S嬢 はてな

2017-10-19

[]選挙ハウツー

過去のエントリにコメントが入りました。

知的障害者と選挙

さて。この過去エントリから7年が経過しています。この時19歳だった娘は先日26歳になりました。結論から言いますと、娘は選挙権を手にしてから今日まで一度も棄権をしていません。果たしてそれが正解かどうかは、人によってまた親によってかなり考えに違いがあると思います。わたしは、憲法で保障されている国民の権利としての選挙権を娘から奪わないという選択をしただけです。このことについて誰かと議論する気は全くありません。わたしわたし選択をしただけです。

娘の投票行為には準備が必要です。本人への支援の準備の部分はカット。これはそれぞれの判断をされた方々の個々のことだと思いますし、わたしわたし判断選択について誰かとディスカッションする気もジャッジされる気も無いので。

今回は「投票当日のハウツー」だけ、アップしておきます。

1.投票支援カードを作成

f:id:satomies:20171019160053j:image:medium:left

用紙はL版写真用紙。候補者の写真と候補者の氏名をひらがなで記したカードをワードで作成。候補者の写真は公平を保つために同じサイトから抽出。2017年衆議院選挙の今回は読売新聞のサイトから。また、比例区投票のために各政党の略称をひらがなで記したカードを作成。公示後に作り、投票日の数日前に本人には渡しておく。

2.投票当日

受付で名前を呼ばれて、「はい」と答えて投票用紙をもらう。このタイミングで母が「支援お願いします」と言う。ここで毎度なんとなく手持無沙汰な感じでそこらに待機している選挙管理委員会の人が、そそくさとすっ飛んでくる。二名立ち会うという形になる。

ここでお世話になる方に、持参した投票カードを見せる。投票カードは全部持っていくので、けっこう枚数は多い。「このカードを見ながら一枚を本人が選んでひらがなで投票を行いますので、支援お願いします」と伝える。

「本人が書きますか?」と聞かれる場合があるので「書きますが、支援が必要な場合は支援をお願いします」と言う。本人が書かないで、指示した候補者を選管の人が書くという方法もできるらしい。以前は「本人が書きます」とだけ言っていたけれど、娘が書いた文字のひとつが読み難いものだったとのことで、「このたった一文字で無効票になるのは良くないので、こちらでその文字を書く支援をさせていただきたい」と言われたことがあった。そんなことも起きうるかと、「支援が必要な場合はお願いします」と言うことにしている。

まあ最近は、そんなことを言っている間に娘がそそくさと投票コーナーに行ってしまう。もう慣れたものだ。ばたばたと二人の方がそれを追う。そこから先は、わたしノータッチ。娘は支援されながら投票を終える。わたしは選管の方にすっかりゆだねてしまうので、娘が誰にどの政党に投票したかはわたしにはわからない。

2011-10-11

[]知的障害者/みまもりケータイ

「児」から「者」に変わっていく娘ですが、年齢が「児」から「者」に変わっても知的障害の度合いが一気に軽くなるわけではありません。支援が必要なことにはかわりはない。

さて。ソフトバンク社のみまもりケータイを契約。このみまもりケータイソフトバンク社のもろもろの会社事情からか、思いっきり大セールの投げ売り状態。これに手を出した、ということでございます。

ソフトバンクモバイル「製品情報:みまもりケータイ」

みまもるのはこどもだけ? いやいやまさか

コピーがすばらしい。ありがとうありがとう。「コドモダケ」とか、機器利用に線を引かれる思いをさせられた某社の姿勢はなんか悲しかった。子どもじゃないけど貴社のキッズケータイを何年も使わせてきましたよ。でも新製品には線を引かれるのですね、そうですか、ってとこでソフトバンク社の「いやいやまさか」というコピーに励まされる思いをしたのは確かです。ありがとうありがとう。

この機器の説明などは↑サイトにお任せすることといたしまして。知的障害児・者に利点の部分を書き留めておくことに。

「ボタンがひとつのみ」はストレートにわかりやすい

本人にきちんとわかってて欲しいのは「困った時につながる機械だよ」ということ。困った時はこれを押す、これがワンボタン。これ以上無いだろうという単純さ、わかりやすさ。

ボタンひとつで通話も位置情報

ボタンを押せば、オーナー携帯と呼ばれる親機にすぐに連絡できる。「ここ押せばおかあさん」と、わかりやすい。通話状態でうまく話せなくても通話状態になった時にすぐに「居場所も同時にお知らせ」される。

会話がスムーズにできないタイプの知的障害児・者はもちろんのこと、会話がある程度できても自分の場所と状況をうまく話せない知的障害児・者もたくさんいます。この「居場所が同時にお知らせ」される機能は実に有意義

各種設定はマイソフトバンクから

各種設定はオーナー携帯と呼ばれる親機からかパソコンからマイソフトバンクにアクセスして行う。機器自体で設定を行うことができない。これは機器を渡して使わせるのに、管理上とても便利。

「みまもりケータイ」が有名になって欲しい

支援の必要がある時、善意の第三者に関わっていただいた場合。このみまもりケータイがたくさんの人に知ってもらえる環境ならば。何かあった時に「あなたのコレのココを押せば、あなたを大事に思う人に現在のあなたの困難に関して連絡ができる」とすぐにわかってもらうことができる。

以前、友人のお子さんが突然交通事故に遭った時に。倒れているお嬢さんが身につけていた携帯から母親に連絡が入ったという話があった。こうした状況で普通の携帯で第三者が連絡を取ってくれようとした場合、はてどこの番号に連絡を入れるか、というところはある。今まで使用していたキッズケータイでは、「電話ボタンを押すとすぐかーちゃん」という主旨の文章を丁寧に画像に入れたものを待受画像にしていた。それでも気づいてもらえない場合はあるよな、と、思っていたところ。ところがこのみまもりケータイは、とにかくボタンがひとつしかないんだからなんとかなる。しかし重要なのは「これはちっこいけど電話です」ってのを知っていてくれる人が増えるかどうか、ってとこにもあると思う。悪い人もボタンを押すよね?ってのはあるかもだけれど、とにかくボタンを押せば発信もされるが居場所連絡も発信されるというところは大きいと思う。

娘のみまもりケータイには、キティちゃんとカーちゃん

f:id:satomies:20111011173917j:image:medium:leftこのみまもりケータイにはシールだのなんだのありますが。娘のものにはかーちゃんシールです。大事な大事なワンボタンに、かーちゃんの顔をシールにしたものをぺたんと貼りました。何度も練習して「ここ押すとおかあさん」をしっかり理解。そしてボタンもにこにこと、娘の無事をみまもりケータイです。

2011-04-16

[]安全神話

子どもが小さい頃にね、子どもを連れてお散歩していて。建設中のおうちがあったりすると時々夫が言ったの、小さい声で「ああ、危ないなあ」って。

何が?って聞くと、アレは地震で危ないよって。建築設計の仕事をしている彼が、家の構造上こういう風に力が入るとこういう風に強い構造と、こういう風に力が加わったときにここがこう弱くなる構造があって、とか説明してくれる。あそこはあの骨組みがこう弱い構造のまま建設されていくだろうと、だから危ないよって。

そんなことを聞くとわたしはそわそわしてしまって、誰かにそれを言わなくてもいいの?って聞く。いや、あの構造でも商品としては成立するから仕方ないよ、でも自分はアレは地震に危ないと思うけどね、と。

その数年後に自分たちが家を建てることになった。夫は毎日家で自宅になる家の図面を引いてた。工務店と材料から相談してた。予算はぎりぎりだから、どこの材料をどう落とすか、安い材料は何かとか。

ふうん、とか言ってて。わたしはあんまりインテリアとか家とかなんだとかって興味が無いというか、言っちゃなんだがどーでもいい。だから彼が好きなようにやってくれればそれでよかった。ただひとつ、きちんと押さえてくれていれば。

「ねえ。このおうちは地震が来ても倒れないんだよね?」

それはわからないよ、と、夫が言う。え?なんで?だって倒れないように作ってあるんでしょう?と、わたしが聞く。

「計算上はね、倒れないようには作ってあるよ。計算上は要所要所で基準よりずっと太い柱を使ってるし、構造上も強く計算はしてある。でもね」

「自然に対しての計算っていうのは、過去のデータを材料にすることしかできないんだよ。自然はいつも新しい驚異をもってくるんだよ。計算ってのはそれを追いかけていくしかできないから、未来の危険に対しての計算には限界がある」

「だからわからないよ」

倒れないよね?と聞くわたしに、夫はいつも「わからないよ」と答える。倒れないよね倒れないよね倒れないよねとしつこく聞くと、「計算上はね、倒れないように作ってあるよ。でも過去のデータの計算でしかないからね」と繰り返し、絶対に「倒れないよ」とは言ってくれない。彼は「わからないよ」としか答えてくれない。

わたしは。子どもたちに言ってしまう「おとうさんが設計したこのおうちは地震では倒れない」。誰もそんなことは言ってないのに。

安全神話って誰が作るんだろう。少なくとも我が家に限ってだけ言えば、安全神話を作っているのはこのわたしだと思う。そしてそこに確固とした根拠なんて無いんだ。わたしがその安全神話が欲しいだけなんだ。そうなんだよね、わたしが欲しいんだ、その安全神話を。

安全神話ってのは、それが無くてはならない方の立場が作るもので、作った人間が用意するものじゃない。作った人間こそ本当は「計算上は」の枕詞を慎重に携えているものなのかもしれないと思った。

2011-01-14

[]報道メモ

法人「計画白紙に」 知的障害者施設反対運動 愛媛のニュース/愛媛新聞社ONLINE 2011年01月14日(金)

松山市北部での知的障害者ケアホーム建設計画に対し、近隣住民らがのぼりや横断幕を設置して反対運動を展開している問題で、計画していた社会福祉法人「風早偕楽園」が13日までに、地元住民に「計画を白紙撤回する」と伝えていたことが分かった。

反対運動はシーサイドハイツ町内会(約100世帯、松山市久保・粟井河原)と近隣住民が展開。地区の資産価値が下がるなどの理由で、計画の白紙撤回を求めていた。

一部住民と開発会社が互いに松山簡裁に申し立てた調停が12日にあり、同法人の渡部宗一理事長が計画の白紙撤回を伝えた。同法人は現在、旧北条地区で別の建設場所を模索している段階という。

渡部理事長は撤回理由について「障害者自立支援法の新サービスへの移行期限が来春に迫っており、これ以上待つことはできない」と説明。「町内会の住民は知的障害者について知らないから拒否感や不安があるのは当然。責めるつもりはない」と話した。

このお話。けっこう多くの人が「あれ、あれはどうだったんだっけ」と思うんじゃないかな、というのが「青葉メゾン」。当時の住民の反対運動はけっこう報道されてたので。そんなことからこんな記事も。

asahi.com:8・街と歩む福祉へ一歩-マイタウン神奈川 2011年01月10日

手渡された1袋のあめ玉が、長い対立の終わりを象徴しているように思えた。

雪の日。横浜市青葉区奈良町にある知的障害者入所支援施設「青葉メゾン」の利用者と職員は、朝早くから、施設北側の住宅地に挟まれた道路の雪かきをしていた。汗を流して作業をしていると、一軒の民家から出てきた女性が利用者に「ごくろうさま」と、あめの袋を差し出した。施設長の中西晴之さん(54)は、その日の光景を6年近くたった今でも忘れない。あめを渡してくれたのは、施設を建設するとき、対立した住民の1人だった。「やっとここまできた」。もつれた糸がほぐれ始めたことを、中西さんは実感した。

    *

青葉メゾンを含む複合福祉施設が開設したのは1998年9月。施設建設をめぐり、地元では3年以上にわたって激しい反対運動があった。施設と道路を挟んで向かい側に住む宮本晴代さん(70)が、建設計画を知ったのは95年5月。自治会長や民生委員らを対象に市の説明会があったと知り合いに聞いた。寝耳に水だった。「目の前の住民に説明がないなんて」。不信感が募った。7月、ようやく住民説明会があった。当初着工予定の2カ月前。会場にはあふれるほどの人が集まった。納得していない人が多かった。「市がもう少しきちんと説明してくれていたら事態は変わっていた」。宮本さんは話す。

96年12月、市は着工に踏み切るが、住民らのピケで作業は断念。その後、施設を運営する社会福祉法人側と住民側双方が裁判所に仮処分申請し、争いは泥沼化する。97年、横浜地裁が法人側の申し立てを認め工事が再開。オープンを迎えた。しかし、感情的なしこりが消えたわけではなかった。「私たちは忘れない、納得しない、許さない」と書かれた看板が周囲にかかった。

