スペジェネ(マユラ)

satoraretion2006-06-09

執筆者:サトラレ

アーケードではサブキャラとして使い始めたキャラ。巨剣コンボが面白そうで始めたのですが、実際動かしてみるとなかなか深い。ギルティでいったらミリアとディズィーを合わせたような感じ(特に画面端の攻めとか)。ちょっと誉めすぎですが、コイツはポテンシャル高いと思います。



マユラ

マユラ変更点(アーケード相違)
超秘のコマンドと性能変化(一定時間防御力UPから上昇して数秒後下降する氷塊を出す技に)
冷たき氷玉と浮き冰玉が併用出来なくなった?(以前は出来たような…)

'マユラ技解説(★はSC、☆は時の封印にそれぞれ対応)


J2D
ドリル系急降下技。地上技に繋がる他、角度がかなり鋭く、相手の目に前に着地して2Dでスカし下段が狙える。(というか自動二択になることが多い)マユラの2Dはヒット時のみ連打キャンセルが効くので、2D×n→立ちD→冰壁之盾に繋いでいく。


冷たき氷玉 (236AorBorC)<空中可>
射程無限の一般的な飛び道具。性能も性質も標準的でダウンは奪えずAよりCの方が弾速が早い。空中版もほぼ同性能のようで本体は後ろに下がりつつ着地する。画面上に地上版空中版の組み合わせを問わず2つ出せない他、地上版の浮き冰玉とも同一扱いらしく2つ出す事は出来ない。


浮き冰玉 (214AorBorC)<空中可>
設置系。自分が画面端で劣勢の時、Aで設置すれば、相手が飛び込みからコンボをいれようとすると、ノックバックでヒットするのでここからコンボで切り返せる。ただ特殊演出に入る超秘、潜在などに注意。また画面端に追い込んだ時はチェーンから距離を調節し、(主にA版で)ギリギリ当たらないくらいの位置に設置すると相手の動きを抑制できる。空中版は性質が変わりAはほぼ真下に、BとCは放物線上に(Cの方がより遠くに飛ぶ)氷塊を落とす。また氷塊の着地(ガードor空振り時)の際に氷柱が発生し、C版のみ地を這う。地上版、空中版ともに牽制に使える。冷たき氷玉が画面に出ている間は出す事は出来ないとはいえ、地味に汎用性の高い技。


魔喚の氷柱 (236D)
氷のつららの様な矢を3本上空に放ち、数秒後、相手の真上から降らせる。途中潰されても上昇したツララは成立とみなされる。また上昇部分には攻撃判定が無いので先読み対空などには使えない。中段判定ではない。注目すべきは攻撃力で、相手に警戒させ、画面端などで動きを抑制するには充分過ぎる威力がある(超秘並)。うまくコンボに組み込めれば大ダメージが見込める。また、3発目のみにダウン判定あるが、狙うにしろ偶然にしろ、まず実戦でお目にかかることはないだろうW。


白き虚鏡 (22AorBorCorD)
ワープ技。出現位置は1P・2Pの向きを問わず。AからDの順に、左→右に移動する。相手と出現位置が重なった場合、位置関係が入れ替わる場合がある。


★☆冰壁之盾 (623AorBorC)
突進しつつ2つのビットで攻撃する。Aは2HIT、Bは3HIT、Cは4HITし、BとCはダウンを奪える。時の封印とSCはBorCのみ対応でSCは2・3発目、時の封印はそれぞれの最後(3・4発目)にかかる。なぜこの技名だけ「の」が「之」なのか謎W。というか最近ここのメーカーは誤植が多いのか確認不足なのか疑うようになってきているW。


砕き氷柱 (236236AorBorC)
2つのビットを繋げ回転させ、多数の氷柱を前方に出す。発生が早く無敵もあり、マユラの超秘の中では一番使いやすい。ただしコンボに組み込むと多段技のためか補正が大きくかかりやすい。どちらかというとコンボは間に合わせで使用し、割り込みリバサ用。としての使い方が正解。


冰なる巨剣 (空中236236AorBorC)
2つのビットから氷で出来た巨大な剣を突き出す(以下巨剣)。単発技の為か補正の影響を受けにくい傾向にある。またHIT時に壁バウンドを引き起こすので位置次第(高度含む)では追撃可能。ダメージ自体もマユラにしてはなかなか優秀。コンボとしての本命は砕き氷柱ではなくこちら。


