軍事評論家=佐藤守のブログ日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

■軍事を語らずして、日本を語るなかれ!!■

2017-04-25 習近平は軍を確実に掌握できていない

習近平は軍を確実に掌握できていない

巷、特にTVではDデイが今日だと視聴率稼ぎに躍起だったが、2等空尉から一気に空幕長に上り詰めた金正恩は、人民軍の創建85年記念日のセレモニーを欠席して、元山市近郊で大規模な砲撃演習を行ったという。

朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は「朝鮮人民軍は米国の策略と核の脅しの歴史に終止符を打つ用意がある」と表明。「人民軍には、様々な精密・小型核兵器、潜水艦発射弾道ミサイルなど、独自の最新鋭軍装備があり、攻撃力に限界はない」と指摘した。

「○○○蛇におじず」とはよく言ったものだが、側近は誰も物言わないらしい。


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≪北朝鮮の大規模砲撃演習=インターネットから≫


他方、インターネット情報によれば、トランプ大統領は24日、中国、ロシアを含む国連安保理15カ国の大使とホワイトハウスで会談。「北朝鮮の現状維持は許されない」との立場を示し、「安保理は北朝鮮の核開発・弾道ミサイルプログラムに対し、より強力な追加制裁を発動する用意を整えておく必要がある」と述べ、そのうえで、北朝鮮は世界に対する現実的な脅威であるとの認識を示し、「北朝鮮問題は何十年も放置されてきたが、解決しなければならない時期に来た」と語ったという。

カールビンソン打撃群もいよいよ日本海入りするし、トマホークミサイルを1艦で、154発も搭載した原子力潜水艦も周辺に配置される。


通常火薬の長距離砲なんぞ、近代軍には無用の長物、効果があるのは停戦ラインに近い韓国の首都の市街地だけだろう。

しかし韓国の政治は今や壊死状態だし、次期大統領には親北の人物が選ばれるそうだから、この国はやがて北に併合される運命なのかもしれない。

そうなれば米軍は撤退するだろう。喜ぶのはシナだろうが、ロシアが指をくわえて見ているだろうか?


半島はレッドになるのか、ピンクかそれともグリーンに染まるのか…。

古来からわが日本国の防衛は半島に影響されていて、旧帝国陸軍は終戦時に「半島の赤化防止」対策として残地蝶者を配置したほどである。


戦後、ソ連に担がれた一介のならず者・金聖柱がウラジオストックから北朝鮮入りしたのは9月19日だった。ソ連国境に近い江原道の元山港に着き、私服姿でこっそりと上陸、平壌に到着したのは22日、ソ連軍からお披露目されるまでは金英煥(キムヨンファン)という変名で姿を隠していた。その後、旧日本統治時代から平壌一の料亭と言われていた「花房」でソ連軍将校らによる歓迎会が開かれ、漸く金日成となった。つまり偽金日成誕生である。

つまり、すべては当時のソ連軍によって仕立てられたのである。

孫の正恩は今日、この地で演習だとか。やはりDNAが騒ぐのかしらん?


戦後、シナの東北(つまり満州)と、北朝鮮を占領していたのはソ連軍だったから、当時はソ連のなすがままだった。

そして占領下で、北朝鮮臨時人民委員会という臨時政府が生まれ、金聖柱は委員長の座に就く。しかし少数派閥だったから、血で血を洗う闘争が繰り広げられたが1950年6月に北は南に攻め込んで、朝鮮戦争を引き起こす。


この時偽金日成は一時行方不明になっているが、停戦協定が結ばれた1953年7月に、こつ然と平壌に出現し、ここから金日成としての体制固めが始まる。

東北抗日連軍出身の満州派と、ソ連から送り込まれたソ連国籍の朝鮮人一派との対立が起きるが、金はソ連派を束ねて警察と軍を抑える。

そして彼は南派のリーダーたちを「アメリカのスパイになり、戦争を挑発した」と言いがかりをつけて逮捕・処刑する。この時多くの韓国派が処刑され、南のリーダーたちはほぼ消滅する。

しかしもっと厄介だったのが、中国の延安で抗日・独立活動していた共産党の延安派で、彼らは金日成独裁を厳しく糾弾していた。

やがて抗争に負けた延安派はシナに逃げ込み、ソ連派の幹部もソ連に戻る。

こうしてソ連との蜜月は終わりを告げる時が来るのだが、北に残った延安派もソ連派も一旦追放された後、やがて粛清されてしまい、金日成体制は固まったのだが、その後もしばらく血で血を洗う抗争が続き、身内にまで粛清の手が及ぶ。

このような北朝鮮の過去の歴史を見ると、ロシアとシナ、南に取り込まれたこの国がいかに凄まじいほどの“怨念”に覆われてた地域であるかが理解できよう。


さて、習近平はそのような過去の経緯について学んでいるだろうか? おそらく知りはしまい。満州には、脈々と満州人の血が流れているのである。つまりかっての「清帝国」である。

瀋陽は、清帝国の首都であったし、瀋陽戦区は基本的に「清の固有の領土」なのである。

言い換えると、瀋陽戦区の人民解放軍の主体を為す民族は、満州人と朝鮮系シナ人なのである。

今まで、何かと瀋陽戦区では軍の“事件”が起きたことを覚えておいでだろう。

少なくとも瀋陽戦区の軍は、北京の習近平に忠誠を誓っているとはいえなかろう。

ましてや今まで、江沢民一派が権力を行使していた地域だから、今でもその影響は残っていると見た方がよかろう。

そこで北に対する“シナの制裁”の効果だが、いくら習近平が、石炭の輸入を制限しても効果があるまい。瀋陽戦区の軍高官らと北の関係は「ズブズブ」の間柄にあるといわれて久しい。

仮に習が北に対する石油をストップしても、瀋陽戦区幹部らがそれを許すまい。

今まで北は重要な資源としてレアメタルをシナに輸出していたが、習が禁輸措置を講じたものの、情報では瀋陽戦区が買い取っているという。

そのうえ、瀋陽戦区の解放軍は、毛沢東の教えに忠実な毛沢東派であるから、トウ小平以降の改革開放路線に懐疑的である。だから習近平はおそらく瀋陽戦区を掌握できていないと思われる。

という事はトランプ大統領が「習近平に北朝鮮を抑えるよう」要請しても無意味だという事になる。しかも悪いことに瀋陽戦区は長大な国境線に接しているので、人民解放軍の中では精強な軍隊であるが、それを恐れた“中南海”はここに核を配置していないといわれている。

ところがこれが仇になり、瀋陽戦区は「金正恩の核」に多大な期待を寄せているという。

しかも習近平の主敵は日本だが、瀋陽軍は毛沢東派だけに、主敵は米国帝国主義であって、金正恩と同じ考えである。

このような背景から考えると、米軍は瀋陽戦区の解放軍の介入を招かないような手法で対北作戦を遂行する必要がある。

これは日本にとって最悪のシナリオだが、北の攻撃で瀋陽軍が北に介入した場合、シナの人民解放軍は、習近平の軍と瀋陽軍とに分裂しかねない。

その際は、習近平は瀋陽軍と北の連合軍にアメリカと戦わせて、漁夫の利を得ようとするだろう。

第1次朝鮮戦争では、毛沢東は義勇軍と称して「解放軍」を北の支援に参加させたのだが、その時差し出した戦力の大半は、国共内戦で降伏した蒋介石軍であった。

いつ寝返るかわからない大軍を、いかにも義勇軍として朝鮮戦争に投入し、手間をかけずに“処分”した。彼らを米軍の強力な火砲の餌食にしたのである。

この時出来た言葉が「人海戦術」という。自分は不穏分子を処分し、金日成には恩を売りつけるという、1石3鳥の成果を上げたのが毛沢東であった。


こう考えると、自衛隊は米軍の後方支援に徹し、南西方面などシナからの本土進攻作戦に備えておく必要があると思うのだが…。

それでなくとも、今やわが国内では韓国人らによる現金強奪事件などが頻発しており、国内には100万といわれる“不法外国人”が潜伏している。

邦人保護名目で海保も海自もさらに警察も、半島に対して一点集中していると、何が起きるかわかったものではないと思う…。

杞憂に終わることを期待しているが…。

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「Hanada6月号」

届いたばかりで目を通していないが、「ジョセフ・ナイ」氏の論文『金正恩の終焉を徹底分析』は面白そうだ。

我那覇真子氏と桜井女史の「基地反対派の狙いは沖縄の『武装解除』」は時宜を得ているが、北の動き次第では本当にシナが着上陸してくるかも…。


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「Will 6月号」

「トランプvs金正恩チキンレース」は面白そう。

久々に田母神君が登場して手記が出たが、「脇が甘かった」ことだけは確かだろう。

金正日は日本人だった

金正日は日本人だった

大東亞戦争は昭和50年4月30日に終結した

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戦闘機パイロットという人生

戦闘機パイロットという人生

 

2017-04-20 何事にも動じない!?“戦後日本人”

何事にも動じない!?“戦後日本人”

シリアの化学兵器使用に対して間髪をいれず攻撃したトランプ大統領。

大人の意見を聞く気もない北の指導者が、ミサイルを連発して核実験をにおわすと、今度はカールビンソン攻撃群を移動させた。

朝鮮半島をめぐる軍事活動は、米韓演習に引き続いて緊張の度を増しているが、“肝心要”の韓国はあの有様で「壊死状態」

一方、わが日本は、おそらく政府は自衛隊にそれなりの対処をさせているだろうが、政治家は全く体を為しておらず、暴言、失言にとどまらず、人間としての最低限度のモラルさえもわきまえない輩が頻発している。≪親が親なら子も子≫とはよく言ったものだ。多分DNAが濃いのだろう…。

世界情勢が緊張している時に、どこまで我が国の指導者たちは低レベルなのかと言葉もない。


軍事力と外交力をうまく交互に活用して行動している米国は、トランプ大統領が公約した「偉大なアメリカ」を世界に示しつつある。次の写真が明瞭に変化を示していると思うが…。

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ビンラディン襲撃時のホワイトハウス情景。オバマ大統領は隅っこに蹲っている…

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シリアミサイル攻撃時のホワイトハウス情景。トランプ大統領が指揮を執っている!


ところで、誰が見てもロシアは、かっての超大国・ソ連ではなく経済的に疲弊しつつある中流国に成り下がっている。例えばシリアへの軍事介入費は一日100万$以上に膨れ上がり、ウクライナ東部とシリアの2正面作戦は不可能になりつつあるから、シリア内戦への干渉をそろそろやめたいと思っているに違いない。

化学兵器を使用する決定をしたのは、多分アサドだろうが、そうだとするとプーチンは煮え湯を飲まされたことになる。

今までだったら、クルーズミサイルを撃ち込まれれば対米反撃姿勢を示したものだが、今回プーチンがそうしなかったのは、何かわけがある。

アサドが“暴走した”ことを不快に思っているのか、それともミサイル攻撃を直前にトランプが教えてくれたことでメンツが保たれたからか?

いずれにせよプーチンは、表向きどうであれトランプに好感を抱いたに違いない。

その証拠にプーチンは、米国務長官の訪ロをキャンセルすることなく、ティラーソン国務長官と会談したではないか!


