軍事評論家=佐藤守のブログ日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

■軍事を語らずして、日本を語るなかれ!!■

2006-09-13 核武装論に対する所見

核武装論に対する所見

核武装論について、コメントを求められたから、先日紹介した「月刊日本・9月号」の私の所見(一部補遺)をご参考までに掲載したい。

『安易な核武装論より国家戦略の構築こそ急務』

≪核防御論のない核武装論は滑稽だ≫

 ソ連崩壊後、米国は米・英・日のトライアングルで世界をコントロールしようと考えていた。小泉政権は自衛隊をイラクに派遣したが、それまでの政権は、いざという時には、憲法を盾にとって軍事的負担から逃げるので、米国は日本が足枷になってきていた。

米国にとって日本は頼りにならない同盟国であり、アーミテージ前国務副長官が「もっと存在感を出せ」といった理由がそこにあった。

 わが国は、英国と同じ海洋国家として、台湾・東シナ海・朝鮮半島を視野に入れた軍事力整備を急ぐ必要がある。

‘72年の米中国交回復時、ニクソン毛沢東との間で、「日本に自主的な防衛力を持たせない」との密約があったといわれるが、日本は戦後半世紀以上、自主的防衛力どころか、国家戦略すら持たずに今日まで来た。これでは真の独立国とはいえない。

 今回の北朝鮮のミサイル発射は、まさに「天の警鐘」である。この北朝鮮のミサイル発射を機に、保守系論客の中に「日本も核武装すべきだ」との論調が見られるようになった。そこで私は敢えて「核武装に踏み切るのは良いが、その際、核攻撃からの防御をどう考えているのか」との問題を提起したい。

 毛沢東は「核を保有しなければ、米国に侮られる」と、核兵器を開発したが、同時に北京周辺に大地下壕を掘り、各種軍事施設は地上から姿を消した。勿論米国も巨大な核シェルターを整備している。核兵器を保有するということは、同時に核攻撃からの防御のため、国家の中枢機能および軍事施設の地下要塞化が絶対不可欠なのだ。核戦略上当然のことなのだが、核兵器を保有するには、この様に攻守両面からの準備が必要なのである。

数年前に私が視察した台湾の花蓮航空基地は、頑丈な岩盤をくりぬいた、NBC攻撃に耐えられる一大地下要塞になっている。核装備をしていなくとも、国家安全保障上、これが常識というものであろう。

 今回の北朝鮮のミサイル発射で、首相など関係主要閣僚が緊急安保会議を開催したが、これは本来地下要塞でやるべきものである。無防備な首相官邸では、ミサイル攻撃で一瞬にして破壊され、国家の中枢機能はズタズタにされてしまうだろう。

 現在行われている核武装論が滑稽なのは、こうした防御思想が皆無であることだ。こんな核武装論は、かってのガダルカナル戦と同様で、白兵戦の突撃思想でしかない。

 安易に核武装論を唱える者に「核兵器を陸海空自衛隊のどこに持たせるのか」を質問してみよう。すると、皆返事に詰まる筈だ。基本的には、脆弱性を避けるために海上自衛隊の潜水艦にSLBM(またはCM…核装備巡航ミサイル)を装備させるべきだが、原子力潜水艦も保有していないわが海上自衛隊がSLBM(CM)など装備することなどナンセンスだ。

 しかも、核発射ボタンは3自衛隊の統率者である内閣総理大臣が持つことになるが、「その時」、冷静的確に判断して発射命令を下せる宰相が果たしているのか。こう考えてくると、わが国が核ミサイルを開発・保有しても、敵国からは「こけおどし」としか見られず、侮られること必至だ。

≪今求められる基本的な国家戦略の構築≫

 一部識者は「日本の技術力があれば、核兵器開発など一ヶ月もあれば出来る」と豪語する。確かに工学部の「オタク?」学生を集め、防衛産業の中核をなす重工業を動員すれば、作れはするだろう。しかし、スパイ防止法もない状態で、核拡散に手を貸すような事態が起きれば、世界の非難を一身に集めることは疑いない。また、仮に核兵器を持っても、直ちに自衛隊に配備できる筈がない。核を配備する前に、高度で十分な訓練が必要なことはいうまでもないし、その「要員選別」にも十分配慮する必要が生じる。

 まずわが国が核兵器開発を始める前になすべきことは、いかなる核戦略を構築するのかであり、これが最も重要な課題なのだ。外交評論家の岡崎久彦氏が言うように、日本の核戦略の基本は日米同盟と戦略的に両立するものでなければならない。米国の外交戦略に反対してきたドゴールのようなフランス型ではなく、英国型でなければ、実質的な意味がない。一部の核武装論者のように、「核武装して米国に対抗する」というのは支離滅裂な議論だ。核兵器開発を始めるには、こうした基本的な国家戦略を構築し、国民世論の指導と喚起を図ることが必要不可欠だ。仮に核武装に踏み切れば、核拡散防止条約から脱退することになるが、果たして脱退するだけの覚悟が日本国民と日本政府にあるのだろうか?勿論「唯一の核被爆国」などという情緒論は世界には通用しない。

私は核武装よりも、高度な精密兵器と長距離爆撃機を保有して、「寄らばきるぞ!」の姿勢を持つことのほうが、核兵器を保有して失う国際的な信用よりも、効果は大きいと考える。今議論されているのは、長期的な国家戦略に基づいた核武装論ではない。

核兵器保有国は「強い」のではなく、彼らは逆に「弱い」のだ。米国もソ連の核兵器増強が怖かったからこそ、死に物狂いで冷戦という外交戦(SALTなど)を戦い、ソ連を核兵器なしで崩壊させたのである。核兵器を持っている国は「強い」と同時に、実は非常に「弱い」のだ。金正日は今回ミサイルを発射したが、本心は怖くて仕方がないはずだ。

今回の北朝鮮のミサイル発射に対して、額賀防衛庁長官が「敵基地攻撃論」を示唆する発言をしたが、当然のことである。ところが、韓国などがこの発言に噛み付いたのは、彼らが「通常兵器」で武装された自衛隊の攻撃でさえも怖いと感じているからに他ならない。

昭和31年、鳩山内閣のとき、船田防衛庁長官は「急迫不正の侵害が行われ、誘導弾などによる攻撃が行われた場合、他に手段がないと認められる限り、誘導弾などの基地を叩くことは、法理的には自衛の範囲に含まれ、可能である」旨答弁している。問題はその「叩く手段」を整備してこなかったことにある。

今わが国に必要なのは、こうした国家の基本的姿勢を確立する徹底した議論なのだ。核武装しなくても、わが国を守る手段はいくらでもあるのだ。

fade_to_blackfade_to_black 2006/09/14 01:08 いつも楽しく拝見させて頂いています。土曜日の曹候補の試験の息抜きです…
今日の文章でもあったように、不思議に思うのですが、なぜ日本には原子力潜水艦がないのでしょうか?原子力潜水艦を禁止するような法律があるのでしょうか?
核兵器ではないので、非核三原則には当てはまらない気がするのですが…

じゃんじゃん 2006/09/14 02:06 核発電動力+潜水艦=核兵器?

tarakotarako 2006/09/14 03:15 そういえば、石破前長官も地元での講演で
「日本が核を持つということはNPTから脱退するということであるが、そうなると今の原発の核燃料サイクルといった計画は全て頓挫するがそれでもよいのか、」
といったような事を言っておられました。

バグってハニーバグってハニー 2006/09/14 05:43 今日の先生のエントリに諸手を上げて賛成します。私は安易な敵基地攻撃論や核武装論を危なっかしく感じていました。いかにも付け焼刃的、傷口に絆創膏を張るような、その場の思いつきの対症療法に見えたからです。

敵基地攻撃論に関して
敵基地を攻撃すれば必ず報復されます。それを防ぐためには初撃で壊滅的ダメージを与える、敵を圧倒する百発百中の攻撃力が必要になります。しかしながら、自衛隊の攻撃力は米軍と比して非常に限定的で、大変心許ない。これは専守防衛の名の下、自衛隊はもっぱら防御に徹し、攻撃力は米軍に負うという役割分担の上で整備を続けてきた帰結にしか過ぎません。自分たちで敵基地を攻撃したいのであれば、まずこの専守防衛の看板をはずし、日本にどのような外征能力が必要なのか(近隣国だけをターゲットにするのか、それともNATO諸国がそうしたようにイランやアフガニスタンにも大規模兵力を送り作戦に参加できるようにするのか)を議論することから始めるべきだと思います。なし崩し的に兵器を整備するのではなく、日本の国家戦略に基づいて、まず政治的決断が初めにあるべきです。