知的障害者施設の利用者はもともと新しい環境に慣れるのに時間がかかる。近隣の民家に入り込んでしまうなどのトラブルもあった。中西さんら職員は、そのたびに頭を下げにいった。厳しい言葉を投げかけられることもあった。それでも、ほんの少しずつ事態は動いていった。利用者は施設からバスで作業所に通勤する。「おはようございます」。毎日毎日、あいさつする利用者に、あいさつを返す人が増えてきた。中西さんは毎年暮れになると、職員と周辺の家にあいさつ回りをする。開設直後は追い返されたこともあったが、年を追うごとに厳しい反応は減っていった。

2004年、近くに施設利用者が作るパン屋さんを開くと、近隣の人がたくさん訪れるようになり、交流が増えた。年末のあいさつで、ここで作ったクッキーを配ると「私もよく買うのよ」「あそこのパンおいしいよね」という言葉が返ってきた。地域にとけ込む様子が実感できた。

今では「近隣の人や施設で分けてね」と野菜をたくさん持ってきてくれる人もいる。「利用者の一生懸命な姿に理解を示してくれる人が広がっていきました」。中西さんは振り返る。

    *

開設から10年以上が過ぎ、周辺の3自治会は今、秋祭りなどを施設と共同で催すようになった。今月14日には施設の隣の原っぱで、どんど焼きをする。ここ数年は、住民と施設利用者が一つの火を囲んでいる。「地域の伝統行事に加えてもらえるようになりました」と中西さん。焼けた団子を、住民が利用者にも分け隔てなく手渡す。「ハンディを持っている人への自然な配慮や言葉かけがあるんです」

街が、優しくなった。そんな光景が、中西さんには何よりうれしい。

(斎藤博美)

2011年1月14日、青葉メゾンでは地域の人々と利用者さんがいっしょに火を囲むどんど焼きが行われ、愛媛では「白紙撤回」のニュースが流れる。問題がどうのというより、もったいないような気も。その先に何があるか何が作れるか。その道はその地域からは絶たれたのだなあとも思うので。

また、「青葉メゾン」の経営法人である「試行会」のお話を、以下、「師 康晴著/ 出会えてよかった―絶対の差別の解消をめざして」より抜粋。

出会えてよかった―絶対の差別の解消をめざして開所から八年を経過した「青葉メゾン」は昨年私を理事長に迎え、新たな障碍者施設を地域の中に創り出していっている。本文にも出てくる「分場」を自前で建設し、小さな喫茶店やパン屋を運営している。地域の人を相手に知的ハンディの人たちが働いているのである。

また昨年12月には緑区に「あおぞら」という大型の活動ホームを建設した。知的障碍者が日中活動するデイサービスと宿泊や諸種の相談機能をもった施設である。横浜市の単独事業で精神障碍の人の生活支援センターと合築で建てられている。この建物の建設にあたり地元は好意的であった。法人の建設自己負担金約750万円を地元の方の寄付活動であっという間に集め、さらに募金活動で計1500万円を集めたのである。

10年前、「青葉メゾン」を建設するときとは雲泥の差であった。

「試行会」は反対運動のお陰で柔軟で強靱な法人になりつつある。一つの壁を乗り越えたといえる。

ちなみにこの書籍の本文中に「青葉メゾンの建設予定地として横浜市に土地を売却した地主は障碍がある子の親で、反対派から露骨な差別待遇を受ける。嫌がらせに耐えられず転居やむなしの事態になりそうだったところに人権擁護委員会介入」という話も出てきます。大変な時代を経てきたのだなあと改めて思います。

「風早偕楽園」の方々。また新たに新たな展開でがんばっていただきたい。ケアホーム、必要ですものね。

2010-10-03

[]きょうだいの配偶者/その3「僕の歩く道」から

D

数年前のドラマ「僕の歩く道」を思い出して、再視聴。視点はこのドラマの「きょうだいの配偶者」である真樹に。

僕の歩く道/ウィキペディア「登場人物」より抜粋。

  • 大竹真樹 (35) - 森口瑤子

秀治の妻。息子の幸太郎を、将来東京大学に入学させることだけはとても熱心だったが、幸太郎が幼児のときに通っていた絵画教室での作品の中に「大好きなお母さん」と書かれた絵を見つけ、見失っていた何かに気づいたようである。

本作における「極度の差別的視線」をもつ人物のひとり。

結婚時に「姑の容体に何かあった際には輝明を施設に預ける」という約束をしているなど、輝明のことを邪魔者としか思っていなかったが息子のことで純粋な輝明から出た言葉がきっかけで最終回時点では多少考えを改め、輝明に対し感謝の意を持っているようである。

うううむむむ、と、考え込んでしまう。このドラマ、放送時には真樹視点では全然見ていなかった。主人公主人公家族目線でストーリーを追いかけるときの「悪役」的存在であり、「考えを改めていく」成長を好意的に受け止められていくといった「役柄」だと思う。たいがいの視聴者はそう見ていたんではないか、と思う。

しかし。この「真樹」を「真樹の作り方」を、きょうだいの配偶者達は冷ややかに見ていたんだろうな、と思った。

そういう「真樹視点」で見ると、このドラマはけっこうキツい。ステレオタイプな「部外者の、差別的悪役」にもっていってある。見ている人が同情的にならないような「性格的な欠点」も盛り込んである。人間にはそもそもそれぞれ欠点があるのが普通なのだけれど、真樹の欠点だけが、ストーリー展開に関係あるように「設定されていて」、真樹の欠点だけが「目立つ」。また、「将来的には施設に預ける」だの「輝明に結婚式に列席して欲しくなくて、海外での挙式」とか、そうしたエピソードが真樹に対して否定的ニュアンスをもって出てくる流れもある。

以下、第三回で出てくる食事のシーン。真樹、ニコニコと微笑みながら、「実によくやってる」と思う。

出前の寿司が並ぶ夕食の食卓。母、兄と兄の妻と兄の子、テル、妹。全員で「いただきまーす」。

兄:随分豪華じゃない?

母:輝明が正式採用になって。今日が初日なの。

兄:え?そうなの?

真樹:(姑に)おめでとうございます〜。(テルに微笑みながら)輝明さん、おめでとう。

テル:ありがとう。

兄:でもよく雇ってくれたな、続くかどうかは別として。

母:続くわよ。

真樹:輝明さん、頑張ってね。

妹:「頑張って」って言われても、お兄ちゃん、どう頑張っていいかわかんないから。

真樹:(驚いて義妹の顔を見て)ええ?(言いながら夫の顔を見る)

兄:まだ越してきて三ヶ月だから、輝明のことわからなくてもしょうがないよ。これから。少しずつ、な。

真樹:(夫の言葉にテルを見ながら微笑み)もちろん!

妹:それから。お兄ちゃんはいつでも精一杯頑張っているんで、「がんばって」って言葉はかけないでくださいね。

真樹:…。(微笑んで)はい。(テルに)ごめんなさいね。

これ、この状況に真樹として「いた」としたら。たいがいの人はこの、自分だけが周囲の顔色を伺うような状況に傷つくと思う。字面だけではわかりにくいが、真樹視点から見ると14歳下になるこの「小姑」のモノの言い方はけっこうなケンがあり、真樹の「ニコニコ」が痛々しくも見える。

真樹は頑張っていると思う。それは、二世帯住宅の形態で同居するということを決めた覚悟かもしれない、とも思った。完全別居とは違うことになるだろうとも思っていただろう。ただそれも、「住居を手に入れたんだから当然だろう」という視線を向ける層も充分いるだろうということは、これまた前提の上でなのかもしれないけれど。

放映時にはそんなことにすっかり気づかず、流れに乗るように「真樹は未熟な女」的視線を向けてすまなかったと思う。いや、よくやってる、よくがんばってるよ、ごめんなさい。

2010-10-02

[]きょうだい児の配偶者/その2:きょうだいとその配偶者の環境や課題

配偶者の兄弟・姉妹が知的障害者の人

「配偶者の兄弟・姉妹が知的障害者」の場合、結婚時に「知的障害をもつきょうだいのことで配偶者に迷惑をかけない」約束をするという話は一般的になってきているのではないか、とは思う。

ただ上記スレッドを読む限り、この約束が事情事態によっては非常に曖昧なものになりかねないことがわかる。

文献で読んだり耳にしたりで(ああ、こういう例は確かにあるな)という事態も、このスレッドには出てくる。それは「きょうだいの結婚による影響」で、同居のきょうだいがいなくなることの不安だったり、結婚願望だったり、その結婚願望が叶わぬことによる欝状態だったりとパターンはいろいろ。上記スレッドで出てくるのは「弟の妻に対する執着」「姉の結婚を主因とする不安状態からの問題行動」「兄に影響されて結婚願望をもち、知的障害者の女の子との結婚へ」など。この「支援付きの結婚」に関しては親の支援の要素が強く、では親が死んだ後はどうするのか?ということになると、確かにきょうだい及びきょうだいの配偶者は頭が痛いことだろうと思う。軽度等で結婚を考える場合は、最初から福祉的支援のレールを敷いていくこと、その誘導導入に対しての「支援」の方が「実際に手や金を出す」よりも重要なことなのではないかと思う。

こうした「結婚前は起きていなかったこと」が「結婚後に起きた」場合、「迷惑をかけない」という漠然とした表現がいかに曖昧なことか、特にきょうだいの配偶者は思うと思うし、ある意味それは当然の感想なのではないか、とも思う。

そこで難しいのは、配偶者がもつ不安や不満を「こぼせる」人がなかなかいないということだと思う。上記スレッドでも「配偶者がきょうだいに不安不満をストレートに言って、そして円満解決」という話は出てこない。配偶者は「夫や妻の身内」ということで気を遣う部分はあるし、きょうだいにとってウィークポイントになってる場合もあり「言うと落ち込むから言えない」話も上記のスレッドには出てくる。上記スレッドでは「配偶者側から差別的な視点での発言」が多々出てくるが、これは配偶者がきょうだいとその家族に対して抱く「感覚を共にできない疎外感」が影響している要素はあるとも思う。

などの感想を前提に、以下、環境や課題などを整理。

「きょうだいの配偶者」のおかれる環境

  • きょうだいの配偶者は、障害に関する、というより「その人」についての具体的なことが結婚前にはわかりにくい。
  • きょうだいの配偶者は、障害をもつ人の家族内の「距離感覚」が理解しにくい。
  • 親の「迷惑をかけない」という言葉の「迷惑」という言葉の範囲は、家庭によるそれぞれなりの「前提の状況」の上にあり、その「前提の状況」がきょうだいの配偶者にはわかりにくい。
  • きょうだいの配偶者は、ある程度の障害受容を、突然、早急に、必要とされる場合がある。
  • きょうだいの配偶者にとっては、自分の結婚相手が最大の頼りである。
  • きょうだいの配偶者は、「同様の立場をもつ仲間」を見つけにくい。「同様の立場をもつ仲間」と愚痴を言い合いたいと思うことがある。

「きょうだい」の恋愛の葛藤や課題

  • 気になる異性がいる場合、またつきあい始めた異性がいる場合、どの時期どんなきっかけで「障害をもつきょうだい」の話をしていいかわからない。
    • 引かれるか、嫌われるか。
    • 結婚を意識していると思われることが相手の重荷にならないか。
    • 告げる時期やタイミングで「うまくいくものもうまくいかなくなる」ことにならないか。

「きょうだいの恋人」に渡される葛藤や課題

  • 「まだまだ結婚はしたくないし、でも今別れる理由も無い」ケースの場合、「障害のあるきょうだいを話題にされること」で結婚に対してプレッシャー?
  • 自分は「障害のあるきょうだい」とのトラブルが薄そうだという理由で選ばれているのではないか、本当に愛されているわけではないのでは?という不安。

結婚後の課題

  • 「障害」とその現状についての夫婦間での共通理解。
  • 「障害受容」「障害から起きる状況や環境」に対しての理解について、夫婦間で「差」が起きやすいことを相互に認識しておくことが重要。その上で「相手への譲歩」が相互に行われるのが「理想」。
  • 「道徳」や「正義」をものさしにするのではなく、相互が「相手に出会うまでに積み重ねてきた価値観の尊重」が必要。

