軍事評論家=佐藤守のブログ日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

■軍事を語らずして、日本を語るなかれ!!■

2007-03-09 いわれなき批判に反論する(その2)

いわれなき批判に反論する(その2)

 昭和60年、今から22年も前の出来事を書いたのだが、早速数件のメールが入った。コメントを戴いた中にも、時の総指揮官・藪口1空佐のお嬢様がいたのには驚いた。今日はその続きの3項目を掲載する。

2、何故墜落地点の特定が遅れたのか?

 すなわち、緊急発進したF−4ファントム戦闘機を始め、救難ヘリから、現場の位置は横田タカン(航法用の電波発信装置)からの方位と距離でもって示され、指揮所の航空地図に表示されていたが、当夜のように月がなく、下方の地形目標が全く確認できない場合には、この電波標識を使用して方位と距離を測定する以外になかったのである。

 しかしながらこの方法では、計器等の誤差は避けられず、ピンポイントで○○山の頂上から○○m西側などと位置を特定することは無理で、どうしても数kmの範囲の概略の位置しかつかむことは出来ないのであるが、少なくとも航空活動においてはそれで十分で何ら支障になるものではない。ただ、地上部隊を派遣するに当たっての前進目標としては、概略であってもとりあえずの「目標」を与えて速やかに前進させる必要があったが、その目標としては「北相木村」が一番近いと考えられたのである。航空自衛隊の地上部隊は道路地図を頼りに深夜の行進を続け、一時休止をする毎に公衆電話を使って指揮所と連絡を取り合うこととしたが、公衆電話がなかなか見つからず、通信手段に苦労し十分な連絡が取れなかった。

 地点評定については、十三日午前一時ごろ現場上空に到着したV−107から「入間タカンから二九一度三六・三マイル」との報告があったが、この地点は極めて正確であった。警察の問い合わせに対して指揮所は、この地点を地図上に評定して回答し、同時に「長野県警が現場に向かっている」との情報を得ているが、我々の地図上では「○○山の北斜面」とまで地名を特定することは困難であった。

 指揮所では、長野県警が地上を前進していることを現場上空のヘリに知らせ、ヘリは着陸灯を点灯して旋回し、警官隊が何とかこれを目指して前進する方法を試みたが、地上は森林地帯であったため失敗に終わり結局陸上からの位置確認は出来なかった。

 航空自衛隊はその特性上、五十万分の一の航空図を常用しているから、道路地図帳にも記載されていないような細部の地名等には比較的疎く、航法用の諸装置の方位と距離を中心に三次元の、それも主として洋上での行動を主としているため、今回のような夜間山岳地帯での救出活動は不得手であり裏目に出たといえる。その意味では今後十分反省する所存であるが、皮肉にもタカン評定は結果的には相当の確度を持って現場を評定したのであって、問題は事故当初の混乱した多くの情報(地元民からの情報を含む)の中から、いかに正しいものを選び出し、自信をもって行動するかということに帰するのではないかと思う。その意味では更に演練の必要があると考えるが、「当夜救難の意欲にかけていたのは確かだ」とか「地上部隊と密接に連絡を取っていれば」(朝日ジャーナル)など、精神論や観念論に基づく非難を受けるいわれは全くない。

3、何故夜間ヘリで救難員を降下させなかったのか?

 現場の特定が困難であったとしても、暗闇の中で炎が燃えているわけであるから、何故そこに救難員をヘリから降下させなかったのかという夜間救出についての批判は、二十三日付の朝日新聞に田岡編集委員の詳しい解説記事が出て以来次第に沈静化したが「しかしそれでも何とかして……」という声が残っている。

 御遺族の気持ちとしては良く分かるが、朝日ジャーナルのごとく、航空機の知識に欠ける記者に“虚弱体質”呼ばわりされるいわれは全くなく、逆にそういう素人の傲慢な無知こそ一般国民の知識を誤らせるものとして非難せざるを得ない。