核武装論について
戦前日本は資源の出ない、二流工業国でした。戦後、工業こそ一流になりましたが、軍需物資、食糧等は外国からの輸入に頼っている事実は変わっていません。資源を諸外国に頼る国が生き残る術は、戦争して無理やりそれを取りに行くのか、国際社会と協調して平和裏に輸入するのかのどちらかしかありません。前者は、失敗のリスクがあまりにも大きすぎ、そもそも戦争を仕掛けられた国にとってははた迷惑でしかないというのが、先の大戦から我々が学んだ教訓の一つではないでしょうか。日本は国際的な合意を無視して生き残れません。日本は北朝鮮なんかと違ってNPTを遵守し、査察を完全に受け入れてきたからこそ、核兵器に転用しないという合意の上で核燃料を南アなどから輸入しています。核武装は何も米国の顔色だけを伺えば済む話ではないのです。NPTを反故にするのは日本にとって自殺以外の何物でもありません。また、核兵器が抑止力として機能するためには必ず核実験が必要になりますが、この狭い日本にそれが可能な場所はありません。

西ドイツは自前の核兵器がなくとも冷戦をしぶとく生き残りました。米国の核ミサイルを国中に配備することによってです。私はこれは日本の参考になると思います。簡単に言って非核三原則のうち「持ち込ませない」だけを撤廃して、米国の戦略原潜に時々日本の港に立ち寄ってもらえばいいと思います。ミサイル防衛もGDP比1%で済ませている現状では、この予算措置が一切要らない核武装は非常に現実的であると思います。

石頭石頭 2006/09/14 08:39 核武装よりも、高度な精密兵器や長距離爆撃機を保有する方が効果が大きいとのご意見に同意します。この方が、日本侵略を企てる国には、よほど現実味のある潜在的な脅威となるでしょう。「やられっぱなしではないぞ」という意思表示として効果的です。

だからだから 2006/09/14 08:59 「日中友好」を唱えて笑顔で握手し、中国の嫌うことはしないよう気をつければ仲良くできると本気で思っているような人達が多い間は、土性骨の据わった日本の国家戦略など実現しないと悲観的になっていました。
 しかし、佐藤氏の如く現場感覚に優れ、冷徹に先を見通して打つべき手を現実に即して提案できる方と、それに賛同する方々が少しでも増えれば、まだ望みはあります。
 「駝鳥の平和」は論外として、浅はかな上っ面の議論(思いつきの核武装論など)、反権力が好きな小児病思考(強い者は嫌い)などは、もはや大人の日本人のすることではありません。

二立二立 2006/09/14 09:25  第二次大戦で無条件降伏したとき、日本は分割統治されても、巨額の戦時賠償を課せられても、天皇制を廃止させられても文句の言えない亡国の危機に瀕したわけですが、そこに至るまで、どこかに国策の誤りがあったからだと言わざるを得ません。東条英機の太平洋戦争の開戦がやむを得ざるもので、不可避であったとするならば、それ以前の段階で、どこかに国策の誤りがあったということになります。
 その中のひとつに、軍事力を背景とした外交展開が誤りであったという意見があります。戦争は外交の発露の一種で、強力な軍事力を背景とすれば、強力な外交展開ができます。隣国を植民地にしたり、満州国を分離独立させたりするようなこともできます。
 これが国策の誤りをもたらしたということで、日本は戦後は平和国家を目指し、軍事力を背景としない外交を60年ほど展開してきたわけです。
 今、軍事力を背景とした外交に郷愁を覚えている人は、戦前の外交の誤りを総括し、日本はどの時点で国策を誤ったのか、その轍を踏まないようにするにはどうしたらいいかはっきりさせるべきだと思います。

河村一朗河村一朗 2006/09/14 09:56 佐藤先生のご意見ごもっともでございます。以前にも申しましたが、国家の安全保障は1.軍事力、2.食料の確保、3.エネルギーの確保の三点は最低考えなくてはなりません。シナ人の大部分が我々のような生活をすると言うことは、地球上のほとんどの食料、資源がシナに集中することを意味します。我々の生活は弥生時代に戻ることを意味します。オーストラリアが工業発展し、日本に車、半導体は売るが、鉄鉱石、石炭、天然ガスは自分達の子孫に残しておくので、売らないと言い出したら、どうしますか。世界一裕福なノールウェイは北海油田の原油を子孫のために残し、輸出はしておりません。シナとの食料、エネルギー争奪戦は既に始まっております。今後、益々激化するでしょう。西欧先進国との科学技術戦争も行っておりますが、序々に敗退気味であります。(大型)核武装(戦術核は除く。)は2.3.にはさほど役にはたたないでしょう。自衛隊を国内紛争鎮圧部隊、災害救助部隊と国内では見て来た傾向が強いと思います。軍事力の行使とは国際間の外交手段、政治闘争の手段の一つであります。持つこと自体も隠然たる行使であります。下記のような思考が日本人に出来ておりませんことが、支離滅裂な議論が出て来るのだと思います。

あ 2006/09/14 10:11 議論なんぞどうでもいい。
まずは「力」だ。

ハゲ坊主ハゲ坊主 2006/09/14 10:26 その前に自衛隊内のスパイや泥棒を一掃することが先だろう。極秘文書をテキに渡すような不届き者がいるわけだから。ハニートラップに引っかかる自衛隊員や外務省職員、公務員の飲酒運転と一緒でタチが悪いな。ピストル・機関銃の紛失(内部の犯行らしい)最近の自衛隊員のモラル低下の数々、こんな事で国家の一大事があったときに、国民の生命と財産を守る事ができるのか!国民を騙すのもいい加減にしろ、恥を知れ!

バターカップバターカップ 2006/09/14 11:38 この際、とことん核を嫌う国、「世界の核の番人」になって、世界中は無理でも相当な距離を飛んでいける行動力と攻撃力を手にするのも一策かと思いました。

arcadiaarcadia 2006/09/14 12:07 >>二立さん
以下は「ポツダム宣言」の第13条と、その機械翻訳版(エキサイト翻訳)です。

We call upon the government of Japan to proclaim now the unconditional surrender
of all Japanese armed forces, and to provide proper and adequate assurances
of their good faith in such action.
The alternative for Japan is prompt and utter destruction.

私たちは、日本の政府が現在、すべての日本の軍隊の無条件降伏を宣言して、
そのような動作における彼らの誠実の適切で適切な保証を提供するのを要求します。
日本への代替手段は迅速で全くの破壊です。

結論から言えば、大日本帝国政府は「無条件降伏」していません。
無条件降伏したのは「旧日本軍」であり、大日本帝国政府が無条件降伏したとするのは
ポツダム宣言に書かれた文言を「意図的に拡大解釈した」ものではないでしょうか?

そもそも無条件降伏というのは、停戦するにあたり交渉をして停戦条件を協議しない、
降伏した側は国際法に則って軍事捕虜として処遇される、というものです。

私が不思議に思うのは、日本のマスコミ各社は何かにつけ「日本は無条件降伏した」と
明らかに間違った情報を事実として伝えている事です。
私には、何らかの勢力が「事実とは異なる情報」を「意図的に流布している」という、
典型的な例の様に思われます。

続きます

arcadiaarcadia 2006/09/14 12:07 >隣国を植民地にしたり
朝鮮半島の事かと思われますが、あれは植民地ではなく「併合」です。
もし植民地と言われるなら、現在もイギリスやアメリカは国内に植民地を抱えている事になります。
しかしそれに関しては、誰も植民地だとは言わないのは何とも不可思議な事です。

*イギリス(イングランド)は、ウェールズ/スコットランド/北アイルランドを併合
*アメリカは、アラスカ/オレゴン/カリフォルニア/テキサス/フロリダ/
*ミシシッピ以西ルイジアナ/ハワイを併合

>戦前の外交の誤りを総括し、日本はどの時点で国策を誤ったのか、
>その轍を踏まないようにするにはどうしたらいいかはっきりさせるべき
これには、一部同意します。
個人的には、日露戦争以後の日本には確固とした国家戦略というものがない様に感じています。

>>ハゲ坊主さん
やはり早急に「スパイ防止法」を成立させる必要がありますね。
日本国内には北朝鮮の工作員が5万人ほど存在している、なんていう米国筋の情報もありますし。
「スパイ天国」の汚名は、さっさと返上したいものです。

とおるとおる 2006/09/14 13:10 いい話です。
> 今求められる基本的な国家戦略の構築
私は、核兵器の検討をするべきだと思います。
それは、核兵器を作れば良いというもので無く、おっしゃる通り、核兵器の運用・核攻撃への対処方法を平時から考えておく必要があるという事です。(外国からの刺激で国家・国民がパニックになった状況で暴走する事だけは避けたいです。)
勿論、核保有をするか否かも含めての検討です。
おっしゃる通り、国家戦略の構築は、その前になくてはなりません。