機を見るに敏で商売に長けたトランプらしい「戦略」は、中国に対しても効果を挙げた。

夕食会上で、シリアへのミサイル攻撃を伝えたことと、北朝鮮に対する影響力発揮を要請したことである。これには習主席は困惑しただろう。想定外の「米中会談」になったのだから、随行者の誰ひとりとして「想定問答集」を用意していなかったに違いないからだ。

これで北朝鮮情勢に関するボールは、中国の手に渡った!

そこでトランプは「お手並み拝見」の策に出た。

カールビンソン攻撃群をわざわざ南シナ海入り口で遊弋させ、中国に強大な戦力と行動力を見せ付けている。


他方、金正恩は米国の直接的“忠告”ではなく、“友誼関係にある中国”による説得を強要される形になったから、シナの助言なんぞ聞く耳を持つまい。

情報によると、行き詰った中国は、金正恩に「亡命」を奨励しているというが、亡命してもいつか「暗殺」されることは彼が一番良く知っているから受けつけまい。

さあ、大国である「中国」の実力が試されている! 今度は昔の6者協議の様にはいかないぞ! ところで、国内には何匹かのトラがまだ生きているから、習主席としても強硬策はとれまい。プーチンもアサドも習近平も、全てががんじがらめになっているのだが、一人、ジョーカーを握っているトランプだけは悠然たるものだ。

米国に直接届く(という)核搭載のICBMはまだ完成していないから、直接的脅威には程遠い。しかし金正恩としては今回説得に応じて、核とミサイルを放棄してしまえば、北朝鮮という国そのものの存在が危なくなる。だからそれだけは死守しなければならない。

アメリカは北の“実力”は先刻承知だから言っても効果はないが、脆弱な韓国には脅しは通用する。さらに、極楽とんぼの日本こそいいかもだ。在日の手を通じて情報は詳細に入手しているから、その弱点は十分知っている。脅すなら日本と韓国だ!正恩はそう思っていることだろう。

それで米国の足を引っ張ろう、というのが北の戦略になるのだが、見事に日本のメディアはそれを手伝ってくれていて、日本国民は在日米軍基地がある本土に北のミサイルが降ってくる、と恐怖心を持たされつつある。

「憲法9条を守る会」はどうしたのか?一切無言だが、憲法9条がカラ念仏だったことと、軍事音痴の政治家らの手腕には期待できないことが国民に分かったことはよかったが、逆に国民はメディアによって無用な?恐怖心を抱かされつつある。

しかし実際には、どこのTVもバラエティーショウで視聴率稼ぎをしているだけで“恐怖に対する対策”を解説することはなく、せめてJアラートの解説どまりだ。サイレンが鳴れば恐怖心が消えるとでもいうのだろうか?

戦後日本人の“特徴”は、戦争は他国で起きるもので、日本には憲法があるから被害はない、と安心しきってきたことだ。しかしそれがまた素晴らしい“特徴だ”と感心させられる。

米国の国務長官や軍人らが、世界中を飛び歩いて危機に備える手立てを打っているにもかかわらず、一人日本人の脳みその中はお花畑だ。

花見で飲んで騒いで、芸能界情報に一喜一憂し、変態の殺人事件に聞き耳を立てている。

世界の危機なんぞどこ吹く風、その物事に“動じない”姿勢にはただただ感心するしかない。


「当たるも八卦」だが、一つだけ言っておきたい。

おそらく、トランプは、このままで事態が収束することを選ばないだろう。そうすれば、いつまでも北の核に振り回され、戦略的忍耐を繰り返すことになるし、中近東、欧州の変動に対する対処が遅れるからである。

本来ならば、アジアにおける事態は日本が中心になって解決すべきことだが、その気がない日本は頼りにならぬ。そこでアジアは中国に一任しよう、そうトランプが考えたとしてもおかしくはなかろう。日本は米国にとっての「キャッシュディスペンサー」だから、被害が及ばぬよう『守ってあげる』と言えば、日本人は喜んでくれる。

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湾岸戦争の時も油がほしい癖に血を流そうとはしなかった!と悪評を買ったが…(当時の米国の新聞に掲載された漫画)


そこでトランプは、まずは当面の“敵”である中国を使う方策を決めた。しかしその期限は刻々と近づいている。何がレッドラインで発令時期は何時か?、とTVは喧しいが、中国の対北対処の出来高次第で動きが決まる。

中国の動きと北の対応が不満足なら、米国は自力で始末するだろう。

そしてその端緒は、カールビンソンが半島に向かって進行を開始する時であり、在日米軍の動きが活発化するとき、そして何よりも在韓、在日米軍家族の集結と移動が開始される時だ。

今後は、我が家上空を飛ぶ横田の輸送機の往来を気にしておこう!

頻繁に輸送機が往復した後、次は軍事力の再展開が開始される。

尤も、3・11の時にいち早く家族をシンガポールに避難させた“危機に敏感な”元大臣様も日本にいるから、政府要人の家族が、ガムかハワイ旅行に大挙出発するときも、危機の兆候を示しているといえるのかも…。

ある編集者が、「一度ミサイルが落ちないと、日本人は絶対に目が覚めませんから、落ちるといいのに」と真面目な顔で言ったことが忘れられない。

たしかに「多少の危険には動じない日本人」が多いから、それが今後のためにいいのかも…。


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「航空情報6月号」

早いものでもう6月号だ。

今月は、米空軍の現況が特集されていて、時宜を得ている。嘉手納基地の概況と、米空軍が保有する無人機特集が面白い。金正恩さんに読ませたいものだ!

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古事記の邪馬台国:青林堂¥1200+税」

我が国の古代史研究だが、総ルビで、読みやすく配列されている。作者は古神道本庁総理、前作に「古事記の宇宙」がある。

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村西とおるがお答えします!:青林堂¥1400+税」

副題に「わがままな中国人とのナイスなお付き合い」とあるように、かっての「AVの帝王」が、現代中国を語る異色の書。

金正日は日本人だった

金正日は日本人だった

大東亞戦争は昭和50年4月30日に終結した

大東亞戦争は昭和50年4月30日に終結した

戦闘機パイロットという人生

戦闘機パイロットという人生

KGYMKhoKGYMKho 2017/04/20 20:21 チャラい岸田の記者会見は報道されるが、稻田大臣の記者会見は、OGとの戦闘機訓練だけど。
 南半球まで、戦闘機を派遣する予算で、中国四国にPAC3を配備するという話は全くない。
 すまないけど、皇居と首相官邸だけ守って、国防と言えるのでしょうか?
 120兆円ある外為特別会計のアメリカ国債叩き売って、防衛予算を増やそう。

2017-04-08 軍事と外交は車の両輪

軍事と外交は車の両輪

プロイセンの将軍カール・フォン・クラウゼヴィッツは「戦争とは、敵を強制してわれわれの意志を遂行させるために用いられる暴力行為」であり、「その目標は敵の戦闘力の粉砕にあり、敵が戦闘継続の意思を放棄すること」であるとする。


6日、シリア中部のシャイラト空軍基地に対して、トランプ大統領は「巡航ミサイル・トマホーク」の発射を命じ、1発は不良弾だったが、59発が着弾して「20機ほどの航空機を破壊したほか、狙った格納庫を全て破壊または損壊した」。

CNN放送は連日これを報じているが、今朝になると「攻撃は大成功で、国民は卑劣な化学兵器を使用したアサドを非難している」が、「トランプ政権にその後の戦略はあるのか?」と一部の議員らが疑問視しているという。

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≪シリアに向けてトマホークを発射する艦艇=ロイター≫

民主主義国・アメリカの政治はいつもこうだ。特に民主党は何時までも選挙で負けたトランプ大統領に不快感を示していて、CNNなども批判的である。

彼らが言う「米国の国益」とは何か? 民主党の“党益”ではないのか?

このような事態を招いたのは一にオバマ前大統領の口先だけの不作為にある。

化学兵器を使用したアサドが、レッドラインを超えていたにもかかわらず、オバマは口先だけで策を講じなかったから、これに味を占めたアサドは、ロシアと手を組んで自己保身に突っ走ったのだ。


これでトランプ大統領の「第一発」は成功し、アメリカは何時でも「正義」を盾に「世界の警察官に戻る決意」を示したから、次はアサドが態度を示す番である。

この一発で日本国民にはよくわかったであろう。国連がいかに無力であるか、リベラルが米国の国益をいかに妨害しているかという事が。

更に“無法者たち”にとっては、「力なき正義は無効であり、正義なき力がいかに圧政を招くか」という事も思い知ったであろう。

今一番困っているのは、アサドはもちろん、プーチンや正恩だろうが、メンツを無視された習近平もそうではないのか?

米中会談が“トマホーク”で吹き飛んだのだから…。

南シナ海での横暴も、いつかはこのように吹き飛ばされるかも?と不安を感じたに違いない…。


それにしても我が国の政治は情けない。安倍首相が、トランプの行動を断固支持したのはいいとして、外務大臣の弱弱しい態度は実に情けない。

もっとも、わが国は憲法上「軍事力(ミリタリー・サービス)」が行使できないのだから、わが「外交担当大臣」は、リップ・サービスしかできないから仕方ないか。

しかし、軍事と外交は密接不利のものであることは、クラウゼヴィッツに言われるまでもなかろう。

だから一日も早く憲法を改正して「国際関係を解決するための手段」を明確にすべきなのだ。

自衛隊はお飾りではない。「日報」問題で犯人探しをしている場合じゃなかろう。

第一「日報」で問題なのは、政治家の都合で「戦闘…」という用語が御法度だと言うだけじゃないか!

戦後70年間、「白を黒と言えば黒くなる」と思ってきた政府のご都合主義の延長線上で、現場で苦労している自衛隊員の行動を「監査」するようじゃ、防衛大臣は「戦闘員」の上に立つ資格はなかろう。それとも自衛隊員は、雪まつりやインフルエンザで死んだ鶏の処理要員だとでも認識しているのか?


さて今回のトマホークミサイル発射事案からは、多くの教訓が得られる。

第一に軍は政府の要求に直ちに応じられねばならないという事だ。

オバマ政権でタガが緩んだといわれている米軍だが、さすがに現場はしっかりしていることが証明された。

60発中1発の不発など誤差の内だ!

第2に、わが国のように有事に使えない軍事力は無意味だという事だ。おもちゃの軍隊…と揶揄されるゆえんである。

第3に重要なことは、矢が放たれた後の構えだ。

トランプ大統領は、今はアサドとプーチンの反応を待っている段階だろうが、長引くと効果が薄れる。(築地市場移転問題のように)

つまり、軍事力が示されたのだから、次は外交力の出番だ。その戦略としては「アサドの国際的孤立化」を狙うことだ。

幸い、一部の国以外は、今回の化学兵器による無差別攻撃はアサドの大失敗だと認識されている。本人も「しまった」と感じているに違いない。

仮にロシア軍事顧問の口車に乗ったにしてもである。もしそうだとしたら米国はプーチンとアサドの仲を離反させるチャンスである。

ティラーソン米国務長官は、12日にモスクワを訪問する計画だが、どんな戦略を立てているか見ものだが、少なくとも米国は、軍事と外交が密接不利の間柄にありよく機能していることは確かのようだから期待できるだろう。


クラウゼヴィッツはこうも言っている。

「戦争は政治の道具であり、政治的交渉は戦争においても継続され、また同時に戦争行動は政治的交渉を構成する」

「戦争とは政治的行為の連続体であり、この政治との関係によって戦争はその大きさや激しさが左右される」と。


情けないのは、“敵性勢力”による妨害で、未だにテロ防止法案も審議できない我が国である。シリア情勢と北朝鮮状況に関しても、「万全の態勢で情報収集」に取り組んで満足している段階なのだろうか?

