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IN THE STUDIO:佐藤守弘の講義情報 このページをアンテナに追加 RSSフィード

プロフィール

satow_morihiro

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佐藤守弘(京都精華大学)の講義関係情報--芸術学/写真論/視覚文化論など


http://d.hatena.ne.jp/satow_morihiro/


17年度後期芸術学B写真論学術論文演習2フィールドプログラム英書講読(同志社)講演、特別講義など

前学期までの講義情報

2017年10月21日 (Sat)

[]フールドプログラム京都 2日目

北白川編

2017年10月20日 (Fri)

[]芸術学B 第3回

講義

2017年10月18日 (Wed)

[]写真論 第3回

講義

    • ルイ・ジャック・マンデ・ダゲールとダゲレオタイプ
      • 銀板の輝きと一点性
      • 物質性と触覚
      • ダゲールによる写真の発明について(当時の新聞記事)
        • ジオラマの著名な画家であるダゲール氏によってなされた重要な発見について。この発見は驚異のように思われる。そしてもしも立証されるならば意匠芸術において革命となる見込みがある。
        • ダゲール氏はカメラオブスキュラの後部に描き出されている像を定着させる方法を発見した。それゆえ、これらの像は物体の一時的な反映ではなくて、それらの固定した持続的な刻印である。そしてそれは絵画あるいは版画のようにそれらの物体の現場から移され得る。
        • わが読者に、カメラオブスキュラによつて描かれた自然像の忠実度を想像せしめ、かつそれに対して光の階調、濃淡および中間調をもって、この像を固定させる太陽光線の作用をそれに付け加えさせるならば、読者はそれを見ることによって、ダゲール氏がわれわれの好奇心を満足させた美しい意匠を理解するにいたるであろう。
        • 生命なき自然、建築は、ダゲール氏が彼自身の名前にちなんで呼ぶことを意図している器具ダゲレオタイプの勝利である。
        • ダゲールは磨かれた金属板を処理した。そして3分間で『自然のみがその作品に与えられる真実をもって与えられた』パリの並木道やセーヌ川の眺望を生み出すことができた。(1839年1月6日「ガゼット・ドゥ・フランス」紙より)
      • Daguerreotip - Daguerreotype. Museu del Cinema - YouTube
      • Daguerreotype Cases - A Mini-Guide for Collectors (Adele Kenny) - YouTube
      • 鳩山郁子『ダゲレオタイピスト―銀板写真師
      • 映画『ダゲレオタイプの女』公式サイト
      • ジェフリー・バッチェン『時の宙づりー生・写真・死 (SUSPENDING TIME: LifeーPhotographyーDeath))
      • ピアノ・レッスン [DVD]
      • →ティンタイプ、アンブロタイプ

[]英書講読 第4回

告知

  • 再来週くらいから受講生の皆さんにも翻訳をしてもらおうと思っています。
    • 原稿の提出の仕方
      • 再来週くらいから受講生の皆さんにも翻訳をしてもらおうと思っています。
      • 発表担当者は、発表と思われる日の午前9時までに、講師のアドレス(morihiro1966@mac.com)に原稿を、MSワード(.doc/.docx)形式か、テクスト(.txt)形式、リッチテキスト(.rtf)形式で添付して送って下さい。subjectは「同志社講読:氏名」というものにして下さい。学籍番号、氏名を書いておくことを忘れないで下さい。