絶対なる氷盾 (214214AorBorC)
気流を帯びた球体を作り出し、上空へ飛ばす。魔喚の氷柱同様、数秒後、相手の真上から落下してくる。また球体発生時にも攻撃判定があり、HITしても落下部分の攻撃判定は残る。落下部分は上昇部分がガードされた場合は下降部分は発生しない(ガードクラッシュ時は発生する非常にややこしい性質)。初段の昇りがヒットしなかった時のみ追撃可能。攻めの基点やコンボに絡めて起き攻め用として使う。またガードクラッシュ値が高いので、相手が点滅している状態でガードさせれば、確実にガードクラッシュを引き起こす。チェーンの途中で点滅が確認できれば、冰壁之盾→絶対なる氷盾でガードックラッシュを狙うのも強力。


残酷の深き白
リーチが極端に短い打撃技。初段HITで演出に移行。威力は潜在として見て、全キャラを通して高い部類(クライスで6割5分強)。爆炎覚醒中ならループコンボの締めとして使ってもいいが、基本的には、あまり使わないものと考えて良い。無敵を生かして割り込みかリバサで逆転狙いには使えなくも無い。ここぞの大博打に。



マユラコンボ(おしとやかに見えて実は、はしたない破廉恥魔女さん)

Ⅰ JC→BC→B冰壁之盾→砕き氷柱
1ゲージ基本コンボ。どこでも入るがJCの補正が厳しくあまり減らない。B冰壁之盾の2発目にSCをかける。難しいが3発目にもSCはかかる(瞬間キャンセル)。ゲージを使う気がないなら、締めはC冰壁之盾で。また密着なら絶対なる氷盾も入る。こちらは砕き氷柱よりダメージが高い。起き攻め重視であれば地上技をBBに変えJCで叩き付けるとよい。(ダウン受身不能)下段が含まれなくなるが、地上技の繋ぎは立ちCの方が痛い。


Ⅱ 画面端低空ダッシュJC(2HIT)→巨剣→BB→剣魔連斬
1ゲージ先行投資型ゲージ回収コンボ。JC自体の補正とノーゲージ前提の地上追撃の非力さを考慮するとかなりのダメージ効率。(剣魔連斬フルヒットで209)剣魔連斬発動攻撃と初段の追撃にディレイをかけるとフルヒットしやすい。始動の低空ダッシュCは高すぎると巨剣が当たらず、低すぎるとキャンセルで巨剣が出せない。(サイアク着地で砕き氷柱が出る結末が…)予めコマンドだけ仕込んでヒット確認をして技を切り替える事が出来れば、かなり有効な中段として機能する。10発止めでゲージを稼ぎつつ、ダウン受身or起き攻め狙いも悪くない。 画面端は中段に厚みを持たせる為に、常に1ゲージは維持しておくと良い。


Ⅲ 画面端JC(2HIT)→BC→<B冰壁之盾→(時の封印)→(少し下がって)遠C→巨剣>→B冰壁之盾→絶対なる氷盾
画面端だと巨剣の跳ね返りに確実に追撃できる。画面中央の場合は、冰壁之盾をCに変え、その場で遠C→巨剣とレシピを変える。完璧な画面端でなくとも近ければ冰壁之盾で再度拾うことが出来る。時の封印は3発目、最後の超秘は2発目にそれぞれ行う。また、爆炎覚醒してれば、最後は潜在も入るし、<>内でループも可能。


Ⅳ 画面端魔喚の氷柱→魔喚の氷柱→BC→(魔喚の氷柱HIT)→BC→C冷たき氷玉→(魔喚の氷柱HIT)→BC→B冰壁之盾→砕き氷柱
ロマンをも理解する破廉恥魔女さんはこんなコンボも可能。画面端ですべて最速でやればOK。もちろん巨剣ループしてもよし。


Ⅴ 画面端魔喚の氷柱→魔喚の氷柱→魔喚の氷柱→(魔喚の氷柱HIT)→C→C冷たき氷玉→(魔喚の氷柱HIT)→少し歩いてC→C冷たき氷玉→(魔喚の氷柱HIT)→遠C→巨剣〜
上記コンボ改訂版。巨剣の時点でダメージ409(8割以上)。巨剣からはBB→剣魔連斬でも充分すぎるほど減る。たとえゲージ0でスタートしてもコンボの途中で1ゲー溜まるので巨剣までは決め打ちでOK。爆炎覚醒絡めば即死もありえる。発展途上だが氷壁の盾(時の封印)を使えば魔喚の氷柱とA浮き冰玉は設置可能。上記レシピのままではタダのネタコンボだが、研究次第で実戦レベルになりうるか?遠Cが決まらない状況もあるが詳しくは詳細で。コマンド入力が難しくなってしまうが、遠Cを(少し歩いて)BBチェーンからのジャンプキャンセルで巨剣にすれば状況問わず決まる。