二立二立 2006/09/14 13:14 arcadia様。無条件降伏の降伏文書に調印しているのは大日本帝国政府の代表者及び大本営の代表者です。

大日本帝国天皇陛下及日本国の命に依り且其の名に於て
重光 葵
日本帝国大本営の命に依り且其の名に於て
梅津 美治郎

 高島  高島  2006/09/14 13:15 9/14の貴核武装論拝見しました。

 核武装は当面必要ない。精密誘導兵器さえあれ
ば十分であるとおっしゃる佐藤さん始め、自衛隊
出身の方々のお考え、不審に思います。

 核兵器を持てばそれに付随した、防諜、情報収
集、原子力潜水
艦の建造、等必要であるのは当たり前で、素人で
もそれは考えに入れた上で言っているのではない
でしょうか。「核だけ作ってなにが出来るのか」
というのは、戦時中の、「戦争のことに素人は
口出しするな」とおなじことではないでしょうか。

 「核を持つにはその前に、国家戦略が必要」と
言われますが、核を持たなければ、国家戦略は必
要ないのでしょうか。

 核を持たなければ、核シェルターは必要ないの
でしょうか。核を持たない国には、核攻撃はして
こないのでしょうか。

 核を持つと言っても勿論アメリカと折り合いを
付けなければいけないことは、自明のことでしょ
う。「核を持つ」と言った場合はそれは当然読み
込まれている条件であると解するべきで
はないのでしょうか。

 8月19日のチャンネル桜、討論討論(自衛隊
OBの討論)でどなたか、「例えば、南西諸島の一
小島が、中国に占領された場合、自衛隊が奪り返
すのは、そんなに難しいことではない」と言われ
ていましたが、その場合、中国が、「取り返しに
来るのなら、核を使用して対抗する」と言うこと
はないのでしょうか。

 通常兵器に並行して、核保有計画も、机上計画
でもいいから総合的に考えて準備するべきである
と思います。

神戸 73才 男

まさのりまさのり 2006/09/14 13:25 国内のスパイを炙り出すには、在日の方々の特権をなくし、一般の日本国民と同じようにすることが、早急に必要だと思います。私たちの税金で、そのスパイたちをやしなっていたり、その施設の税金は払われていなかったり、誰か勇気のある国会議員がこのことを追求しないのかと待っておりますが、誰も出てきません。同じ国に住んでいて、一部の人だけが、手厚い社会保障を得られ、真面目に働いてきたこの国の国民が財源がないときられるような国家では、どんなに武装を強化しても、守れないと思いませんか。その特権を剥奪して浮いたお金で、巡航ミサイルや空中給油のできる戦闘機を持てば、核武装するよりも、効果的な抑止力になるのではないでしょうか?地政学的に見て、アメリカが日本を手放すはずがなく、それならば、閣下の言われるようにアメリカの核の下で戦略をたて、通常軍備だけは、今より拡充するという方が、現実的だと思います。

杉本杉本 2006/09/14 13:51 「核武装論についてコメントを求めた」のはひょっとして伊藤貫著「中国の「核」が世界を制す」についての感想を求めた私でしょうか。
もしそうだとしたら、対応して下さった事にお礼を申し上げたいと思います。
ただ、私は核武装論について所見を伺ったつもりはありませんでした。
もし別の件に対応されたに過ぎないのだとすれば、私がこんな事を申し上げる筋ではないのですが。

伊藤貫氏が著書で主張するのは、日本の独立存続にはまさに核抑止力が絶対必要だという事です。
現状では核抑止力とは核武装の事に他ならないので、つまりは核武装論ともいえます。

「中国の「核」が世界を制す」の129ページにカール・フォード前国務次官補との対談が載っています。
その中で、自主的核抑止力を持たない日本は集団的自衛権を行使できない、という現実を述べています。

(以下引用)

もし人民解放軍の海空軍が台湾を奇襲攻撃し、米軍が台湾を支援するために出動した場合、日本はどのように米軍に協力できるか、という具体的な事項になると、深刻な問題が発生します。
米中両国が戦争状態になり、日本にある軍事基地から空軍が出撃して中国の駆逐艦を撃沈し、戦闘機を撃墜すれば、中国政府は日本政府に対して「すべての対米協力を即時中止せよ!米軍に日本の軍事基地を使用させるな!この要求に従わないならば、二十四時間後に大阪に核ミサイルを撃ち込む!」という要求を突き付けてくる可能性があります。
その場合、日本の総理大臣はどう反応するでしょうか。
「アメリカの核の傘があるから大丈夫だ。中国が日本を攻撃してくることなんかあり得ない」と言って対米協力を続けるでしょうか。
それとも「たとえ中国が大阪に核ミサイルを撃ち込んでも、それを理由にアメリカと中国が核戦争を始めるわけがない。そんなことをすれば、数千万人の米国の一般市民が死んでしまう。アメリカの大統領がそこまでして「核の傘の保証」を守るはずがない」と判断して、中国からのニュークリア・ブラックメール(核兵器による恫喝)に屈服するでしょうか。

(以上引用)

カール・フォード氏は答えます。

(以下引用)

もし日本が中国のブラックメールに屈服するなら、日米同盟はそれでおしまいです。
その場合、日本は中国の属国となるでしょう。
結局、これはチキン・ゲームです。
もし中国が、「台湾を断固として獲るアメリカと激しく対立しても獲る日本にニュークリア・ブラックメールを突きつけてでも獲る」という鋼鉄のように厳しい決意をみせてこの戦いに臨んでくるならば、日本は負けです。にほんにとって、そのような中国に対抗する手段はない。

(以上引用)

伊藤貫氏の提案する「日本の必要最小限の自衛能力」とは「小型駆逐艦と小型潜水艦をベースとする核弾頭付き巡航ミサイルを、二百から三百基配備すること」としています。
「先制核攻撃に使用できるICBMやSLBMのような長距離弾道核ミサイルはいらない。」
「海上と海中に配置しておく日本の巡航核ミサイルは、常に広汎な海域を移動しているから、敵国からのサプライズ・アタックによって一挙に破壊されてしまうことはない。」
「これらの核巡航ミサイルは、日本が核攻撃を受けた場合に、報復核攻撃を実施する目的だけに使用できる兵器である。」

伊藤貫氏はアメリカの「核の傘」は中国のような長距離弾道核ミサイルを保有する国に対しては無効だとしています。
アメリカの大統領は自国民を犠牲にしてまで日米同盟を守る判断はできないしする気もない。
そもそも日米同盟のもっとも大切な役割とは「日本人が真の国防能力を持てない状態にしておくこと」だという言葉がクリントン政権時代にペンタゴンで日本部長を務めていたポール・ジアラ中佐直々の口から吐かれています。(201ページ)
「現在、アメリカ政府は、日本が自主的な核抑止力を獲得することを許さない。東アジア地域において、日本だけは核抑止力を所有できない状態にとどめておくことが、アメリカ政府の対日方針だ。この方針は米民主党だけでなく、共和党政権も賛成してきた政策だ。」

いったい日本はどうすれば良いのでしょうか。
官民総力をあげてレーザー兵器の開発に取り組むべきでしょうか。
しかし、佐藤守氏もおっしゃる通り、スパイ防止法もない現状では、もし開発に成功したとしても、そのアドバンテージを日本だけが独占できる可能性は低いでしょう。
そもそもまず、「基本的な国家戦略を構築し、国民世論の指導と喚起を図ることが必要不可欠」とは全く同感です。
果たして、日本が2020年頃までに基本的な国家戦略を構築し、国民世論の指導と喚起を図り、核巡航ミサイルなりレーザー兵器なり何なりで自主的な核抑止力を持つに至る可能性とは一体いかほどのものでしょうか。
それが達成できなければ日本は中国の属領に堕ちる運命だと伊藤貫氏は言います。
暗雲とした気持ちにならざるを得ません。

MONDMOND 2006/09/14 13:58     コメントありがとうございました。
要するに、核武装論者の言わんとするてんは「日本よ、分相応の普通の大国になれ」ということでしょうね。あまりにアンバランスな国ですから。
 それから、どうしようもない眉中派・屈中派、売国派に天誅を加えんと思っている人たちは、テロをすべきじゃないですね。
 やるならスパイ防止法で捕まえて吐かせ、軍法会議で死刑にした方が世論の風当たりは穏便でしょう。これはスパイの数だけ死刑に出来る。一網打尽と言うことも出来る。
 一人一人殺していては日本の評判が落ちるだけですのでテロしないようにお願いします。

minaseminase 2006/09/14 14:16 今の地下鉄事情からして霞ヶ関や兜町、永田町などの中枢部に地下要塞を築城するのはどうなんでしょう?
最悪市ヶ谷には地下施設はあると思いますが、もう少しITインフラを整備して山中に逃げても中枢が機能するようにしたほうが懸命なのかしら?