翻訳には、学籍番号、氏名、原文、翻訳文を書いてください。

講義

  • 視覚文化と物質文化
    • ジョルダン・サンド、佐藤守弘編『美術フォーラム21 第20号 特集:物質性/マテリアリティの可能性
    • 多木浩二『「もの」の詩学―ルイ十四世からヒトラーまで (岩波現代選書 (102))(『「もの」の詩学―ルイ十四世からヒトラーまで (岩波現代選書 (102))]』)
      • 「プロブレマティックとしての『もの』」
      • ある時代の家具の種類や数量、それらの部屋への出現などには、人間の振る舞い方や人間どうしの関係、さらには「もの」と人間の関係があらわれてくる。
      • ある文化の家具の歴史は家具の歴史は、その文化の身体の歴史を素描する。もちろん、家具のみならず「身体」に関する諸道具の歴史は、それぞれの道具の「身体」への関係の仕方によって、異なる身体の歴史を描いているものである。
      • 「身体」(についての認識)が、決して言語によって思考されることのないまま「もの」において変わりはじめた。
    • モノとしての絵画
      • マイケル・バクサンドール『ルネサンス絵画の社会史 (ヴァールブルク コレクション)
        • 十五世紀の一つの絵画作品は、ひとつの社会関係の証である。当時、一方には自ら絵筆をふるったり、あるいは少なくとも制作の監督にあたった画家がいた。また他方には、画家に絵を注文し、必要な経費を支払い、完成後はその作品の利用法をあれこれと思いめぐらす別の人物がいた。どちらも今日のわれわれのものとは異なる経済体制や宗教制度、知覚的習慣、つまり広い意味での社会のなかで活動していた。そして、彼らが共同して作り上げた絵画の表現形体には、そうしたさまざまな社会的状況が反映されているのである。(12頁)
    • ダゲレオタイプと物質性

2017年10月17日 (Tue)

[]学術論文演習 第3回

演習

2017年10月13日 (Fri)

[]芸術学B 第2回

講義

今週の一曲

2017年10月11日 (Wed)

[]写真論 第2回

告知

  • 今日から教室がL201に変更されました

講義

  • 写真前史
    • 幾何学的遠近法(透視図法)とイリュージョン
    • さまざまな描画装置
    • カメラ・オブスキュラ
        • カメラ・オブスキュラとは、ラテン語で「暗い部屋」という意味。暗い部屋に、小さな穴(ピンホール)から光が差し込むと、外の明るい世界が上下左右逆に映るという原理は紀元前から知られていた。
        • 後にレンズを利用することによって、鮮明な像(イメージ)が得られることが知られるようになり、ヨーロッパでは、ルネサンス期以降、描画装置、科学的な観察装置として広く使われるようになり、また啓蒙主義時代(17c後半〜18c)の知のモデルともなった。
        • カメラ・オブスキュラに映る像を化学的な方法により定着させる技術が、写真術。
      • 現象としてのカメラ・オブスキュラ:墨子、アリストテレス
      • 遠近法絵画とカメラ・オブスキュラ:フェルメール、カナレット
      • 自然科学と観察者:「暗い部屋」と世界
      • 見世物としての巨大カメラ・オブスキュラ

[]英書講読 第3回

英語の映像

講義

  • モノとしての絵画
    • マイケル・バクサンドール『ルネサンス絵画の社会史 (ヴァールブルク コレクション)
      • 十五世紀の一つの絵画作品は、ひとつの社会関係の証である。当時、一方には自ら絵筆をふるったり、あるいは少なくとも制作の監督にあたった画家がいた。また他方には、画家に絵を注文し、必要な経費を支払い、完成後はその作品の利用法をあれこれと思いめぐらす別の人物がいた。どちらも今日のわれわれのものとは異なる経済体制や宗教制度、知覚的習慣、つまり広い意味での社会のなかで活動していた。そして、彼らが共同して作り上げた絵画の表現形体には、そうしたさまざまな社会的状況が反映されているのである。(12頁)

2017年10月10日 (Tue)

[]学術論文演習 第2回

演習

  • 論文を読む
    • 序文(はじめに)の役割
      • 学術論文(学位論文、研究論文)における「はじめに」あるいは「序文」とは、読者に対して論文の概要を簡潔に示す機能を持っているもののことです(「まえがき」とは違います)。これを読めば、その論文がどのような問題に対してどのような結論を提示するのか、その問題に関してこれまでどのように語られてきたのか、そしてどのような手続きで結論に至るのかがすべて分かるようになっていることが、読者に親切なのではないかと私は思っています。言い換えれば、これが上手く書けていない論文は、どれだけ内容が素晴らしくても、全部を読んでもらえない可能性だってあるわけです。
        • 第一段落:【前提】 →論ずる対象についての最低限の情報の提供。
        • 第二段落:【問題提起】 →論文の課題。どのようなことを知りたくて論文を書くのかを明確にする。
        • 第三段落:【先行研究の批判】 →上の問題に対してこれまでどのようなことが言われてきたのかを紹介した上で批判。
        • 第四段落:【仮説の提示】 →論文の結論を先取りして提示。必ず第二段落の「問題」に答える形で。
        • 第五段落:【手続の紹介】 →論文の概略の説明。「第一章では……。第二章では……」。
      • 学術論文の書き方(佐藤守弘)
    • 佐藤守弘「都市とその表象――視覚文化としての江戸泥絵」『美学』202 号、美学会、2000年9月、37-48
    • 絞り込んだ狭い研究対象(江戸泥絵における大名屋敷の表象)から大きな問題意識(トポグラフィ/視覚文化論)へ

