軍事評論家=佐藤守のブログ日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

■軍事を語らずして、日本を語るなかれ!!■

2008-08-23 治にいて乱を忘れていないか?

治にいて乱を忘れていないか?

 21日は早朝から関東平野を横断して茨城県に向かい、水戸市にある茨城県神社庁での夏季講習会に参加してきた。午前10時〜12時、午後1時〜3時の4時間講演、20分間質疑応答だったが、日の丸が翻る荘厳な会場で、130人を越える熱心な参加者を前に『我が国の防衛と周辺情勢』と題して“防衛漫談”をしたのだが、我が国を取り巻く戦略環境について、少しはご理解いただけたように思う。

 質疑では大戦経験者から、靖国問題、中韓の内政干渉、自衛隊を束縛しているのは憲法9条では?というご意見が出されたが、的確な指摘に感心した。

 昼食時に宮司さん方から、日本人の特性が失われていく有様に不安を感じておられるというお話を伺ったが、特に核家族と家族構成上、日本人としての歴史観、文化、習慣がどんどん消滅していくという危機感には同感であった。

 家族共働きの現状から、親が不在の子供達は“放任”されていて、躾はじめ日本人として人間としての基本が植えつけられないという。昔はおじいちゃん・おばあちゃんが孫の相手をしつつ、自らの体験を語り聞かせる事によって伝統が継承されていたものだが、それがなくなりつつあるという指摘は日本の将来を占う一つの視点であろう。

 たまたま昨日会った知人が同じようなことを言った。孫に正しい日本文化を話して聞かせていると、娘(母親)が『お父さん、本当のことを教えないで』と言ったという。小学高学年の孫は、色々な疑問をおじいちゃんにぶっつけてくるらしいのだが、“正しい話”を学校で発言した場合『うざい奴』として煙たがられ、仲間はずれになるというのである。

 つまり、教科書では教えられていない日本の正しい近現代史を学校で話すと、昔は『知ったかぶり』として敬遠されることはあったが、今では全否定され、うざい野郎だと目をつけられるというのである。

 例えば孫が友人宅を訪問する場合に「玄関では履物をちゃんと揃えておくものだ」と教え孫がそれを実行しただけでも、昔は『偉い!』と友人からもその親からも褒められたものだが、今では「うざい奴」として冷笑されるというのだから驚く。

 だから、正しいことを知っていても『知らぬ振りするように』親が指導するから子供は皆と調子を合わせて履物もそろえない。知人は、娘は子供が『仲間はずれにされないように』配慮しているのはわかっているのだが、果たしてそれで良いのか?と悩み、あきれて絶句するのである。

 いやはや、私は「240世帯あるわが集落で、祭日(憲法記念日を除く)に国旗を掲げる家は我が家だけ!」と失望落胆しているのだが、今やそんな場合じゃない、と思い知らされた。神社・仏閣、風習、伝統・・・大事なものがどんどん失われていくことを、心ある国民は心配しているのだが、我が国の指導者達は揃って『不感症』らしく思われる。


 ところで、予想通り、実力行使を放棄しているわが国籍のタンカーが海賊に襲われたが、政府に打つ手はなさそうだから海賊たちは笑いが止まらないだろう!

 その上来年一月にはインド洋から海自部隊を引き上げる予定だというし、空自のC-130部隊も引き上げ予定だという。公明党が何といおうと自民党は国家利益を守るため、毅然として継続させるべきだと思うのだが、果たして福田首相にその勇気はあるのかどうか? まあ、父親譲りの『超法規』で継続してくれるのではないか?とかすかに期待しているのだが、そうでなければ自由諸国からはもとより、世界中から信用されまい。海賊もテロリスト達も、無抵抗なところをどんどん襲うだろう。

 ムシャラフ大統領が辞職したパキスタンではすぐさま治安が悪化した。テロリストにとっては強硬派・ムシャラフ大統領の辞任は「大歓迎」だったに違いない。このまま治安が悪化し、核弾頭がアフガンのテログループに流れたら・・・。

 イランも、折角治安が回復し始めたイラクも、そのとばっちりで、すべては元の木阿弥になりかねない。イスラエルはどこが何を言おうと、自国の主権を確保するため、単独行動に移りかねない。国家国土が消滅する危機を抱えるイスラエルは真剣である。イスラエルは『核保有国』である。

 五輪でメダルを期待され“金メダル宣言”までして景気よかった「Hジャパン」の、チヤホヤされた覇気のない選手達とはわけが違う。負けてもコマーシャルで食っていけるような甘やかされた“選手”には、そのガッツはとても理解できまい。今更頭を丸めても無意味である。女子ソフトボールの金メダルは実に見事だったが、これが現実の日本人男性と女性の地位逆転を象徴していると考えるのは考えすぎか?

