え、こだまの世界?

A day in the life of...

学会二日目、帰洛

目覚しをかけずに寝たら朝食が終わる30分前に目覚める。慌ててシャワーを浴びて朝食をとる。娘とFaceTimeしながら部屋を片付けているとチェックアウトの時間に。

飛行機の時間までどうやって時間をつぶそうかと考えているとたまたま某氏と出会ったので昼食をご一緒する。

午後、体調もまあまあなので某シンポジウムに途中まで出る。それからタクシーに乗って空港に行き、そこでもしばらく時間をつぶしてから京都へ。夜に帰宅。

食欲がないので夕食はそこそこにして、布団に入る。ロキソニンがないので喉が腫れて再び39度台まで熱も出てよく寝られず。不摂生。

今回の学会は体調不良でご迷惑をかけ、おいしいものも思うように食べられず、残念だった。次回は万全の体調で臨もう。とはいえ、自分の体調についていろいろ学ぶところがあったのはよかったとしよう。

(イソップ寓話風)ブタとソクラテス

ブタとソクラテスがいずれがより幸福かについて激しく議論していました。そしてブタはアポロン様にかけて、きっとソクラテスを食べてやるぞと誓いました。この言葉に対してソクラテスは皮肉に「アポロン様にかけて誓うなんて、こりゃうまいこったね。君があのお方に一番愛されているのは明瞭だからね。ところがわたしときたら、デルフォイアポロン様に『ソクラテス以上の知者はいない』と言われたんだからね。幸福の最良の判断者としてどちらが優れているかは、明瞭じゃないかね」と言いました。すると、ブタは「ブタも人も知恵や皮肉のみにて幸せになるわけじゃない。毎日御飯を仲間とおいしいおいしいと言いながら食べた方が人生(ブタ生)満足度により貢献するという調査も出ているからな。」そういってブタは仲間と一緒にソクラテスを平げて一層幸せになりました。

この物語は、現実には哲学者たちが考えたのと別の人々が幸せになっていることを明らかにしています*1

*1:岩波文庫イソップ寓話集』の「〈互いに罵り合う〉猪と犬」を参考にした。