2017年10月07日 (Sat)

[]フィールドプログラム京都 初日

路上の系譜

  • 考現学と路上観察学
    • 考現学(1920年代)
      • 今和次郎&吉田謙吉を中心とした都市の細部、痕跡を「採集」する行為
      • 今和次郎の民家研究と採集
      • バラック装飾社
      • 考現学採集
        • 「動物学者や植物学者が動物や植物に対してもつ態度と、われわれがわれわれの対象たる文化人に向けるのと変わりがないのである。考古学の態度と照らしてみると、それは遺物遺跡にたいする心境である。街のショーウィンドーの品物を歴史博物館の陳列品と同列に見るのである」
    • 超芸術トマソン(赤瀬川原平)
      • 開発などによって隠蔽されてしまった都市の無意識の露頭
      • 反芸術とストリート(ハイレッド・センター)
    • 路上観察学会(1986年)
      • 赤瀬川原平(超芸術トマソン)、藤森照信(建築探偵)、林丈二(マンホール蒐集)、一木努(建物の欠片蒐集)、南伸坊(ハリガミ考現学)などが結成。
  • 「ブラタモリ」と京都高低差崖会

オンライン地図を利用する

京都の都市史

洛北・岩倉編


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2017年10月06日 (Fri)

[]芸術学B 第1回

芸術学B/芸術学1B/芸術学2B同時開講

イントロダクション

  • 講師の自己紹介
    • 佐藤守弘 デザイン学部教授(共通科目)、専門:芸術学、視覚文化論
    • 研究室:流渓館215 コンタクト:msatow@kyoto-seika.ac.jp
      • オフィス・アワーは、現時点では木曜日午後に設定していますが、変更の可能性があります。決定し次第、告知します。

    • コメントカードについて

講義

  • 視覚的(visual)なもののリテラシーとコミュニケーション
    • ヴィジュアル・リテラシー=視覚的読解能力
    • リテラシー(Literacy)=文字を読み書きする能力
      • Letter(文字)、Literature(文学)などと同語源 

今週の一曲

担当教員が若い時から聞いていきた一曲を、その音楽的側面、歌詞、社会的背景などを、毎週紹介していくという企画です。まあまあ好評なので、今年も続けます。「文化的制作物」を考える一例として聞いてください。

今日は初回なので長めに。次回からは講義開始後の15分(註:アカデミック・クオーター)程度でする予定です。

2017年10月04日 (Wed)

[]写真論 第1回

イントロダクション

  • 講師の自己紹介

http://d.hatena.ne.jp/satow_morihiro/

携帯サイト

    • ツイッターでの講義情報更新のお知らせ(試験的に運用)
    • コメントカードについて

講義

  • 写真前史
    • 幾何学的遠近法(透視図法)とイリュージョン
    • さまざまな描画装置
    • カメラ・オブスキュラ
        • カメラ・オブスキュラとは、ラテン語で「暗い部屋」という意味。暗い部屋に、小さな穴(ピンホール)から光が差し込むと、外の明るい世界が上下左右逆に映るという原理は紀元前から知られていた。
        • 後にレンズを利用することによって、鮮明な像(イメージ)が得られることが知られるようになり、ヨーロッパでは、ルネサンス期以降、描画装置、科学的な観察装置として広く使われるようになり、また啓蒙主義時代(17c後半〜18c)の知のモデルともなった。
        • カメラ・オブスキュラに映る像を化学的な方法により定着させる技術が、写真術。
      • 現象としてのカメラ・オブスキュラ:墨子、アリストテレス
      • 遠近法絵画とカメラ・オブスキュラ:フェルメール、カナレット
      • 自然科学と観察者:「暗い部屋」と世界
      • 見世物としての巨大カメラ・オブスキュラ