 そんな中、攻撃は最大の防御ならぬ、「防御は最大の攻撃」と女子ソフトボールの応援にFAXを送った人がいるとTVで知って、自衛隊の『専守防衛』の精神が、スポーツ界にまで浸透したか?と驚いたのだが、運動会と『戦争』はわけが違う。闘争心なき男は男ではない!と元戦闘機乗りの私は考えているのだが、個人的には何とも情けない限りである。

 各界揃って、イスラエル人のつめの垢でも煎じて飲むべきだろう!

 夏休みを満喫した(であろう)先生方は、本業である務めを九月の中旬に開こうとする政府に逆らっていて、やはり下旬にずれ込むだろうというのだが、それは『サボり』である。その間の歳費は当然返納してくれるものだと期待したい。何とものんびりムードの日本政界にイライラする。明日で終わる北京五輪の後の中国には異常な景気後退が予測されている。

 五輪期間内に『交通制限』『デモ制限』『電力制限』『生産制限』などで押さえつけられ、もろもろの被害を蒙った人民の不満が噴出し「大混乱」になりかねないが、それに対する隣国日本の対処方針は出来ているのか?

 情報によると、例えば北京五輪で消費された電力量は、国家運営に重大な影響を及ぼすほどのものだったらしく、今後の回復は綱渡り状態だ、という。電力供給は得意とする『口パク』では済まされない! ただでさえ電力不足に悩まされていた中国の主要都市である。閉会式が終わり電力分配が始まっても、それに応じるだけの『燃料』がないらしいから、石油、石炭はもとより、冬に向かう暖房用の燃料まで火力発電に流用しよう?というらしいから、世界中の森林が危険な状態になる、との予測さえある。本当だとしたらたまったものではないが、この国は毛沢東時代の『大躍進』で、非科学的な「大躍進」を組織だって実施した実績がある。万一そうなれば、何が環境保護だ、ECOだといいたくなる。中国にとっては『背に腹は代えられぬ』のだろうが、世界、特に周辺諸国にとっては迷惑この上ない!

 まあ、いずれにせよ一空自OBの心配するような規模のものではないが、『治にいて乱を忘れている』かのようなわが指導者達の姿を見ていると、病み上がりのことはツイ忘れて、やはり気がかりになる。


『大相撲』や『神社仏閣』に象徴される日本国独自の文化伝統の破壊、教育の退廃のみならず、急転する世界情勢に対応する物理的準備が出来ているのかどうか?

 身命を捧げて祖国に殉じた諸英霊は、没落していく祖国の姿に憤懣やるかたないであろう。ただでさえも靖国参拝をしない首相、『過去の大戦で近隣アジア諸国に多大の被害と迷惑をかけた』と衆参両院議長から、こともあろうに両陛下の前で『罵倒』され続けている諸英霊はたまったものではあるまい。

 非常識な彼らに対する“天罰”は時間の問題だと思うが、せめてその前に、予想される混乱だけでも回避する責任を果たして欲しいものである。

 防衛省に限らず黙々と勤務についているであろう各省庁の担当者各位の、治にいて乱を忘れぬ精神に期待したい・・・

おじいちゃん戦争のことを教えて

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おじいちゃん戦争のことを教えて―孫娘からの質問状 (小学館文庫)

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おじいちゃん日本のことを教えて

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高坂正堯著作集〈第3巻〉日本存亡のとき

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存亡の条件 (講談社学術文庫 394)

