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Diary of strysd

2018-04-21

ソフトウェアの無償版のデメリット

これは、とある会社のハードウェアを長年使い続けているお客さんだけに当てはまるのかもしれないが。

無償版を使いたいので、マニュアルがほしいという問い合わせが来るが、

「いろいろ試した結果、良いので有償版を購入しよう」、という結論にはならない。無償版で十分だからそのままで良いよね、という結論になり勝ち。

ソフトウェアの売り上げだけが評価され、ハードウェア販売成績への貢献が評価されるわけではない場合、無償版による検討を支援するモチベーションがまったくない。でも勤め先全体ではハードウェアを販売しているので、無償で何とかしろ、とハードウェアを購入した人は言ってくる。やってられない。

安定稼動のためのノウハウの切り売りになっている。一回安定稼動するようになったら、翌年は無料のままでもいいよね、と翌年はライセンス更新されない。

従ってストックビジネスにはならず、毎年新しいお客様を開拓する自転車操業になりがち

オープンソースベースの製品だとさらにこんなデメリット。

ハードウェアのリプレースのタイミングで 過去のVersion からの移行を検討するお客様が多い。オープンソースは毎年のように変化がある。そのため、5年以上前の製品からの移行はそれなりに手間になる。

しかし、(20年前以上に書かれたプログラムがそのまま動くような)

「プログラムに何も手を加えないで移行ができる」、ことを売りにしているプログラム言語に慣れ親しんでいるお客さんには不満を持たれてしまう。

変えたくないという理由で、古いバージョンのソフトウェアをそのまま使いたい、という要望も多い。結局いくつものバージョンの環境を用意しないといけないのでコストがかさむ。(そして売り上げも利益も少なく、作業効率も悪いので、勤め先からはあれこれ文句を言われる)

2018-04-08

ソフトウェアの無償対応を求める人の例

AXIA という会社の社長さんが無償対応を求めるお客さんのことについて書いたつぶやき

顧客「◯◯について調査してほしい」

弊社「有償対応になります」

乞客「調査段階なので無償で対応してほしい」

弊社「調査するために環境構築も必要なので有償対応になります」

乞客「他社に同様の依頼をした時はいつも無償なので困惑している」

だから他社に相手されなくなってうちに連絡してきたと

https://twitter.com/yonemura2006/status/959252570328875008

わたしは下記のようなことを言われたことがある。いずれも、とある会社のハードウェアを売ったり、そのハードウェア用のアプリケーションを開発していたりする人たちだ。

  • 「協力しないと将来お前の会社に俺が天下った時にひどい目に合わせてやる」
    • 一番最悪の例。この言葉をきっかけに、この発言をした人が勤務している会社が製造販売しているハードウェアとは関係のなさそうな技術やソフトウェアにできる限り時間を割くことにした。もし本当にひどい目に合わせるつもりで天下ってきたらすぐ逃げ出せるようにしておかないといけないからね。ちなみに録音しておかなかったのが本当に悔やまれる。録音しておけば脅迫罪で警察へ訴えることができた
  • 「お客様が困ってるんだよ、対応しろ」
    • これは2つの会社の人が言った。この言葉を言った人は、その「お客様」から受託開発やハードウェアの販売などでお金をいただいているのかもしれないが。しかし私はその「お客様」からはサポートのためのお金をいただいていない。ちなみにこのうち片方の人は、無償版はサポート対象外になることについても、「なんでサポートしないんだよ」、と文句を言ってきたことがある。だから、サポートのためのお金をいただいていないんだってば
  • 「協力しないと、しっぺ返しを食らうぞ」
  • 「金儲け主義者!」
    • この2つは、とある団体の初代会長だった人が言ったことで、この人も何度も何度も繰り返し何年間にもわたって無償対応を要求してきた。「金儲け主義者!」とののしられたことは2回や3回では済まない。この人とはもう2度と口を利きたくないし、顔も見たくないし、声すら聞きたくない。

2018-01-03

言語パック R0.15.1 がリリースされました

Eclipse の言語パック Babel の R0.15.1 が 2017/12/31 にリリースされました

目玉は 0.15.0 に欠けていた CDT と tracecompass が入ったことと、mylyn の翻訳率が上がったことですかね

今までは10月終わりごろには動きがあって11月にはリリースされていたのですが、昨年末は11月終わりになっても何も動きがないので気にしていました。

無事年内にリリースされて良かったです。

2017-07-02

Eclipse Oxygen 用の言語パックリリースに向けて

Eclipse Oxygen が先月下旬にリリースされましたが、

言語パックはこれからです。

下記のアドレスの中に N20170701-0200 という Nightly Build があるので、試してみてくださいね。

http://build.eclipse.org/technology/babel/babel_language_packs/

f:id:satoruyoshida:20170702084952p:image

なお上記の Nightly Build に含まれていないプラグインは、

同日の I20170701-0600 の NeonMars 用のビルドからひろってみてください。

(2018/01/08 追記)

ちなみに、2017/08/20 時点の翻訳データをベースにした言語パックで Java 開発環境を日本語化した際の画面例を下記に掲載しました。言語パックの中のプラグイン選択にもお役立てください。

2017-04-20

PHP マニュアルのOutdated filesを減らすように時間を割いているけど、翻訳は無理しないことにしている

去年の12月ごろからだと思うけれど、PHP マニュアルの Outdated files が 3桁になってきた。

元の英文で、PHP 4 時代の動作についての記述が削除されたり、PHP 7.1/7.2 用の記述が増えたり、その他の修正があったりした。

今年一月は、 Outdated files が 300 超になっていたので、比較的簡単な、PHP 4 時代の動作についての記述の削除をまず手を付けていた。

そのあとは、比較的簡単な変更があったものだけ手を付けていた。

でも、新しい説明文の追加は、マニュアルのソースの xml ファイルの Status を ready から working に変えてから、英語の差分を追加したりしている。

(見てすぐわかるくらいの簡単な変更や 決まり文句くらいなら、そんなに負担ではないので日本語に変えてる)


ちなみにほとんどだれも見ていなさそうな関数の説明や、もともとマニュアルのソースの中にごくわずかしか日本語が無くて、英語のままでもほとんど不便のなさそうなものもある。そういったものは Google 検索でブログなどでの言及がどのくらいあるかチェックしたりして、なくても影響がほとんどなさそうなものについては削除している。

削除の理由は、各コミットログに残しています。