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≪軍事研究5月号:ジャパン・ミリタリー・レビュー≫

“軍事”忌避のわが政府やメディア、それに学術会議だから、ほとんど「軍事研究」というこの本には目を通していないことだろう。

シリア情勢を機に少しは目を通してみたらいかがだろう?

志方先輩が毎月「巻頭言」を担当しているが、今月は「日本の政治には優先順位の概念はないのか」として「森友学園問題も、豊洲移転問題も大切ではあるのだが…」と現状の政治の停滞を嘆いている。

マ、軍事無視のわが国だから、政治の優先順位は私は1に票、2にも票、3と4はお金であって、国家の危機なんぞ何処にも入っていないと思っているのだが…。

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≪ジャパニズム36号:青林堂

今月も【対談】が読ませる。坂東忠信氏の「左翼政党、NPOと民進党人脈のための休眠口座(後篇)」は必読だろう。一般的メディアでは“絶対に”報じられない情報だから…。


村田良平回想録 上巻−戦いに敗れし国に仕えて

村田良平回想録 上巻−戦いに敗れし国に仕えて

なぜ外務省はダメになったか―甦れ、日本外交

なぜ外務省はダメになったか―甦れ、日本外交

世界全戦争史

世界全戦争史

日本を守るには何が必要か

日本を守るには何が必要か

2017-04-05 間接侵略、花盛り!

間接侵略、花盛り!

世はまさに春、各地はお花見でにぎわっているようだが、北ではミサイル発射、シリアでは化学兵器攻撃で死者多数、ロシアでは地下鉄爆破と世界は第二次大戦前夜の兆しだ。

北のミサイル発射事案では、何とかの一つ覚えのように「情報収集に万全を期す…」と繰り返すのがわが政府の常とう句だが、情報を収集するだけで対策はOKなのか?

せいぜい役所でTVを眺めて「情報収集」しているだけじゃないのか?


韓国大使を帰任させたのも納得いかない。問題は全く解決していないじゃないか。これだから韓国に足元を見られて舐められるのだ。せめて10億円を契約不履行で返還させたらどうだ?

しかし、半島有事に備えて、在韓邦人の引き上げを模索するため…というのならわからぬこともないが、同時に「難民対策」にも“万全”を期してほしいものだ。

外交は「社交」ではない!

誰も諌めるものがいない北の首領様の様子を見ていると、あの状態では「ヤケのヤンパチ」になって、手持ちミサイルを“乱射”しかねないが、国民が避難する場所もない。せいぜい地下鉄「大江戸線」に逃げ込むか!


歴代政府の不作為が、今ほど責められているときはなかろう。

豊洲移転を巡る歴代東京都知事や高級役人たちの隠し事を追求するのなら、歴代首相の不作為も追及されるべきだろう。

皆さん、十分に税金で楽しんで、楽隠居というのならあまりにも納税者に対して不公平だ。


ところで今日は、そんな“下世話な話”ではなく、世界中に浸透している≪特務≫の話をすることにしたい。

間もなく世界が注目する≪米中首脳会談≫が開かれるが、これを推進したのは「米国交通部長に抜擢された、趙小蘭という江沢民と特殊な関係がある華人部長」だという。

彼女は“台湾系”だとされているが、父親の趙錫成は大陸出身で1949年に台湾に移住し、商船の船長などをして6人の娘を育てた、江沢民と同級生である。

彼女が北京を訪問した時、副首相の李清嵐と面会し「私は世界中どこにいても、自分は中国人だという事を忘れない」と言明している。

その彼女が、今は米国にいて今回の会談を推進したというが、「中米二国は良好な関係にあるべきで他に選択肢はない」といった。

今年64歳の彼女は、台湾で生まれたが、上海から逃げてきた父は江沢民や、中国の政治と経済領域に広い人脈を持つ菫浩雲一家と懇意である。

その彼女が、習・トランプ会談を推進したという事は、習と江との関係が微妙であることをうかがわせる。あるいは江沢民が彼女の背後でこの会談を演出したのかもしれない…

何かの謀略が隠されているかもしれない、とウォッチャーは言う。要注目だろう。

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≪趙小蘭・米交通部長=backchina.comから≫


時を同じくして「米国務省の女性幹部職員がこのほど、中国共産党政権の諜報員らとの密通を隠し通すため、捜査妨害などを行ったとして逮捕・起訴された。罪が確定すれば、最高25年の禁固刑を言い渡される」という記事が大紀元に出た。

≪キャンダス・クレーバーン被告(60)は1999年から米国務省に入省、政府の最高レベルの機密資料に接触できる権限を持つ。

取り調べで同被告は、5年前から中国の諜報員2人と頻繁に接触し、「頼まれた『仕事』で年に2万ドルの報酬をもらう」と供述したが、漏らした情報は機密レベルのものではないとして無罪を主張している。……

 英紙フィナンシャル・タイムズによると、中国の諜報員が同被告にもとめたのは、米中戦略・経済対話や人民元為替相場など両国間の経済問題に対するアメリカ政府の見方など、「インターネット上で得られない情報」だ。

 FBIや検察の発表によると、2人の諜報員のうち1人は中国商社のオーナーで上海市でレストランなどをも経営し、被告の一部の任務はもう1人の諜報員の海外留学・就職を補助することだった。

 米連邦捜査局(FBI)が今年1月おとり捜査を行い、クレーバーン被告の背任事実を突き止めたが、被告は中国諜報員に証拠隠滅を指示するなど捜査をかく乱した。

 FBIは3月28日、同被告を逮捕。初公判は4月18日に開かれる予定≫


また“たまたま?”ニューヨーク時報3月28日によると、トランプ大統領が子供時代を過ごした生家が、中国人女性に200万ドルで買い取られたという。

周辺住民は寝耳に水。「なぜ中国人が買ったのか?」「これらの中国人は住宅に関する趣味を持っているのか?」「買った中国人は何をするのか?」など噂しているというが、購入したシナ人女性の息子はニューヨーク時報に対して、「ここから大学に通う」と答えたそうだが、「家族はみなシナに住んでいる」という。

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≪トランプ大統領の父親が建てた家。1940年に建設、大統領はここで生まれ4歳まで過ごしたという≫。


ことほど左様にシナの謀略活動はすさまじいが、そういえば我が国の首相が“ハニートラップ”に引っかかって自滅したこともあった…


ところで今、米国では「オバマ政権の最期の裏切り?」が話題になっているという。

≪今年三月に破産申請していたアメリカの軍事学校「ニューヨーク・ミリタリーアカデミー」が九月三十日、中共直系資本の在米団体に買収されることになった。この団体は、当該軍事学校を継続運営するよう申請し、どうやら承認されるようである。

 ニューヨーク州にある当該軍事学校は、百二十六年の伝統のある私立寄宿学校である。近年は入学希望者が思うように集まらず、経営困難になっていた。しかし、いくら経営困難になったからと言っても、アメリカ国内に中共解放軍の学校を認めるのは常軌を逸している。

 破産申請した直後、競売にかけられることとなったが、入札に参加したのは中共直系資本の二団体だけで、その内の「NPO自然保護育成研究セミナー」という実体のない団体が一六〇〇万ドルで落札した。

 中国の不動産検索サイトによれば、この団体の莫天全会長は直前にニューヨークで中古の大邸宅を購入していた。

 当該軍事学校の在校生たちは他の学校に転校しており、入れ替わりに中国人留学生たちが続々と入学手続きしているとの噂だが、オバマ政権がアメリカ国内に中共解放軍の拠点を置かせるという究極的裏切り行為をやった――と、批判が噴出している≫


愈々敵は本丸に浸透したようだが、日米同盟は大丈夫かしらん・・・

尤も我が国は、学生不足に悩む大学のほとんどはシナ人留学生に浸透され、教授さえも入り込んでいる。何を教育しているか知らないが、彼らに教わる必要があるのか?

今や大学は、特務の巣窟と化している…。

他方、土地は買い取られ、日本人立ち入り禁止状態のところもあるというから、やがて、シナ人だらけの国になるのだろう…

既にデパートや大型スーパーの店内放送もなんとなく「上海にいる気分」になるほど、シナ語で満ち溢れているから。


すでに国会には入り込んでいるようだから、そのうち自衛隊にも応募してくるのではないか?

事実、1990年代に大不況になった旧満州地方から満州人ではない大陸残留孤児と称する20万人が来て住んでいるが、1970年代後半からの“新華僑”と合わせて同郷会が結成されていて、シナ政府と同調した活動をしてる。

日本国内で発行されている「日中新聞」には「日本に帰化し、永住し、定住しているシナ人」に、『日本国内で墓地を買おう』と呼びかけている。

それどころか“残留孤児”の2世たちは出生時から≪日本国籍≫なので、「なぜか男子は自衛隊に入りたがる」という。

関係各機関がまともに活動していることを信じたいが、「なあなあ」状態であった、東京都の実例を見るとそうとは言い切れないから心細い。


救いがたいメディアは別としても、せめて公務員だけでも国民を裏切らないで欲しいものだが、大国の米国でさえもこの通りだから、何となく心配になってきた。

まさに「間接侵略花ざかり」、ゾルゲ事件を彷彿するのであって、花より団子を楽しんでいる暇はなさそうに思えるのだが…。

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≪こうなる前に中国共産党政府が崩壊すればいいのだが…≫

届いた本のご紹介

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「米国が北朝鮮を空爆する日」の対談は、見逃せない」

安保法制と自衛隊

安保法制と自衛隊

戦闘機パイロットという人生

戦闘機パイロットという人生

2017-03-30 森友騒動は野党のサボタージュ活動だ!

森友騒動は野党のサボタージュ活動だ!

国会からメディアまで、いつまで“森友問題”で騒ぐのだろう?

