≪「学校は何か隠していると思う」。大津市の中3男子生徒の自殺をめぐり、滋賀県警の強制捜査から一夜明けた12日、捜索を受けた中学校に登校する生徒は、学校への不信感や不満を口にした。
雨が降る中、午前8時前から生徒は続々と登校。駆けつけた報道陣を前に、校門前で数人の教員が緊張した表情で生徒を出迎えた。
取材に応じた1年生の男子生徒(12)は「ニュースで警察が来たことは知った。先生には本当のことをちゃんと話してほしい。みんな心配している」と語った(産経)≫
滋賀県の大津中学校で起きた“いじめ殺人事件”は、TV報道を見ているだけでもいかにこの国が腐敗しているかを示して余りある。
少年少女を「教育する学校」が、悪を捕える象徴であるべき警察に「家宅捜索」されるのだから、この子らの人生に暗い影を落とすだろう。大津市初め、教育関係者の罪は甚大である。もちろん見て見ぬ振りし続けた父兄たちも。
説明に出てくる教育委員会のメンバーの顔は、とても大人の人相ではない。アンケート調査をして、子供たちが何を訴えているのか「本当にわからなかった」のなら馬鹿そのものである。
「いや、わかっていたのだ。うそついているだけだ」というのであれば、何かを恐れているのである。それは何か?
そういえば、震災で現地を訪問した大臣が知事を威嚇し、「これを書いたら終わりだよ」とマスコミに言ったとき、その“存在”を知らない宮城の東北放送は堂々と報道した。“存在”を知っていた他社は、その“あと追い”という形で全国に放送したから、大臣の首が飛んだことがあった。お忘れだろうか?
その昔、父が火力発電所勤務だったので、社宅周辺には炭住街があり、戦時中は半島出身者も懸命に働いてくれていたが、戦後、日本が負けると態度が急変したことを私は体験している。
小学校からの帰りに数名のグループに待ち伏せされて「肥後の守(小刀)」を振り回されて威嚇されたものである。
しかし当時は、復員してきた男の先生が実力を持っていたから、先生に報告すると連中は必ず“正義の裁き”を受けたが、そうなるとまた、「チクッタな!」と暴力行為がエスカレートした。もちろん、刺されるほどのことはなかったが、その威嚇行動は子供の域を超えていた。
この情景は、築城基地時代に韓国を訪問した時「再現VTR」のようによみがえった。夕方、お土産物を買うため、大使館の韓国人女性の案内で街に出て「円くれ、円くれ」とまつわりつく少年グループに取り囲まれた時、離れた位置で彼らを監視している若者の姿を見た時である。そのやり方は私が受けた“いじめ”と同じだった。
今回の大津事件も、それと同様だろうと思う。
何度も何度も【通達】が出されて、いじめは解消に向かっているとされていたが、これも官製PR、ちっとも解決していない…いや、解決するはずはない。先生?方がこれほど去勢されて、ことなかれに徹しているから、大津の教育委員同様、見て向ぬふり。事件は隠されるから文科省に報告が届くはずがない。だから被害少年は自らの命を捨てる以外にはないのである。その「学校」では「命の大切さを教えている」そうで、「人権の重さを叫んでいる」そうだから、まさにパロディだ!
こんな偽善的大人に、子供たちは愛想を尽かしているだろう。
≪週刊新潮7月19日特大号から≫
週刊新潮7月19日号はこの問題をとらえて、
≪毎日殴られ、死んだハチを喰わされ…。こんないじめと自殺を結び付けられない市教育委と学校は無能か、臭い物に蓋の偽善者だ。だが、なぜ、加害生徒の親は子供たちの悪魔的日常に気が付かなかったのか。PTA会長も京大医学部卒のエリートもいたその家庭環境≫
とリードにあるが、まさに【モンスターペアレント】の典型だ。しかもこの学校のPTA会長の息子が「主犯格とされるAの親」だというから一体どうなっているのだろう?
37歳の女性市長じゃ、また「ナ〜ナ〜」で一件落着、盗人の種は尽きないだろう。大津市民は気の毒だ…
大津市の教育委員会は解散すべきである。だって、物事を解決できないんだから、役に立たない連中が今まで通り高給取りのままでいいはずはない。無用無用、減税減税!!
少なくとも、子供たちから前記のように言われたのでは存在意義はないと断言できる。
ところで今日の産経新聞6面の「40×40」欄で久々に河添恵子女史が吠えているから、全文ご紹介しておこう。
≪「歴史が教える「国力=軍事力」
日本は周辺諸国による“集団いじめ”に遭い続けている。5月には日本固有の領土・竹島周辺で、韓国政府の後援による国際ヨットレースが開催された。先日、北方領土の国後島入りをしたロシアのメドベージェフ首相は、「一寸たりとも領土は渡さない」とばかりに日本に牙を剥(む)き、「(日本人は)酒ものどを通らないほど怒っているだろうね」などと住民と談笑し馬鹿(ばか)にしてくれた。そして野田佳彦政権による尖閣諸島の「国有化方針」に対し、中国は「固有の領土」という常套(じようとう)句以外、新たに「神聖領土」を使って反発姿勢を強めてくれた。
泣き面に蜂×蜂×蜂…。最低最悪な政治が続く日本。近隣不良諸国にとっては、さぞかしいじめがいがあるってことか。彼らは早々にトップギアへチェンジ、蛮行をエスカレートさせていくだろう。
ちなみに尖閣諸島の購入に向けて寄付をした国民の多くは、石原慎太郎東京都知事のアメリカでの発言に共鳴したのだ。いまさら「国有化」なんて言われても、民主党政権&永田町の腐敗住民、売国官僚たちには任せられない。で、民主党と袂(たもと)を分かった「国民の生活が第一」の御仁やガールズ。アナタたちが「自分の生活が第一」であることくらい国民は知っている。「反増税、反原発」を叫べば選挙に勝利→議員バッジ更新って算段だろうが、国民をなめきっているこの類いが、国難続きの日本を立て直す原動力になんぞなり得ない。次の選挙がいつかは?だが“離党心中”だけ静かに見届けたい。
先日、私は新潟市そして佐渡にいた。中国総領事館への新潟の土地売却に反対する国民の声=署名は、70日間で15万を超えた。この叫びに国はどう応えるのか? そして佐渡の玄関・両津港からほど近い「旧能楽の里」。血税を投じた立派な建物は、大連出身の帰化人が運営する学校法人の所有になったが、島の旅館にも中国マネーが侵食中。佐渡も中国の島に…。世界の歴史はこう教えている。「国力すなわち軍事力」そして「国家が未来永劫(えいごう)存在する保証など、どこにもない」ってことを。(ノンフィクション作家)≫
そう、彼女が言うとおり、これまた「近隣国家による“いじめ”」なのである。大津中学校問題はその典型でありその象徴だというべきか。
とすると、大津中学校のこの“いじめ事件”では、誰からも顧みられず孤立した被害少年は、自らその若い命を絶ってしまった。
ということは、戦後急激におとなしくなった大人の、それも男たちの姿から推察すると、やがてお人よしで、虫も殺せない真正日本人は、次々と自殺していくことになるのだろう。
ありもしなかった≪南京大虐殺≫や≪“従軍”慰安婦≫の汚名をかぶったままで…
そういえば、パンダの赤ん坊が死んだくらいで、園長さんが記者会見して「涙を流す」のだから、モンスターガイジン?たちの高笑いが聞こえてくる。
軍事力無き国家の衰退は、歴史の必然だという典型的な事件である…
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