arcadiaarcadia 2006/09/14 14:18 >>二立さん
下記のリンクは、ネット上で見る事の出来る「降伏文書」です。
http://list.room.ne.jp/~lawtext/1945Surrender.html

>下名は、茲に、日本国大本営並に何れの位置に在るを問はず、
>一切の日本国軍隊及日本国の支配下に在る一切の軍隊の連合国に対する無条件降伏を布告す。

下名というのは、重光 葵/梅津 美治郎 両名の事です。
これをみると、無条件降伏したのは「旧日本軍」であるという事が判ります。

>天皇及日本国政府の国家統治の権限は、
>本降伏条項を実施する為適当と認むる措置を執る連合国最高指令官の下に置かるものとす。

本降伏条項というのは「ポツダム宣言」の事です。
「日本国政府は無条件降伏します」という文言は、この降伏文書に書かれておりません。
書かれていないという事は「日本国政府が無条件降伏した事実はない」という事です。

下記のリンクは、ネット上で見る事の出来る「ポツダム宣言」です。
http://list.room.ne.jp/~lawtext/1945Potsdam.html

ポツダム宣言にも、「日本国政府は無条件降伏せよ」と書かれている文言はありません。
書かれていないという事は「日本国政府が無条件降伏した事実はない」という事です。

*現在の日本国政府との違いを判りやすくする為、
*一つ前の書き込みには「大日本帝国政府」と書きましたが、正確には日本国政府とすべきでした。
*混乱を招く様な表現をして申し訳ありませんでした。

koji310koji310 2006/09/14 14:23 本当に先ず今すべき事はスパイ防止法の制定ですね。もしこの法案に反対する奴等がいたらそいつらは某国の回し者だと思って間違いない。

二立二立 2006/09/14 14:29 arcaida様。日本国政府が降伏するにあたって出した条件というのがあるなら教えてください。国体の護持という願望はあったようですが、これを相手に認められないまま降伏したんですよね。これを無条件降伏というのではありませんか。

やばやば 2006/09/14 15:52 二立さん、はやく西欧諸国に逃げてください。さようなら。

arcadiaarcadia 2006/09/14 17:20 >>二立さん

何度も書いておりますが、
「降伏文書」に「日本国政府は無条件降伏します」という文言はありません。
「ポツダム宣言」に関しても「日本国政府は無条件降伏せよ」という文言はありません。
公式文書に書かれていないのですから「日本国政府が無条件降伏した事実はない」のです。
つまり「無条件降伏したんだから、何をされても仕方がない」という論拠は成り立ちません。
それでも「日本は無条件降伏した」とする人がいるならば、私としては理解に苦しみます。

しかし、先ほど以下の様に二立さんが書かれた事は、その通りだと思います。
>日本は分割統治されても、巨額の戦時賠償を課せられても、
>天皇制を廃止させられても文句の言えない亡国の危機に瀕したわけです

「連合国最高指令官」が「本降伏条項(ポツダム宣言)を実施する為適当と認むる措置」を理由に
上記の措置を採っていたとしたら、今日の日本は無かったに違いありません。

国体の護持に関してですが、私が調べて見た範囲では以下の通りです。

1.1945年2月の段階で、天皇の無条件降伏宣言案というものはあった
2.同年7月26日のポツダム宣言は、グルー国務次官の進言により天皇関連条項が削除されるなど、
  事前の案より大幅に変更されていた
3.同年8月10日には、無条件降伏を大本営と旧日本軍に限定する規定に変更した

JGSDFJGSDF 2006/09/14 18:17 核武装に関する御意見、仰られる通りかと思います。
口軽く「日本も核武装せよ」とTVで意見を述べる人もいますが、この類の人間がどれだけ無責任であるかが良く分かります。

『私は核武装よりも、高度な精密兵器と長距離爆撃機を保有して、「寄らばきるぞ!」の姿勢を持つことのほうが、核兵器を保有して失う国際的な信用よりも、効果は大きいと考える。』
『核兵器を持っている国は「強い」と同時に、実は非常に「弱い」のだ。』
以上の2点の指摘は全くそのとおりで「さすがの慧眼!」と感じた次第です。

素朴人素朴人 2006/09/14 20:27 真の独立とは。
日本が核武装する場合、支那朝鮮だけでなく、欧米さえ敵にする覚悟が必要である。

別に今直ぐ核武装するというわけではないだろう。
指摘されているような、防衛構想、食料確保等を検討し、それらの問題を
少しずつ解決することを現実的に考えることは必要である。

我が国が核武装すれば、これまでの日米安全保障の上にあった政治経済関係が
根本的に変わる。
これまでの理論や考え方は通用しない。

核武装という選択肢を最初から排除したり、今の理屈で不可能と決め付ける
ことは思考停止状態に陥ることを意味する。

アメリカが安保条約を止めることも考えておくべきだろう。

今、我が国に必要なのは、真の独立への覚悟である。
その上での日米協調でなくてはならない。

例えば、東アジア米軍の再編成について、独自の試算が出来る。
そして、相手の要求の2、3割り増しの負担をこちらから申し出るといった
ことである。
言われて、値切り、いやいやながらでは、対等とは言えない。

ある東京人ある東京人 2006/09/14 22:22 核兵器は、装備しても決して使えない兵器
 第二次世界大戦中にアメリカで原子爆弾が開発され、実戦で初めて日本の広島と長崎に投下されて以来、その後増えた世界の核兵器保有国(ソビエト、イギリス、フランス、中国、イスラエル、パキスタン、インド)は、他国との国際紛争は
有っても実戦で核兵器を使用したことは絶えて無い。
核兵器は持っていても使うことの出来ない兵器であると断じている書物を昔読んだが記憶がある。
米ソも冷戦中に東西の各国に、戦術用核兵器を配備したり、海洋にクルージング・ミサイルを装備した潜水艦を遊弋させたり、本国に核弾頭をつけた大陸間弾道弾で常時にらみ合う格好はしていても、ゴルバチョフ時代になっての冷戦の終結まで一発の核弾頭も、両陣営から放たれたことはない。
あわやという危機は確かにあった、早くは朝鮮戦争中、北朝鮮側で毛沢東時代の中共軍が介入したことで、後背の兵站基地となっていた満州を、原爆を使って爆撃したいと言い出した国連軍最高司令官マッカーサーの作戦をトルーマン大統領が、結果としてソ連の核攻撃を引き出すことを案じて賢明にも反対したことで原爆投下は回避された。
フルシチョフとケネディの時代にキューバ危機で一触即発の核戦争危機はあったものの開戦には至らずフルシチョフが矛を収めた。
ソ連の崩壊直前のベラルーシのチェルノブイリ原発事故で、ソ連は核による広範囲な地域の放射能汚染の怖さを身にしみて解ったであろう。ソ連崩壊後は、後継国であるロシアの国家予算の危機から、核兵器の削減交渉で決められた
核兵器の解体や危険な黒鉛型原子炉の解体費用が間に合わずアメリカの援助で解体が進められたり、
ウラジオストック軍港に放置されっぱなしで、日本海の放射能汚染源と化した老朽原子力潜水艦の解体処理費を
日本が援助しているという話もあった。

核兵器は持っていても、脅しに持っているに過ぎず、実際に使ったら報復の連鎖で相互に破滅するので使えない兵器だという認識があるにもかかわらず、イスラエルがイラクで開発していることを恐れたかイラクの原発を爆撃したり、密かに何発か核兵器を開発してしまったいるらしいとか、カシミール紛争でいがみあっているパキスタンとインドが開発してしまったり、北朝鮮が開発に夢中になっていたり、いまやイランが問題にされている。南アフリカ共和国も白人政権時代は原爆を作って持っていたが、今は解体してもっていない、リビアも開発しかけてイラク戦争後、アメリカの攻撃を恐れて開発を放棄した。
記憶の誤りがあるかも知れないが、これが私の核兵器関連の歴史認識である。

 核戦争では軍事施設や政府の中枢施設を地下核シェルターに避難させるのが常識とかの話であるが、
具体的に素人ながら想像すると、例え核シェルターがあっても、
核攻撃前に全要員の避難できなければならないし、
シェルター内に居住している間は安全かもしれないが、いずれ長期に残留放射能で汚染された外部に出て活動しなければならなくなる。要塞中に居られる軍人や政府要人は救われても、外部の一定範囲の一般人は壊滅状態になり、
被災地域には立ち入り不能。60年前は無知な広島や長崎市民が家族や家財を捜して残留放射能汚染地域を徘徊して
二次放射能障害に遭っている。

