軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

ちょっといい話!

少し前の話になるが、産経新聞こんな写真と記事が出ていた。


≪収集車のボンネットにキセキレイが作った巣=兵庫県川西市けやき坂(沢野貴信撮影)=産経新聞から≫

≪鳥の巣がボンネットとバンパー隙間に…野鳥キセキレイ、ごみ収集車で4羽育てる≫

兵庫県川西市けやき坂の市公園緑地課事務所で、ごみ収集車のボンネットとバンパーのわずかな隙間に野鳥のキセキレイが巣を作り4羽のひなを育てている。
 同課の臨時職員、楠本祐大さん(32)が9日朝、巣に気づいた。エンジンをかけた際、鳥が飛び出したため、降りてのぞき込むと、巣に4羽のひながいた。収集車はしばらく駐車したままだったという。
 隙間は5センチほどで、親鳥が出入りできる程度の狭さ。管の上に器用に枝を重ねるなどして巣を作っていた。ひなたちは外敵から襲われることもなく、元気に育っている。
 同課では、ひなが巣立つまで収集車の使用を中止するという。楠本さんは「ひなの成長を見守りたい」と目を細めていた。」


次は隣家の戸袋で見つけた小鳥の巣と孵化の様子である。2日前にこっそりと撮ったつもりだったのだが、どこかで親鳥が監視していたらしく、それ以降警戒して姿を現さなかった。しかし今朝は賑やかだったのでどうも巣立ったらしい。

【命の大切さ】などは特別に教師が唱えなくとも、子供たちは身近な自然の中から、学んでいくものだ。アスファルトジャングル化した都心では見られないだろうが…
しかし、大阪ではごみ収集車に巣作りしていたのだから、少し気を付けて見るとどこでも目に付く現象じゃなかろうか?

小鳥の名前は知らないが、親と子の密接な関係が見られて、人殺しが続く人間様よりもよほど美しい!!
今日観察したら、すでに巣立ったようで、一安心!



さて、我が家のバラの花の盛りも峠を越えた。
家内は連日[がら摘み]で忙しそうであるが、香りはまだ漂っている。自然界の素晴らしさを堪能する日々である。


さて次はシナの空母のお話。
4月26日に“国産空母”が大連造船所で進水したが、5月28日の午後2時ころに撮影された写真がネット上に流れた。
それには煙突から黒煙が出ていたので、動力系統の試験が行われたのだろうという。
スチームボイラーと、ディーゼルが主要な動力系統だとみられるが、「観察者網」によれば、2010年に遼寧号が完成した時も、同様な黒煙が出ていたことがあったという。なぜ黒煙が出たのかは001Aの動力系統と使う油の特殊性からだろうと軍事専門家は推定している。
何れにせよ、この国産空母の“出撃”は、時間が短縮されるだろうというから、まず試験航海した後、南シナ海に向かうのでは?


次は6月4日に28周年を迎える天安門広場事件だが、生き残った方政氏が6月2日に来日して文京区民センターで講演する。
同時に24年前の天安門広場事件の未公開写真が出回っているらしい。いかに共産専制国であっても、人の口に戸は立てられないという証しだろう。


月刊中国紙から≫



少し遅くなったが、届いた本のPR
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「月刊Hanada7月号」
既に店頭に並んでいるが、なぜか小池知事叩きが目立つ。総力大特集「文在寅の韓国はどこへ行く?」は、韓国のヒトラーだとか。ヒトラーは苦笑しているのじゃないか?