Ⅵ 画面端BB→空中B浮き冰玉→(着地)B冷たき氷玉→BorC冰壁之盾→絶対なる氷盾
距離が離れてなければ着地してBBに戻る事も可能(寒)。おそらくB冷たき氷玉は受身を取られるので省いた方が確実。締めの冰壁之盾は時の封印やSCでコンボを伸ばせる。おそらく不成立。


Ⅶ 画面端BB→<A浮き冰玉>×n。
空中受身は取れるとは思うが、画面端ならカナリ有利な状況になりそう。コマンド入力上少しづつ距離が離れていくので、遠く感じたらB冰壁之盾→時の封印→少し待ってA浮き冰玉で調節。


Ⅷ B投げ→B冰壁之盾or各種超秘or潜在
B冰壁之盾は何でSCしようが、時の封印をかけようが追撃出来ない。使い分けとしては、ゲージのないときはB冰壁之盾、画面端が近い時は砕き氷柱、起き攻めしたいときは絶対なる氷盾、倒せそうな時は潜在といったところか…。



マユラ基本戦法(守りはガッチリ、攻めはネットリの破廉恥魔女さん)

普段は手堅い要塞モード。端に追い込んだらループ二択で落とせ!!基本はやはり遠距離戦。使い勝手のいい冷たきと氷玉浮き冰玉を地上・空中版を織り交ぜ、牽制する。こちらから近付く場合、機動力がとりわけ高いワケではないマユラは、虚をついてワープで近付くのも悪くない。読まれないように出現位置をうまく配分すれば、簡単には対処されない。そしてマユラの花形は画面端のバリエーションに富んだ起き攻めをはじめとするセットプレイ。一例を下記に記載。

画面端のコンボで絶対なる氷盾を決めた時は起き攻めのチャンス。即座に魔喚の氷柱を出す。相手が起き上がると絶対なる氷盾の下りが重なるので、低空ダッシュC(中段)orスカし2D(下段)を狙う。どちらかがヒットしたら2D×n→立ちCと繋ぐ。すると立ちCで浮いたところに魔喚の氷柱が落ちてきてヒットするので、チェーンを切って、遠C→巨剣に繋ぐ。2ゲージある時は狙ってみてもよい。ただし、絶対なる氷盾の昇りヒット時はダウン受身も取れるので、読み合いになる。

他の状況からのセットプレイも補足に記載。



マユラ考案中戦術

画面端でBorC冰壁之盾を時の封印でキャンセルしたら、魔喚の氷柱を挟んでBB→ジャンプキャンセル→JB→A浮き冰玉→低空ダッシュC→投げ→魔喚の氷柱HITなんて連携できないかな?ハイ、ダメでした。そんなに世の中甘くないって事です。それがダメでも時の封印は受身が取れないので魔喚の氷柱×2→起き攻めなんて出来そう。画面端で剣魔連斬10発止めから着地でA浮き冰玉を設置すれば受身確定?また受身取らなくても重なって優位な起き攻めが可能?


マユラ補足

① BCのチェーンのCにはダメージがない。(アーケードからの仕様なのか?)


② 空中必殺技は終了後ダッシュできる。これを利用して画面端BB→ジャンプキャンセル→JB→A浮き冰玉→低空ダッシュCとすれば中段で攻め立てられる。HITしたらBB→剣魔連斬10発止め→BB→JB→空中A浮き冰玉へ。下段の場合はそのまま着地で2DDD→C冰壁之盾→超秘で空中A浮き冰玉の起き攻めへ。なお、低空ダッシュCヒット時の空中A浮き冰玉のキャンセルが早いと空中の相手にHITしてしまうので注意。その場合は低空ダッシュCでダウンを奪いフォロー。トレーニング相手しゃがみでチェック。


③ BorC冰壁之盾の3発目にSCをかけて潜在を出すと、攻撃判定が発生せず、そのくせHIT時演出に移行する。相手は当然動けるので反撃は受け放題。BorC冰壁之盾の2発目にSCをかける際には遅れて3発目のSCにならないように注意。


④ 遠Cはキャラと状態により当たらない状況がある。具体的には…
ヒロ、ロゼ、マユラ、エリル、ジャドウ、魔粧覚醒ヒロ、魔界獣ジャドウはしゃがみ全般、大蛇丸、ウェレスはしゃがみとしゃがみやられに当たらない。龍健、クライス、アースは地上にいれば状況を問わず(立ち・しゃがみの通常・やられ・ガードの6つの状況をさす)当たる。