた、発生頻度の低い症候群の親が参加してきた。現在日本で「3例」だったかな。

 その深刻さに周囲がし〜んとしたときに、件の「現在日本で2例」の母が、さらっと言ってのけたそうだ。

 「で、世界例は?」

 現在の日本例が多すぎてよく知らんというのが現状である「ダウン症児の親」であるわたしと彼女はのけぞりまくった。代表としてその場でなんとか平静を保つ努力をした彼女は「ねー、ねー」と共感を求めて叫びまくる。

 …、世界例、か。「障害」の世界はなんとも奧が深い。

[]被リンク、み〜っけ「2」

 んもう、まなめちゃんったら、おちゃめちゃん。

[]はてブコメントにレス

はてなブックマーク > S嬢のPC日記:選挙後の感想

2005年10月15日 partygirl 『セーフティネットを切ってはならない』

 その通り! そのためにも福祉制度の利用対象者が「自分にとって本当には必要ではない支援」を利用しないことも大切。実はここ、忘れられている部分。広報活動をされていないが、以前TDLには「待つのが困難な障害をもつ子どもに対しての支援」があった。「障害者手帳提示」等で、「本当には必要としていない層」のなだれ込みが一因してか、この支援、消えてしまった。消えた理由は明確にされていないが、利用者の大量増加が要因の一つにもしもなっているのならば、身内が身内の足を奪った例だと思う。

はてなブックマーク > S嬢のPC日記:「障害」と「支援」と「自尊心」と

2005年11月08日 Skaarj 『[人生][読み物]』

2005年11月08日 webmugi 『[life] 「障害」というカテゴリ分けをされることで守られている…「障害」をあれこれに置き換えてみた』

 何に置き換えたんでしょう、どんな考察があったんでしょう、興味津々。

はてなブックマーク > S嬢のPC日記:「障害を知る」書籍紹介

2005年11月08日 akky20050605 『[障碍][言葉]健常という言葉に対する違和感。』

 「健常」という言葉をいつ、何から入手して知ったのか、すっかり忘れてしまった。誰が誰に教えて、この言葉が存在しているんだろう。「健常」という言葉を日常的に使っている人はそれを覚えているのかな。

 わたしは障害児の親になるまで「健常」なんて言葉、知らなかった。「健常」とか「健常児」とかって言葉、みんながみんな知ってるのかな。わからないけど。

 んで、goo辞書で調べる。

goo 辞書/健常

けんじょうしゃ けんじやう― 3 【健常者】

心身に障害のない健康な人。健全者。

 ぶはっ、思わず吹いてしまいました。いや〜、うちのお嬢、「心身に障害がある」が、現在健康なんだが。そしてうちのお嬢は「不健全」なのか? 健全だよ、健全。「心身に障害の無い不健康な人」っていっぱいいるし、「不健全者」は「心身に障害の無い人」の方が多いんじゃないかと思うんだけど、どう?

 以前、生活寮(知的な障害をもち、就労している成人が暮らす施設)のアドバイザーの方の「知的障害者恋愛」という話を聞いたときに、「知的障害者の飲酒」について聞いたときのこと。

 「彼らはきちんと節制して飲むのでなんの問題もありません。飲み過ぎで勤務に支障が出るような問題があるのは、常に職員の方です。」

 うっしっし、そんなモン、そんなモン。

 そしてこの時に出た話。女性の知的障害者が企業就労をしている場合、定期的に雇用者をチェックに行く、と。女性の知的障害者雇用者を頼ってくる「かわいさ」もあって、性的に手を出される心配がある。そんな危険が無いように、雇用者を時々巡回し、監視しなくてはならない場合がある、と。

 ね〜え、どっちが「不健全」?