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存亡 UNIFORMED OPERATIONS

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とおるとおる 2008/08/23 14:10 内容の詰まった話、ありがとうございます。
> 各界揃って、イスラエル人のつめの垢でも煎じて飲むべきだろう!
まったく、その通りです。
日本の政治家・国民は平和は祈って口に出していれば得れるものと勘違いしている人が多いように思います。
アフガニスタンや周辺の事態から、欧米任せで撤退しては欧米から相手にもされなくなりそうです。
昔、中国で欧米と協力せずに単独行動を取ったツケを忘れたのでしょうか。

kusabakusaba 2008/08/23 17:19 ひな祭り
http://plaza.rakuten.co.jp/mamcul/diary/200807020000/
しっかりした所を捉えておられる主婦のブログがある。参考にさせてもらっていますが、その中に当保育園ではひな祭りはいたしませんと言う所が出て来る。

日本古来からの女の子の楽しみである3月3日のひな祭り。女の子の夢はここから始ると言ってもいい。その由緒正しきお祭りがないと言う。ついで七夕も取り止めていると言う。小さき子の情緒を育てなければならないのにその情緒を毟り取りとは果てもこれが小さき子に分かろうはずもないが、、、。

自分の子にするのならいくらかの救いようもないではないが、こと公の保育園での行事、楽しみにしていた子もいるであろうに思想の押しつけとは申せ、それ以前の情緒の面でも省かれているとはこれは容易ならざる国事を背負わされている末端の行事の中に伝統を施していないとなれば、何処の国の子供を育てているのか分からなくなってしまう。

人の情緒を掘り起こしきれないとなれば国事の一大事である。動物感情しか生まれてこないこととなり、はては動物園でも造り気か?日本国の気心を捉えきれないでいる。

己だけの感情に趣を置き、他人の感情はないものと勘違いをしている。動物を育てているのではない、人様の大事な人材を預かっているのである。雄にこれからの日本を背負って立つ人を育てているのだから重大な場違いを施している事になる。即刻国賊鞭打ち刑ぐらいでは済まされない。計り知れない損失となってゆく。罰則がないから放免しているのである。果てもわが国の成り立ちが、この原理が、分からないのであろう。

何処の国でもそうですが、一連の連続性の中に築いてゆくものであり、時代の即応したものと先々の将来性のものとに分かれるであろう。

即応した対策にはその時代の人々が決めてゆく。しかしながら将来性の対策には先々の見越しの分を入れなければならず難しい舵取りとなって来る。ならば先祖から受け継がれて来た伝統に従い行うという事が原則となってこよう。

何故なら私達は先祖の意向を無視することは出来ないのだから!無視したならば自国民でなくなってしまう。私達は先祖からの尊い伝統の中に生かされている。

いわゆる日本国民であると言う証明さえしてくれているのである。ここを無視することは許されない行為として悟っていなければならんものを!如何な解釈で原則を無視すると言う思慮に至るのか国民としての意識があるのか疑われるところであろう。

我が国民の由来は無視してもいいと教育を受けたのであろうか?そのような教育は施された覚えはないと思うのですが今回の内情から察するにあるいは教育の仕方が問題なのかも知れない。

国の一貫性のない主体性のなさが蔓延っているのかと思う次第である。日本の国のあり方を今一度見直して行かなければならない。国民の知り得る情報が日本国としての存在を果たしていないのではないかとも思えてくる。

伝統文化を重んじない教育なんて教育といえるであろうか?
先祖からの習わしを否定しているのと一緒である。
つまり自分は先祖なしでここに立っていると言うのと一緒である。そんなことはあり得ない出来事でありまやかしである。

伝統を生かす事は私たちに生活の豊かさを提供してくれているのです。
何故私たちに学びの精神があるのにこうして削ぎ落とさせ、忘れさせてしまっているのか?日本と言う国に誇りを持たせるように教育するのが教育者の務めである。

ここら辺から不作の日本人が生まれてくる所以なのではなかろうか?
自由主義の弊害であろう。自らの考えだけを膨らみを持たせて解釈し、他の者は考えなくてもいいものとして扱っているのである。思慮の面からそうなって行く。