2010-09-28

[]きょうだい児の配偶者/その1:「鬼嫁」さん

障害児・者のきょうだい関連で検索をかけていて。その組み合わせから偶然のようにヒットしたものをブックマーク。2chの過去ログ、ですかね。

配偶者の兄弟・姉妹が知的障害者の人

このスレッド、非常にいろんな人の発言が入り乱れていて、そのケースケースを整理していくのがけっこう大変。まあありがちな刺激的な表現はどさどさと出てくるんですが、そこを乗り越えかき分けしていくと、(そうかあ)てなことはいろいろ出てくる。そのあたり、非常に興味深い。ただ、(こんな人がこんなことを言ってたよな)って、遡ろうとするのが非常に困難。

その中で、比較的楽な作業が「鬼嫁さん:抽出」。とりあえずコレ着手。発言者には「鬼嫁ファン」も出現、これはわかる、とてもわかる。そんな感じの人。

さて、ここから「鬼嫁さん発言の抽出」です。ところどころの太字や下線部はわたしがつけたものです。ここに抽出したのは彼女の発言の一部で全てではないですが、かなり長くなるのでたたみます。

169 名前: 新人鬼嫁 投稿日: 02/08/03 21:46

主人の兄が知恵遅れです。結婚前に何度か会った事があり、温厚ではない性格あって「私に義兄の世話は無理だわ」と思いました。いろいろ悩みましたが結局、主人と添い遂げたいと思い結婚しました。主人は兄に対し、可哀想だとも思うし憎くもあって複雑な気持ちだと言っています。

主人とは結婚する時に「義理両親が亡くなったら遺産を全て義兄に渡し施設に入れる。遺産で足りなければ金銭面での援助はするが、同居だけは絶対にしない」と約束してもらいました。また義理両親も、「兄弟は別々に生きろ。義兄の面倒を見る事はしなくていい」と言ってるそうです。私も誰に鬼と言われようが断固この方針でいきたいと思います。このスレを読んでよりいっそう決心しました。将来どうなってしまうか実際はわからないけど、主人と私、そしていつかはできるだろう私達の子供の幸せのために精一杯頑張りたいと思います。

つたない文章でスマソ。

----------------------------

174 名前: 新人鬼嫁 投稿日: 02/08/04 11:50

>170ワラタ ありがとう。なんとでも言って〜。

>171 ありがとう。私の文を読んで、希望を持てる人が少しでもいると嬉しいです。配偶者の兄弟に障害者がいる事はマイナス要素だけど、配偶者と自分が相手に任せずきちんと現実を受け止めて、自分は障害者に対してどこまで出来るか考え、お互い話し合い、ギリギリ譲れる所まで譲ってお互いが納得できるところに持っていけば、何とかなると思ってます。(その過程は苦しいと思いますが)

現在、義理両親や義兄とはそれなりにうまくいってます。あまりいい嫁ぶって皆の気が変わってしまうと将来拒否しにくくなるかもしれないので、そこそこわがままな嫁に徹してます。義兄のことで苦しい思いをしてきた主人を、怒鳴り声の聞こえない、理不尽な事が起こらない家庭で毎日幸せに過ごせるようにする事が私が一番にやるべき事だと思ってます。自分語りみたいでスマソ。

----------------------------

177 名前: 新人鬼嫁 投稿日: 02/08/04 19:16

義兄が義理両親とけんかした。(いつものこと)

けんかといっても、義兄がストレス解消に義理両親にいいがかりをつけて一人で怒鳴り散らしてるだけなんだけど〜。意地はって、「お盆の家族旅行オレは行かない!」と言ったらしい。

それはどうでもいいけど、「オレ旅行連れて行ってもらえないんだ。お前達の旅行に一緒に連れて行って欲しい」になるわけ?!(呆) (゚Д゚)ハァ?ですよ〜。スグ主人が断ってくれましたが・・・逝ってヨシ!新婚夫婦のラブラブ旅行についてきて部屋も一緒がいいなんて気持ちワルー。義理両親にもスグ報告しました。

----------------------------

183 名前: 新人鬼嫁 投稿日: 02/08/05 17:43

全国障害者とともに歩む兄弟姉妹の会 http://www.normanet.ne.jp/~kyodai/#NAKAMA

ここに会の資料っていうのがあるんだけど、アンケートの結果を発表してるんだよね。是非皆一度見てみて〜。長女か配偶者の妻が結局面倒みるなんてね・・・ヽ(`Д´)ノなかなか参考になるアンケート結果だったよ。この会入ろうかな〜。

-----------------------------

197 名前: 新人鬼嫁 ◆aSYgVvtw 投稿日: 02/08/06 14:19

>194 登録か〜そんなシステムなんですね。まだ新婚1ヶ月なので、もうちょっとしたら主人から義理両親にどうするつもりか聞いて話し合いに持ち込みたいと思います。義理両親と話し合いもせず勝手に登録するわけにはいかないと思うし・・・。

義理両親のことは好きだけど、義兄の事では絶対一歩もひかない!

義兄は軽度の障害らしいです。エロビデオやエロ漫画が好きみたいですね。障害者にも性欲がある事を思いもよらなかった私は、隠さず放置されているビデオを見てとてもショックを受けました

私の父が家庭内暴力が酷かった事や、小1の時、高校生の男に近所の家の物置に連れ込まれていたずらされそうになってから、その後何度も変質者に性被害を受けた事もあって、「大柄・粗暴・許してないのに身体に触れる」男性は全て避けて生きてきました。でも、義兄は全部あてはまるんですよね(ニガワラ 

しかもエロビデオは人妻モノとか熟女モノ好き。義兄の面倒を見る頃には私も熟女。ウフ♪

性的嗜好なんて本人の自由なのはよくわかってるし、私の事家族だと思ってるみたいだから私に何かしてくることはたぶんないだろうと思ってるけど、頭でわかってても・・・やっぱりコワイんじゃ〜!ヽ(`Д´)ノ

こんな私だから主人も「同居は無理だね」とわかってくれてるようです。絶対に負けないぞー!

--------------------------

204 名前: 新人鬼嫁 ◆aSYgVvtw 投稿日: 02/08/08 12:08

>203 レスありがとうございます。自分の不安でいっぱいで義理両親の気持ちなどあまり考えてませんでしたが、ちょっと考えさせられました。両親だって悩んで今後が心配なんですよね・・・。

義兄の障害はおそらくかなり軽い方なんじゃないだろうかと思います。3歳まで全く口がきけなかったらしいですが、小学校は普通学級で過ごし、中学校入学とともに、特殊学級へ入り、その後訓練施設のようなところへ入ったらしいです。そこを卒業なのか何なのかわからないんですが、退所して今は実家で家業手伝いをしています。一応給料として支給されてます。年齢は33くらいだと思います。

日常生活は食事を作れない以外ほとんど問題はナイのですが、高血圧と糖尿の気があって、以前数回白目をむき泡をふいて倒れて救急車で運ばれたようです。障害は、計算ができない、文章を独自のルールを使って書く、ひらがなの書き方がおかしい、妄想を持つのか嘘を言う、何度も同じ話を繰り返す・・・です。

障害なのか性格なのか私にはわからないけど、感情の起伏が激しくて、機嫌が良くても悪くてもじっとしていられず非常にうるさいです。市や福祉団体の集会によく行ってるようです。手帳は主人の話によると、持ってないんじゃないだろうかと言っていました。障害者年金ももらってるそぶりはないよ、と言ってます。

あんまり気にしてなかったんですが、もしかして・・・手帳がナイと施設入所はできないんでしょうか?

----------------------------

205 名前: 新人鬼嫁 ◆aSYgVvtw 投稿日: 02/08/08 12:21

文章を独自のルールで書くというのは↓のようにです。(例文)

     もうまぐお盆休みでまれ。

こん   皆さんお盆休みのご予定は?    にちは

げんき  私は近場へ旅行でま。       でまか?

手紙を何通か手渡しで頂いて、解読するのがなぜか楽しかった。主人より私の解読の方が速くて嬉しかった〜。

-------------------------

206 名前: 新人鬼嫁 ◆aSYgVvtw 投稿日: 02/08/08 13:31

>203 自閉症についてよくわからなかったので、調べてみました。その結果、私なんかがわかる事ではないなーと思いました。難しいんですね。特徴は似てる気がしますが、実家へ行くと何かと絡んでくるし、障害者の友達もいるし、嘘か本当か結婚したい恋人もいるらしいです。(妄想?)

主人からも自閉症という言葉を聞いた事はありません。ただ、たまに言った事を聞こえてないような風でもあるのですが、聞こえないフリしてるだけかも。どうなんでしょうね〜。

-------------------------

210 名前: 新人鬼嫁 ◆aSYgVvtw 投稿日: 02/08/09 14:17

>あざみんさん

主人と義兄の話をしたところ、小学校2年から特殊学級だったようで、よく話を聞くと自閉症のような症状も持ってるようです。手帳を持ってるのも確認しました!

義理両親があざみんさんのような人だったら、こんなに不安になる事はないのにな〜と思いました。うちの義理両親もあざみんさんのように思ってると信じたいです。あざみんさんこそすごく大変だろうに、親身になって頂いてありがとうございます。義理両親との話合いに備えていろんな情報をまだまだ得たいと思います!

>209

>障害者は親が面倒見れなくなった時点で施設入所が基本

一般的にはそうなんでしょうか?そうだといいな!

義兄の将来について、面倒見れないと思った事に罪悪感を少し持っています。もっと、献身的な優しい嫁をもらえば主人も違う選択ができるんじゃないか。そう思ってしまいます。かといってもう手遅れですが・・・。この罪悪感をふっとばした時、真の鬼嫁になれそうです。(w

-------------------------

223 名前: 新人鬼嫁 ◆aSYgVvtw 投稿日: 02/08/12 16:11

>220 はじめまして。将来のことを考えると本当に不安ですよね。

兄弟は他人の始まりって、お互い相手に頼らず生きていける場合には躊躇なく使えるけど、助けが必要な場合は基本的に「兄弟は兄弟」なんですよね〜。親の気持ちを考えると、助けが必要な兄弟を「他人の始まり」とはなかなか言いにくい・・・。甘いのかな。

義弟さんの事だけでも鬱なのに、実の弟さんはひきこもりだとは。弟さんにもいろいろ経過があってひきこもってるんだろうけど、たくましく生きて欲しいですね。いやになってしまう現状だな〜。

実は私の姉も問題山積みで、母の頼みでお金を援助しなければならなくなりました。嫁いだばっかりなのに・・・。こっそり義兄の寄付金貯金を始めたばかりなのに、そちらのお金も工面しなければいけなくなって、お盆の私たち夫婦の旅行を取りやめて貯金にまわしました。私にはそんなにたくさんの人は背負えないって〜!!!って思います。

とりあえず、健康な人は自力で生きて欲しいし、そうじゃない人も病院行くなりなんとか努力して欲しい!(板違いでスマソ。)

どうしたら、将来の不安が薄れるんだろう〜。義兄の寄付金用貯金の残高が増えるたび、ちょっとは気分が良くなりつつあるけど。心の霧をパーッと晴らしたい!遺伝の事は調べてみたけど、関係があるみたいで不安ですよね。たとえ数%でも、通常より確率は高くなると聞けばこわいな。

-------------------------

229 名前: 新人鬼嫁 ◆aSYgVvtw 投稿日: 02/08/13 13:26

>220さん 

友達には言えないですよね。言ってもなんか通じない。自分だってこういう立場になるまで、そんな事考えた事なかったもの。仕方無いね〜。私も親に言えないですね。親の中では池沼って「昔近所にいた無害で優しい知恵遅れの○○ちゃん」の認識しかないので、私の不安はわからないみたいだし、「面倒見れないのでいつか施設に入れたいんだ」って言ったら「優しくない!冷たい子だ」とか言われた。

いやになっちゃうよ〜。220さんは心配されるから言えないんだろうけど、私は理解されないから言えないのよ・・・。

>>私も、少なからず実家の状況に負い目があったし、

>>妻のことも好きで、こんな人にはもう巡り会えないと焦っていましたね。

>それ、すごくよくわかります、全く同じパターンなのかも。

私もそう〜。実家は「渡る世間は鬼ばかり」のように問題尽きないし、主人と出会った時、「太陽のような人だ」と思いました。エヘ。

私、20代半ばなので同年代の人より不安大きい自信ある!(w 子供の問題もあんまり人に言われたくないですよね。うちは義理両親は言わないけど、欲しいんだろうな・・・と思います。親がすでに孫3人いるのに「孫欲しい〜!遺伝?大丈夫!大丈夫!」と騒いでます。

220さんの義母は、どういう意図で言わないのかはわからないけど、いい人っぽいですね。

-------------------------

230 名前: 新人鬼嫁 ◆aSYgVvtw 投稿日: 02/08/13 13:48

>228

ここは、障害者の兄弟の配偶者のスレなので、障害者の親兄弟の意見が欲しければスレ違いかな?配偶者は他人だから。

私の立場では相手にもよるけど、迷惑・・・と思う。

障害者同士だと、これ以上不安の種を増やさないでくれ!と思うし、相手が健常者なら、からかってるのかな?傷つけるような事はしないで欲しいと思う。

もしくは、うちの義兄が勝手に彼女と思ってるだけで、相手の女性が迷惑してるのに付きまとっているんじゃないかと思う。(義兄は実際やってるけど・・・)

-------------------------

233 名前: 新人鬼嫁 ◆aSYgVvtw 投稿日: 02/08/13 18:44

>232

好きな人が知的障害なの? 私の義兄の場合では迷惑だけど、どう思ってるかはその家族ごとに違うと思うから・・・元気だして〜。反対されるとは限らないかもしれないよー。普通の人と付き合うより面倒な事とか大変な事もあると思うけど、なばしさん次第だと思います。がんがれ。

>あざみんさん

身近に同じ立場の人がいたら、どんなにいいだろうといつも思います。そうしたら、少しは不安じゃなくなるかも。親は兄弟の配偶者のこと、どう思ってるか知りたい・・・。親の会があっていいな〜。配偶者の会もあるといいのに。

---------------------

240 名前: 新人鬼嫁 ◆aSYgVvtw 投稿日: 02/08/14 12:00

>ウトゥ夫さん

>俺は、障害者バレーボールの監督か?