ついでに軍事に無知の庶民としての感想であるが、 核兵器ならずとも、通常兵器による爆撃であっても、現在の日本の国土は、特に都会地は戦争の被害に遭う事を想定して形成されてはいない。
高層ビル、高層マンション群、ガス、水道、電力供給のライフライン設備は露出している。
暮らしの文明化が進んで、かまどに薪、井戸、ランプ、蝋燭の時代には戻れない。
風呂好きの日本人は、燃料不足で家庭風呂が入れない状態になっても、街のフロ屋も少なくなっている。
焼夷弾の被害が大きい木造密集家屋が、戦前以上に多い。
軍事目標として狙われる、原発やダム、長大橋、鉄道橋も全国に多数にある。
鉄道はローカルなラインを残しほとんどすべて電化されていて、石炭のSL時代より戦争には弱い。
高速道路は、どこかの国のように戦闘機の滑走路の役にはたたない。
食料も、いよいよ困っても60年前のように国内農家が自給食料を真剣に作ってはいない。
自給用に家庭菜園を作る空き地も無くなった。
漁業も漁業資源も漁民も減っているようだ。

60年前の旧軍時代は、いわば外征軍であり、内地での戦いは真剣に想定されていなかったのでは。
大戦末期の内地では空襲や艦砲射撃による被害は、甚大であったし、
敗戦間際に本土決戦を覚悟したが、硫黄島、沖縄、千島列島、樺太など以外の内地での敵の上陸
前に終わったのはせめてもの幸であった。

平和憲法が無くても、国土内では戦争が出来ない国になっている。
阪神大震災や新潟地震の混乱、オームのサリン事件時の混乱などの例を見ても、
専守防衛などと、通常兵器でも、本土爆撃や上陸攻撃されたら、例え応戦できても日本は終では。
敵地や海上での小ぜりあい、戦闘機同士の空中戦程度で停戦決着が付かなければ悲劇であり、庶民としては避けて欲しい事態である。

通りすがりの者通りすがりの者 2006/09/14 22:23 必要に応じていつでも核武装できるようにしておくのは、国家として当然の義務と考えますね。アメリカの
核抑止力で対処できるなら、それでよし。オハイオ級原潜を核ミサイルつきで購入し、これを米と共同運用するのもまた一方策。いずれにせよ、日米共同で支那、朝鮮に対処して、最終的に勝利すればよいのです。そのための日米共同の核戦力を共同で構築すべきだと考えます。
いま現在、戦略パトロールしている米オハイオ級原潜で充分核抑止力はあり、搭載しているトライデント核ミサイルで、北朝鮮であれば5分から10分で国自体を地球上から消し去ることが出来ますね。(この点は、時間を除いて、安倍さんも以前発言しています。)
日米共同で核への対応を研究、準備しておく必要は当然あると思います。その結果に応じて、日本は対応すればいいわけです。あっ、それから京都の朝鮮人パチンコ屋がついに脱税で逮捕されましたね。いいことです。全国でどんどん、摘発してほしいですね。みんなで応援しましょう。なんだか、朝鮮系工作員が大勢出てきてます。
日本に核武装させないように、工作指令でも受けているようだね、朝鮮人工作員、支那人工作員が。

ほるほるほるほる 2006/09/15 00:13 >60年前の旧軍時代は、いわば外征軍であり、内地での戦いは真剣に想定されていなかったのでは。

外征の準備をしていたなら、バシー海峡で数万人も虐殺されたりしないと思いますよ。

おおどもおおども 2006/09/15 08:22 >72年の米中国交回復時、ニクソンと毛沢東との間で、「日本に自主的な防衛力を持たせない」との密約があったといわれるが
については知りませんが、中国の行動はあきらかに違います。当時の中国の仮想敵国はソ連でしたから日本への防衛費増強などを求めています。左翼の人間がこれを非難しなかったのでよく覚えています。

二立二立 2006/09/15 09:36  片言隻句にこだわる人がいてなかなか議論がすすまないのですが、「日本は、すべての日本軍を無条件降伏させられ、政府の代表者が無条件の降伏文書に調印して(これでいいですかarcadiaさん)」亡国の危機に瀕したわけですが、これは戦前からの軍事力を背景とした外交戦略に国策の誤りがあったからです。
 戦後日本は軍事力を背景としない平和外交に徹して、それなりの成果をあげてきたわけですが、核武装も含めてこの方針を転換し、軍事力を背景とする外交を進めようとするなら、軍事力使用の限界を明らかにし、また、戦前の国策の誤りを再検証するべきだというのが、僕の意見の趣旨です。

ある東京人ある東京人 2006/09/15 10:33 ほるほる様へ
どうやら当方の駄文を読まれての批評のようですが、不用意に「旧日本軍がいわば外征軍」と書いたのがお気にさわれたようで。
帝国日本の戦争は日清、日露戦争から始まって、中国大陸、東南アジア、アメリカ領のハワイ、オーストラリアなどでの
戦闘した史実は、これを外征軍と呼ばずして、何と呼べるのでしょうか。
ようやく国土防衛を意識したのは、ミッドウエー海戦が戦局転機と言われているが、以来太平洋でアメリカに押しまくられ
てついに本土空襲、沖縄上陸を許すまで追いつめられた時期の事、ここまで攻め込まれる事を想定していれば、戦線を一気に拡大して守りきれる限界を超えるまで、自軍占領地域を広大に拡げるなどという、計算のできない素人じみた軍隊は存在し得ない、貴方の言われるバシー海峡の悲劇は、知りませんが、ネットで見たらどうやら外征の大量の兵員輸送途中の船が沈められたという事件の事のようでしたが、戦地も内地では決して無く、外地そのものであったんでは。
内地の防衛も、外征軍としての備えも十分に出来ていない素人軍隊が、後進国で弱体な中国の軍閥との戦争の延長線上でしか戦争を理解して居なかった、アメリカと一戦交えれば、アメリカの報復がここまで過酷で、本土に追いつめられるまで停戦が出来ないと考えが及ぶ軍人も少なかった、身の程知らずの精神論だけ軍国主義だったのでは。
史実を見ても、戦争は始めるのは易く、停戦合意に達するのが難しいもの。
戦前の帝国主義の時代のように、領土拡張や国内に無い資源獲得のため、敢えて自衛と称する戦争、戦国時代の野武士や中国の匪賊の論理のような戦争は現在の国際社会では決して許されない、内戦にも国連軍や多国籍軍の介入が頻繁にある時代でしょうに。

とおるとおる 2006/09/15 11:23 > 日本は戦後半世紀以上、自主的防衛力どころか、国家戦略すら持たずに今日まで来た。これでは真の独立国とはいえない。

何故、自主的防衛力どころか、国家戦略すら持たずに今日まで来たのでしょうか?
政治家に問題あるのでしょうか?
官僚に問題があるのでしょうか?
専門家に問題あるのでしょうか?
ジャーナリスト・マスコミに問題があるのでしょうか?
国民に問題があるのでしょうか?

mottonmotton 2006/09/15 12:11 >>軍事力を背景とした外交戦略
戦勝国(米英露)も軍事力を背景とした外交戦略だったわけで、今でもそうなのですが。
国策の誤りの筆頭は戦う相手を間違えたことでしょう。

戦後の日本は、東西冷戦という情勢の中でアメリカの強大な軍事力の保護の中
にあった特殊な事例です。参考にはなりません。過去がそのまま参考になるなら、
200年の平和を享受した江戸時代の鎖国がよいことにもなります。
いい加減、過去に学ぶだけではなくて自分の頭で考えるようにしないといけません。

また、ポツダム宣言そのものが降伏の条件(例えば十条で奴隷化はしないとある)
なのですが、軍隊が無条件降伏した場合、その条件を守らせることが出来ないので
(例えばシベリア抑留)、事実上は国の無条件降伏だと思います。
結論としては軍事力は必要ということですが、それでいいですか。

ahuahu 2006/09/15 12:16 >60年前は無知な広島や長崎市民が家族や家財を捜して残留放射能汚染地域を徘徊して
>二次放射能障害に遭っている。

私、過去に結構調べたことが有りますが、そのような事実はまずありません。
無知といいますが、当時から「60年間、人が住めない」という噂がありましたし、それも東大やら京大やらの調査団によって否定されました。
ビキニと違い原爆は空中爆発だったので所謂死の灰の量は桁違いに少なかったのです。

投下16時間後から 1週間死体処理作業した部隊が有りましたが、その最も入市被爆量が高かったと思われる彼らでも、推定最大 12rad、平均 1.3radとされていまして、10radというのは、S50年以前までであれば胃透視 1-2回、最近の胃透視なら3-5回分の線量なのです。

ある東京人ある東京人 2006/09/15 12:32  ahu様へ
またまた、当方の駄文をきにされた方が現れたようで。では、直接の被害に遭わずも、直後に爆心地域近くを歩き回った結果、二次放射能を受けて、原爆症と認定された市民が居ると、テレビで見た事があるのは、貴方の説では、あれは捏造報道ということになりますが。即死で、死んではおりませんが、癌とか、後日身体に変調をきたしているのでは。

rrrrrr 2006/09/15 14:02 『唯一の被爆国である』日本が核武装すれば、核軍縮の潮流は逆流し、
世界が核軍拡に向かうことになるんでしょうねぇ。
日本が持たないことによってある程度の歯止めが効いていたんでしょうけど、
その歯止めが効かなくなるとなれば誰が止められましょうか?
日本一国だけの話では済まないのです。