自らの由来心を忘れてしまっている。堪能し過ぎている。

いっこくいっこく 2008/08/23 17:43 kusaba様
現在の公立小学校の歴史の教科書を手に取る機会があればぜひご覧ください。
時系列どころか、何の脈絡もなく歴史の一端が「ボツ、ボツ」と紹介されているに過ぎません。
これは、由々しき事態を通り越しております。
当然小学校の教師はこれを機械的にちゃらんぽらんに教えるフリをしておしまいです。
kusaba様がどの年代であるか存じ上げませんが、小生が小学高学年の時は、まがりなりにも時系列でとりあえず江戸末期まで教えられた記憶があります。
一方でジェンダーのような根無し草の思想がはびこっております。
「一刻も早く修正しなければ」と虚しく憤っております。

momomomo 2008/08/24 08:42 「守りは最大の攻撃。」というは上野選手が御自分で色紙に書いた言葉だったように記憶しています。
上野選手はDHで打席には入らないため、自分もピッチングで攻撃に参加しているんだと言う意味ではないでしょうか。

jdia0120jdia0120 2008/08/24 12:14 以下左派系日本メディアの記事

戦闘機『映画みたい』 
小松 F15と綱引きも挑戦
(中日新聞(共同通信配信グループ)
小松市符津小六年のOOOさんは、「戦闘機は映画みたい。戦闘機に撃たれたら怖いと思った」と話した。
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20080823/CK2008082302000185.html

記事を読むポイント
は創氏改名、航空自衛隊 F15 日教組

参照ソース
日教組楽しい学び実習室
「カデナ米軍基地(べいぐんきち)」と「1あたり量(りょう)」その2
http://www.jtu-net.or.jp/manabi/sansuu/08.html


最大規模の火力演習公開=原油高で
費用1500万円増−陸自
(時事通信記事)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080824-00000032-jij-soci

記事を読むポイント原油高 税金 自衛隊

こんな分かりやすい記事を書く日本のメディアは
本当に素晴らしい人材の宝庫です。更にこの素晴らしい記事を書く人材を生み出した日本の教育界は素晴らしい人達だと感心します。しかも地上波のデジタル化を訴えながら、使えるブラウン管TVを捨てさせ、薄型TVを買わせて、著作権を守ると言い分けをしながら高いのに子供の演劇界以下のソフトウェアを作り、真実を伝えずプロパカンダを見せて高い受信料をむしり取る公共放送、愚劣なバラエティーを垂れ流して国民総白痴化に目指す民放がある日本のメディアは本当に素晴らしいです。

最近サププライム問題で原油高と不動産不況が起こっているので与党政治家の景気対策発言が多いのを聞くとパンとサーカスという言葉を知らない馬鹿が多い様ですね。この国の為政者は一度天罰が喰らわないと分からない様です。更に素晴らしいのが官僚達です。自動車税で実質軽自動車への増税となり、トヨタが今度出す二人の小型車IQの販促対策と思われるCO2排出量での自動車税率制度への転換という愚かな制度を画策する官僚は何を考えているのでしょうか。これは明らかにトヨタへの優遇であり軽自動車メーカーに対して官僚を使った経済活動規制で、独禁法違反スレスレの事をしています。今の自動車税制度でグリーン税制優遇策も買い替えを促進させているとしか思われない愚策です。使える車を捨てさせ、しかも無駄な官僚減らしをせず、天下り先を守り、国防を蔑ろしてしかも地方には車がないと生きていけない社会しても知らん顔です。

このまま野放しにしておくことは許し難い。そもそも道路を作る事も国防を基本にしておけば無駄に作る事はなかったはずなのに。道路は国を作り、国を守る為にある。この基本さえ分からない官僚と政治家に対して国民はいつまで黙って堪えているのか?
温室効果ガス削減対策は日本やるべき事はやっている、自動車が多くの比率を占めているが削減するのなら中国を潰してアフリカや南米を発起させる環境や食糧安全保障を基本として外交・経済支援をさせる発想さえ出来ない。中国の存在は世界を破滅させる事にしか貢献していない。中国のハニートラップの罠にかかったやつが経済・財界に多いという事なのでしょうかねぇ。メディアも含めて。

日本は本当に素晴らしい国ですね。閣下。

参考ソース
「排気量」から「CO2排出量」へ 
経産省が自動車税制の変更検討
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080824/biz0808240046000-n1.htm

kusabakusaba 2008/08/24 16:45 先生と教科書と
いっこく氏の申されます通りであれば、現状が何故このようになってしまったのだろうか?国の指針が変わったのだろうか?今まで通りで何故いけなかったのだろうか?教育云々と言うより指導する体制から立て直さなければならない事になる。