 朝日ジャーナル取材班は、ヘリコプターの機能及び運用の初歩についてもっと勉強し、自分たちの考えが「いかにバカげたことか」同様の条件下で一度実験してみるが良い。

 月明かりのない暗夜、下方の地形の全くわからない山岳地帯でどのようにしてホバリング(空中停止)するのか、是非同社チャーター機で試みてご教示願いたい。

 仮に我々があの夜ホバリング適地を求めて強行降下を敢行し二次災害を起こしていたならば、ジャーナルは「それ見たことか」とてその“無謀ぶり”をからかったに違いない。万一降下に成功したとしても「四、五名の隊員で何が出来たか」とあざ笑ったであろう。

 十二日夜七時五四分百里を発進したV−107は、八時四二分現場上空に到着し、上空を旋回中の米軍C−130機と交信、さらに下方を飛行中の米軍ヘリに代わって降下し、時速約七〇kmの低速で徐々に高度を下げ、写真撮影を実施した。 機長の林璋3佐は指揮所から「地上部隊の行動しうる道路を捜す」よう命ぜられ、着陸灯とサーチライトを点灯し可能な限り降下したが、下方に何も発見できず、約三〇分間にわたり努力したもののこれ以上の低高度低速飛行は危険であると判断して入間に帰投したのである。マスコミ各社のヘリコプターの操縦技術は優秀であるらしいからきっと夜間ホバリングも可能だったのかもしれない。是非ともわが救難隊にその秘技を伝授してやっていただきたい。

「照明弾を使っても簡単に山火事は起こらないはずだ」などと語る軍事評論家M氏は、照明弾の何たるかをご存知あるまい。これまた自ら研究し実験してみて「はずである」かどうか確認されるが良い。

「とにかく可能な限りで近づき、現場の状況を把握した上での作戦検討は出来なかったのか」との言は、机上の空論に過ぎず、朝日ジャーナルがもっとも忌み嫌うはずの旧軍時代の非合理的にして猪突猛進的な「大本営命令」を髣髴とさせるではないか。

4、大型サーチライトつき米軍ヘリの救援申し込みを自衛隊は断ったのか?

 一方、八月十九日のNHK・NC9で「サーチライト付きのヘリの提供を米軍が申し出たが自衛隊が断った」と報ぜられ、新聞や他のテレビでもそれがまことしやかに報ぜられた。

 この報道は全くの「デマ」であり、確認せずして他社に雷同するわが国のマスコミの欠陥を表した典型的な事例であった。

 米軍の日本側に対する申し出は「一般的な支援提供が可能な状態にあり、医療班を集合させヘリコプター一機を待機させている」との連絡が十二日夜八時半ごろ入間の指揮所にあり、我方は現場捜索中だったため「そのまま待機」するようにお願いしたものである。米軍側はNHKの取材を全く受けていない。マスコミが取り上げたきっかけは、オーストラリアの一新聞が「米軍の申し出を日本側が断った」と報じたことにあるが、日本の各社は、独自の取材によって米軍の責任者にそれを確認していないのである。

 しかるに例えば八月三〇日付の東京新聞夕刊は「ベトナム経験のある空軍ヘリ部隊が出動態勢をとり」云々といかにも日本側が「クレージー」であったかのように書き、「陸自の元幹部」とやらに「メンツから」断ったのかなどと語らせている。「高性能の各種暗視装置を完備」云々という元幹部も元幹部だが、“十年前のベトナム戦争”の経験なんぞを、さも貴重であるらしく付け加える方が「クレージー」というべきではないか。週刊新潮も“米軍事専門家”と称するNという男のデタラメな推論を掲載しているが、これがNHKで放送されて以降、日本の報道陣は「日本政府は何かミスをしなかったか?」とて自国政府のミスを期待したそうであって、そういう取材陣の態度を米軍は「クレージー」と評したという。