「月刊WiLL7月号」
こちらも半島危機特集だが、いささか食傷気味!
何でこんな国が気にかかるのだろう?と気にかかる。



「月刊「丸」7月号」
こちらは「トランプの決断、北朝鮮軍事攻撃シュミレーション」が読ませる。



「航空情報7月号」
こちらは特集2の「米海軍の現況」が面白い。日本周辺には、原子力空母が3隻も集結している。孔子は「鶏を割くに焉くんぞ牛刀を用いん」と言ったが、軍事的には敵を圧倒的戦力で撃ち、味方の被害を局限する手法がある。トランプらしい戦法だと思われる。何しろ相手は○○に刃物だから…。


最後に、私が今回上梓した書籍のPR
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ダ・ヴィンチニュースで今回上梓した本の書評が出た。さすがに専門のライターだけあって、私の意図するところを見事に活写してくれているから、紹介しておきたい。

宇宙戦争を告げるUFO 知的生命体が地球人に発した警告』(佐藤守/講談社
 2016年、ロシアの電波望遠鏡が強い信号をキャッチし「宇宙人ではないか?」と世界の注目を集めた。調査の結果、電波は地球上から発信されたものと判明したが、宇宙観測技術の進歩とともに、地球外生命の探索はいよいよ科学の重要テーマとなっている。 そんななか刊行された『宇宙戦争を告げるUFO 知的生命体が地球人に発した警告』(佐藤守/講談社)は、元航空自衛隊パイロットという経歴をもつ著者が、UFOと宇宙人の謎に挑んだノンフィクションだ。
 2014年に発表された話題作『実録・自衛隊パイロットたちが目撃したUFO 地球外生命体は原発を見張っている』(講談社)で、多くの自衛隊パイロットが奇妙な飛行物体を目撃しているという事実を明らかにした著者。姉妹編ともいえる本書ではさらに踏み込んで、UFOが地球にやってくる理由を考察している。
 地球にUFOが現れるのはなぜか。それは危機に瀕した人類に警告を与えるためではないか、というのが著者の推測だ。その危機とはたとえば核エネルギーの乱用。UFOは原子力発電所など、核エネルギーを使用する施設の近くで目撃されることが多いという。1986年のチェルノブイリ原発事故でも、2011年の福島第一原発事故でも、事故直後の上空にUFOが現れている。宇宙人は我々が核エネルギーによって自滅することがないよう、空から監視しているのかもしれない。
 もうひとつの危機は各国による宇宙開発競争だ。近年、木星など太陽系の四惑星にダイヤモンドが眠っていると報じられた。それを宇宙に求めようとする動きが、今後は活発になってゆくだろう。とくに軍主導で宇宙開発を推し進める中国は、世界のパワーバランスを崩しつつある。このままでは近い将来「宇宙戦争」が起こるかもしれない。UFOはそれを警告していると著者はいうのだ。
 本書は全8章。自衛隊員のリアルなUFO目撃例を紹介したり、アメリカ政府による情報操作を指摘したりと、話題は多岐にわたるが、なかでも著者自身によるUFOコンタクト体験を描いた第6章が大きな読みどころだ。
 著者をコンタクトに誘ったのは、宇宙人との相互的なコミュニケーション「第五種接近遭遇」を実践している日本在住のアメリカ人、グレゴリー・サリバン氏だ。2015年3月、人里離れた山中で行われたコンタクトワークでは一体何が起こったのか? 気になるその結果はぜひ本書でお読みいただきたい。著者・佐藤守氏とサリバン氏、国境を越えてUFOで結ばれた2人の友情が微笑ましい。
 いうまでもなくUFOは未確認飛行物体(unidentified flying object)の略称だ。未確認であるゆえに、それはわたしたちを強く引き付ける。本書は元自衛隊パイロットという経歴をもつ著者が、空飛ぶ「何か」に魅せられ、その正体を探ろうとした熱きドキュメントでもある。宇宙のロマンに思いを馳せながら、「『スター・ウォーズ』は映画の世界だけのサイエンス・フィクションに留めておいてほしい」という著者のメッセージに耳を傾けたい。   

   文=朝宮運河

宇宙戦争を告げるUFO 知的生命体が地球人に発した警告

宇宙戦争を告げるUFO 知的生命体が地球人に発した警告