学校教育は教科書を主体として習いますが、私は昭和18年生まれの65歳ですが、正直なところ学業はとなるとほとんど覚えていません。(覚えておけばよかったのでしょうが)今となればボケッと過していたといえるのでしょう。
理科、算数、社会、国語の他にいくつかあったように記憶していますが、、、。

あえてどう育ったかと言われれば人(先生、ご近所のお姉さん、お兄さん、身近な人たち)を見て育ったと言えばそのようですがそこらへんも今となれば釈然としません。教育は人なりとこう云う観点でいければいいのではと個人的には思っているのですが、しかしながら人は弱い面が多くあり数々の人が補いながら埋め合わせてゆきます。

田吾作田吾作 2008/08/24 22:01 以下に引用する文章は我が国の歴史です。

米国がいつ頃から太平洋で戦争することを考えていたかは、もちろん詳らかではないが、寺本中将はウェワクで堀に、米国駐在の経験から「大正十年以来」という言葉を使っていた。その時期はちょうど、ワシントン会議で日米の海軍戦力が三対五と米国に押しきられた年と一致する。
だが、この『米軍野外教令・上陸作戦』の中で、米国が対日作戦をいつ頃から準備したかを示す一つのカギも残っていた。
それはこの教令の中で米軍は、「馬匹の卸下」という条項があって、馬を輸送船からおろすには、長さ八フィート、幅二フィート半、高さ六フィートの木製の組立馬匹箱を用意するとか、馬は泳げるから泳がせて上陸するのも一つの方法だが、その距離は五百メートルを越えてはならない、という規定を書いていることから考察すると、米軍は教令作成当時はまだ馬を持っていた時代で、現在のように機械化、自動車化されていない時代ということになるから、大正末期頃という寺本中将の言葉は肯けるところであった。 いずれにしても、この上陸作戦の米軍野外教令一つを読んだだけでも、日本の作戦当事者は、「治にいて乱を忘れ」て、大正十年以来惰眠をむさぼっていたといえよう。米軍と日本軍とは実に二十余年の開きがあった。
「軍人には軍事研究という大へんな仕事があったのに、軍中枢部の連中は、権力の椅子を欲しがって政治介入という玩具に夢中になりだした」とはウェワクでの寺本中将の言葉であった。まさに然りである。

「大本営参謀の情報戦記」 堀 栄三著 ISBN4−16−727402−7 株式会社文藝春秋 1996年発行 P151−P152より引用

故郷求めて故郷求めて 2008/08/25 10:35 ご紹介頂いたようなことも事実でしょうが、都内在住の我が近所では、小学生の我が子は外で知り合いにあっても挨拶してくれると(半分以上社交辞令でしょうが)ほめて頂けます。靴は自分の分だけでなく周りの子の分も揃えるように言いつけていますが、実践できているかどうかは知りません。ただ、遊びに行った友人宅でのお母様などの評判はよろしいようです。もちろんそれで安心できる訳でもありませんが。

家内の報告によれば学校の懇談会でも非常に前向きな発言が多く、躾や教育を矮小化するような輩の方が「うざい」とされるような良い空気だと聞いてホッとしております。

靴もまともに揃えないみっともないまま育ったのは実は私自身でして、子を持つようになってやっと躾の大切さに目覚めたばかりです。

私の住む地域はかなり健全ではないかと思います、もちろん住宅地ゆえ様々な家庭があり、モンスターなる例外的なものの話題も聞きますが、我が国の教育環境がただ煮くずれて行くばかりでないこともご報告しておきます。

satoumamorusatoumamoru 2008/08/25 12:42 故郷求めて様≫
良いお話ありがとうございました。私の集落でも子供たちの「見守り(保護)活動」、「挨拶奨励運動」が行われていて、私が「おはよう」と声を掛けると「おはようございます」と元気な声が返ってきます。特に女の子が多いのですが・・・。
身の回りから改善しようと微力を尽くしていますが、日の丸だけは全く進歩がありません!

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