野党には、政府を攻める手段がないから、大阪府の問題如きで貴重な国会審議をストップさせているのだろう。

議員諸侯の知能レベルの低さに唖然とするが、そんな議員を選んだ有権者の質が低いのだから仕方あるまい。


しかし、我が国を取り巻く周辺情勢はいよいよ危機的段階に入りつつある。

尤もそれから目を背けさせるのが野党の目的なのかもしれないが…。

だとすれば明らかに彼らは“敵性国民”である。すでに間接侵略は最高潮段階にあるのだ。

政府は、いつまでも振り回されることなく、早く突っぱねるべきだ。


北朝鮮は近いうちに今までの14倍以上の威力を持つ原爆の実験を実施するだろう。これにはさすがのシナも黙ってはおられまい。国境を接する地域で大規模な地震が起き、相当な被害が予想されるからだ。

もちろんこれが引き金になって、白頭山周辺に地殻変動が起きれば、白頭山の火山活動が復活する恐れもある。

しかしこれによる被害は北が主となるからまだいいとしても、国境を接するシナとしてはいい気分がしないだろう。ロシアもそうだ。

これで北が自滅しなければ、人工的に北を滅ぼす以外に手はなくなる。

そこで浮かんでくるのが、米軍による“総攻撃(斬首作戦)”だ。米国だって、いつまでも北の核開発とICBMの配備を待つ気はなかろう。イラクが大量破壊兵器を持っている、という前提で総攻撃を行ったように。


ロシアも表向きに「口撃」はしても米国には逆らうまい。シナもそうだ。

北は米国に任せて、その間に南を平定するだろう。

香港は一部騒乱が予想させるにしても、ほぼ手中に収めた。次は台湾だ。

今、2割を占める外省人(大陸人)をたきつけて、蔡英文総統反対デモを起こさせている。デモ隊の中には、軍人と警察官、それに政治経済の中枢を占めている外省人の役人ら、つまりこれらのほとんどは“特務”という情報員たちだが、大陸の求めに応じてデモ行進に参加している。やはり、8割を占める“おとなしい”台湾人は、金と暴力にはかなわないようだ。


しかし米国も黙ってはいない。すでに書いたように、台北郊外には巨大な施設が完成して、表向き米国の商売人が集まっているように見せているが、ほとんどが軍人、それも海兵隊だという情報もあり、地下には秘密の設備があるという。

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≪前回添付した写真だが≫

この施設を建設する際、一切台湾の業者を使用せず、米国企業だけだったというのがそれを裏付けている。


其の昔、ジュネーブの軍縮委員会に参加していた時、化学兵器禁止条約問題などで米国側と会議したものだが、“平和都市”ジュネーブの中心にある米国代表部は、海兵隊員によって厳重に警護されていたことを思い出す。

トランプ大統領も、身内の“反乱”などで行政手腕が十分発揮できていないという報道が盛んだが、アングロアメリカンのヤンキー魂を侮ってはいけない。

真珠湾攻撃が、F・D・Rの罠だったにせよ、その後の対日戦で、米国民が一致団結したことを思い出すがよい。


台湾を取られると、西アジアはシナのものになるがそれは米国の国益に反する。

他方、南シナ海には、海南島という海軍要塞を防護するためのシナの強固な防空網が完成した。次の目標は台湾、そして尖閣だ。

やがて我が国のシーレーンは、見事に分断される…。また炭焼き業を復活して、木炭のハイブリッド車でも開発するか?

そんな風雲急を告げているとき、総理夫人の“寄付金問題?”などにうつつを抜かしている日本メディアとそれに合わせている政治家らの無為無策は、将来大きな禍根を残すことになるだろう。仮に“学校”に寄付したとしても、何が問題なのだ?

こんな“惨めな”低レベルな国会の現状を、過去の大戦で散華された英霊方は何と見ておられるか! 靖国の桜の梢で嘆き悲しんでおられるに違いないと思う。


北の自滅は自業自得だとしても、拉致被害者一人奪還できなかった歴代政府の無責任さが、今後問われることになるだろう。北の有事を好機ととらえて、奪還に向かう軍隊も日本にはありはしない。何処が「世界有数の経済大国」なのだ。


新聞を広げるだけで、世界各地で騒動が起き、人が殺され、難民が続出している記事が満載だ。まさに世界は“有事”なのだ。

第1次世界大戦終結を図ったパリの会議は踊り続けたが、高額な賠償金をドイツに課したから、選ばれたヒトラーはヴェルサイユ条約を一方的に破棄して再軍備宣言した。

しかし平和を主張する世論を“忖度”した各国は、ヒトラーの行動を黙認する。

そしてヒトラーはラインランドに進駐し、オーストリアを併合する。

これを見た各国はミュンヘンに集まり会談したが、イギリスのチェンバレン首相は、平和のためと称して融和政策を取った。実はドイツの軍事力に対抗するだけの軍事力がなかったのである…。丁度今のシナによる南シナ海占領と酷似している。

歴史は繰り返しているのだ。

我が国はこのような貴重な「歴史を放棄」した珍しい“経済大国”だが、指導者たちの頭の中はスッカラカンで、指導者たちは歴史を勉強していなかっただけなのだ。

そう、しっかりと歴史を勉強していれば、春山登山講習で、将来が嘱望されていた好青年たちを、警告されていた雪崩でミスミス犠牲にすることもなかったに違いない。

ことほど左様に、現代日本の“大人たち”には、危機管理意識が全く欠落しているのだ。つまり軍事を遺棄した付けが回ってきているのだ。


地方議会はもとより東京都議会でも、構成する議員たちの質の低さに国民はあきれ果てているが、国会までもそれ以上?に質が低いのはどうしてか?


国会論議を茶番劇だと私は敢えて揶揄してきたが、今やこれは明らかなサボタージュだと考えるようになった。

香港の議会や、台湾議会がそうであったように、中に潜り込んでいる「特務」らによる反政府活動の一環ではないのか?

日本の国会にもそれが当てはまる気がしてならない。

籠池証人を喚問する国会の委員会を見て、ほとんどの“参加者たち”が“彼”と同レベルか、それ以下に見えたが、何よりも、私が両者はどこかで“結託”しているのではないか?と感じたのは、この一連の騒動が香港や台湾に似た“反政府活動のためのサボタージュ”に見えたからだ。

安倍首相よ、こんな手合いに振り回されて、日本国の国家防衛基盤が揺るぐことなないように“毅然として”突き放してほしいと思う。

後世の歴史書に“日本のチェンバレン…”という名を残すことがないことを期待している。


届いた本と動画のPR

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WILL5月号

朝鮮半島の危機を総力特集。ここにも阿比留氏が「民進党よ、“魔女狩りごっご”している場合か」、潮氏が「第2次朝鮮半島有事に備えよ」と警告している。面白いのは、河添女史が「北のミサイル『矛先は中国』」と警告していることだ。

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HANADA5月号

今月は、中国と国内問題が並んでいるが、矢板氏の「習近平VS李克強、最終戦争へ」は面白い。中国共産党の“黄昏”は迫りつつあるのだ。

ここにも小川栄太郎氏の「売国野党とメディアの異常」が出ているが、私は「売国」というよりも、「外国」であり、確信犯だと感じている。


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航空情報5月号

「中国安全保障レポート」「北朝鮮弾道弾対策にミサイル防衛網4重化検討」は読ませる。


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「丸」5月号

愈々空自用のF35もお目見えする。「丸」は戦史物が充実しているが、今月も「海底のレクエイム」は貴重な写真だ。もっと貴重だったのは「上海陸戦隊員のアルバム」だろう。海上自衛隊大湊基地北洋館に展示されている持ち主不明のアルバムだという。実に貴重だが、写っている多くの戦士(英霊方)の引き締まった表情がいい。規律厳正な様子も見てとれ、こんな立派な先輩たちが、“虐殺事件”を起こすとは毛頭考えられない。

昭和5年度特別大演習観艦式の写真も素晴らしい。これもまた持ち主不明だというが、全国の自衛隊資料館には、まだまだ眠っているような気がする。ドンドン掘り起こしてほしいものだ。

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先日、若者向けのインターネット動画を収録してきたのだが、配信日が決まったと連絡があった。私の「国際軍事関係論」をベースに、世界情勢の見方を短節に解説したもの。

正式名「じっくり学ぼう 日本の軍事」

 配信日 4月3.10.17.24 5月1.8 (1部変更の可能性もあります)

ご参考まで

国際軍事関係論―戦闘機パイロットの見つづけた日本の安全

国際軍事関係論―戦闘機パイロットの見つづけた日本の安全

大東亞戦争は昭和50年4月30日に終結した

大東亞戦争は昭和50年4月30日に終結した

安保法制と自衛隊

安保法制と自衛隊

戦闘機パイロットという人生

戦闘機パイロットという人生

日本を守るには何が必要か

日本を守るには何が必要か

2017-03-15 朝鮮半島と尖閣危機に備えよ

朝鮮半島と尖閣危機に備えよ

最近の国会とそれを伝えるニュースは常軌を逸している。大切な予算審議を“妨害”するために、野党は一部メディアと共闘して審議をストップ状態にしようとしているように見える。

まるで新聞やTV記者たちは、特定の議員の“調査員”でもあるかのように、理事長や関連自民党議員らにかかわる過去の資料をふんだんに入手して野党議員に手渡し、何としてでも“首を取る”気のようだ。

今わが国に降りかかっている危険な北のミサイル発射事案の印象を薄めるために、野党は結束して謀略行動をとっているのではないのか?と疑いたくなるほどだ。


確かに“違和感”を覚える私学建設工事だが、国家挙げての大問題だといえるのか?

国有地払下げ事案では、大新聞社の過去を調べてみるがよい。今回同様、いや、はるかに安く入手して本社ビルを建てたのではなかったか?

更に言えば、森友学園問題も今話題の豊洲市場問題もどこかに奇妙な共通点があるように思えるのだが…。メディアは良く調査したのかどうか…。


「教育内容」を非難する向きもあるが、ならば戦後一貫して左翼教育を推進してきた「日教組」の教育方針の方はどうなのだ?

この方が実害が多いのではないのか?

確かに今回の相手は「教育勅語」を重視し、大臣は靖国参拝を欠かさない方だから、彼らにとっては「親の敵」なのだ。


稲田大臣が嘘つきで国会軽視だと叫ぶのなら、党首である蓮舫さんの二重国籍の問題はいったいどうなっているのだ?

こちらの方が“日本国の”国会議員としての資質が問われるのじゃないか?

普段は「バランス感覚」を大事にするはずのメディアが、こと一私学のスキャンダルに、国会審議を中断させてまで、政府を追求する姿勢はいただけない。

どこからか、何か“指令”が発せられているような予感がする…。そういえば最近、北の暗号放送が始まったとか。


あるブログはこう書いているが同感である。

≪野党がヤジを奇貨として与党を攻撃する。それにマスコミも乗っかる。

野党はマスコミの反応を見て攻撃を強化する。不毛な悪循環。

真面目に政策議論を行う議員は注目されず、ヤジのような政局ネタで与党を追求する議員に注目が集まる。

閣僚席からのヤジが品を欠いたものであるとして、それを指摘するまではいいだろう。

しかし謝罪を求めてダラダラ引っ張る話なのだろうか。要は品位を欠くような行為をしてしまう、その程度の政治家だということを明らかにすればそれでいいのではないか≫


ところがこんな記事もある。

≪学校法人「森友学園」(大阪市)の問題をめぐり、国会審議で「不愉快」を何度も繰り返した安倍晋三首相。この発言を引き出すなどした共産党の小池晃氏の質問がネット上で「うまい」と話題になっています。また、小池氏の質問がきっかけで、その日の夜に、元防災担当相の鴻池祥肇・参院議員が学園側とのやり取りを会見する事態にもなりました。一連の追及術は、どんな風に生み出されたのでしょうか。本人に直撃しました≫

これを書いたのは「朝日新聞社会部記者・仲村和代」さんだが、やはり左翼勢力はいつも通り「水面下」で一致団結、子細な情報交換をしていることが読み取れる。

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≪安倍・小池論争を強調する朝日の記事から≫


日本の政治の現状はどこかが狂っているとしか思えない。

隣国を見よ。大統領が罷免されて不在だ。北の息がかかったとされている候補者が選出されそうだというのに、わが国の野党はそれを推進させようとするかのような、異常とも思える行動をとっているのだ。それが【国益】にかなうのか?