[]英書講読 第2回

英語の映像

講義

  • 美術と視覚文化
    • 視覚文化論(Visual Culture Studies):視覚に関わることを研究する脱領域的研究
      • 視覚論(Visual Studies)、イメージ学(Bildwissenschaft)/イメージ人類学(Bild Anthropologie)
      • 美学、芸術学、美術史
      • デザイン史、建築史、写真史、映画史
      • 哲学、文学研究、歴史学
      • 視覚/映像人類学、文化社会学、カルチュラル・スタディーズ
      • 精神分析、認知心理学
  • モノとしての絵画
    • マイケル・バクサンドール『ルネサンス絵画の社会史 (ヴァールブルク コレクション)
      • 十五世紀の一つの絵画作品は、ひとつの社会関係の証である。当時、一方には自ら絵筆をふるったり、あるいは少なくとも制作の監督にあたった画家がいた。また他方には、画家に絵を注文し、必要な経費を支払い、完成後はその作品の利用法をあれこれと思いめぐらす別の人物がいた。どちらも今日のわれわれのものとは異なる経済体制や宗教制度、知覚的習慣、つまり広い意味での社会のなかで活動していた。そして、彼らが共同して作り上げた絵画の表現形体には、そうしたさまざまな社会的状況が反映されているのである。(12頁)

2017年10月03日 (Tue)

[]学術論文演習 第1回

イントロダクション

http://d.hatena.ne.jp/satow_morihiro/

携帯サイト

    • ツイッターでの講義情報更新のお知らせ(試験的に運用)

演習

2017年09月30日 (Sat)

[][]講義情報:フィールドプログラム京都

  • 国内ショートプログラム3(京都)/国内フィールドプログラムIV(京都)
  • 集中講義

プログラムの目的

  • 京都路上観察:都市の細部に目を向け、歴史の痕跡を探索する 
    • 歴史は文書に記されるだけではない。さまざまに変化を遂げてきた都市の表層に、モノのかたちで遺されていくこともある。地蔵祠、街角タイル、石碑、小鳥居など。また都市計画の変更が路上に痕跡として遺されることもある。本プログラムでは、今和次郎による考現学や赤瀬川原平らによる路上観察学をモデルとして、普段の生活では見過ごされている都市の細部に焦点を合わせることで、都市の歴史を歩きながら「体感」することを目指す。毎回のフィールドワークの前には、その日のテーマにかかわる諸理論を講義する。

プログラム予定

  • 10月7日(土) 2・3講時 事前授業(学内)、4・5講時 洛北編:岩倉を探る
    • ゲスト:中村裕太(京都精華大学)
  • 10月21日(土) 2講時 事前授業(学内)、3・4・5講時 洛東編:北白川と京都大学
    • ゲスト:中村裕太(京都精華大学)、菊地暁(京都大学)
  • 10月28日(土) 2講時 事前授業(学内)、3・4・5講時 洛中編:地蔵祠と街角タイル
    • ゲスト:中村裕太(京都精華大学)、谷本研(成安造形大学)
  • 11月25日(土) 3・4・5講時 成果報告会(学内)
    • ゲスト:中村裕太(京都精華大学) 

評価

  • 授業参加度50%、成果報告50% 

注意

  • フィールド・ワークを行うため、歩きやすい靴、服装で参加すること。 

2017年09月29日 (Fri)

[][]講義概要:芸術学B

芸術学B

  • 金曜日1講時
  • 全学教養科目

講義の目的

  • 近現代社会のなかでの芸術――私たちは「芸術」をどのように理解しているのか 
    • 私たちは、日頃、雑誌やテレビ、インターネットなどで、さまざまな視覚的イメージに接触し、それらから情報を得ている。では、私たちはどのようにして、イメージから意味を読み取っているのだろう。本講義では、視覚的イメージをコミュニケーションのためのメディアと考え、ヴィジュアル・リテラシー(視覚的な読み書き能力)について理解を深めることを目標とする。扱う対象は、絵画、映画、マンガと多岐にわたるが、それらが「意味」をどのように作り上げているのか、そのメカニズムについて理解を深めていきたい。さらに、そのような理解の上で、近代における「芸術」という制度の成立や「デザイン」という概念の誕生、その変容を幅広く見ていくことによって、芸術と近代社会・文化との関わりを再考する。絵画、彫刻、デザイン、さらには音楽における近代主義(モダニズム)の確立と変容を通じて、私たちが今日受容している「芸術」というものがどのような歴史的、思想的プロセスを経て成立してきたのかを問いたい。このようなプロセスに関する知識を得ることで、受講生自らが学んでいる文化制作を相対化することを目標とする。 