それと…
仮に核を持ったとして、現在の自衛隊に核の管理を任せられますか?

tarakotarako 2006/09/15 14:06 今日本がしなきゃいけないのは、
核を持つか持たないかではなく、いつでも「持つ・使用できる」というオプションを用意して置き、カードとして使用できる状態にして置く事だと思う。
それには、技術的な事もあるが、それ以外に、核保持容認の世論が醸成されること、そしてNPT脱退時のエネルギープランを作って置く事が必須だろう。
アメリカとの関係を考えたらややこしいのですが・・・

とおるとおる 2006/09/15 16:44 「日本核武装」の論点(http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569654479)の中西氏とは、考え方が異なるようです。
議論・検討する事は、しないよりは良いかと思います。

(*- -)(*_ _)ペコリ(*- -)(*_ _)ペコリ 2006/09/15 18:53 核武装をする必要が無いと聞くと正直ほっとします。中東での劣化ウラン弾の後遺症など、2世代3世代に渡る影響を及ぼす兵器なんて、やはりおぞましいです。日本にはスパイや法律・システムなど、まだまだ問題が山積しているので、どれも平行で議論していかないと間に合いませんね。極右評論でもレーザーで弾頭ミサイルを落とすことが話題に上がっていましたが、それが出来るのなら核よりずっとイイと思います。

arcadiaarcadia 2006/09/15 20:17 >>二立さん
>片言隻句にこだわる人がいて
何度も書いておりますが、「ポツダム宣言」「降伏文書」には、
「日本国政府は無条件降伏せよ」「日本国政府は無条件降伏した」
旨の文言は一切記述されておりません。
もし仮に、二立さんの主張なさる様に<無条件降伏>したのであるならば、
「ポツダム宣言」「降伏文書」のどちらかに日本が<無条件降伏した>旨、
記述されていなければなりません。

公式文書である「ポツダム宣言」「降伏文書」そのどちらにも、
日本が<無条件降伏した>旨の記述はされていないのですから、
「日本国政府は無条件降伏していない」のです。

>>mottonさん
>軍隊が無条件降伏した場合、その条件を守らせることが出来ないので
>(例えばシベリア抑留)、事実上は国の無条件降伏だと思います
ご指摘の通り、相手の善意を信じて降伏したが、結果的には騙された一面もあります。
しかし、それは無条件降伏を意味するものなのでしょうか?私は違うと思います。
mottonさんが<無条件降伏>と思われる状況に置かれたのは日本ではなく、
ドイツなのではないかと思われます。

巷に流布されている「日本(日本国政府)は無条件降伏した」というのは、
1949年の国会答弁の際、吉田茂が発言した内容からの文言だと思われます。

<日本国は無条件降伏した、米国もその様に理解している為、講和会議において
 連合国に対し日本はポツダム宣言やカイロ宣言を利用して権利を主張する事が出来ない>
という旨の発言だったかと思います。

この吉田茂の「日本は無条件降伏した」という発言は、「ポツダム宣言」「降伏文書」にも
記述されていない、明らかに事実とは食い違う発言なのです。
この発言の裏には、何らかの政治的な思惑あっての発言だと思われますが、これ以上は
政治の世界の駆け引き等の話になる事と思いますので、これで終わりに致します。

最後に、もう一つだけ。
今だにマスコミが「日本は無条件降伏した」という報道をするのは、
それを利用するある種の勢力がいるという事だけではなく、マスコミ自身に染み付いた、
GHQによる検閲制度の残滓があるのかも知れません。


核武装論ですが、選択肢として排除せずという姿勢が外交カードとしては必要だと思われます。
その前に、スパイ防止法の制定や憲法第9条の改定等の方が先なのではないでしょうか。

ahuahu 2006/09/15 20:37 To ある東京人 さん
>あれは捏造報道ということになりますが。
ソースが不明なのでどんな可能性でも有り得ます。
貴方の記憶違いとかね (原爆症認定ではなく被爆者認定だったとか)。

>癌とか、後日身体に変調をきたしているのでは。
問題はそれが被爆によるものかどうかです。
放射線影響研究所による早期入市者4500名程調査では、「その死亡率は遠距離被爆者や非被
爆者のそれと変わらなかった」そうです。

青道青道 2006/09/15 21:23 元自衛官の面目躍如たる現実的なエントリーですね。
守るべきか死ぬべきかなどという哲学が論点になる時代は終わるべきです。
守るにはどうするのが現実的で経済的か。そして、だからどう行動するのか。
行動の時代となって欲しいものです。

ある東京人ある東京人 2006/09/15 21:31  ahu様、貴方が、あまりにも二次放射線の影響について確信的な論を張っているので、
くどいようですが、あらためてネットで調べましたら、この方面の研究者らしい方のものらしい、あるホームページに、次の記述を発見しました。
以下関係記事の抜粋部分です。

● 爆心近くで被爆し,大量の放射線を受けた広島,長崎の被爆者の多くがこの急性症状を発症し,死に至った。やや爆心から離れて被爆して死を免れたもの,その後さまざまな後障害に苦しめられた。原爆の放射線被曝を検討する場合は残留放射線の影響を見逃してはならない。遠距離被爆地や遠隔の他の市町村から,救援や復旧のために爆心近くに駆けつけた入市被爆者にも急性症状が発症し,死に至るものが現れた。

 放射線物理学において,低線量放射線の影響については今日も確定的ではなく,研究が進められている。国連科学委員会が報告しているように 「低線量のリスクの評価は高線量で得られたデーターから外挿して推定する以外に方法がない」4)というのが現状であるとして,低線量によるリスク関係は直線関係が仮定されている。しかも,この高線量被曝の影響に関するデータは主に原爆被爆者から得られたものである。

つまり低線量放射線のえいきょうについては、仮定値だと言っている。


一方、原爆投下から60年経過しても、いまだに原爆症被害を訴えて訴訟まで起こしている人々が居るようです。
次の例は今年の裁判で一審は勝訴しているような話になっています。

●8月4日(金)、原爆症認定集団訴訟・広島、全面勝訴

 今年5月12日、9人の原告全員が勝訴した大阪地裁判決につづいて、広島地裁の判決が8月4日に言い渡され、41人の原告全員を原爆症と認定する全面勝利となりました。被爆距離、病名とも大阪地裁判決よりもさらに認定の幅を広げる形になりました。大阪地裁の判決と同様、内部被曝によって引き起こされる疾病や、非被爆者と比べて治癒がおそいということを以て原爆症と認定すべきとしています。
 一方で、国の現在の原爆症認定行政そのものを違法と断定することはできない、とも述べていますが、いずれにしても、控訴をにおわせている厚生大臣に控訴を断念させる取り組みが大事になっています。8月8日、厚生労働省は被爆者を門前で追い払うという暴挙に出たそうです。上京した原告に会おうとしません。裁判では負け続けているのに、被爆者の声にも司法の判断にも耳を貸さない厚生労働省の態度はあまりにおかしいと言わざるをえません。

これにらついては、どう思われるでしょうか。

ahuahu 2006/09/16 00:44 To ある東京人 さん
それは以下からの引用かと思いますが、
http://www.ask.ne.jp/~hankaku/html/tnk.html
まず、田中煕巳なる人物が大学や科学研究機関に属する放射線の専門家という訳ではないようですし (日本被団協事務局長という肩書きが hitしまして科学的な研究団体でも無いし団体の主張もかなり左翼的?)、「日本の科学者」という雑誌も科学分野でのステイタスが不明ですし放射線専門ではないですね。(過去の目次を見ると「ナショナリズムの台頭」とかあって純科学雑誌ではないようですね)

「入市被爆者にも急性症状が発症し,死に至るものが現れた。」に付いては主張だけで何の根拠も示されてません。(その後にも同様な文章が出てきますがこちらも同様です)
グラフが出てますがこれは入市被爆ではなく、全部直接被爆者が対象のようですし、放影研の反論(調査対象は数が少なく偏りがある。脱毛が現れているが,これはストレスなど別の要因による等)にも真正面からは応えてないようです。
日本被団協の被爆者全国実態調査なるものも学術的に査読されたものなのか不明ですし。(日本被団協の性格は前述の通りですし)


>原爆症認定集団訴訟・広島、全面勝訴
これ、入市被爆者も入ってるんですか??