森友学園理事長同様、国会議員、とりわけ野党の議員諸侯は、もっと国家存立にかかわる基本的問題を討議してほしい。

尤も日本を自分の国と認めていない議員なら別だが。有権者の一人として大いに反省してもらいたいと思う。


北朝鮮は、金正男暗殺で世界の非難を集めているが、彼にとってはそんなことはどうでもいいはずだ。気にしているのは政権転覆の動きであろう。

それに、米韓共同訓練という実質的な脅威も進行中だ。

今日、米原子力空母カール・ビンソンが米韓合同野外機動訓練「フォールイーグル」に合わせ、韓国南部釜山に入港したが、カールビンソンは4月下旬までの予定で韓国と周辺海域で実施しているものだ。間違いなく日本の危機は米軍で守られているのだ…。


しかし、オバマ前大統領と異なって、トランプ新大統領は北の核開発とミサイル発射を許す気持ちはないから、ちょっとした切っ掛けで半島には“武力紛争”が起きかねないともいえる。


大紀元日本は13日、「中朝関係急速に悪化 朝鮮半島に有事の予兆=韓国シンクタンク」「北朝鮮の指導者・金正恩朝鮮労働党委員長による異母兄の正男氏暗殺容疑と一連のミサイル実験で、中朝韓の三国関係は錯綜している。韓国シンクタンクは朝鮮半島で有事の予兆が見られるとして、韓国東アジア平和研究所所長・金相淳氏が「金正男氏の暗殺は、朝鮮半島での有事勃発の導火線になりえる」「緊張の度合いを増す朝鮮半島では、2015年以降、すでに戦争の予兆が4つ見られる」という、香港メディアの取材に応じた内容を紹介している。


≪1.2015年の米韓合同軍事演習は従来の防御重視型から攻撃重視型に変更され、ピンポイント攻撃や北朝鮮要人に対する斬首作戦、上陸作戦および北朝鮮での陸上戦が演習項目に加わった。また、2016年度の軍事演習では在韓米軍の軍属が、日本に避難する演習も行われた。

 2.アメリカ軍は2015年から継続的に、軍事行動に必要な弾薬や軍需品を韓国に輸送している。

 3.トランプ大統領と側近は強硬派で、北朝鮮に対する「先制攻撃」を支持している。

 4.米軍は各種戦略兵器を西太平洋の基地に集結させている。それにはB-2ステルス爆撃機、B-1B「ランサー」戦略爆撃機、B52戦略爆撃機、F22ステルス戦闘機及び最新鋭のF35ステルス戦闘機、原子力潜水艦や原子力空母戦闘群が含まれる。さらに、2万人の米軍部隊が韓国軍との共同軍事演習に参加する。≫


他方中国の態度についてはこう分析する。

中国当局は2月19日から、国連の制裁決議を理由に、北朝鮮からの石炭の輸入を停止した。中国への石炭輸出が主な外貨収入だった北朝鮮にとって大きな経済的打撃となったはずだ。翌20日、北朝鮮は中国に対する報復として、レアアースの輸出を停止した。

 中朝の貿易戦により、中国と北朝鮮は反目するという予測もある。しかし金相淳氏によれば、中朝関係は簡単に崩壊することはない。中朝関係を決定するのは、北朝鮮の核開発問題の進展と、習近平当局とトランプ政権との関係だ≫


繰り返すが、韓国は大統領不在である。政治的空白を利用するのは、シナか、北か?はたまた米国か?予断を許さなくなってきているのに、一衣帯水の関係にある日本はどうだ!

国会議員の質が問われて久しいが、ドンドン劣化しているのは間違いなかろう。特に野党はそうだ。

大方の、半島を慕う民進党議員たちにとっての半島有事は望ましいのかそうではないのか?


さてその中国だが、着々と軍事力を整備している。ゆえに半島だけではなく、尖閣も不気味になってきているのだ。

8日の「中共中央軍事」によると、全人代代表海軍装備部政治委員・厂(中に万)延明氏は、「海軍の数、質量は快速に発展、先進国の地位レベルに到達した」と語った。

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≪大連で建造中の国産空母≫

昨年一年間で20隻の軍艦が進水したし、今年はこの国産空母の進水式が予定されている。

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≪これは解放海軍最新の上陸揚舟艇≫


海軍に連動して、増強されているのが「共産軍海軍陸戦隊(海兵隊)」であり、3個旅団が増設された。

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≪中国人民解放海軍陸戦隊のマーク…中南海で争っているのは二匹の“トラ”だから陸戦隊は“シシ”にしたのか??≫


現在の第3陸戦旅団は第77オートバイ歩兵旅団と併合された。機動力を高めるためだろう。

同時に新制服や装備品も充実され特殊学習や特殊訓練を実施中で、兵力は1万4千人余(30名の女性兵士も含む)だが、ほかにそれを支援する4000人の訓練部隊を有する。

これらの訓練内容は、米、英海軍陸戦隊を模範にしているというが、陸戦隊は、南シナ海だけではなく、現在の訓練目標は、尖閣の奪取訓練だとされているらしい。

ウォッチャーからは「日本政府は政治闘争ばかりで、尖閣諸島をいつの日にかシナに強奪されるのにその対策はあるのか?

1995年に中共海軍陸戦隊は、フィリピンの島(中国名:美済礁)を占領した実績がある。尖閣は時間の問題だと思いますヨ」と警告してくれているのだが…。

周辺を取り巻く情勢を見れば、はっきり言って「国会ごっこ」している余裕はないと思うのだが。


届いた本のPR(少し遅れたが)

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「SAPIO4月号」

とうとう韓国は「壊死」してしまったか…お気の毒だが身から出たさび。

真面目な国民(いるとすればだが)は実に気の毒だ。

16世紀程度の民度のこの国にかかわりあってはおれなくなりそう…

それにしてもこの国の大統領は、皆惨めな最期を遂げるので、呪い…だという説もあるが。

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「軍事研究4月号」

表紙が珠海の「中国航空宇宙博覧会」というのが面白い。

次は宇宙制覇か?

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「成れの果て〜青山の鴉〜。金子友之助著:文芸社セレクション¥900+税」

友人の自費出版本。

ご案内いただいたので早速取り寄せたが、文庫本430ページという大著!しかもこれが第1部で「続く」とあるから感心した。

≪大衆社会は低俗な空気で満ち溢れ、安直に流れて平仮名化しつつある現状に鑑み、将来伝統継承の断絶が懸念され、先哲の名文を読みこなせなく成る恐れを憂え、本来の日本文の面白さに気付いて貰うべく青少年向きに書き上げた渾身の書物≫と帯にある。

「安直に流れて平仮名化しつつある現状」を憂えているのは金子氏にとどまらないが、私も時代のすう勢だと諦めかかっていた。

とりわけ私はローマ字化を憂えている。マ、社名が奇妙なローマ字である会社は詐欺師グループ?だと判別できるのはいいが…。

本文にはルビがふってあるのでご安心あれ。


次は講演会のPR

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靖国会館の工事で国防講座は一時中断していたが、整備が終わり今週末から再開する私の国防講座のご案内。

●第34回 本会顧問 軍事評論家・佐藤守

演題 「宇宙戦争を告げるUFOの到来が始まった!」

日時  平成29年3月18日(土) 13:00開演(15:30終了予定)

会場  靖国会館 2階 偕行の間

会費  1,000円(会員500円、高校生以下無料)

連絡先  info@heiho-ken.sakura.ne.jp

  件名に「国防講座」とご記入下さい。なお、事前申込みがなくても当日、受付けます。


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たまたま産経新聞にこんな記事が出たので、ご参考まで

実録 自衛隊パイロットたちが接近遭遇したUFO

実録 自衛隊パイロットたちが接近遭遇したUFO

戦闘機パイロットという人生

戦闘機パイロットという人生

KGYMKhoKGYMKho 2017/03/17 04:15  地デジのニュース番組でも、東京の魚市場の移転、伊丹利権の豊中のニュース、正直どうでもいい。
 1日3億円ともいわれる国会の開催費用でラベルの低い討議をするなと言いたいね。
 外為特別会計のアメリカ国債叩き売って、防衛予算を増やそうぜ、毎年3000名の自衛隊増員と国産装備の配備。
 新幹線整備の予算もつけて、景気対策の討議をしない。
 自民党の先生も小選挙区だから、緊迫ないよね。
 下地島空港の管理を三菱地所に任せて、LCC誘致、プライベートジェットなんて、宮古空港で十分だろう。
 那覇空港の混雑緩和のために下地島空港を自衛隊に移管すると接収しろよな。RACの飛行機がパンクして1時間半使えないとか平和なことしている場合か?
 まずは、US2を2機配備して、患者輸送に使いますと理由つけて、格納庫建設するくらいの事してほしいが、あの弁護士上がりの稲田ではね。
 小泉チルドレンの前の弁護士活動については、調べますと言えばいいのよ。
 元検事の山尾はガソリン券の錬金術の説明してないのだから、それくらい突っ張れ。
 それにしても、防衛予算前年比0.75%程度なのに、過去最高とかしか、財務省の行政指導で報道しないマスコミもどうかしている。

ぷるぷる 2017/03/25 13:30  UFOに関する講演をなされたそうですが、相変わらずUFOに関しては怪しい本が殆どです。山口敏太郎氏が「超常現象のつくり方」の「はじめに」で触れていますがアメリカやメキシコにUFO映像制作会社があるそうです。メキシコがUFO多発地帯なのはこういう分だったのですね。偽情報に御注意を。
http://halohalo-online.blog.jp/archives/1036822095.html

米国郊外に出現する乞食
http://markethack.net/archives/52036683.html
 私が注目したのは最初の5行です。カリフォルニアがリベラルなのは、これが原因でしょうか。ゴールドラッシュでは諸外国からも人が入り、チャイニーズも労働力として使われたと言います。まあ合衆国自体がイギリスの流刑地ですが。

2017-03-07 北のミサイル如きに…

北のミサイル如きに…

 北朝鮮は3月6日に四発のミサイルを発射したが、そのうち三発が我が国のEEZ(排他的経済水域)内に着弾した。発射したミサイルはICBMではなく中距離弾道弾と見られるが、メディアはいつものごとく右往左往!

安倍首相を取り囲んでこれまたいつも通り質問攻めだが、発射したことがどうだという前に、わが国の備えが万全か?を問い、メディアも安倍首相を支持することを表明して、全面的に我が国の防衛力整備に協力する姿勢を打ち出したらどうだ?

“渡来人”が目立つ野党に日本防衛を期待する方がおかしいのだ。

それとも自分のTV局には北のミサイルは着弾しないと確信しているのか?

7日に朝鮮中央通信は「在日米軍攻撃用の弾道ミサイルの4発同時発射訓練に成功した。金正恩朝鮮労働党委員長が立ち会った」と報道しているが、それをどうとらえたのだろう?

狙いは在日米軍だから、わが社には関係ないとでも勘違いしているのか?