講義の進め方

  • 1. イントロダクション
  • 2. ヴィジュアル・リテラシーとは?
  • 3. コミュニケーション・メディアとしての視覚的イメージ-- 交通信号の文法構造
  • 4. マンガのヴィジュアル・リテラシー
  • 5. マンガにおけるコマ割りの修辞学
  • 6. 物語映画の文法--ショットとシーン
  • 7. アトラクションとしての初期映画
  • 8. 絵を「読む」-- 物語と絵画
  • 9. 西洋絵画における近代性
  • 10. モダニズム絵画--「主体」と「表現」の神話
  • 11. 音楽における近代性--モダン・ジャズを中心に
  • 12. デザイン・ファッション・建築におけるモダニズム
  • 13. 制度としての「美術」
  • 14. 美術制度の確立--日本の近代
  • 15. まとめ

評価方法/基準

  • 出席40%、レポート60%

注記

  • 芸術学1B、2Bと同時開講とする。

2017年09月27日 (Wed)

[][]写真論:講義情報

写真論

  • 水曜2講時
  • 全学教養科目

講義の目的

  • 写真の歴史と理論:写真を考える、写真で考える 
    • 1839年に発表された写真術という新たな技術は、人の視覚の様態を根底から覆した。映画、テレビ、コピー、さらにはデジタル・カメラやデジタル・ビデオにいたるまで、全て写真術を応用したものである。本講義では、写真の前史から成立の課程を追い、どのような社会的条件が写真の発明を要請したのか、そしてそれがどのように社会に影響を与えたのかを考えていきたい。さらにその歴史を踏まえた上で、写真の理論的な側面にも光を当てていく。写真独特の視覚とは何か、写真は芸術にどのような変化をもたらしたのか、写真は社会をどう変えたのか。そうしたさまざまな疑問を受講生とともに考えていきたい。 

講義の進め方

    1. イントロダクション:写真と近代性
    2. 幾何学的遠近法とイリュージョン
    3. 遠近法描画装置とカメラ・オブスキュラ
    4. 写真の発明:ニエプスとダゲール
    5. トルボットと自然の鉛筆:複製技術としての写真
    6. 日本の初期写真
    7. 写真と肖像:カルト・ド・ヴィジット、司法写真、人類学写真
    8. 写真と風景:ピクチャレスク美学と旅行写真
    9. 芸術と写真:ピクトリアリズムとモダニズム
    10. 写真の痕跡論:記号論からのアプローチ
    11. ヴァナキュラー写真論:遺影写真を考える
    12. 写真と報告的機能--機械の眼の証言能力
    13. 写真/路上/蒐集:発見者としての写真家
    14. 写真と視覚的無意識
    15. まとめ 

評価方法/基準

  • 出席:40%、期末レポート:60%

[]英書購読 第1回

イントロダクション

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携帯サイト

    • ツイッターでの講義情報更新のお知らせ(試験的に運用)

How to Use Your Eyes

How to Use Your Eyes


    • コメントカードについて

講義

--

  • 美術と視覚文化
    • 視覚文化論(Visual Culture Studies):視覚に関わることを研究する脱領域的研究
      • 視覚論(Visual Studies)、イメージ学(Bildwissenschaft)/イメージ人類学(Bild Anthropologie)
      • 美学、芸術学、美術史
      • デザイン史、建築史、写真史、映画史
      • 哲学、文学研究、歴史学
      • 視覚/映像人類学、文化社会学、カルチュラル・スタディーズ
      • 精神分析、認知心理学
    • 「視覚文化(Visual Culture)論」の隣接領域

英語字幕付きで英語の映像を見る

2017年09月26日 (Tue)