 米軍側の援助申し出は確かにあったが、それはあくまでも多数のケガ人の発生が予測されるので、設備の整った病院まで現地からケガ人を運ぶためのヘリコプター(UH−1B)と医療班提供の申し出であって、米軍が当日横田や座間に保有したヘリにはホイスト(吊り上げ機構)や大型サーチライトは装備されておらず、航法機材も空自が保有していないような“特殊なヘリ”ではなかったのである。

 更に日本側はこの申し出に対して「サンキューベリマッチ、コンティニュー、スタンバイ、プリーズ」と返答したのであって、NHKが報じたように「ノーサンキュー」などとは決して答えていない。

 この件は私自身が横田の在日米軍報道部長から直接確認した事項であり、その時部長は、米軍放送(FEN)ではホップスなどの娯楽番組を変更してJAL機の犠牲者に弔意を表させてもらったと語った。

 遺族の悲しみに同情するふりをしながら、日本のテレビは高校野球をそのまま放映したり、焼け爛れた遺体の収容作業を報道して、さも悲しんでいるようなふりをしたが、何と“焼肉のたれ”のコマーシャルを平然と流した局もあって、娯楽番組を自粛したFENとは人間性の面で雲泥の差があるといえるのではないか。日本のプレスはクレージーだという在日米軍の感想は蓋し当然であろう。

 逗子市の米軍住宅建設問題に見られるように、普段は散々米軍の行動にいちゃもんをつけ反対しておきながら、今回のような非常事態になるとマスコミは米軍を当てにし、その能力を過大評価するのである。米国にバカにされているのは、米軍事専門家と称するN氏の言うように「自衛隊指揮官、防衛庁、政府の首脳部」であるよりもむしろ、これら日本のマスコミやN氏のような“評論家”たちであることも明白な事実であることを自覚する必要があるのではないか。      (続く)

とおるとおる 2007/03/09 10:43 > 八月十九日のNHK・NC9で「サーチライト付きのヘリの提供を米軍が申し出たが自衛隊が断った」と報ぜられ、新聞や他のテレビでもそれがまことしやかに報ぜられた。
> 米軍側はNHKの取材を全く受けていない。

この反省をしてないからこそ、未だにNHKは傲慢です。
他のマスコミも同様に変です。
旧ソビエト連邦のマスコミのように、日本人もマスコミの報道を真に受けないようにしなければなりません。

雉さん雉さん 2007/03/09 13:15 横田タカンを元に予想墜落位置捜索しているのなら
当然の周辺地域のレーダーサイトも支援している結果ですね。でも驚いたのは地上部隊が公衆電話しか使えなかった事です。確か携帯無線機を部隊行動させるなら持たせますし(周波数管理で臨時枠を作りSSのモニターで中継による伝言報告も出来たかも)HF(U・VHF)帯域の無線機は陸上さんから借用できなかったのでしょうか?
(省間の軋轢があったのでしょうか?)
確か地図は陸上で作るセクションがありましたが
(国土地理院ベースです)
あの時は使えない事情や
あるいは無かったのでしょうか。
(部隊在籍時はそれを元に展開訓練(ばれるな)
資料として使いました)
又国土地理院の航空写真による地形調査をしていたのでその記録は使わせなかったのでしょうか?
(今はGISという便利な物があります) 
国土地理院
http://www.gsi.go.jp/
 地理情報システム
(GIS:Geographic Information System)
http://www.gsi.go.jp/GIS/index.html
統合運用と各自衛隊の文化の違いが出る言えばそれまでですがメディアの情報の質の優劣と実部隊から情報が生かされない状況は誰が作ったのか?
もしメディアに踊らされて己の保身の為に混乱を作ったそのバカは当然政治家か官僚に行き着く事になります。