思わず笑ってしまったけど、「抱えきれないぞ〜」ですよね。重すぎ・・・。お子さんも健やかに育って、本当に良かったですね!いいなー。私も、もし相手が池沼のいない家庭に育っていれば、今のような性格になる事も無かったし、私を選ぶ事も無かっただろうなー、って思います。皆同じように思ってるみたいですね〜(w

似た境遇の方の同じような悩みを聞くと、一人じゃないんだって気が楽になります。何か解決するわけじゃなくても、話を聞いてもらう・聞くだけでも楽になる事ってありますよね〜。

>220さん

母は楽天的というより、だだっこなんです・・・。これで生まれた子が障害児だったら、平気な顔で「変なの・・・かわいくない」位は言いかねません。母の言動・行動パターンは娘にもよくわからないので、最近はちょっと放置してますが。

超リアリストな母を持つ220さんが羨ましいけど、それはそれで大変そうですね。でも、一緒に考えてくれそうで、やっぱりいいなーと思います。

「鬼嫁」は、たとえ義理両親の期待にそむいたとしても義兄を不幸にしても、自分達の幸せを断固追求する決意を表したのです。(自分が絶対正しいと勘違いし始めないよう自戒の意味もこめましたが)あんまり気にしないでくださいね〜。

----------------------

252 名前: 新人鬼嫁 ◆aSYgVvtw 投稿日: 02/08/20 07:34

>220さん

結婚式、私は義理両親の希望で普通にやりましたが、私は義兄を私側の人達に見られるのは本当にイヤだった。来ないで欲しかったくらい。おとなしくしてくれたので、皆気がつかなかったと言ってくれたのは良かったけど。でも、本当はやりたくなかった・・・。

>249さん

将来が不安ですよね〜。ここで解決する問題じゃないけど、同じような立場の人が集まれば何か糸口は掴めるかもしれないし、少しは不安も減るかもしれない。書き込んで少しでもスッキリできればいいですね。

------------------

260 名前: 新人鬼嫁 ◆aSYgVvtw 投稿日: 02/08/21 07:20

>220さん

義兄はウルサイですよ〜。おとなしい人が羨ましい!!話題は↓「トラックの荷台にロープでくくりつけて、ひきずってやるか?」系「友達が裁判所行くのについて行ってやった。警察も行ってやった。」系「さっき○○で事故があって、車に乗ってた人が血を吐いて倒れてた」系 の3パターンが主です。

上から、自分は強いんだぞ!、自分は偉いんだぞ!、ビックリした?オレの話を聞け!という意思を感じます。まぁ簡単に言うと「かまってちゃん」です。もうウザくてたまりません。義兄は、高血圧と糖尿病のケがあるので、しかも何度も倒れているらしいので、本音言うと本当に早く逝ってほしい・・・。病院には定期的に通って薬を飲んでいるらしいけど、食事は気をつかってないみたいなので、どんどん太ってヤバそう♪

もう義兄の事、基本的に嫌いなんですよね。独身の頃、実家に主人は住んでまして、ちょこちょこ遊びに(泊まりもアリ)行ってたんですが・・・(今思えば常識無かったと反省)

義兄がなんか気に入らない事があったらしくて、怒鳴り始めたんです。その時私達は、2階で漫画を読んでダラダラしてたんですが。いつもの事なので姑は「ハイハイ」って流してたら、義兄が「なんでオレばっかり 〜○×◆!!(何言ってるかわからない)アイツラなんて2階でセックスしてるべや!」・・・。

姑が「何言ってるの!バカ言うのやめなさい!」と言うと、「嘘じゃない!オレ見たんだ!」 私達は顔を見合わせて絶句。黙ってとりあえず聞いてみた。

義兄「昼間、外から見たら2階の窓が開いてて、そこから女の裸が見えた!」

・・・昼間セックスなんかしねぇよ!だいたい窓も開けないし、外から見たって2階の部屋の中は見えねぇよ!どうして自分の言い分を通す為に、見てないものを見たといい、他人を貶めるような事を言うのか・・・本当にむかつきました。

そしてそんな事を言った癖に、その後「かまってちゃん」 池沼だから許されると思うなよ・・・と忘れられません。我ながら執念深いと思いますが。(w

----------------------

261 名前: 新人鬼嫁 ◆aSYgVvtw 投稿日: 02/08/21 08:06

義兄は私の名前を間違えて手紙をくれます。読みはあってるんだけど。

例)「慶子」が本名だとすると→勝手に「桂子」だと思ってるらしいんだけど、手紙には「佳子」と書いてある。全然違う人の名前になっててちょっとワラタ。おもしろいので指摘してません。性格ワル。

主人と出会う前、販売職についてたんですが、その時既に義兄に出会ってました。お店では有名な「いっちゃってる+しつこい人」として。皆が接客を嫌がりいつも店長が接客をイヤイヤしてました。

その後転職し主人に出会ったわけですが、前の同僚に会うと「あの○○さんの弟とつき あってるなんて・・・。○○さんって本当気持ち悪いよね」って話になります。

自分自身気持ち悪いと思ってるのに、人に言われると腹が立つのはなぜなんでしょう。

結婚式には、「彼の兄だと知っていても気にしないで悪口を言う人」は呼びませんでした。だって、自分の結婚式に変に同情されるのはイヤだし、彼のいるところで義兄の悪口を言って欲しくなかったから・・・。

だけど、今週末、前の同僚達で食事会をしようとお誘いがありました。(結婚式に呼ばなかった人もいる)結婚式に呼ばなかった理由、どうしよう〜。それより、また義兄の悪口になったらイヤだな〜。ちょっと、鬱。

---------------------

266 名前: 新人鬼嫁 ◆aSYgVvtw 投稿日: 02/08/23 07:32

私が保育園に通ってた頃、同じクラスに池沼の男の子いましたけど、全然気持ち悪いと思わなかったし、やさしくしてあげなきゃって思ってました。

その後、いろいろあって池沼って怖いと思うようになりましたが・・・やっぱり相手によるみたい。

つい最近、プールでダウン症っぽい女の子が近くにいたんだけど、外見にびっくりし たんだけど、でもなんとなく「かわいいな」と思った。そんな自分がちょっと意外・・・。

----------------------

268 名前: 新人鬼嫁 ◆aSYgVvtw 投稿日: 02/08/27 07:00

昨日、車を運転して買い物に行ったその帰り、フラフラと自転車で車道を走ってる義兄を目撃。後姿でわかる自分がイヤだけど。

車の通行が激しいところで、自分の通行の邪魔だし危ないので、クラクションを鳴らした。義兄がこちらを見て「鬼嫁ちゃんだ〜!」って顔をしてたけど、気づかないフリして、信号待ちで追いつかれないよう(からまれたらイヤだから)全速力でその場を去った。あとで考えてみると・・・まずかったかも〜。

以前こんな事がありました。主人の会社に義父の仕事のお供で義兄が行った時、大型車両が通る敷地内をウロウロして危ないから、主人が「車いっぱい通るからウロウロしてたら危ないよ。自分の持ち場から離れないで」と言った事があったらしいけど、その場ではわかったって言ってたのに数ヶ月たって「あの時偉そうに兄の俺に指示しやがって、なんでお前に命令されなきゃいけないんだ! 謝れ!」と言われたそうです。

そろそろ私にも矛先が向けられそうな予感。そのうち、「あの時オレは悪くないのにクラクションならしやがって謝れ」っていつか言われそう。なんだかめんどくさい。けど、もし言われたら堂々とガツンと言えそうな気もする〜。絶対謝らないぞー!なんて思ってます。

---------------------

269 名前: 新人鬼嫁 ◆aSYgVvtw 投稿日: 02/08/27 07:33

前の職場の同僚達と食事に行って来ました。そんなに義兄の悪口言われなかった。

一番義兄にからまれていた人と話したんですが、「お兄さん、ダンプの運転手やってたんでしょ?で、身体壊して仕事辞めたから平日の日中でも買い物にこれるって言ってたよ〜」と言われました。その人はその話を本当だと信じていたらしいです。他には、「あの人ってしょっちゅう取り置きしておいてくださいって頼むんだけど、絶対取りに来ないんだよね。それで家に電話かけるとお母さんに『いりません』って言われるんだよね。あれはちょっと迷惑だったな〜」と言われました。義兄の代わりに謝っときました・・・。

義兄は嘘をついている自覚はあるらしいです。あまりに嘘ばかり言うので主人が「なんで嘘ばかり言うの?」って聞いたら、ニヤ〜っと笑って答えなかったそうです。気持ち悪い!

なんだか私の中で義兄は池沼というより、デムパに近い・・・。 は〜愚痴ばっかり・・・。

----------------------

274 名前: 新人鬼嫁 ◆aSYgVvtw 投稿日: 02/09/01 20:04

今日、義理親に呼ばれたので主人と義理実家へ行って来ました。お魚をくれるって話だったんで、受け取りに行ったんですが。家に到着しても義理両親がいなく携帯で連絡を取ったら、「もうすぐ帰るから待ってて」と言われたので車で待ってたんです。

そしたら、義兄が留守番してたようで離れの義兄の部屋から外に出てきました。昼なのに、Tシャツと、パンツで・・・!!!!!