ニューズ・ウィーク2月28日号に興味ある漫画が出ていた。

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≪本当に発射ボタンを押してしまった…来月号の漫画が楽しみ!≫


米韓合同演習が始まっているから、半島には十分な戦力はある。

ただし、韓国軍の力量が不明で、米軍の足かせになる恐れが多分にあるから、やるとしたら米軍単独の秘密作戦になるだろう。万一そうなっても、北の反撃は韓国どまりだから…。

しかし不軌弾が我が国の領土に飛んでこないとも限らない。

1〜2発だったら自衛隊で撃墜可能だろうが、まとまって飛んできたらいかに精強な自衛隊でも対処できまい。


森友学園の不法投棄、土地代金の不明朗さなどは、大阪府と関係役所、会計検査院に任せておいて、国会は国家防衛の大本について審議すべき時だ。


阪神淡路大震災、3・11の東電原発事故の時の政府の混乱が思い返されてならないが、被災した現地は辛うじて“復興した”ものの、国会議員らの頭はいまだに当時のままで“回復”していないから危険極まりない。未だに“ノー天気状態”だ。


もう一つ付け加えるが、メディアには正しい情報を示してもらいたいものだ。

例えばこんな図面が、大方の紙面を飾ったが、どこの通信社が流したイラストだろうか?

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次のような図面もあったが、いったい何が言いたいのだろう?北のICBMは、米本土に届くぞ…とでも言いたいのだろうか?

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では前掲した「今回の飛翔図」と比べてみたらいかが?この飛行経路が何を意味しているかお分かりだろう。

そう、南は韓国、北はロシア、西には中国が控えていて、万一その上空を飛びでもしたら、大変なしっぺ返しが来ることを“首領様”は予測しているのだ。

しかも飛距離の関係から今回の発射地点は北の西海岸から東向きだった。これは東海岸から撃てば秋田近辺に着弾する可能性があったからだろう。

今までのわが国は唯一“しっぺ返しが出来ない国”だったから、いとも簡単に北のミサイルは領土上空を飛び越えて太平洋上に落下していた。

この図のようにわが国は、以前はこんな風に舐められていたのだ!

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当時、堂々と日本本土上空を飛ばされ、主権を侵されたわが防衛省は、それを分析して、きめ細かな飛翔図を作って白書に掲載して「仕事をした」と勘違いしていたのだった。

私には当時の北の首領の大笑いが聞こえたものだ。


その後、日本海にイージス艦を配備し、要点にはペトリオットミサイルを配備したから、北は発射経路を次のように変更した。

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そう、もうお分かりだろう。飛翔経路を日本を含む周辺諸国領空を避けたのだ。

貧弱?だとはいえ、日本の自衛隊が迎撃態勢を取ったからだ。備えがなかったころの北は傍若無人だったわけだ。

処が未だにこんな図で国民をだましているTV局があるのが情けない。

無知だとしたら無責任極まりないが、意図的なフェイク情報だとしたら、野党同様、北朝鮮と親密な会社だといわれても仕方あるまい。

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どうしてわざわざ朝鮮半島と日本本土の断面図を浮き彫りにして、米大陸とつなげるのだ?

このようなやり方をする会社を、トランプ大統領は意図的なフェイクメディアだと非難するのだ。

前掲の図面から明白なように、北朝鮮がICBMで米国に“反撃する”とすれば、ミサイルは必ずロシア上空を飛ばねばならない。仮に射程が12000キロに延伸されてもである。


同様にシナのICBMも、ワシントンを狙うとしたらロシアの上空を経由する必要がある。これをロシアがみすみすと指をくわえて見ているとでもいうのか?

大韓航空機という、民間旅客機が不注意で侵犯しただけで撃墜した国である。

ましてや核付きミサイルが侵犯するのをみすみす見逃しでもしようものなら、シベリア軍管区司令官は間違いなく“処刑”されるだろう。

だから米国にとっては北のICBMなんぞ恐れるに足らないのだ。


但し、SLBMになると対米効果は出てくる。勿論シナのSLBMもそうだ。

だから彼らは南シナ海を占領し、航空優勢を確立して米軍の進入を阻止し、シナのSLBMの自由な航路を確保したいのだ。

しかしそれにしても邪魔なのがロシアと日本領土である。

さらに周辺海域には世界一の対潜水艦能力を持った海自と、恐ろしい攻撃力を持つ第7艦隊がコラボして待ち構えているのだから、シナにとっても北にとっても都合が悪いのだ。

こんな軍事的基礎学力もない“おばさん”たちがディレクターの指示に従って、カメラに向かって危機感を煽るのは如何なものか?

其の昔、シナが大陸西部にICBMを配備した時、売れっ子の軍事評論家が、メルカトル図法の世界地図上で「米国と中ソが核戦争になったら、シナのミサイルもソ連のミサイルも米国のミサイルも、わが国上空を飛び交う」とその危険性を強調していたから、当時3佐にすぎなかった私は愕然としたことがあった。スタジオは恐怖感に包まれていたが…

その後有名な国際関係論の大学教授が米軍人から教えられて、科学雑誌「サイエンス」にミサイルは北極上空を飛ぶのだ!と“得意げに”書いたから、彼の国際関係論をいささかなりとも評価していた私はあきれてものも言えなかった。

国際関係に無知な日本人が育った背景には、小学校時代から無意識?に教えられるメルカトル図法の地図が原因だ!と考えた私はそれ以降、軍事音痴な日本人を【メルカトル症候群】と名付けたものだ。

今や宇宙に進出する時代である。影響力が大きいメディアのディレクターは、身近に地球儀を置いて、解説者の解説を監視しておいてほしいものだ。

それにしても、北の首領様は実に勇敢な方だ。カダフィーやチャウセスクのようにならないと確信しているのだろうが…。


ところでそれよりも気がかりなのは、米国の対中国軍事費増加である。細部を見なければ不明だが、おそらく台湾に対する何らかの措置を採ると考えられる。

南シナ海の死命を制する位置にあるのが台湾だからである。

たまたま雑誌「正論」4月号に島田洋一福井県立大教授が「台湾に米軍の駐留を!」と書いているのに呼応するかのように、台湾に米軍司令部が設置されるという情報が届いた。

昨年、米国台北事務処が新築完成したが、その中に「東太平洋米海軍陸戦隊司令部(海兵隊?)」が入る。沖縄、韓国、ハワイなどから約800人が移動するという。

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≪建築中だった美国在台協会台北新址の写真=インターネットから≫

現在は「在台北米国協会米軍弁公所」などと称されているが、シナは神経を高ぶらせていて、外交部が反発しているというが、米国台北協会(AIT)事務処長Stephen Xonng処長は「米軍の“台北事務所だ”」と突っぱねた、という。

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≪ステファン処長≫

南西方面、少しはいい方向に向けて“波高し!”になりつつある。

事実だとしたら大いに喜ばしいことだ!

国際軍事関係論―戦闘機パイロットの見つづけた日本の安全

国際軍事関係論―戦闘機パイロットの見つづけた日本の安全

大東亞戦争は昭和50年4月30日に終結した

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安保法制と自衛隊

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戦闘機パイロットという人生

戦闘機パイロットという人生

2017-02-28 大東亜戦争の終結

大東亜戦争の終結

今日は台湾の228事件、70周年目にあたる日である。

Andy Chang氏は自己のメルマガに

「中国人にとって台湾とは占領地である。日本がアメリカと戦って負けたあと、蒋介石マッカーサー命令で台湾における日本軍の降伏を受理し、勝手に台湾統治を始めた。

中国人は台湾を戦争の結果の占領地として略奪したので人民の不満と反抗が起きた。

228事件とは侵略と略奪に反対した台湾人を虐殺した事件であった」として、

「228事件とは異民族の侵略と略奪に反抗した台湾人の革命であった。国民党が事件の真相を隠し、蒋介石を偉大な中華民族の星と祀り上げる理由は、228事件の真相がわかれば中国人は台湾に居所を失い、国民党は存在しなくなることを怖れるからである」と書いている。

現在の中華人民共和国中共)政府が、台湾の独立を“絶対に”認めようとしない理由として「蒋介石の残党を処分して台湾を統一しない限り、革命は成就しないからだ」と言っているが、私はそれは単なる言いがかりにすぎず、今、台湾の分離独立を認めると、国内で中共政府に反発しているチベットウイグル、モンゴル、それに四川省が分離独立を要求して革命が起き、大陸は7つに分裂するからに他ならないと考えている。

その意味でも「台湾独立」を認めないのは、中共の「核心的利益」なのだが、他方「最大の弱点」でもある。

大東亜戦争敗戦のどさくさで、やむを得なかったにせよ台湾を放置した日本の責任も大きいといわねばなるまい。

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≪米国におけるシナ人の蔡英文反対デモ=インターネットから≫

1月15日に、蔡英文総統が米国を通過した際、動員された?在米シナ人たち(華人、華僑、台湾の外省人)が、蔡総統が滞在するホテル前で「和平統一台湾!」というスローガンを掲げて抗議した。シナはそれほど台湾の独立が怖いという証明だろう。


ところで、今日の天皇皇后両陛下のベトナム、タイご訪問でようやく大東亜戦争の幕引きが行われることになったが、産経新聞は27日、次のような記事を書いた。

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≪残留元日本兵家族と面会=義に生きた父(猪狩和正元中尉)誇り≫



そして今朝の産経抄子はこう書いている。

【産経抄】ベトナムの独立戦争を戦った「残留元日本兵」 2月28日

 天皇、皇后両陛下は、さまざまな事情で海外に出てその地に留まった日本人と家族に、長年心を寄せられてきた。昨年1月にフィリピンを公式訪問した際も、陛下の強い希望で、日系人と懇談されている。両陛下にとって初めてとなる今回のベトナム訪問では、「残留元日本兵」の家族と面会される。

 ▼日本軍がフランスの植民地だったベトナムに進駐したのは、1940年である。終戦時約8万人いた軍人の大半が撤収するなか、約600人が留まった。ホー・チ・ミンらが率いる「ベトナム独立同盟」(ベトミン)に参加するためだ。再植民地化をもくろむフランスとの戦いで、約半数が亡くなったとされる。

 ▼「新ベトナム人」と呼ばれた旧日本兵は、各地の士官学校の教官となって戦争の知識を教えた。54年にベトナムがフランスを破った「ディエンビエンフーの戦い」では、司令官の参謀の半分を日本兵が占めていた。

 ▼昨日の社会面で紹介されていた元日本兵はその後、現地で結婚した妻を伴って帰国を果たした。ただ、家族同伴が認められず、帰国した日本兵とベトナム人の妻や子供が離ればなれになるケースも多かった。ベトナム戦争で米国側を支持した日本への反感が強まると、残された家族は差別や嫌がらせに苦しんだ。

 ▼日本との関係が改善されるのは、90年代に入ってからだ。今やベトナムにとって最大の援助国であり、両国は「戦略的パートナーシップ」を謳う間柄である。日本語学習熱も高まり、日本に留学する学生は、中国に次いで2番目に多いそうだ。

 ▼新ベトナム人が果たした功績も、正当に評価されるようになった。両陛下は、家族の苦難の歴史を熟知されている。どんなねぎらいの言葉をかけられるのだろう。


一般的に日本人は、大東亜戦争は昭和20年8月15日に終結したと勘違いしているが、あの日は先帝陛下が「終戦のご詔勅」を発せられ、全軍が戦闘を停止した日に過ぎない。

大東亜戦争全史の付図によれば、8月15日当時の態勢図はこうなっていて、たしかに海軍はほぼ全滅、太平洋からの米軍の反攻と、突如中立条約を破って満州などに侵略したソ連軍との戦闘は続いていたが、中国大陸や東南アジア方面は依然として陸軍が支配していた。

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シナなどでは、岡村寧次大将率いる100万のシナ派遣軍が、大陸の主要な部分を占領していたが、天皇の命令によってやむを得ず蒋介石軍に武装解除されたもので、勝っていた軍隊が負けていた軍隊に武装解除されたのだから、ギネスものだった!