元空自隊員元空自隊員 2007/03/09 14:03 このような文章が当時、世に出ていたとは驚きを禁じえません。感銘を受けました。
さて、誤解が生じないように、当時の空自の能力について、僭越ながら補足いたします。
自衛隊は陸海空とも特性が違いますが、空自の場合は、(特に曹士においては)各職種のスペシャリスト集団の性格が極めて強く、既出の通り、野外での行動には不慣れです(メディック等を除く)。
呼集で部隊編成を完結したあと、現地偵察もなく、事前の準備もなく、おっとり刀で現場に急行した場合、その夜間行動要領・地図判読要領・宿営地設営要領等々において、陸自の部隊に比べれば劣るのは仕方がありません。
次に装備について触れます。
85年当時はすでにF15の配備が進んでおりましたが、「世界最強」のファイターを導入している一方で、後方関連の装備は極めて貧弱でした。
例えば、基地の武器庫では朝鮮戦争の遺物のような、M1カービン・BAR・トンプソンサブマシンガン(!)が「実戦」用に装備され、基地警備訓練では本当に使用していたのです。また、当時は短・携SAMの配備が始まった頃ですが、まだM55が現役で活躍しておりました。(M55は、キャリ5を4連装にしたもの)いかに当時の防衛予算が正面装備偏重だったかおわかりと思います。
一事が万事で、野外行動で使う無線機材は陳腐化、被服等は山岳行動では不向き、自己完結を可能にする野外装備もなし、、、、例えに語弊はあるかも知れませんが、派遣された隊員は、まるで「ガ島」に送られた一木枝隊のようなものでしょう。
最後に、統合運用について触れます。
当時は、現場レベルにおいて陸自との連携は各種のハードルがありました。例えば、空自は野外における通信要領が確立しておらず、「管制英語」を流用することが一般的でした。また、使用する地図が違うことは既出ですが、現在では改善されていると信じております。
結論として、空自としては、当時の能力において可能な限り努力し、よくぞ頑張ったものだということです。

soso 2007/03/09 16:05 初めまして、昔閣下が四空団司令の時一緒に勤務した物です。飛行と安全の記事も拝見させていただきました。JAL機墜落事故当時私は高校生で、テレビを見ていたら”JAL機レーダーから消出”とテロップが出たのを覚えてます。あの時私もなぜ夜間救出を試みないのか?と一国民として思いました。それから入隊し当時現場に行かれた先輩の話などを聞いてようやく真実の一部を知り得ました。あれからもう22年も立つのですね。今回の内容は当時の真相を知るための貴重な資料だと痛感します。

SQHSQH 2007/03/09 20:54 チャンネル櫻の掲示板で日航機墜落事故に関するスレッドに投稿し、論議を深めることを意図して佐藤先生の記事のコピーをお願いした者です。
お忙しい中、Wordファイルに起こして頂いたこと、感謝に絶えません。 有難うございました。
お助け頂いた河内屋さんは、”かくも醜き国になりたるか”と嘆いておられます。
私も、同感です。 しかし、それでも次の世代が受継ぐべき祖国でありますから、如何なる困難があろうとも悪しきものを抑え、良きものを伝えることが年長者の責務と思っております。
佐藤先生のご発言には勇気を与えて頂いております。
有難うございます。

鈴木 顕鈴木 顕 2007/03/09 23:21 御巣鷹山日航機墜落事故
あれは真夏の暑い日の夜でした。
疲労から肝臓を悪くし、病院のベッドの中で、ラジオの音を絞って夜遅くまで聞いていました。
お盆やすみで満席のJAL123便。
歌手の坂本九氏も搭乗していました。
もう、あれから22年経つのですね。