[][]演習情報:学術論文演習2

  • 学術論文演習2:論文制作の技法:読む、調べる、書く 

演習の目的

修士論文やさまざまな学術的テクスト執筆に向けた基礎段階として、論文の書き方、資料調査の仕方を指導する。  

演習の進め方

    1. 学術論文とは?
    2. 論文を読む1:序文を読む
    3. 論文を読む2:構成を把握する
    4. 資料収集法1:情報館
    5. 資料収集法2:オンライン資料
    6. 論文の書き方1:問題提起
    7. 論文の書き方2:先行研究批判
    8. 論文の書き方3:論理展開
    9. 受講生による研究対象の紹介
    10. 論文の書き方4:文献情報の書き方
    11. 論文の書き方5:註のつけ方
    12. 口頭発表の仕方1:原稿
    13. 口頭発表の仕方2:コンピュータでのプレゼンテーション
    14. 受講生による研究対象に関する口頭発表
    15. まとめ  

評価

  • 演習への参加度

2017年09月20日 (Wed)

[][]購読情報:英書購読

購読の目的

本購読で取り上げる文献は,ジェームズ・エルキンズによる『目の使い方(How to Use Your Eyes)』である。エルキンズは,シカゴ美術館附属学校の美術史/理論/批評学科の教授で,美術史にとどまらず写真や視覚文化に関する幅広い著作で知られている。 

『目の使い方』は,世の中に存在するさまざまなものの「見方」を解説する入門書である。対象となるのは,絵画や透視図だけでなく,切手,X線写真,ヒエログリフ,地図などの人工物から,人の顔,指紋,蛾の羽,夕焼け,水晶などの自然物まで,多岐にわたる。そうしたごく普通の諸事物の「見方」から,本書は眼という感覚器官を通じた視覚とその社会性を,平易な言葉で考えることを目指している。 

本書の講読を通じて得られるのは,視覚的な対象物をどのように扱うか,どのように「読む」かといった,多くの美学芸術学を目指す学生が向かい合う基礎的なことである。 

はじめの数回は,美術史のみならず,視覚文化論,記号論やメディア論などの諸方法論に関する講義を行う。続いて講師による翻訳のモデルを紹介し,そして受講者が順番に担当箇所の翻訳を口頭発表していくというかたちで進めていく。視覚的イメージへのアプローチの紹介だけではなく,翻訳のテクニックなども伝えて行きたいと考えている。

購読の進め方

  1. イントロダクション:講読対象の紹介、講読の進め方についてのガイダンス
  2. 講義:美術史と視覚文化論
  3. 講義:イコノグラフィ/イコノロジー、神話学、ヴィジュアル・リテラシー
  4. 講義:英文翻訳のHint and Tips
  5. 講読:受講者による翻訳の口頭発表
  6. 受講者による翻訳の口頭発表(最後まで)

評価

  • 平常点50%、期末レポート50%

購読テキスト

How to Use Your Eyes

How to Use Your Eyes

参考文献

-情報カテゴリー別
--総合情報
--シラバス
--研究室


-エントリ一覧表


佐藤守弘『トポグラフィの日本近代--江戸泥絵・横浜写真・芸術写真』青弓社、2011年


佐藤守弘の他のサイト
-メイン・サイト洛中蒼猴軒
-ブログ蒼猴軒日録
-学術論文の書き方


講義に関連するリンク
-京都精華大学
-京都精華大学シラバス検索
-京都精華大学情報館蔵書検索
-大学コンソーシアム京都
-大学コンソーシアム京都図書館共通閲覧システム
-北仲スクール
-同志社大学文学部

-CiNii Books=図書館縦断蔵書検索
-CiNii論文情報ナビゲータ
-JSTOR=英語学術論文アーカイヴ(京都精華大学内LANから接続可)
-GeNii:学術コンテンツ・ポータル
-国立国会図書館OPAC

-博物館・美術館展覧会案内
-展覧会スケジュール(artscape)
-日本の美術展覧会記録1945-2005

-美学の部屋=美学美術史リンク集by加藤哲弘氏

-artcyclopedia=ウェブで公開されている美術作品検索
-Web Gallery of Art=西洋美術画像検索
-CGFA-A Virtual Art Museum=西洋美術画像検索
--Masters of Photography=主要写真作家の作品




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