樺太方面もそうだった。不法侵入するソ連軍を撃退していた第88師団も、大本営の命令によって停戦したため、ソ連軍に武装解除されてその後悲惨なシベリア送りになったものだ。

その点からも、当時のソ連、今のロシアに対する日本人の恨みはやすやすとは消えまい。何も沖縄だけが主戦場だったわけではないのである。


ところで私は、平成24年に「大東亜戦争は昭和50年4月30日に終結した(青林堂)」という長い題名の本を上梓したが、それは多くの大戦経験者らとの会合で得られた資料から、真の終戦日がいつだったか?という疑問が消えなかったからである。

9月2日のミズーリ号での降伏調印式は主として米国との終戦であり、事実、ソ連軍の侵攻は続いていたからだ。

その他、アジア全体に残留していた陸軍部隊の中には、あくまでも大東亜解放戦を遂行していたところもあったのだから、真の終戦日は、ベトナム戦争でサイゴンが陥落した日ではないのか?とする疑問を整理したものである。

しかも、ベトナムは、当初フランス軍を追い払い、その後戦闘に加入した米軍をも降伏させたのだから、大東亜戦争は日本軍の勝利に終わったのだ!と結んだのだった。


今回産経が報じたように、当時の仏領インドシナ(ベトナム)には、800人を超える日本軍将兵が残留して、その独立に貢献したのであったが、猪狩氏はその中の一人であった。

当時フランスは、本国がドイツに降伏しヒトラーに支配されていたので、外交ベタな日本政府はヴィシー政権(傀儡)を尊重して「仏印の主権を侵さず平和的に進駐」するとしたので、行政権は依然としてフランス占領軍が握るという変則的な状況であったため、日本軍に期待したベトナム人たちはやがて失望し始める。

ところが日本は、昭和20年3月になってやっと仏印軍の武装解除に踏み切り、たちまちにしてベトナム、カンボジア、ラオスのインドシナ3国を王国として独立させる。

従って3国にとっての独立は、日本が8月に降伏するまでの間という短期間だったが、3国にとってこの経験は大きく、戦後の独立運動に大きな影響を与えている。


フランスが撤退すると、支援した日本軍人ら250名は帰国するが、当時も500名余の行方が不明であった。しかしその後、彼らは現地ベトナム人に“同化”して、その後も米軍と戦い、ベトナムを勝利に導く原動力になった。

これらの歴史が表に出なかったのは、体験者の口が重かったからで、それは日本人が嫌う、「共産主義陣営に加担した」という負い目があったからではないか?と私は思っている。


中共空軍創設に尽力した林与三郎飛行隊や、シベリアで非人道的な扱いを受けた抑留者たちが帰国後そうであったように。

そして陸軍中野学校出身者たちの活躍も偉大だったが、戦後は情報戦そのものが否定されたので消滅したと思っている。

いずれにせよ、当時の日本の若者たちの「烈々たる気構え」は戦後の“草食系”男子たちからは想像もできない。彼らこそ本物の「サムライ」であった。

詳細は拙著をお読みいただくとして、特筆すべきは井川省少佐の存在である。

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≪井川省少佐=拙著から≫

元朝日新聞ハノイ支局長だった井川一久氏はその御子息だが、2004〜2005に現地調査を含む詳細な日本人の事績研究を公表している。これもぜひ合わせ読んでいただきたいが、ベトナムの戦列に参加した残留兵らは井川氏の質問に「あれは大東亜戦争の続きだった。ベトナム人を見殺しにしておめおめと帰国できるかと思った」と答えている。

井川氏の父である井川省少佐がなぜ残留したのかは不明だが、私の想像では、井川少佐は「226事件に連座したものが6人もいた陸士第47期の卒業生だった」ことが関係しているように思われ、きっと心中複雑だったに違いない。

しかし少佐は活動的で、現地ベトミン首脳らと密かに「相互不可侵協定」を結んだため、現地人と軍との間のトラブルは皆無だったという。

外交手腕にもすぐれた将校だったが、46年春、ヴィンデンの第5戦区司令部から中部高原のプレイクへ、自らジープを駆って作戦指導に赴く途中、フランス軍の待ち伏せ攻撃に遭い戦死している。

今回産経の記事に取り上げられた猪狩和正中尉は井川少佐の直接部下で、ベトナム軍第2師団中隊長の一人だった。

このように多くの将兵や大川周明塾の若者たちが、志半ばでアジアの捨て石になって散華して逝ったが、彼らは戦後史から無視され、その死は報われないまま戦後70年過ぎていった。

国の責任はもとより、知ろうともしなかった国民の責任も極めて重いと思う。

今回、常に心にとめておられた陛下御自ら、現地を訪ねられるのだから、これでやっと彼らの心には平和が訪れることだろう。漸く彼ら自身の大東亜戦争が終結するからである。合掌


届いた本のPR

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「航空情報4月号」

B−35Bがいよいよ岩国基地に展開する。時宜を得た特集だろう。

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≪「丸」4月号」≫

ドイツ戦艦特集が面白い。与那国島リポートも有意義だが、あれから20年かかったと思うと複雑な気がする。軍事展開の急激さに比べて何と行政施策に時間がかかるかと…。

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≪おなじみWILL4月号≫


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≪HANADA4月号≫

評論家・加瀬英明氏の「朝日新聞はポルノ新聞だ」は一読に値する。新聞記事の裏が伺えて面白い。要するに[なあなあ]の世界なのである。トランプ大統領が、メディアを≪フェイク!≫と呼ぶ意味も理解できるだろう。


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≪瞑想のすすめ=読者からいただいたもの≫

大東亞戦争は昭和50年4月30日に終結した

大東亞戦争は昭和50年4月30日に終結した

安保法制と自衛隊

安保法制と自衛隊

2017-02-21 金正男暗殺事件と朝鮮半島危機

金正男暗殺事件と朝鮮半島の危機

22年ぶりに松島基地OB会で講演してきた。120名を超す仲間が集まってくれたが、瞬時にして22年前の現役時代にタイムスリップする感覚が不思議だった。

皆、それぞれに“老化”していたが意気軒昂、当時、独身で若かった隊員がこの秋に定年だと聞いて、自分の歳を改めて悟らされた!


ところで、今や我が国のメディア(特にTV)は金正男暗殺事件で浮き足立っている。

そして北朝鮮の理不尽さと金王朝?のドロドロした人間関係を強調しているが、この事件が今後の半島にどんな影響を及ぼすかについてはほとんど触れていない。

視聴率競争段階にとどまっていて“専門家”とかいう韓国人たちを動員して井戸端会議を続けているが、それが何の足しになるというのか?


朝鮮半島をめぐる相関関係は、北はシナの緩衝地帯であり戦略的要衝である。つまりシナの“核心的利益”に相当する。

韓国にとっては“脅威”であり油断できない存在だが力不足を米軍が補っている。

ロシアのプーチンはそれほど関心を持ってはいまい。今は地中海への出口獲得の方が最優先なのだから。

では日本は?

書くだけ虚しいが、拉致被害者を救う事さえできずオロオロしているだけだ。

と言って半島が赤く染まることは絶対に避けたいから、これも米軍に頼っている。

そこで肝心の北の思惑はどうだろう?

金正恩が自分を倒そうとする可能性がある者を粛正するのは、この国の過去の歴史から見て宿命に近い事実だから、当然金正男を粛正させたのであろうという推測は成り立つ。

しかしそうであれば、今後はその子供も、自分に一番近い血縁の兄も、すべてがその対象者として粛正する必要があろう。


しかし、過去の金日成金正日の“交代”も暗闘の中の殺し合いで決まっている。

その後、金正恩に権力が移譲されたのは金正日の決定だったとされているが、それにしても危うい決定だった。私はまるで2等空尉がいきなり空幕長になったようなものだ、と当時書いたはずだ。


そしてその弊害は北の国内に渦巻いた。少なくとも高度な判断力と経験を持つ“老兵”にとっては、不満だらけだったに違いない。

養育しようにも、わがままな権力者には通じなかったから、不満は不平に発展し、機会があれば…となる。

半ば孤立気味の正恩にとっては周りの誰もが“敵”に見えてもおかしくはなかった。

気に食わないトリマキを次々に消し始めたが、中でも2014年1月に叔父の張成沢元国防副委員長と、親族の大半を処刑したことは周辺諸国に大きな不信感を与えた。特にシナには…。


叔父を処刑した理由は何だったのか?

それは自分を降ろそうとしたからである。つまり反乱だ。

張成沢が、2012年8月13日に中国を訪問した時、国家主席(当時)胡錦濤と会談したが、会談内容は極秘であり、その場には胡錦濤と張成沢以外には、中国人の通訳が一人いただけだった。このとき張成沢は「金正日の跡継ぎは、金正恩ではなく、中国寄りで改革開放を進めるであろう金正男にさせるべきだ」と話したらしいが、胡錦濤は黙っていて、何も答えなかったという。

ところがこれが北に漏れた。周永康がこの密談内容を全て盗聴して、北朝鮮に密告していたのだ。

事実、周永康は金正日と緊密だったし、2010年に訪朝した際、金正日とは4回も会っていてバルコニーから手を振った間柄だった。そこで後継者は金正恩だと告げられていたらしい。つまり、正恩支持を依頼されていたのである。

そこで周永興は正恩に“ご注進”したというのだが、この説には信憑性がある。

そうでなければ、機関砲で身体を撃ち抜き、さらに火炎放射器で遺骸を焼き尽くし、その上のちに災いになる恐れのある張成沢の親族一家の幼子までを殺し尽くすはずはなかったろう。

更に金正恩は、2015年後半に各種の工作機関などに中国共産党の対朝鮮政策の調査を命じたのだが、その結果「中国は北朝鮮を改革開放に導こうとしており、金正恩政権がそれに従わず核ミサイル開発を続ける場合、正男を使って金正恩政権を倒すことを検討している」という周永興の証言を裏付ける報告が金正恩に上がった。

これで金正恩のシナに対する意思は固まったと思われる。もともと父親の金正日もシナを毛嫌いしていたのだから。


その昔、中ソ友好は盤石だ!と言っていたように、中朝は蜜月だ!と報じていたのは日本のメディアくらいなものだ。尤も大学教授らさえも「シナにはハエ一匹いない」と絶賛していたのだから、メディアだけではなかったが…。