膨大な、そして詳細な具体的資料をよくぞ保管,整理されていたなーと感服しています。
佐藤先生の40年近い在職期間のなかでもっとも印象に残った出来事のひとつでしょう。
これを機にA新聞社との因縁の対決が始まったのですね。
 我々、素人が考えるのに地上からの捜索に
なぜ空自隊員が出動したのでしょうか?
遭難予想地点にもっとも空自基地があったからですか?
空自は空から、陸自は地上で 捜索活動するのではないかと思いました。
発見後活動期間が長くなるにつれ、陸自だけでなく
空自の浜松からも応援隊が参加したことがありました。
遠方から応援部隊が帰路、東名HWのSAで休憩しているときに見も知らぬ一般市民が苦労をねぎらうために缶ジュースを1ケース、2ケースと差し入れしている場面を新聞で紹介されたのを今でも覚えています。


装備、技術、関係機関との調整等が数段、改善された現在、もし全く同じ事故に直面したらもっと早く発見し、救助活動ができるでしょうか?
みなさんのご意見をお伺いしたいと思います。

人生の厄介息子人生の厄介息子 2007/03/10 03:03 この日航機墜落事故では赤旗記者 米田氏のご家族も乗り合わせていてなくなられた(正確ではないかもしれませんが)
ということで御巣鷹山の真相とかの本(ボイスレコーダーDVDつき)を宝島社から出版されています.
それが版をかさねていて昨年も店頭にでていました
私は大枚はたいて買うのもとおもい古本屋で買ってよみましたが基本的には詳しく逐一かかれていますがやはり自衛隊,政府の陰謀,情報隠しみたいなところに最終的にはしつこくもっていく結論で
これが最近のスタンダードとおもわせる風潮かと悔しいでです.
米田氏については下記の掲示板もごらんください
http://www.goennet.ne.jp/~hohri/n-index.htm

また,WIKIPEDIAの記載はそれよりやや中立的かともおもいますがみなさまいかがでしょうか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%88%AA%E7%A9%BA123%E4%BE%BF%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85

marumaru 2007/03/10 03:46 いくら、マスコミを批判したところで、もう彼らに自浄能力は期待できない。完全な手遅れだよ。

 2007/03/10 04:25

日本はもうオシマイ。自国に敵が多く存在しているのに。勝てるわけないじゃん。売国マスコミ、創価学会、統一教会などなど。もう、手遅れなのさ。

憂国憂国 2007/03/10 08:53 1.海外での災害緊急援助の派遣(JICA+外務省実施)でも、マスコミの狂った報道姿勢に泣かされています。
2.「中性子爆弾」のような狂った投稿、トラックバックには、規制をかけても良いと思います。そもそもブログとは主催者の意志・意見を反映させる場所ですから、検閲もあって然りと思います。
3.佐藤さまの今後のご活躍心から期待しています。

とおるとおる 2007/03/10 10:48 自衛隊・防衛庁には、情報戦争・情報工作・メディア対策をする部隊・部署は無いのですか?
国内の反日メディア・反日団体・中国共産党の情報戦争(工作)には、ほぼ無抵抗主義を貫いているように見えます。
これも歴代内閣の意思が無いからでしょうか?