「うわ〜気持ち悪いよ〜。」と思ってたんだけど、本人は平気のようで「鬼嫁ちゃんこの前見たぞ!すれ違ったよな?」ってしつこいんです。「ズボンはけよ」って主人は言ったけど「いいんだ〜」っておかまいなしです。その時に義理両親も帰ってきて、義理両親に挨拶をしようとしたんだけど、義兄が一人で大騒ぎしてるんです。

あまりに話がしつこいから、義兄を無視して義理両親と話をしたら、義兄に肩を後ろから叩かれました。(さわんな!むかつく・・・)と思ってたらまた私の肩を叩くんです。もうこれ以上触られるのは絶対イヤ!と思ってついに義理父の前だったけど、言っちゃいました。「お兄ちゃん!私、人に身体触られるの本当にスゴイイヤなんだ。触らないで!!!!!!」と。

義兄は最初は本気にしないで「なんなのよ〜」って笑ってたんだけど、主人が「身体に触られるのがイヤなんだって。」って念押しをしてくれたんです。そしたら、「ごめん。知らなかったからよ〜。」って謝ってくれました。

でも、私は一回怒るとすぐには冷静になれないのでムカムカしながら、適当に流してたら50センチ近くまで顔を近づけて「怒ってる〜?ごめんな〜。仲良くシヨ。仲良くシヨ。仲良くシヨ。」「仲良くしよ」を延々言われ続けました。(そのしつこさもイヤだし、顔をそんなに近づけられるのも不愉快なんじゃ〜!!!)って思いつつ「ああ(私が出せる一番低い声で顔をそむけて吐き捨てるように)」って返事しました。続く。

------------------------

275 名前: 新人鬼嫁 ◆aSYgVvtw 投稿日: 02/09/01 20:25

そしたら、離れてくれたんですが・・・なりゆきを義理父に見られてしまったので今頃になってブルーです。義理父は、全然気にしてないようにふるまってましたが・・・。

夜になって主人の携帯に義兄から電話がきました。私への謝罪の電話だったようです。 謝ってくれたのはいいけど、「今は本当に悪かったと思ってると思うけど、しばらくしたら忘れてしまうと思うよ」という主人の言葉を聞くとなんだか許したくない。

「私が身体触られるのが嫌いなのを知らなかった」じゃなくて、「男女問わずむやみやたらに他人の身体に触れるな」って義理両親教えてやってよ・・・。 義兄は今日テンションが高かったみたいで、父の仕事仲間の人にもベタベタ触ってました。なんだか、イヤな一日でした。はぁ・・・。

-----------------------

279 名前: 新人鬼嫁 ◆aSYgVvtw 投稿日: 02/09/03 08:59

グチれる人がいません。私の親は私には姑のような人で、グチを言おうものなら私が悪いって言うだけ。試しに義兄のグチをいってみたけど、聞いてもくれませんでした。主人はすぐ落ち込むだけで、余計ストレスを感じます。

昔、仕事中に池沼の男の子に怖い思いをさせられた事のある友達だけが、グチれる相手。なんだか心から毒が漏れちゃいそう。

義兄に会った日。他にもイヤになる事がありました。誰も何もしてないのに、義兄が「▼▼(主人)の口にコンクリート流し込んで殺してやる」って言ったんです。コンクリートは主人が仕事で扱ってるものだと知ってて。私達はそれで生活してるのに。主人はそれを聞いてもヘラヘラしてました。なんかどっちが池沼かわかんないじゃない。すごく悲しくて(身内にまでそんな事言うのか!と思って)、腹が立って情けなかったです。

「私がお前(義兄)を殺してやる」って内心思ったけど、その時はまだ言えなかった。さわんないで!って言ったあとだったら言えたと思う。将来どころか、今すぐ縁を切りたいって思う。過去のレスを久し振りに見てみると、「どうしちゃったんだろう、私」って思います。気分転換しなくちゃ・・・。

----------------------

281 名前: 新人鬼嫁 ◆aSYgVvtw 投稿日: 02/09/03 15:25

>280

ありがとうございます。私のレスばっかりでしかも長文で本当申し訳ないです。たいしたことじゃないんですけどね・・・。カルシウム足りないのかも。

-------------------

283 名前: 新人鬼嫁 ◆aSYgVvtw 投稿日: 02/09/04 08:15

本当、義理実家は義兄の顔色をうかがってわがままにさせてるんですよね〜。今まで何十回と義父も主人も叱ったらしいけど、その度に逆ギレして手がつけられないんですって。んで数日たつと、「もうしないから許してくれ〜」って泣きつくらしい。主人は「もうめんどくさいから言わせとけ」と思ってるんだって。

昨日、主人に言いました。もうあなたの実家には行かないと。主人はまーた落ち込んじゃって・・・。それでもいろいろイヤな事とか言いましたけどね。

主人の返事は↓

「身体を触る事がイヤだっていうのはわかるよ、だけど、暴言とかは兄ちゃんは鬼嫁に言ってるわけじゃないでしょ。人に殺すって言うのも、できるわけないんだから。慣れてよ」だって〜。プププ

つい「私は他人だもん。あんたが生まれてから20数年かかって慣れたものを、慣れるまで私はどれくらいイヤな思いしたらいいの?暴言とかは小さい頃一生分聞きました。もう聞きたくないよ」って言っちゃった。

でもいくら言っても全然言いたい事は伝わってない気がした。

主人は結局、「年に1回でも実家に一緒に行って欲しい」って。アホが。

義兄の病名や遺伝の可能性について義理両親が知ってるだけでいいから聞いて欲しいって2年前から何度も言ってるのに、一度も聞いてくれてないくせに。そのくせ健常者が生まれて当たり前な言い方はどうよ。

義兄も変われない、義理両親も長年そうやって面倒見てきたから変われない、それはわかってるけど、主人は何もできないで、私にどうしろと言うのか。義理実家については何もできないくせに、私に甘えないで欲しい。それを言ったら、「じゃあ、聞くよ!」だって〜呆れちゃう。

主人の事は実家の事以外では、すごく尊敬してるし好き。だけど・・・。なんて言ったらわかってくれるのかな〜。義理両親まで嫌いになりたくない・・・。

私、亜鉛も足りてないみたい(w

---------------------------

288 名前: 新人鬼嫁 ◆aSYgVvtw 投稿日: 02/09/05 08:41

>286

>多分だけど、ある程度は「関係ないしー」って脳内あぼーんして、

>いやなことは問答無用・実力行使ではねのけていくしかないんじゃ?

そうするしかないんでしょうね。でも・・・もっとお互い適当な距離を保つとか義理両親と話し合いをするとかしたら、うまくいくんじゃないか、とも思ってしまうんですよね。

「嫌な事から逃げるのを大人と言えるのか」と、よく考えます。実際、義理実家には行きたくないと言ってしまったんだけど(w

でも、皆が向き合って隠さず話し合えるならもうちょっと頑張りたいとも思ってます。

真面目というより、要領が悪いと自分では思ってます。286さん、ありがとうございます。あと、煽りとかそういうのは全然気にしてないです。

-----------------------

301 名前: 新人鬼嫁 ◆kVDQNLx2 投稿日: 02/09/09 06:46

昨晩、義兄から主人の携帯に電話がありました。もう、着メロ聞くだけで鬱。「今度、神社のお祭りがあるんだけど、開催期間3日間の内、どの日か3人で行かないか?」だって。主人は「全部予定があるから」って断ってくれたけど、もう関わってこないで欲しい。(愚痴 なんで3人で行かなきゃいけないのか。ばかばかしい。

私と行きたいのがミエミエ。今まで主人と2人なら行かなかったのに。主人も「鬼嫁と行きたいんだよ。オレはどうでもいいのさ」と言ってる。

私は義兄の彼女でもなければお守りでもねぇ!勘違いすんな!と、言ってやりたい。というか、もう私が怒ってないとでも、嫌ってないとでも思ってるの?と小一時間(略

スレ違いだけど、今住んでる所で不審者騒動がある。(交番に届けたらしい)よく話を聞くとどうやら池沼の男の子らしい。もし出会ったらすぐ110番してやろうと思ってます。(敷地内を荒らすし、どうせ未成年だし)義兄だけでいっぱいでもう池沼とは関わりたくないんだ〜!

主人、義兄からの着信を拒否してくれないかな〜。いつも自分勝手な事言うばかりで、一度も大事な用があった事ない。しかも、二人で楽しい時に限って電話来るのがイヤだ(w

家庭板の義兄弟スレとかの方が私にふさわしいのか?とも思うんだけど、池沼って要素がな〜。なかなか文章で説明するのが大変なんだよね。

-------------------

312 名前: 鬼嫁 ◆kVDQNLx2 投稿日: 02/09/24 12:39

結婚が決まるだいぶ前、新車を買ったんです。(私用の軽自動車) それをたまたま主人と義理実家に乗って行ったんです。

そしたらなぜか義兄&義父が勝手に車に乗り込んできたんですね。私はその時助手席に座ってたんだけど、私の後ろに義兄が座りました。義父はただ最近の軽の新車の装備とかを見たかったようで楽しそう。

でも義兄はなんでだかハァハァ言ってるの! 随分耳元で聞こえるな〜と思って振り返ったら、義兄は身をのり出して、顔が私の肩付近にあった。ハァハァはずっとやまず、変質者のようだった。勘弁してよ〜と思ってたら今度は身体をゆすって車をガンガン揺さぶるの・・・。無理矢理、理由をつけて降りていただきました。(義兄100キロはありそう)私の車に何するんじゃ〜(゚Д゚)ゴルァでした。まとまってなくてスマソ。

---------------------

313 名前: 鬼嫁 ◆kVDQNLx2 投稿日: 02/09/24 12:47

私の義理実家のトイレはまた別の話になっちゃうけど、極力入りません。

だって入ってるって知ってるのにドア開けようとしたり、叩いたりするの。本当うんざりです。

--------------------

336 名前: 鬼嫁 ◆kVDQNLx2 投稿日: 02/09/27 13:12

うーん。正直私も前は「障害者の親」は敵っていう風に思ってた時もあった。何考えてるか全然わからなくて。

でも、いろいろな障害者の親のサイトを見てまわったの。

そしたら子供の事で本当に不安だったり、辛かったり、健常者の子供と比べると本当に小さな事だけど嬉しい事もあったりって、とにかくひたむきに一生懸命だと感じた。躾に手を抜いているようには見えなかった。人を不快にさせている場合もあったけど、親といえども止められないんだな、親も悩んでギリギリなんだなと思った。なんだか親とかだけでは、もうどうしようもないんだと思ったよ。

でも、実際迷惑なヤシは確実にいるよね。

義理親は義兄をきちんと育てようとしたと思う。だけど義兄には理解する能力が無いんだと思う。躾以前の話かも。

障害者にも健常者と同じくいろんなタイプの人がいて、その人たちの親だっていろんなタイプの人がいると思う。ただ、良識ある人は目立たない。悪い人ばかりが目につく。

ゴメソ。なんかよくわからないね。難しいよ。

---------------------

361 名前: 介護@名無しさん 投稿日: 02/10/02 18:21

他スレの住人でしたが、目にとまったので来ました。

ウチは弟の子供(5しゃーい)が知的生涯です。生涯自体は誰にも文句はいえません。私も文句を言うつもりはありません。病気ではありませんが、うまくつき合っていくしかないと思います。

でも、おバカな弟と嫁が、好き放題させているので周囲が参っています。親と同居しているんですが、いけないことをしているので父や母が叱ろうとすると、「私たちには私たちの教育方針があるから、口出ししないで下さいっ!」と嫁がヒステリックになるし、子供はやたら大声を出して騒ぐしわめくし。どうもこういう子供って、感情が高ぶったりすると叫ぶみたいです。

この前、夜の10時過ぎに外で遊んでいて(なぜこんな時間に外で遊ばせる?)、さすがにご近所の人から「うるさいっ!!!!」と怒鳴り込まれました。嫁は「こんな環境じゃ子供をのびのびと育てられない」と泣いて悔しがってましたが、子供をしつけもしないで好き放題育てる=のびのび育てるじゃないのよ、と小一時間問いつめたい今日この頃。

369 名前: 鬼嫁 ◆kVDQNLx2 投稿日: 02/10/03 06:52

>>361さん

はじめまして。

361さんはお嫁さんから見て、小姑ですよね。弟夫婦には口を出さない事をオススメします。

だって、義理父母のいう事も聞かないのに361さんの言う事を聞くとは思えない。「関係ないでしょ!」と怒り狂うのがオチっぽくないですか?

>「オマエの躾が悪いから」と、まるきり他人事のように嫁に文句を言っていました。

これは皆の前で弟さんが言ってたんですか?その時誰か弟さんを叱りましたか? その時、ただ黙って見てただけならお嫁さんは「誰も私の味方になってくれない」と思ってるんじゃないかな?と思います。

子供の事で言いたい事があるなら、まずお嫁さんに心を許してもらうしかないと思います。

お嫁さんの子育ては間違ってると私も思う。けど、障害の程度によっては間違ってるとは言えないかもしれない。(夜、外で遊ばせるのはおかしいけど)

子供の障害について、361さんはどこまで知っていますか?

