軍事評論家=佐藤守のブログ日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

■軍事を語らずして、日本を語るなかれ!!■

2005-06-22 無知な選良?達の『負の遺産』を見直そう.

無知な選良?達の『負の遺産』を見直そう.

旧日本軍が,大陸に『遺棄』したとされる化学兵器処理問題で,中国が法外な要求をしてきた.

当時の愚かな首相が『請け負った』以上,約束を守る事に吝かではないが,この問題には些か『胡散臭い』陰が付きまとっているから見直すべきではないか?.

まず第1に日本軍が勝手に『遺棄したもの』と言うよりも『敗戦』のため,『武装解除』されて,国民党軍に「没収」されたもので、彼らにとっては『軍事的戦利品』だったのである.処分するのなら彼らに責任がある.

第2に、それが年代を経て腐食し危険になったから,というので、日本軍のものよりソ連製など他国製が多いにもかかわらず,それらをひとまとめにして『旧日本軍の化学兵器』という事にして、金持ちで卑屈な我国に処分させようとしたものだ.ところが当時の首相はじめ関係者が過去の経緯に『無知』だったため,意外に簡単に約束し莫大な税金を投入してくれることになったのだから,中国側としては万万歳だった.

第3に,数の問題である.7年前,我々が北京を訪れ,いわゆる『虐殺記念館』で幹部達と会合した際,彼らから一方的にこの問題を提起された.いわく『200万発の遺棄化学兵器を,処分すると約束したのに,日本政府は約束を守らない』.

そこで我々が反論すると,彼らは居丈高になって『再反論』したが,彼らも詳しいいきさつは当然知らないから,根拠が薄いものであった.そしてやけに『200万発』と連呼するので,メンバーの一人が冷静に根拠を示して『説得』した.O氏は、私が外務省国連局に出向していた時,ジュネーブの軍縮委員会で日本側専門家として活躍していたし,事実その時も外務省参与で,この問題の専門家だったから,大した知識も『教養』も無く,ただ居丈高に威圧するだけの中国側幹部はたじろいだ.しかし最後まで『200万発だ』といって譲らなかったので,ついにO氏は鞄から文書を取り出して『誰も確認していないのだから数字自体が問題だが、一応70万発が公式な数字だ』と言い返した.すると彼らはいきり立って『200万発が正式な数だ』と大声で威圧した。

そこでO氏は落ち着いて『これは国連の正式ペーパーで,70万発と言っているのは貴国の代表だ』と文書を示した.文書に目を通した彼らは,さすがに困っていたが,やがて『数の問題はともかく…』と歯切れ悪く切り出した.

私はすかざず『では南京虐殺30万人…の数も”ともかく”か?』といったが通訳されなかった.

事ほど左様にあの国の外交は『無知に基づく威圧と傲慢』で貫かれている.この問題は,こんな約束をした当時の首相が『一括して支払うべき』で、税金を使うべきではない.

実はこの問題には裏がある.

その昔,北海道の屈斜路湖で,旧日本軍の化学砲弾30発が発見され,国内の某社が処分したのだが,初めての事でもあり,砲弾一発あたり約2000万円(当時)というかなりの費用がかかった.

これを知った中国は,旧満州地区に保有していた化学兵器類を,日本側に難癖をつけて処分させて一儲けする事を思いついた.2000万円X200万発の『ぼろ儲け』という次第.

中国側のある人間が私に『将軍,処分したことにして埋めてしまい,金だけくれれば良いのよ』とウインクした.『あそこは万里の長城の外、漢民族よりも朝鮮族の地よ!』といい,『人民の被害なんて誰も気にしていない.被害者全部に保障していたら大変よ!』.

今,大陸では『コピー商品』による被害が相次ぎ,ついに欧米諸国までが対策に乗り出した.しかし「コピー商品撲滅運動」をいくらやっても出まわる.何故か? それは徹底的な取締りをしたら,取締官が『リストラされる』ことになるのだから、係官は絶対に真剣に取り締まらないのである.『知的財産権』など,知的でない民族には理解を超える「権利」であろう.

化学兵器処理も大同小異、彼らには『人権』や『人道的配慮』など無関係なのである.

今朝の産経トップで『1兆円超要求』とあるが,彼らとしてはこれは当初から『想定内』の事で,『馬鹿な日本人が苦しむだけよ』と高笑いしているに違いない.

しかし本当の『ワル』は,日本人?の癖に日本人を苦しめる連中である.これら『本当の戦犯』達も,国内のどこかで我々の事を『御し易い馬鹿な納税者だ』と高笑いしているに違いない.だとしたらこのような『選良達』は『絶対に許してはならない』と思う.



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