私利私欲私利私欲 2007/03/10 10:55 私は右翼的でもなく、かといって愛国者でも全くありません。しかし国の政策の今までを見ていると、何もかもまず自分の保身、次に自分にとって都合のいい存在の援助です。これでは命をかけて国のために尽くすなどと選挙で公約しておきながら選出された途端に言葉を換えて最もらしい振る舞いを始め、国民や国益などとは真逆の活動を始めるのです。繰り返し同じ事が起きているにもかかわらず、選挙民もなにかの利益に結びついているので、このアクの連鎖は永久に止まないのだと思います。人が大勢死のうと国のお偉いさんたちは自分にとっての利害を優先させるので、軽はずみでお茶の間の視聴率を稼げる見出しと内容でTV漬けの視聴者を煽り、だいたいは間違った方向に世論が行ってしまった後、やっと重い腰を上げるのです。(一般視聴者に受けるように振る舞っていればどんなに悪く見積もっても次に落選することはないと計算した上で)
議員にも公務員にもこの国の将来をどうこうと言う展望もやる気もないことは分かっています。上がこうだから希望を持って入ってくる若い人もみんなやる気を無くしてしまう。本当に何かが起きたとき誰が指揮を執ればみんな一丸となって苦労しても戦い抜こうと思えるか。わずかな望みは防衛省です。いつだって一番大変なことを引き受けてくれて・・・国のお偉いさんは体を使って誰かのために尽くすという気持ちと行動を忘れています。勿論私たちもです。確かに過去の軍備独裁政治のようなことははあってはならないことです。深い反省を忘れずに、国力の充実のためにも経済・諸外国になめられない防衛力・道徳倫理・自然と培われなければならない愛国心等を頑張らなければいけません。そうしないと日本はコストの罹る高齢国家として朽ち果てる気がしてなりません。これからはお偉いさんになろうと思う人もいなくなりますね。美味しくないもの。アルゼンチンみたいに国が潰れたとして、年寄りだらけのこの国に再生するだけの力があるのでしょうか。人件費と天下りで税金は手一杯。国の予算はほとんど全部赤字国債で埋められているのではないでしょうか。地方の時代とはよく言ったものです。早い話が地方の赤字まで面倒見ないから丸投げしたって事です。自分の高額の収入の保持が一番の理由でしょう。本当のことがまかり通る世の中になって欲しいです。嘘で固められても張り合いが出ません。正直こそ最良の政策です。見抜く目を持ち続けなければと思う今日この頃です。

キラーT細胞キラーT細胞 2007/03/10 11:31 平成元年か二年に父が仕事で上野村の村長さんと面談した際、日航機墜落への自衛隊の対応が遅かつたといふ非難を聞かされたさうです。それを知つた私は、佐藤先生の反論をコピーして村長さんに送りたいと思ひましたが、如何せん当該月曜評論を紛失して仕舞つてゐたので出来ませんでした。私の記憶に間違が無ければ、あの村長さんは元零戦のパイロットだつた筈です。自衛隊が「自閉隊」の儘だと、本来ならば身方になつてくれる人も敵に回つて仕舞ふといふ好例だと思ひます。
それにしても、邦家の危機が深刻になる一方なのに、世人の反応は未だに鈍いですね。以前に比べて所得格差が広がつたとは云へ、諸外国に比べれば可愛いもので、今なほ豊かな生活が送れるからでせう。御隣さんからミサイルが飛んで来るか、それに匹敵する出来事が起きない限り、日本人は本気になりますまい。それ故北京五輪にあくまでも参加すると云ふのであれば、日本人選手の大半が暴徒に殺されれば良いと密かに期待してゐるのですが。

天の安川天の安川 2007/03/10 21:49 私利私欲さんへ
佐藤閣下の執筆速度が速くて、追いつけませんが(さすが日本兵士、律儀でマメ)まだまだ日本に絶望する段階ではありません。赤字はアメリカも同じで中国もそうで他の国も大差ありません。どこの政府も歴史始まって以来財政は火の車です。アメリカには30年国債があります。日本は10年国債しかない、まだまだ打つ手はあるのです。それよりも日本の金融資産は世界の恐怖の的になっているのですよ。アメリカ人が言っているそうです。中国人は貯金しないから怖くない、日本がいよいよバブル不況から立ち直って金融支配力を強めてくる方が怖いそうです。