>どう思われるでしょうか。
という訳で説得力に欠けるかと思います。

因みに私の主なソースは
放影研のサイト
放射線被曝者医療国際協力推進協議会:原爆放射線の人体影響,文光堂,1992
NHK広島局・原爆プロジェクトチーム:ヒロシマ・残留放射能の42年,日本放送出版協会,1988

等です。いずれも大学や学術機関の専門家が関わってます。

ニ立ニ立 2006/09/16 09:48 arcadia様、日本が降伏するに際して何らかの条件をつけていたのならそれを示してほしいと言っています。条件なしに降伏したのならそれは日本語で無条件降伏と言います。

(*- -)(*_ _)ペコリ(*- -)(*_ _)ペコリ 2006/09/16 15:17 >二立さん
確かに日本はほとんど条件を付けられませんでしたが、文書には『一切の軍隊が無条件に降伏すべき旨 』とあります。日本は最低限の国際法は守られるはずだと思っていたでしょう。ですが、守られませんでした。アメリカは条件を付けられなかったから何をしてもいいということではなく国際法に従うべきでしたが、故意にそれを無視しました。
文書の解釈にはいろいろあるでしょうけど、わざわざ国際法無視の相手に有利な解釈をする必要も無いと思います。

二立二立 2006/09/16 21:55 ペコリ様。降伏する主体が国なのか軍なのかと言う議論があるのは存じています。軍隊が無条件降伏すれば、国は戦力がなくなりますから、文書には軍隊の無条件降伏と言う文言が使われています。しかし、降伏文書には政府の代表者が、大本営の代表者に先んじて調印していますから、日本は国としても軍としても降伏したのです。
また、降伏には条件降伏と無条件降伏しかありませんから、降伏のための条件が全く無い以上、これは無条件降伏であると言わざるをえません。
僕は別にGHQの肩を持つつもりはありませんが、国も軍も条件なしで降伏するような羽目に陥ったのは、それ以前の段階で国策の誤りがあったからなので、それを検証しようと言っています。
 歴史的事実を認めない人は、歴史を検証する資格はありません。そういう人には、核はおろか、軍事力を持たせることも危険です。

arcadiaarcadia 2006/09/17 00:53 佐藤様、こちらをご覧の皆様、
お騒がせ致しまして申し訳ありません。
この前のレスでお仕舞いにする予定だったのですが・・・

>>二立さん
>歴史的事実を認めない人は、歴史を検証する資格はありません。
>そういう人には、核はおろか、軍事力を持たせることも危険です。
失礼ですが、少し冷静になられては如何でしょうか?
私は、これは一種のディベートだと考えております。
二立さんが<日本が無条件降伏したのは歴史的事実>だと仰るのであれば、
何がしかの公式文書等を提示するなりして、
私に反論して下されば良い事ではありませんか?

以前より、私は「日本国は無条件降伏したのではない」と主張しております。
<無条件降伏した>のではない、つまり「条件降伏した」という事です。

「ポツダム」共同宣言 現代語訳より抜粋
http://list.room.ne.jp/~lawtext/1945Potsdam.html

五 
 われらの条件は、以下のとおりである。
 われらは、右の条件より離脱することはない。
 右に代わる条件は存在しない。われらは、遅延を認めない。

 われらは、無責任な軍国主義が世界より駆逐されるまでは、
 平和、安全及に正義の新秩序が生じえないことを主張することによって、
 日本国国民を欺瞞し、これによって世界征服をしようとした過誤を犯した者の
 権力及び勢力は、永久に除去されなければならない。

 このような新秩序が建設され、かつ日本国の戦争遂行能力が破砕されたという
 確証があるまでは、連合国の指定する日本国領域内の諸地点は、
 われらがここに指示する基本的目的の達成を確保するため、占領される。

 カイロ宣言の条項は履行され、また、日本国の主権は本州、北海道、九州及び
 四国並びにわれらが決定する諸小島に局限される。

 日本国軍隊は、完全に武装を解除された後、各自の家庭に復帰し、
 平和的かつ生産的な生活を営む機会を与えられる。

 われらは、日本人を民族として奴隷化しようとし又は国民として
 滅亡させようとする意図を有するものではないが、
 われらの俘虜を虐待した者を含む一切の戦争犯罪人に対しては厳重な処罰を加える。
 日本国政府は、日本国国民の間における民主主義的傾向の復活強化に対する
 一切の障害を除去しなければならない。
 言論、宗教及び思想の自由並びに基本的人権の尊重は、確立されなければならない。
十一
 日本国は、その経済を支持し、かつ公正な実物賠償の取立を可能にするような産業を
 維持することを許される。ただし、日本国が戦争のために再軍備をすることが
 できるような産業は、この限りではない。
 この目的のため、原料の入手(その支配とはこれを区別する。)は許可される。
 日本国は、将来、世界貿易関係への参加を許される。
十二
 前記の諸目的が達成され、かつ日本国国民が自由に表明する意思に従って平和的傾向を有し、
 かつ責任ある政府が樹立されたときには、連合国の占領軍は、直ちに日本国より撤収する。
十三
 われらは、日本国政府が直ちに全日本国軍隊の無条件降伏を宣言し、かつこの行動における
 同政府の誠意について適当かつ充分な保障を提供することを同政府に対し要求する。
 これ以外の日本国の選択には、迅速かつ完全な壊滅があるだけである。

以上の条件を受け入れて、日本国政府は降伏文書に署名しました。

二立さんは、これを<降伏の為の条件>ではない、と明言なさっています。
正確には<降伏のための条件が全く無い以上>ですね。
では、これら引用した文言が意味するものとは、一体何なのでしょうか?
私には、<降伏の為の条件>としか解釈出来ないのですが。

二立二立 2006/09/17 08:21 arcaida様。神学論争になってきたので僕ももうやめますが、ポツダム宣言の条件というのは、「日本が出した降伏のための条件」ではありません。およそ交渉ごとで100%相手の出した条件を丸のみさせられて降伏するのは条件降伏ではありません。
佐藤様、コメント欄ながながと拝借して、申し訳ありませんでした。

AAAAAA 2006/09/17 13:48 最初から最後まで目を通したが、日立殿の議論展開は、「最初から結論ありき」であり、詭弁であり卑怯と言わざるを得ない。
自らは具体的証拠を示さず、言葉遊びに拘泥し、相手には”議論を封じ込める意図”から、証拠を提示しろという。

(*- -)(*_ _)ペコリ(*- -)(*_ _)ペコリ 2006/09/17 18:05 あの時代に(あの時代でなくても)原子爆弾を2個も落とされて、何十万の非戦闘員である市民を殺されて、戦争をやめずに戦える国があったんでしょうか?条件を言う余裕なんて無かったと思います。
それ以前に日本の降伏条件の交渉は無視されたと言っていいですよね?前後の事を無視して無条件降伏の責任だけを問うことなんて出来るはずがありません。

tazaewmon21tazaewmon21 2006/09/18 02:22 いや〜、面白かった!
あれで、千円は安い(失礼!)。
「マスコミ報道を正す会」での
佐藤閣下(会場では閣下と呼ばれていた)の講演。
軍人さんらしく明朗闊達、豪快であったのは
皆さんもご存知の通りでした。

やはり現場を踏んできた方らしく、神学論、抽象論
に陥る無く、お聞きしていて気持ちが良かった。

さて、新参者が横から、失礼ですが、無条件降伏か
どうかの論議にどれだけの意味があるのでしょう。
サンフランシスコ条約を結び、その条項に従って、
国内法で戦犯を釈放、戦犯はいなくなった。
既に処刑された方々も名誉は回復された。
これが現実の歴史事実です。

論争するのなら、罪や罰がいつまで有効であるのか
を問うほうが帰結するところがあるでしょう。
最も、朝鮮は400年も前の罪を問うて来ていますが。

話は変わり、ICBMがMDの出現で、存在価値が薄ら
いでいますが、近距離ミサイルはMDに対しては有効です

その事に日本人は怯えるのでしょう。
そこで日米安保の有効性が議論されるのですが、
所詮は議論に過ぎず、アーミテージ以外は誰も答えてくれてはいません。
ましてや、ヒラリーが政権を取ったらなおさらでしょう。
彼等が「アジアの事はアジアに任せよ」とか、
「それは日中間の問題である」などと言い出した時
我々は核武装を覚悟をしなければならない。
「敵基地攻撃論」などは敵に理由を与えるだけだ。

何故、核武装か?
私は既に答えている。
近距離ミサイルはMDに対しては有効であると。
中国も北朝鮮も日本のミサイルを防ぐ事は出来ない。

核武装を世界に向けて宣言せよ。

「我々が先にミサイルを発射する事は決してない」と
「しかし、撃たれたら必ず撃ち返す」と
「撃たれたら終いではない、数分の余裕がある」と
そして
「世界は我々の証人となる責務を有すると」と
「なぜなら、世界の警察を自認するアメリカが、
それは二国間の問題であるといった。我々が自衛の
権利を有するとアメリカは保障した。
我々は世界のどこも経験しない経験を二度も持つ。
我々が恐れることは何もない」と