ところでこの事件の奇妙な点だが、金正日と金正恩のシナ無視の姿勢に不快な思いをしているはずのシナが、保護国の“若い”独裁者の独走に耐えている有様は謎であり、わざわざ人民日報がこの事件を「朝鮮半島の安全保障になんらのインパクトもない」と書いたことも腑に落ちない。

しかしその裏で、国境地帯に1000人の兵士を増派しているから、反応はしているのである。

それは 2016年1月に金正恩は中国の制止を振り切って核実験を断行したが、これに習近平は激怒している。

それを伝え聞いた金正恩は「中国が正男を使って自分を倒しに来るなら、北京と上海に一発ずつ核ミサイルを撃ち込む」と語ったといわれているから、シナと北との関係は「冷え込む」などという段階ではなく、一触即発といっても過言ではないといえる。


大紀元日本は、

≪1、香港に本部を置く中国人権民主運動情報センターによると、中国当局は金正男氏が死亡したと伝えられた後、不測に備えて中国と北朝鮮との国境に約1000人の兵力を増員した。

 2、2月15日に中国外交部の定例記者会見での質問に対して、外交部の耿爽・報道官は「中国側は事件の動向を密接に注視している」と回答した。記者の金正男氏の妻子は現在マカオにいるかどうかとの質問に対して、耿報道官は「関連情報を把握していない」と答えた。

 3、しかし、金氏の妻子に関する質問への報道官の返答は、外交部のプレスリリースに反映されておらず、当局に削除されたと推測される。当局は金正男氏の突然の死に対し、非常に慎重になっているとみられる。

 4、中国国内メディア「澎湃新聞」の2月15日の報道によると、北朝鮮から輸入された製鋼用の無煙炭のその中に含まれる水銀が基準値を上回ったため、このほど浙江省温州港から北朝鮮に送り返した。無煙炭の規模は1万6296トンで、総額約95万ドルで、昨年10月、温州港に運ばれたという≫

と報じているから、おそらく、シナ政府はマカオに住む金正男一家の保護に失敗した責任を権力闘争の相手から問われまいとして、混乱しているのだろう。

しかし一説によると金正男が外国へでていくときは保護の対象外にしていたとの説もあるから、金正男は今回のように無防備で、格安航空券、ボディガードも付けないで飛び歩いていたのだろうが、北朝鮮工作員の方は彼の所在を確実に掌握していたのである。


そしてむざむざと暗殺されたのだから、明らかにシナの保護施策のミスであったといえる。

これでシナの息がかかった後継者はほぼ断絶することが確実になった。

“緩衝地帯”を支配するはずのシナの夢は遠のき始めた。そこで、北の保護者であるシナと、南の保護者である米国との確執が始まる。次の後継者選びが加速するのだ。


シナの後継者と目された金正男が暗殺された現在、次の有力者の名前に金日成の次男である金平一の名前が上がっていて、彼をトップとする亡命政権樹立を一部の脱北者が呼びかけているという。

もちろんこれに対しても金正恩は怒り狂っているだろうが、金平一は「英国在住の脱北者団体」などからの支援ではなく、南朝鮮と米国が担ぐ「後継予定者」ではないのか?


だとすれば、アジアの平和と安定を乱している金正恩は近い将来抹殺され、北にはシナではなく米国が押す金平一が就く日が来るのかもしれない。

この思い切った作戦は、オバマではできなかったことだが、北を不快に感じているトランプ新大統領なら実行できるだろう。

北のSLBMが米本土に届くようになる前に、その根を断つ作戦を実行する公算は否定できない。そしてそれは南シナ海を占領してSLBMを配備しようとしているシナに対する“警告”にもなる。

来月から予定されている米韓合同訓練は、時期的にもいろいろな条件を満たすことになるだろうから、状況によってはトランプ大統領は、北の核を根絶する行動に出かねないだろう。

既にF22や、F35などは嘉手納に集結しているし、空母レーガンのほかに、カールビンソン打撃部隊もアジアに進出している。その勢力は膨大なもので、シナの『遼寧号』などは足元にも及ぶまい。

過去の金正日時代の米韓合同演習中、金正日は上空を我が物顔に飛行するステルス爆撃機におびえ、地下深く退避していたといわれている。

恐れを知らない?金正恩が、万一これに対抗しようとして、核実験や、ミサイルを発射した時には、これを口実にトランプは一斉に先制攻撃を命じる恐れなしとはしない。

金正男暗殺で、半島情勢を憂慮するのならば、これくらいのシナリオが描けなくては、フェイクメディアと言われても仕方あるまい。

東北新幹線内で、そんな“妄想”をしつつ帰京したのだが、当たるも八卦、当たらぬもまた八卦ではある。


金正日は日本人だった

金正日は日本人だった

大東亞戦争は昭和50年4月30日に終結した

大東亞戦争は昭和50年4月30日に終結した

安保法制と自衛隊

安保法制と自衛隊

戦闘機パイロットという人生

戦闘機パイロットという人生

2017-02-10 歴史戦の裏に日本?人ら

歴史戦の裏に日本?人ら

2月6日の産経一面、「美しき勁き国へ」に、桜井よしこ女史は「長崎に世界的反日基点」とこう警告した。

≪坂の街・長崎の住宅街の一角に「岡まさはる記念長崎平和資料館」(以下、資料館)がある。牧師で朝鮮人被爆者問題を掘り起こした岡正治氏の遺志を継いで1995年に設立された。

理事長の高賓康稔氏らはいま、「残虐の限りをつくした日本のアジア侵略」と「日本の加害責任を訴え、日本に戦後補償を実現させようと活動中だ。

(中略)彼らの活動の幅の広さから、この小ぶりの史料館が「日本の残虐行為」を世界に発信する基地となっていると思わざるを得ない。…中国とは特別な関係がうかがえる。2000年8月に「南京大虐殺記念館」と友好館提携を結び、中国側の史料を借り受けて展示している。中国人インターンも受け入れた。祖国で兵役を拒否し、代替役務の勤務先に資料館を選んだドイツ人青年も受け入れた。反日論調が目立つニューヨーク・タイムズ紙の記者も取材に来た。…≫


一般的に反日活動の“第一線”は韓国人たちが受け持ち、その背後にシナがうごめいているというのが定説だ。

1000年に及んだ大陸支配の恐怖がDNAになっている韓国人らしいが、戦後の日本人がおとなしすぎるので更に図に乗っているというのが図式だろう。とりわけ終戦後日本に残留した連中の最近の横暴さには目に余るものがある。


その一つが前記の桜井女史の記事だが、最近は「軍艦島は地獄だった!」などというウソを世界に宣伝しようとしている。

民度が数世紀遅れている民族であることは、パククネ大統領問題で右往左往して収拾がつかない現状が明白に示しているが、近隣国としては迷惑千万である。


ところが韓国を扇動して日本と対立させているシナの後ろには、なんと!日本人弁護士らがいるのだ。この事実は、担当する公安関係者以外は知らないことだろう。メディアはむしろ隠しているのだから…。


既にここで何度も警告してあるが、今回は中国ウォッチャーから「日本のメディアは何しているの?連日トランプトランプと大騒ぎ。その間にシナが反日宣伝を世界中に広めようとしているのに…日本人よ、中共の嘘がなぜユネスコに取り上げられ、たくらみが成功するのか考えているのか? 日本人よ、朝日が捏造した慰安婦ではなく、今度はありもしなかった重慶爆撃をユネスコの世界記憶遺産に登録しようと準備しているのだが、その背後には日本人?の一瀬敬一郎弁護士らがいるのに、何で阻止しないのか? 

日本人よ、本気で反抗して潰さないといけないよ!」と言って次のような記事が届いた。


一瀬敬一郎弁護士は第二東京弁護士会に所属する、中核派弁護士で中国を担当しているといい、HPには、

≪一瀬法律事務所 所在地 〒105-0003 東京都港区西新橋1-21-5=日中戦争中に旧日本軍が中国・重慶市を空爆した「重慶大爆撃」で肉親を失うなどした被害者約40人が、日本政府に損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした所謂『重慶大爆撃』裁判で、「日本政府の加害責任についての姿勢はあいまいで本当に反省しているのか疑わしいとの気持ちがアジアの人たちの根底にある。今回、重慶爆撃の違法性を正面から問い掛けることは歴史的意味がある≫

と発言した人物だとある。

今回届いた「China918.cn」の記事には「今年の1月9日に日本人弁護士・一瀬敬一郎氏は中国に来ました」とあり、重慶人民らと会合している写真がついている。

その一連の画像を紹介しよう。

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≪右が一瀬弁護士≫

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歴史戦の大元を断つには、このような『諜報員』の活動を抑えることだが、「諸国民の公正と信義を信頼する日本“政府”」には困難なようだから、また“賠償金”を差し出すのだろう…。これだから「働けど働けど、まじめな国民の生活」はなかなか向上しないのだ。


次は国内の友人から届いたパンフレットだが、このような反日活動を助長しているメディアの不公正さにあきれた一部有志が立ち上がろうとしているものである。

ここでも“公費”ではなく“私費”が用いられているのだから、知事や文科省のような国家公務員は楽だな〜〜と感じる。

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≪「視聴者には知る権利がある」という言葉は切羽詰って聞こえる。下の図は「国連を利用したプロパガンダの成立過程」を示したもの。米国のリベラルメディアもひどいが、日本のメディアもそれに輪をかけて薄汚いことがよくわかる。≫

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≪これは「国民の生命と財産を脅かす」ようなニュースをどう報じているか、を示したグラフである。テレビが中国の脅威を報道しない!?のは、転勤先で婦女暴行業に忙しい記者たちには無理なのかも…。そんな連中が書いた記事に一喜一憂する国民が何とも哀れに見えてくる≫

こうしてシナによる韓国を使った「反日活動」は、オキナワは言うに及ばず、長崎や新橋をはじめ、全国各地の拠点でますます積極的になっていきつつあるのだ。

日本人って、のんびりしているな〜〜

B級グルメに熱中したり、大食い競争で食物を無駄にしたり…。

どうしてこうなったのだろう??

そのうちに隣国から「民度が低い!」と蔑まれることになるのかも…


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≪福島原発事故と左翼:瀬戸弘幸著:青林堂

「左翼政治家や文化人、メディアが原発事故を最大限に利用し、福島を貶めた!福島在住の著者が震災以降、見て来た反日左翼による反原発運動の6年間とは!」と帯にある。

やむを得ず移住した県民に対するいじめ、子供らを「菌呼ばわり」する左翼教師らも同罪だが、それを生んだのが、左翼の民主党政権だったことは、そろそろ忘れられてきつつある。

あの3年余は本当に地獄だった!

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≪軍事研究3月号≫

いつものように極めてレベルが高い軍事記事である。

今回は「日本に防衛産業はない・武器輸出で防衛産業は儲かるか?」は必見だが、これもつまるところ、国家に戦略がないから防衛産業界も犠牲者の一人なのだろう。

松島先輩の回想録は「阪神淡路大震災」に入った。このころ私は松島基地司令だったからよく覚えている。当時を知るものとしては必読だろう。

中国 驚愕の性奴隷

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安保法制と自衛隊

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大東亜戦争は昭和50年4月30日に終結した

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