----------------------

370 名前: 鬼嫁 ◆kVDQNLx2 投稿日: 02/10/03 06:59

>>361さん

偉そうに言ってごめんなさい。私も実姉の子が池沼じゃないんだけどLDのようでいろんな検査受けてるんです。その子は学校の勉強にもついていけない、検査も辛いで、毎晩夜中に起きて「ごめんなさい」と泣いたり、自殺未遂をしたりしました。

実姉はその子にはネグレイトです。(子供はそれでも母を慕ってます)

私はその子をかわいく思ってるし、本当に大事に思ってます。姉に言いたい事もあるし、腹が立つ。だけど、口は出しません。育児に口を出さない事でうるさく思われず、その子の側にいられるんです。側にいられれば、気分転換に連れ出したりいろんなフォローができます。私はその子の親になりたくてもなれないし、口を出しても姉は変えられない。他の姉が口を出したりしてましたが、嫌われただけでした。

361さんの状況とは違うけど・・・。スレ違いでしたね。スマソ。

-----------------------

395 名前: 鬼嫁 ◆TwkVDQNLx2 投稿日: 02/10/28 08:04

最近義兄に会ってないせいかな?かなり毎日ご機嫌な鬼嫁です。

昨日の朝、義理実家から「お姉ちゃんが帰省してきたので実家に来ないか?」と電話がきました。義姉は30代半ばの独身です。違う町で一人暮らしして働いているんですが、親孝行な人で1ヶ月に1回は帰ってきてるんじゃないかと思う。良い人なんだけど、1回破談になってからというものその後そういう話はないみたい。義兄のこともあったのかな?と思うけどその質問は地雷を踏みそうなので聞く気にもなれません。

義姉の事も全然嫌いじゃないんだけど義兄に会うのがイヤなので、お誘いは「今日は買い物がいろいろあって〜」と断りました。

主人と車で移動中、バス停でバスを待つ義兄を発見。アレ兄ちゃんじゃない?」と自分から言ったものの、手を振り合う主人と義兄を尻目にあえて気がつかないフリをしつつ、横目で冷たい視線を送ってみた私。

その夜、電話が鳴りました・・・。

-------------------------

396 名前: 鬼嫁 ◆TwkVDQNLx2 投稿日: 02/10/28 08:36

訂正:車で遭遇したのは昼で、電話が鳴ったのは夕方くらいでした。

義母からの電話でした。「今日おいでって言ったけど、●○(義兄)がきりたんぽの事で怒鳴り散らしてるから今日はやっぱり来ない方がいい」との事。

「だから・・・今日は行かないって言ってるでしょ〜?」と思いつつ、きりたんぽ??? が頭の中でグルグルまわって気になってどうしようもないので、ググっちゃいました。

食べ物だとは思ってたけど秋田の名産で練り物なのかしら?鍋に入れたりするんですね。どういうものなのかは知らなかった。なんで、きりたんぽが北の地で義兄の爆発のスイッチになったか全然わからない・・・w私の予想では、湯たんぽの容器が桐で出来ているのをきりたんぽだと思ったに違いない と思うんだけど・・・んで皆に突っ込まれたと思う。どうかな?いい香りしそう。高級そう?じんわり温まりそうで癒し効果が期待できそう!

義姉はもしかしたら両親の事も弟の事も自分が全部面倒見ると思ってるかもしれない。私の立場からならそれはすごくありがたい事だけど、義姉には新しい家庭を作って幸せになって欲しい。義姉が犠牲になる事はないと思う。それが言えたらいいんだけど・・・。

------------------

397 名前: 鬼嫁 ◆TwkVDQNLx2 投稿日: 02/10/28 08:55

あと、もう一つ。実母にようやくわかってもらえたらしい。

「ここまで言ってわかってくれなきゃ、絶縁じゃ〜!」と気合を入れて今までの経緯を話した。

最後に「今までにこういう流れがあって私が『義理実家に行きたくない』と主人に言った以上、主人に『私の実家に行こう』なんて都合のいい事を押し付ける訳にはいかないから、とうぶん実家には行かないから」と言った。

母は結婚式で義兄を見てから少し認識が変わったらしく「あの体格でそんな事されちゃあねぇ」と言ってくれた。私の気持ちの全部は伝わってないと思うけど、余計な事を言われなくなったのは良かった。

孫が欲しい攻撃も、姉が出産して4人目が出来たので「もういらないよ〜」だって。

--------------------

405 名前: 鬼嫁 ◆TwkVDQNLx2 投稿日: 02/10/31 22:05

>399

マジレスありがとう。けどあなたの理想や考えを押し付けられるのはちょっと勘弁。

あなたのしてる事は、例えて言うなら「姑への愚痴を語ろう」スレで愚痴ってる嫁に対して姑や小姑が自分達にとって都合の良いようにアドバイスしているようなものなんだ。私はそれを求めてない。あなたがアドバイスしてくれる気持ちは嬉しいよ。

ここに書いている配偶者の人達は、ヒドイ事を言ってるように読めたかもしれない。でも、ここには書ききれないだけで皆ストレスで結構ギリギリなのかもしれないと思う。ここでしか言えない事もあると思うさ。

2010-09-09

[]「甘やかすな」と言われたこと

娘が小学生の頃、娘の障害児学級のある担任に、何度となく言われたこと「下の子を甘やかすな」「下の子は『障害が無い普通の子』なんだから、甘やかすな」。

はあ…。非常に力のある先生だったんだけれど。研究された教材とか、すごいなと思うことはたくさんあった先生なんだけど。でも全てにイエスってわけにもいかないよ。だってアンタにはわからんよ…と思ってた。

まあ息子の周囲のかーちゃんたちにもそこそこ言われたわ〜ね〜、「甘い」って。知的障害のある子のことはよくわからんが、「普通の子」なら居場所は一緒。そういやこれは↑の担任にも言われた。この担任も「母親」で、わたしと年齢が同じで子どもたちもそれぞれ同じ年齢だった。「自分はそこまでやってはやらない、だからアンタは甘やかしてる」。なんかもう、下の子に関してはフィールドは同じなんだから、的なとこなんだろうと思う。

フィールドは同じ? 違うよ。発達上のハンディが無いという機能的なとこは同じかもしれないが、心理的な発達上で「障害児のきょうだい児」という立場がどう関係してくるかという面がある。

娘には知的障害がある。細やかな配慮が必要なことはたくさんある。でもさ、その「細やかな配慮」を目の前に見て育ったら、「それは自分ももらえるもの」って思わないか?ふつー。だってどっちの子から見たってわたしはかーちゃんなんだから。

「甘やかすな」「甘やかしてる」「ほら甘いから」。

はあ…。「きょうだい児がどうの」なんてことを、この「こっちの子は自分たちとフィールド一緒でしょ?」的強気面にどう対応すりゃいいんだよ…、とか思ってた。あのね、違うの。違うと思うし、わたしだってその「違う」ということにどうすりゃいいかよくわからんの。結局のとこ「アンタが大事」って息子自身がわかるようなアプローチしかわたしにはわからんの。それが周囲に「甘い」って言われても、もうわたしにはよくわからんの!

結局もう開き直り。周囲に対して「わたし甘いから」ってのを常に常に常に常に言うことにした。息子には直接ちゃんと言った。

「ちぃちゃんにはいろいろ配慮が必要だ。それを見て育っているアンタは『同じように』してもらえると当然思うと思う。わたしもそう思う。でもそれを周囲は『甘い』と言う」。「もう人にどう言われようがかまうもんか、とわたしは思う。ただアンタ自身も『ウチのかーちゃんは甘い』と思っててくれ。うちじゃ『普通のこと』でも、『ヨソんち』では甘いだろ?って思われる基準で動いてることがあることは自覚しておいてくれ。それでもってその『甘さ』がヤバいと思った時に、アンタがわたしに『甘さ』を断れ。人が決めることじゃない、わたしもアンタもそれぞれ自分で決めよう」。

これで晴れて、名実共にわたしは「甘いかーちゃん」になった。息子は「自分で考えて決めよう」と言われたことを胸に、いろんなシーンでいろいろ考えたみたいだ。「これはお願い」「これはいらない」と具体的に要望を出してくるようになった。それでいいんじゃないか、とか思う。それも成長、だよね。

2010-09-05

[]教室にエアコン

「学校にエアコンを」 : 神奈川 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

「暑くて勉強に集中できない。エアコンを設置してほしい」。猛暑が続く中、教室のほとんどにエアコンが設置されていない横浜市立小中学校の保護者から、そんな要望が同市教委に相次いで寄せられている。同市教委は「費用が莫大(ばくだい)になるため設置は難しい」としており、つる植物で校舎の外壁を覆い温度を下げるなどの手段も検討したいという。隣の川崎市では大半の市立小中学校でエアコンが設置されており、学習環境に“格差”が生じている。

横浜市教委によると、夏休みが明け、ほとんどの小中学校が授業を再開した8月27日頃から、エアコンの設置を求める保護者の要望が十数件届いているという。

同市立小中学校491校のうち、教室にエアコンが付いているのは、道路や線路に面し騒音がひどくて窓を開けられない7校のみ。エアコン設置費は、1校あたり約5000万円と見込まれ、全校に付けると約300億円が必要という。

市教委では、エアコンを付けていない理由について、校舎の多くが1960年代から80年代前半に、人口急増に伴って建てられたもので老朽化しているため、予算を改修費用に優先して投じてきたことを挙げている。外壁から部材が落ちたり、排水管から水が漏れたりした校舎もあるという。

同じ政令指定都市の川崎市では2009年度までに市立小中学校164校のうち、大規模改修などを予定している9校を除いて全校にエアコンを設置した。同市教委は「ここ数年、夏の気温が上昇しているなどから、快適な教育環境を提供するために設置した」としている。

県内のもう一つの政令市である相模原市では、市立小中学校109校のうち、エアコンが付いているのは、航空機騒音で窓が開けられないなどの32校のみ。同市教委は「今後は学校現場の意見を踏まえて、エアコンの設置を研究していきたい」としている。

一方、横浜市立金沢高(金沢区)など同市立高3校では昨年度以降、保護者が資金を出し合ってエアコンを設置した。金沢高は今年6月、リース会社と10年契約を結んでエアコンを取り付け、空調整備費として保護者1人あたり、年間5000円を負担している。同校では「この夏の暑さの中、保護者から『エアコンを設置して良かった』という声が多く上がっている」という。

(2010年9月4日 読売新聞

息子の通う高校は横浜市立ではなく神奈川県立だけれど、報道文中の市立金沢高と同様に、今年度より費用は保護者負担で教室でエアコン稼働。昨年度決まったことで、今年度入学の時に「こういう風になっています」と説明を受けた。

今年度よりエアコン稼働の神奈川県立高校は息子が通う学校だけではないとの話。ネットでもろもろ検索すると、ある高校の昨年度の書類が閲覧できた。なんでも神奈川県が、県で設置はできないが各高校が各高校で検討準備し、費用を保護者負担で設置する分には了承する的なことを言ったらしい。保護者負担のリース契約ということで、どこの高校もPTAが動いた様子だけれど、エアコン設置と稼働のための委員会を作った高校もある模様。

この話、聞いたところによると、ということで情報としては定かではないが、まあそういうところからだよなあと思うことがあって。それは昨年度の「次年度からエアコン設置、稼働へ」の動きが始まる発端の話。昨年度出てきた民主党のマニフェスト「公立高校無償化」。これまで支払っていた授業料が、次年度から消える可能性は高い。エアコン設置のための保護者負担を出しても問題が出る可能性は低いだろうと。時期的にチャンスである、と。そしてあちこちの神奈川の公立高校で「次年度からエアコン稼働」の動きが始まったとかなんとか、というもの。

だからこの報道からくる「高校がエアコン設置だから小中も」というのは、それは事情が違うところがあって厳しいだろうとも思う。

今年度からのエアコン稼働のわたしの感想を言えば。今年の猛暑の中で、学校に行けば猛暑から逃れられるとわかっているのは、親子共々かなり安心を感じる「夏」だったと思う。

ちなみに保護者負担の金額は契約会社や契約自体がそれぞれだからか、高校によってまちまち。報道の金沢高ではない市立校では「月額500円」とも聞いております。息子の通う学校は「金沢高より高いが年間一万円には至らない」という金額です。これで暑さを改善できるのなら万々歳的な金額だと思う。

2010-09-04

[]ある「事件」についての話

渦中の対象になっている学生は、うちの娘や息子となんぼも年が変わらん。この学生が自分の子だったら、自分はどうするだろうと。そのことをずっと考えてる。

  • で、アンタはどう思うの? 何を考えるの?