確かに戦後の日本は金儲けだけになって国益意識も主権意識も希薄になってしまった。日本人に全く責任はないとは言いませんがこれもGHQ占領政策の結果です。
>確かに過去の軍備独裁政治のようなことははあってはならないことです。
こんな戦前の歴史観もGHQ占領政策がしからしめたものです。最後に自衛隊が控えていることは心強い限りです。
>日本はもうオシマイ。自国に敵が多く存在しているのに。勝てるわけないじゃ
こうなってしまったのは思想信条の自由を無制限に許しているからです。法の下の自由で自由にも制約がなければならない。自由は規律とバランスをとらなければならない。無制限な自由は無秩序をもたらす。自由の国アメリカは赤狩りを実施した。日本ではなぜできないのか。イタリアでファシズムに共鳴した詩人は、アメリカはだめだ、ファシズムこそ素晴らしいと喧伝した。そんな詩人が帰国すると、即座に国家反逆罪で捕まった。日本にはファシストもいるだろうし、マルキストもアナキストもいる。皆お腕を振って歩いて日本国内で宣伝して監獄に入れられた話を聞いたことがない。戦前は治安維持法があった。左翼は言論弾圧で投獄されたと言うが、左翼国家になっていたらソ連中国北朝鮮のように国民が多量に殺された。投獄されるのとどちらが国民の災難か。今また武装解除都市宣言などと宣伝が行われている。国民の自衛意識をなくす洗脳工作だろう。こんなことを許していたら 国家の自衛権も奪われてしまう。アメリカのように安全保障の問題では自由は制限されるのが正しい。

m2m2 2008/02/16 21:10 日航ジャンボ機墜落して墜落の謎を追いかけている者です。
自衛隊の方に聞いて見たい質問があります。
当時、事故現場に地元の学生さんらがいち早く現場に駆けつけた際、もう既に自衛隊が現場に居て何かを探していたと…それも救難作業はせずにです。
これは本当なんでしょうか?

satoumamorusatoumamoru 2008/02/17 09:56 m2様≫
1、事故当時、下山途中にたまたま現場を目撃したと新聞記者に語った某大学教授と学生一行がいたことは当時新聞の片隅に出たことがあります。勿論それは彼らの一方的な発言でしたが、確認されていません。一部記者は「売名行為?」と言ったことがあります。現場がわかっていたのなら警察に通報できた筈ですし、直ちに救難活動をしてもよかったはずです。
2、現場で何かを探していた・・・というのは、JALの関係者で、救難そっちのけで「垂直尾翼」を落下地点で調査していたことを、あるカメラマンが上空から撮影しています。(週刊誌に出たはずです)最初は白いつなぎの整備服の背中に「鶴のマーク」がはっきり写っていましたが、次のショットでは「ジャンバー」で意図的に?隠されていたので、彼らは既に原因が分かっていたのだ、とカメラマンは言っていました。勿論、自衛隊とは無関係です。
3、その後、左翼作家が「自衛隊のミサイルが当たったのだ」と事実無根の記事を週刊誌に書き事故調査をかき回したことはご承知のとうりです。

紅慕情紅慕情 2010/09/28 07:19 墜落現場が特定されていないのにも関わらず既に自衛隊員(早朝4時頃)が100人位いたこと。
生存者のひとり川上慶子さんの証言の中にも【墜落したあと、ふと気が付いたら周囲は真っ暗だった。あちこちでうめき声が聞こえ、私の両親もまだ生きていたような気がする。しばらくすると前方から懐中電灯の光が近ずいてきたので助かったとおもった。そのあとまた意識がなくなり、次に目が覚めると明るくなっていたが救助の人は誰もいなくて、周りの人たちはみんな死んでいた】とあり、懐中電灯の光を目撃しています。
これでも、JAL関係者だと言い切れますか?


自衛隊員の対応「へたに動かすと危険なので、後から来る部隊が手当することになっている」と言うだけで、何もしようとしない。手にした4〜50cm 位の丸いバッグに地面から拾った物を黙々と入れ続けている。
これはどう言うことでしょうか?

松井秀幸松井秀幸 2013/12/23 05:16 参考になりました。ありがとうございました。

ヘリを2、3機、はっきりした目印のある定点の上空数百メートルに点灯してホバリングさせ、炎のある事故地点上空から測量すればどうだったんでしょう?素人考えですみません。

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