K 2006/09/18 04:05 海外事業を行っている企業は、核兵器製造を引き受けないでしょう。海外市場から閉め出されれば、経営が破綻します。
政府は兵器廠を造るところから始めないといけないでしょう。

核兵器保有は、評判の良い日本のイメージを毀損します。

バグってハニーバグってハニー 2006/09/18 23:59 ↑その通り!五大国以外で核を開発してるのってイランとか北朝鮮とかヤバイ国か、インド、パキスタンのような非同盟国の貧乏国。イスラエルは賢明だから、核実験も保有宣言もしない。核実験後の制裁がきつくてパキスタンは結局、音を上げて今では米英のいいなり。資源の出ない、輸出入に頼る工業国・日本が世界を敵に回して生き残れるはずがない。なんで、こんな単純なことがわからんのかね。

hitotubuhitotubu 2006/09/19 11:47 核のメリット、ディメリット
 将来核の使用があるとすれば、それは「恐怖」が原因であることが予測される。このほか、1割ぐらいの確率で異常な指導者の異常な判断もあるかもしれない。
 恐怖にはいろいろあるが、最大のものは敵側の核である。核の保有は、外交などの面で有効性もあろうが、もたないメリットの方が格段に大きい。そのうえでの確固たる方針と対策が望ましい。

七氏七氏 2006/09/19 21:14 非常にわかりやすい説明です。ど素人のワタクシも納得です。

AlackAlack 2006/10/14 17:04 北朝鮮はさらに制裁を受ける覚悟で、核実験を行ったと宣言したのだと思います。
何事に付けても、「まさかそこまでしないだろう」という考えは危険すぎる事態になりました。
北朝鮮の犯罪国家としての性質を考えると、制裁はさらに厳しく続けざるを得ません。
ついに制裁に耐え切れなくなった時、核攻撃の脅しと実行があり得ると思います。
北朝鮮の壊滅が間違いなかったとしても、ヒステリックになった指導者や軍人が核のボタンを押す可能性は無視できません。
北朝鮮の核実験がウヤムヤの内に容認されてしまうなら、日本も核武装すべきだと思います。

北朝鮮が相手なら、既存の固体ロケットを組み合わせた弾道ミサイルでとりあえず我慢できませんか?
そう言えばM5ロケットの後継用に、移動式発射台を検討してると聞きました。
それで、とりあえず北朝鮮と核攻撃力は互角になれそうな気がします。
固定サイロより、移動式発射台の方が補足されにくいはずです。
あの発射台計画は、この事態を見越したカムフラージュだったらスゴイですね、新ロケットはピースキーパーよりわずかに大きい規模のようです。
もちろん航空機による核爆撃でも、制空権を確保できるならOKです。
中共に対する本格的な核戦力の整備は、その後にやれば良いでしょう。
北朝鮮と核兵器開発で競争する事になります。

核防御力に関しては、最低限のシェルター程度は防衛庁地下に無いのですか?
政府の発表が無いとしても全く対策ゼロでは無いと思いますよ。
日本の領土が核攻撃で壊滅した時点で敗北であり、シェルターが残っていても無意味です。
従ってシェルターに関する話はナンセンスではないでしょうか。
自衛隊が弾道ミサイル防衛システムに取り組んでいるのは、そちらに賭けているからだと思います。
完璧はあり得ませんから、先制核攻撃による致命的ダメージを回避して時間稼ぎする為だと思いますが。
その貴重な時間を使って、迅速に北朝鮮の核兵器を無力化する必要があります。

長距離爆撃機とあるけど、北朝鮮の核兵器を空爆だけで素早く叩けるかな?
湾岸戦争では、スカッド相手に米軍が大苦戦してたと記憶してます。
その爆撃機に核爆弾を積んでるなら納得できるけど。
即応性がある弾道ミサイルの方が、貴重な時間を有効に使えます。
両方ある方が良いに決まってるけど、どっちか選ぶなら弾道ミサイルだと思います。

スパイ防止法が無いなら作れば良いのだし、マンハッタン計画みたいに技術者を一箇所に閉じ込めて開発する手もあるでしょう。
開発後もスパイ防止法が出来るまで、技術者には公安警察の監視を付ける必要があります。
危急存亡の時だし、我慢してくれると思いますよ。
より困難だろう核武装の決意を固める事ができたなら、スパイ防止法も通ると思います。

内閣総理大臣の資質を言うのはもっとナンセンスです。
間接選挙であっても皆に選ばれたのだから、結果がどうなろうと皆の責任です。

このまま北朝鮮の核実験が放置され、日本は核の脅威にさらされる可能性があります。
その場合アメリカは、常任安全保障理事国の責任、NPT条約の非核保有国の保護義務、同盟国としての誠意を放棄した事になります。
轟々と非難して良い筈で、その時点でNPT体制は崩壊、アメリカとの同盟にも危機が訪れます。
日本の核武装は、そのタイミングで宣言されるべきだと思います。
アメリカに見捨てられないよう、事前に核武装するぞとハッタリかますのは当然だと思います。
適当にタイムリミットを宣言して、それまでに解決のメドが立たなければ核武装も考慮すると発表するのです。
核武装の世界的な競争が始まろうが、諸外国の罵倒と妨害を受けようが、「日本の存続を脅かす綺麗事」に意味はありません。
それがイヤなら、諸外国に北朝鮮の核を始末する義務を果たしてもらいましょう。

「核武装論に対する所見」を見せていただきましたが、「月刊日本・9月号」に記した物とあり、
北朝鮮の核実験後による、劇的な状況変化の前には瞬く間に意味が無くなりつつあるように感じました。
特に先制核攻撃を受けた後の、反撃までのタイムラグに非常な恐怖を抱きます。
化学兵器やダーティボムの話も聞いていましたから、北朝鮮による弾道ミサイル乱射はヒヤリとしました。
人々はピンと来ていないようですが、もはや身近な話のはずです。
個人的には消費税UPも我慢しますよ、綺麗事を言い訳にできる時期は過ぎ去りつつあります。
本当に核武装は必要ありませんか?

追伸、アメリカもこの位は想定済みだと思いますよ。
何がきっかけか予想できませんが、北朝鮮の核戦力が整う前に通常戦力で決着がつきそうな予感もします。
甘すぎるかな.....

パセリッコパセリッコ 2007/04/14 06:27 なぜ、自衛隊員に高いモラルが必要なのか教えてください。

kinnykinny 2007/11/14 18:39 佐藤さんの論に敬意を表しつつ、小生は日本に大国としての核対応能力を持たせることに根本的に反対だ。
冷戦下のイギリスの対ソ戦略のマネでよい。
画餅には画餅なりの戦略があるものなのだ。
最初から戦略の前提において、選択肢を少なくしておけばよい。

即決家即決家 2008/01/19 16:22 議論は後です。
台湾有事に対応できるだけの兵器は核にしろ通常兵器にしろ今すぐ製造しなければなりません。
そして当面の危機を乗り切らなければなりません。
国家戦略はその後でも立てられます。
中国の属国になって国家戦略が立てられますか?
中国に併合されて国家戦略が立てられますか?
日本が中国になって文明的な生活ができますか?
日本も中国の覇権主義に対抗できくなって中国のアジア征服を止められる国がありますか?
学生時分見たであろう、歴史上かつて存在した国の地図を思い出して下さい。
日本がその仲間入りしてしまわないとなんでいえるんでしょうか?
日本海海戦の作戦を立てた名参謀秋山真之は言いました。
昨日の堅艦は、今日ではもう弱艦になる。戦術の有効期限はおそらく二年わ越えることはないだろう、と。
専守防衛思想なんていう代物は弱艦どころかすでにスクラップです。
アメリカの核の傘も今や弱艦になろうとしています。
日露戦争の時、日本の首脳部が時勢を甘く見て先制攻撃に出なければ、日本国は時間の問題で消滅していたはずです。
今や誰かが警鐘を鳴らさなくてはなりません。
かつて日本人は国家存亡の時が来た時には立ち上がり戦いましたが、今がその時ではないでしょうか。
マスメディアも立ち上がるべきです。
外国の脅威を訴えたら戦争になるっていうのは、戦後戦勝国がやった日本無力化の洗脳の産物にすぎません。
明らかに戦争を誘発する行為は、中国の核戦略と通常兵器の軍備拡張を見てみぬふりをすることです。
今やるべきことは短期間でできる中国の台湾侵攻計画の阻止のプランを立てることです。

奈落奈落 2012/02/15 23:52 こんな所で妄想話ししても今の政治を変えないと何事にも無理だと思いますがね。裏社会との付き合いもある政治家だと・・・ここでいくら正論を述べたところで机上の空論。

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