そしてその中で「気づいて欲しい」こととか「拾って欲しい」こととか。本人がここからどう成長していけるかとか。

  • 恥ずかしいのは過ちを犯すことじゃない。過ちを過ちのまま放置し、そこから成長できないことだ。

ネットだのtwitterだのということがどうのではなく、自分の言動行動というものは、常に自分に責任が返る。そういうことだと思うし、その時にどういう「自分」があるかということ。そこに人間の真価というものはあるとわたしは思う。

あとは、一年余計にかかることになるかもしれん学費の工面を考える。留年して一年痛い思いをして、そこから自分にとって拾うべきものを拾う経験をさせたいと思うし、して欲しいと思う「親」だと思う、わたしは。大学の一年間の学費はそんなに安いもんではない(つーか、ウチの家計にとってはとても重大重要な金額だ!)という事実をもって、再度考えろ、とも思う。親なんだからバックは支えてやる、ただし立ち上がるのも歩み出すのもアンタだよ、と。

人間生きていかなきゃならんのだからひとつひとつ越えていかなきゃならないし、重要なのはその「越え方」だと思う。その「越え方」をもって、自分自身を大切にして欲しいと思う。

2010-08-19

[]教員に実態調査をして欲しいこと

【情報を求む】小学校の「お世話係」について/PSJ渋谷研究所X(臨時避難所)

上記を読んで思ったんですが。今後の特別支援教育が積極的なインクルージョンの方向へ動こうとしているのならば、このあたりの実態調査を小学校の現教員に行って欲しいなと思う。

  1. 学級運営上で、「いわゆる手のかかる子のお世話係」を学級内の特定の児童に対して口頭にて頼んだことがあるか
  2. 「いわゆる手のかかる子」と同学年の特定の児童を組み合わせて学級編成や班編制を行ったことがあるか
  3. 特定の児童を「いわゆる手のかかる子のお世話係」に選出したことがある場合、また意図的に「行動の場を同じくさせようとした」場合、その特定の児童を選出した判断にかかる視点はどんなことか
  4. 特定の児童を「いわゆる手のかかる子のお世話係」に選出したことがある場合、また意図的に「行動の場を同じくさせようとした」場合、担任に対して学級運営のための校内支援が存在していたか否か
  5. 学級内に「いわゆる手のかかる子」が存在する場合、学級運営にどんな支援が必要であると思うか

このあたりの実態に加え、回答者の教員の性別や経験年数等の分析も必要だと思う。

特別支援教育が積極的なインクルージョンの方向へ動こうとしているのならば。こうした学級運営上の「実態」はきちんと調査して欲しい。わたしがそう強く思う理由は、ひとえに「障害児のきょうだい児」のことがあるから。

「障害児のきょうだい児」が「学級内のいわゆる手のかかる子との関わりで、お世話役にされた」という話はけっこう多い。直接的な指示もあれば「必ず同じクラスや同じ班」のような暗黙の了解的な場合もある。親から聞く話もあれば、きょうだい児本人から聞く話もある。そしてネット上で「きょうだい児の経験」として見た機会も少なくない。きょうだい児に対して、自分自身の思考や行動の選択を奪いかねない圧力としてはけして小さいものではないと思う。きょうだい児本人から聞く話やネット上で見るこうした経験の話については、「ネガティブな経験」として出てくることは多い。それは、ハンディをもつ子に関わらせられることではなく、自分のもつ立場により「半強制的に何かを誰かに決められる」ことではないか、と思う。

「選ばれる子」は、きょうだい児の中でもやはり女の子に多いという印象がある。女の子はそうした「お世話をすることを要求される」ことに敏感に気づいてしまう場合が多いのかもしれない。

ちなみに息子の場合は、小中において同じ学年に目立ったハンディを持つ子はいなかったのでこうした経験をしていない。幼稚園の時には3年間の園生活の中で同じ学年に2人ハンディをもつ幼児が存在した。そして息子はこの子たちといつも同じクラスに編成されていて、面談の時にはその2人との関わりに関して「美談」的に報告を受けることがよくあった。息子にとっては特に美談でもなんでもなく、実際息子はこの子たちといつも同じクラスだったということに何も感じてないし何も気づいていない。これは男の子、特に幼児期において発達的にオクテであったことや、きょうだい児の立場として「弟」であったことも関係しているのかもしれないとも思う。しかしこういうのんきに平和なパターンばかりであるはずは無いと思う。

2010-07-12

[]知的障害者選挙

娘は今年19歳になる。二十歳になれば娘にも参政権が与えられる。「参政権」、これは「参加」する権利。そして選挙での投票。二十歳になれば娘にも「投票のご案内」が来る、娘の名前が書かれた紙で。選挙に行かないで棄権することもできるけれど、行って白紙票のような「無効票」を投じる権利はあるんだろうか、あると認めてもらえるんだろうか。それが「参政権」の「参」で本当に保障されているんだろうか。

そして実際に娘の投票日の行動を決める「義務」は保護者に渡される。

親の葛藤

知的障害をもった娘の選挙権について/Yahoo!知恵袋

娘を連れていっしょに行くことも、娘を置いて私たち両親だけが行くことも納得がいかず、親である私たちまでずっと棄権をしております。

決めきれない後ろめたさで自分たちも棄権。わっかるなあと思う。なんつーか、こう、「置いていく」のがねえ、どこか納得いかないんだなあ。自分たちが棄権を選ぶ予測は無いんだけど、特に夫は棄権しないと思うけれど。でもわたしは「置いていく」選択をしたら、多分すっごく後ろめたいだろうなあ。わたしが娘の「参政権の事実上の剥奪者」になると思うので。

知的障害者投票が可能か?

村田拓司「知的障害のある人に対する参政権の保障」 から抜粋。

  • 憲法の保障する参政権は,知的障害のある人にも当然に保障されなければならないと言えます。
  • 知的障害のある人の選挙参加の促進に向けた取り組み事例

東京都国立市にある知的障害者施設,滝乃川学園では,1974(昭和49)年より学園生の選挙参加を支援する取り組みを進めています。例えば,2003(平成15)年4月の国立市議選では,候補者らの合同の演説会(公職選挙法第161条の2,第162条)を開催して,まず,施設職員が市議会の役割を話し,続いて,候補者らが学園生に理解してもらえるよう,試行錯誤しながら話しかけるということを行いました。

選挙において、ポスターの顔や雰囲気で選ぶ人は存在するよね、と思う。タレント議員の存在もある。でもその手の選択投票ということを知的障害者選択した時には、批判は大きいと思う。

上の文章の「候補者らの合同の演説会」というのはおもしろい試みだと思う。「候補者らが学園生に理解してもらえるよう,試行錯誤しながら話しかける」。内容自体が全て理解できなくても、その「試行錯誤ぶり」に誠実を見いだす人もいると思う。ポスターの顔や雰囲気より、ここで見える誠実さの方が確かかもしれない。

ウチの地域を選挙区とする衆議院議員で、ある母親評というのがあって。「あの人、福祉事業所とか施設とか、マメに回ってるのよね。たださ、そういうところで記念写真みたいなのを撮ってるのがなんか気にくわない。福祉に力を入れます的ポーズ行動に見える」と。↑の文章の滝乃川学園の指導のようなものが普通になると、施設回りに力を入れる候補者も増えるかもね、とも思う。それが本当にいいことなのかどうかはわからんが、現場に足を運ぶことで自ずと見えてくるものが残るということに期待する層も出てくるのかもしれない。

周囲の目

重度の知的障害者の選挙権についてです。/MSN相談箱

重度の知的障害者選挙権についてです。勤め先の施設の利用者の父親が市会議員で理事長です。利用者本人は読み書きは出来ないし選挙の意味も理解出来ません。いくら父親だからといって、投票出来る状態ではないのに、父親の顔パスで投票させるのは違反行為にはならないのですか?

知的障害でも、軽度の人なら選挙の理解も投票も可能ですが、重度になると難しいと思います。差別するつもりはありませんが、利用する周りの人間に腹立たしさを覚え、法律上はどうなのか教えて欲しいと思い質問しました。

知的障害があっても投票の案内は来るので「顔パス」とかじゃないんだけれど、どんな「指導」をしても、知的障害者投票所に出向いたときに、そこでの介助者は常に人から「知的障害者を利用している」とは取られるよな、とも思う。

わたしがいつも投票に向かう場所には、その立会人に娘やわたしを知る人が必ず1人や2人は存在する。投票に行って「お久しぶり」の意を込めて、無言の笑顔で会釈を交わす。もしも娘が投票用紙を受け取るのを見たならば、この方々はどう思うんだろうかとも思う。好意的に見る人ばかりではないと思う。正論だけで生活はできない、とも思う。

後見人制度にて、被後見人には選挙権は無い

公職選挙法第一章

第十一条  次に掲げる者は、選挙権及び被選挙権を有しない。

一  成年被後見人

被後見人になる可能性がある場合、「後で剥奪するのなら最初から教えない方がいい」という考え方もあると思う。

「社会」を経験する権利

知的障害者の選挙権。 みんなだいじなこどもたちだよ。/ウェブリブログ

昨日うかがった話なのですが、意外と(というか私が意外に思ったのですが)選挙を楽しみにしている障害者は少なくない」とのことなのです。何故なら、「自分の名前あてに手紙がくるから」なんだそう。確かに選挙の整理券って、個人名が印刷されていますよね。障害者の場合、普段自分あてに来る手紙は殆どないとのこと。だからことさらに嬉しく、喜ばれるかたがいるらしく。政治家を選ぶときも「この人かっこいいから」「名前がかきやすいから」などとたとえ政党や政策は二の次であっても(^^;)。

選挙の場所へいき、選挙の整理券を担当に渡し、選挙用紙をもらって名前を書き入れ、大きな投票箱に入れて退席する」という決まり切った流れもどうやら障害者には非常にわかりやすいらしく、ちょっとした楽しみになっているらしいのです。

地域にポスターが貼られ、選挙カーが街を行き交い、そして投票がある。特に国政選挙においては、投票日のテレビは各局特別番組になる。投票日までの毎日の中でニュースといえば見ていた人たち(各党首)が、いろいろな表情で出てくる。こういう「社会」が、「自分の名前が書かれた紙をもって投票所に行き、紙をもらって箱に入れる」ことで自分に身近に見えてくるところもあると思う。そして自分が「大人」になったことを誇らしく思う人もいると思う。

さて、我が家においてはどうするか

エントリ最初から無限ループ。娘が二十歳になるまでに結論は出るのか、それはわたしにはわからない。

2010-06-17

[]感想文

「もう1人の主役」というコラムを読み始めてすぐに「これから本当の気持ちを書きます」みたいなモードがこっちに押し寄せてきて、ぶわっと涙が出てきた。「本当の気持ち」というものは、どうして口を開こうとすると涙が出てくるんだろう。そんな、自分でも知っているような感情がまず押し寄せてきた。

読み進めると、その波はすぐにおさまった。そんなものに襲われているヒマなんてないぜ、という感じ。ひとつひとつのエピソードが、わたしの前に絵のように広がっていった。

「ハンディをもつ子どものきょうだい児」という立場の子どもたちには、そのハンディの種類によって与えられる環境が少しずつ変わる。その中で、病児といわれる子どもたちの「きょうだい児」には、他のきょうだい児とは少し違うものがあると思う。それは。きょうだい児が目の前にする「死の危険や命の終焉」というもの。

はるか昔に、放送大学で受講した科目のひとつに「障害児の心理と教育」というものがあった。様々な障害別に、その障害故にもたされる心理ということが述べられていく。その中でわたしが最も圧倒されたのは、筋ジスに代表される病弱児の心理と教育について述べられたものだった。ここに該当する子どもたちは「死」というものを目の前に向き合わなければならない要素がある。そこに誤魔化しはきかない。教育側に立つ人間がもつ「死生観」も重要な要素になっていく、と。

病児といわれる子どもたちのきょうだい児にも、同じことが言えると思う。彼らは、「死や死の危険」という事実自体に脅かされる「当事者」でもあると思う。その当事者性が彼らを取り巻く状況の中でどこまで尊重されていけるか。これは非常に難しいと思う。どうしても、強い感情をもつ「親」の当事者性に巻き込まれていく。

「親」は、病児の前に出てくるあれこれに、直接動かなければならない行動の必要性がどんどんと押し寄せてくる。その中で「待つ」「様子をうかがう」時間の渦の中にいるきょうだい児の目の前に広がるのは、「親に起きているドラマ」だと思う。そのドラマの展開の強さ大きさの中で、自分がどこにどう立っているかという立ち位置を探すのにも苦労するだろうと思う。この「親」とは別の「当事者性」に対して、「親」だけで太刀打ちするのにはどうしても限界があるだろうと思う。その限界をもたされてしまっていることこそが、生死をゆさぶられる病児の「親」の当事者性とも言えるのだから。

「ハンディをもつ子どものきょうだい児」の心理研究の中で、「罪悪感」という言葉を見たときに。わたしは息子に「罪悪感」について尋ねた。けっこうドキドキした。息子はこっくりと頷いた。「罪悪感をもっている」と。この、彼が頷いた「罪悪感」について、まだ小学生だった彼はうまく説明しきれなかった。でも、「罪悪感」という言葉にはすぐに反応したんだ。姉には障害があるのに自分には無いという罪悪感なのか、姉の発達を追い越していくことに対しての罪悪感なのか。うまく説明しきれなかった彼の気持ちというものは、本当のところはよくわからないと思う。でもあの子は「罪悪感」という言葉に反応したんだ。

生死が関わるハンディをもつ子どもたちのきょうだい児は、自分自身がその当事者性をもって「同胞の死の危険や死の事実」を目の前にする。彼らは息子よりももっと大きな揺さぶられや渦の中で、自分の中に芽生える様々な「罪悪感」に向き合うことがあるのだろうと思う。実に乱暴な言い方をすれば、特に生活上に困難がないような状態にある息子でさえ「罪悪感」という言葉に反応する。だったら彼らは尚更もっともっと反応しかねないだろうと。そういう当事者なんだろうと思う。

きょうだいの命を見送った時には、彼ら自身が当事者として必要な「喪の作業」というものがあるんだろうとも思う。そしてそれは、「親の喪の作業」に出遅れる。そこに至るまでの間に「親のドラマを間近で見ている」という学習を積んでしまっているからだと思う。

「生死の境」やら「死そのもの」というもののもつ負のエネルギーは、圧倒的に巨大だと思う。それぞれの当事者は、それぞれ自分が越えていくこと以上の余裕をもつことは困難だろうと思う。

こうした巨大な渦の中で。「わたしはここにいる」「あなたがここにいて、そしてあなたがここにいることをわたしは知っている」。きょうだい児に対してのそういうアプローチはまさに「種まき」なんだと思う。そこに蒔かれた種はきっと、その種をキャッチした土壌で育つだろう。土壌には土壌のもつ力がある。種はきっと、その土壌自身がもつ力というものを、目覚めさせていくのだろうと思う。

2010-06-03

[]学校選択とか原則とか

5月26日更新分の編集画面に表示されるリンク元には、2ちゃんねるからのアクセスを示すURLがずらずらと並ぶ。パソコンからのリンクの場合はそれがどこのスレッドからのリンクなのかわからないが、携帯アクセスからのリンクの場合はこちらのアドレスが表示される投稿画面に飛ぶことができる。表示されないものもあり、全てを追い切れるものではないが、いろいろな意見にふむふむ。

こちらのエントリのURLが示されている投稿は、「その情報は違う、こっちで確認を」と促すもの。朝日新聞の「障害児は現在、特別支援学校に通っているが、障害の有無にかかわらず、すべての子どもが地域の小中学校の通常学級に通うことを原則とする。文部科学省が慎重な姿勢を示しているが、年内をめどに結論を得る」という文面から、な〜に〜〜?という感じの投稿に関して、「いや待て、このURLのエントリを確認して情報を収集した方がよい」という誘導を意図しているものだった。いくつかのスレッドの中で、特にふむふむと読んだ意見は障害をもつ子の保護者の投稿。「すべての子どもが地域の小中学校の通常学級に通うことを原則とする」という文面に対しての混乱など。

5月26日更新分は、まず情報に対しての正確に近い入手を、と思ったとこから記述した自分にとっても必要な記録だった。新聞報道のリンクは時間が経つと消えてしまうこともある。朝日に関して「アンタの言ってることは、アンタの文章だけでは意味がよくわからん」と思ったとこもあると思う。

まずこの部分。

  • 朝日新聞/障害児は現在、特別支援学校に通っているが、
  • 討議の資料として出された実際の「素案」/我が国における障害者に対する公教育は、特別支援教育によることになっており、

この部分に関しては、学校教育法改正前(特別支援教育という言葉が出てくる前)に、各自治体の就学指導の指針とされていた”昭和53年10月6日「教育上特別な取扱いを要する児童・生徒の教育措置について(通達)」文初特第309号”というものの存在の影響がある。学校教育法に特別支援教育の項ができたけれど、実際の現場ではこの通達の影響が強く残っている要素は大きいと思う。

以下、知的障害部分と肢体不自由者部分だけ抜粋。

○教育上特別な取扱いを要する児童・生徒の教育措置について

3 知的障害者について

(1) 教育措置

ア 施行令の表知的障害者の項に規定する程度の知的障害者は養護学校において教育すること。

施行令の表知的障害者の項において「精神発育の遅滞の程度が中度以上のもの」とは,重度の知的障害及び中度の知的障害を指し,重度の知的障害とは,ほとんど言語を解さず,自他の意思の交換及び環境への通応が著しく困難であって,日常生活において常時介護を必要とする程度のもの(知能指数(IQ)による分類を参考とすれば(以下「IQ」という。)25ないし20以下のもの),中度の知的障害とは,環境の変化に適応する能力が乏しく,他人の助けによりようやく身辺の事柄を処理することができる程度のもの(IQ20ないし25から50の程度)をいう。

施行令の表知的障害者の項において「精神発育の遅滞の程度が軽度のもの」とは,軽度の知的障害を指し,軽度の知的障害とは,日常生活に差し支えない程度に身辺の事柄を処理することができるが,抽象的な思考は困難である程度のもの(IQ50から75の程度)をいう。

イ 施行令の表知的障害者の項に規定する程度に達しない知的障害者は特殊学級において教育すること。

4 肢体不自由者について

(1) 教育措置

ア 施行令の表肢体不自由者の項に規定する程度の肢体不自由者は養護学校において教育すること。

イ 肢体不自由の程度が施行令の表肢体不自由者の項に規定する程度に達しない程度の者は,通常の学級において留意して指導するか又は必要に応じて特殊学級において教育すること。

つまり「分離原則」という通達が文部省からなされたという話。その後、学校教育法に「特別支援教育」の項ができた。

学校教育法 第8章 特別支援教育

ただ、文初特第309号のような「ここからここまでこういう風に対象」というような明確な規定は無く、昭和の時代に出された古いものとはいえ「文初特第309号」の視点に基づく指導はさらに続く可能性もある。

子ども本人にとって分離が良好となる場合もあれば、地域的家庭的事情や本人の障害特性と個性等などで「配慮のある統合」が望ましい場合もある。肢体不自由対象の特別支援学校において知的障害との重複障害をもつ児童・生徒が大半を占めている状況になっている現状の中で、「知的障害をもたない身体障害をもつ子どもの教育の場に関しての配慮」が必要になってきている状況もある。今後の特別支援教育にとって、「文初特第309号の先をいく原則」というものが必要になってきているということでもあると思う。

その点からみていけば、「『障がい者制度改革推進本部』第12回障がい者制度改革推進会議」で出された資料の【地域における就学と合理的配慮の確保】という部分は非常にわかりやすい。

ただし、この資料では「分離による弊害」ばかりが取り上げられていることに不満もある。特別支援学級や通級の柔軟な設置や参加等、ここで言えていないことはたくさんあると思う。「特別支援学級」と「特別支援学校」は、同じ文章の中に並列して記述すればいいということでもなく、「通常学級」「特別支援学級」「特別支援学校」の間でできるであろう配慮というものは山ほどあると思う。また、分離による「隔離」を前面に出すならば、「分離によるメリット」と「分離によって起きるデメリットへの解決のための配慮」に関しての視点を加えることも必要だとわたしは思う。障害については、個々によって望ましい支援や対応は千差万別というところがある。「分離による弊害」ばかりが取り上げられるのは「分離による心理的不安」ばかりをあおってしまうことにもなりかねない。また「分離」とは、「分離イコール差別」ではない。「分離」によって必要な環境や必要な教育を受ける権利でもある。

「すべての子どもは地域の小・中学校の通常の学級に就学し、かつ学籍を置くことを原則とし」というこの原則は、特別支援学級や特別支援学校に就学した場合の「その後」において重要な意味をもつ原則であるともわたしは思う。つまりこの原則が生きるならば、特別支援学級や特別支援学校に通う児童・生徒の「就学後の交流教育」を、堂々と考案していけるだろう「原則」になっていくという期待をわたしはもつ。横浜市における「居住地交流」に代表される取り組みは、もっと広く進められていいものだとわたしは思う。

就学や就学後の相談機関に関しても、「じゃ、誰が相談に応じるわけ?」という疑問もある。

横浜市で特別支援教育に関する教育相談を行っている機関では、その相談相手について保護者からの感想はずいぶん差があったと思う。保護者側からその相談現場での内容を聞いて「そりゃ相手の言ってることとか態度とか、おかしくないか?」と思ったこともあった。この機関で相談相手として出てくるのは、教育委員会の職員としての立場をもっている方と退職校長が担う場合があるのだけれど、首をかしげるような対応の例を聞いたのは退職校長に多い。特別支援教育の現場から教育委員会に異動してこの立場の仕事をされている方の相談内容は、非常に納得がいくものであると思ったことも多かった。

わたしは娘の小学校入学時と中学校入学時にこの機関の教育相談を利用。初めて訪れたのは娘が6歳のとき、就学に対して不安がいっぱいの頃だった。この相談に関しても「教育相談とは名ばかりの教育指導」ではないかという疑念をうっすらともっていた。しかしこの時の相談は、そうした薄々もっていたわたしの疑念を全て払拭されるようなものだった。この相談においては、現住所となる地域事情学校事情等具体的に情報として渡され、また「分離によるメリット」と「分離によって起きるデメリットへの解決のための配慮」に関しての具体的な明示があり、就学後を具体的に考えていく視点をも教えられたところはあったと思う。「決定の通知はいつ頃になりますか?」という質問に、「決定? 決定はあなた方がするんですよ」と、ちょっと微笑まれておっしゃった姿はなかなか忘れられるものじゃない。また入学後には「分離によるメリット」と「分離によって起きるデメリットへの解決のための配慮」の二つが実現できているかどうか実際に確認に出向いてもくださった。「相談」とはこうあるべきものだとわたしは思う。

「資料 障害者制度改革の推進のための基本的な方向(第一次意見)(素案)」における「第三者機関による調整」という「第三者機関」に関しても、第三者であれば誰でもいいというわけではないと思う。広い視野視点をもった「第三者機関」が、求める時に「いつでも誰にでも」与えられることを望みたいと思う。

2010-05-26

[]報道文の違い

「障がい者制度改革推進本部」第12回障がい者制度改革推進会議が2010年5月24日に行われた。ここで話し合われた「素案」に関して、報道での食い違い。どっちを読んだかでずいぶん印象が変わると思う。

毎日新聞

障害者政策:特別学校を希望制に 改革会議が1次意見書案 - 毎日jp(毎日新聞)

意見書案では、障害にかかわらずすべての子供が原則、地域の小中学校に学籍を置き、親子が希望すれば特別支援学校にも就学できるようにする

朝日新聞

asahi.com(朝日新聞社):障害者差別禁止の新法制定検討 政府会議が基本方針素案 - 政治

障害児は現在、特別支援学校に通っているが、障害の有無にかかわらず、すべての子どもが地域の小中学校の通常学級に通うことを原則とする。文部科学省が慎重な姿勢を示しているが、年内をめどに結論を得る。

討議の資料として出された実際の「素案」

資料 障害者制度改革の推進のための基本的な方向(第一次意見)(素案)

【地域における就学と合理的配慮の確保】

我が国における障害者に対する公教育は、特別支援教育によることになっており、就学先の決定に当たっては、制度上、本人・保護者の同意を必ずしも前提とせず、教育委員会が行う仕組みであり、本人・保護者にとって就学先の選択権が確保されていない。また、特別支援学校は、本人が生活する地域にないことも多く、そのことが幼少の頃から地域社会における生活から隔離される要因ともなっている。

障害者が地域の学校に就学し、多大な負担(保護者の付き添いが求められる等)を強いられることなく、その学校において適切な教育を受けることを保障するためには、教育内容・方法の工夫、子どもに対する評価の見直し、教員の加配、介助者等の配置、施設・設備の整備等の必要な合理的配慮と支援が不可欠である。

このような観点から、以下の事項を実施すべきである。

  • 障害の有無にかかわらず、すべての子どもは地域の小・中学校の通常の学級に就学し、かつ学籍を置くことを原則とし、本人・保護者が望む場合には、特別支援学級や特別支援学校等への就学ができる制度へと改める。
  • 就学先の決定や就学先における必要な合理的配慮及び支援の内容の決定に当たっては、本人・保護者、学校、学校設置者の三者の合意を義務付ける仕組みとする。また、合意が得られない場合には、第三者機関による調整を求めることができる仕組みを設ける。

朝日新聞の報道の仕方には疑問。実際の資料はわかりやすい。

このことに関しての実際の討論は以下のリンクで確認可能。資料のこの部分に関して発言アリ。

オンデマンド中継録画

教育に関しては124:1くらいから129くらいまで。