イントロダクション
- 講義情報
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- 講義概要
講義:コレクション・展示・アーカイヴ
- サー・ジョン・ソーンのミュージアム:コレクションの欲望
- コレクション/展示の系譜
- 教会の聖遺物、献納品コレクション
- 日本の場合:開帳(居開帳、出開帳)
- 驚異の部屋(珍品陳列室)
- 「世界という散文」=アレゴリーとしてのコレクション
- 博物学のまなざし
- 可視的なものに名を付ける
- ミュージアムの誕生
- 万国博覧会
- 「万国博覧会は商品という物神〔フェティッシュ〕への巡礼所である。……万国博覧会は商品の交換価値を美化する。博覧会が作る枠組みのなかでは、商品の使用価値が背景に退く。博覧会は幻像〔ファンタスマゴリー〕を繰り広げ、人間は気晴らしを求めてそのなかへはいってゆく」(ベンヤミン『ベンヤミン・コレクション〈1〉近代の意味 (ちくま学芸文庫)』)
- 佐野常民「博物館〔博覧会〕の主旨は、眼目の教によりて人の智功技芸を開新せしむるに在り。夫人心の事物に触れ、其感動識別を生するは、眼視の力に由る者最多く且大なりとす」(吉見俊哉『博覧会の政治学 まなざしの近代 (講談社学術文庫)』)
- 百貨店の誕生
- パサージュとマガザン・ド・ヌーヴォーテ→スペクタクルとしての商品
- 世界初の百貨店、ボン・マルシェ=「現代商業のカテドラル」(ゾラ)
- 薄利多売、現金正価、入店自由、返品可
- 教会の聖遺物、献納品コレクション
- アーカイヴズとアーカイヴ
- アーカイヴズ=文書館
- 国立公文書館概要:国立公文書館
- アーカイヴズとは「国家や地方の行政組織や、企業、家や個人などの活動から作成された記録資料が非現用となった後に、アーキビストが評価・選別を行った上で移管された資料群およびそれらを保管・保存する施設」→三原則=原形保存/原秩序/出所原則
- 研谷紀夫「デジタルネットワーク社会において複合化する記録資料とアーカイブズ」、石田、吉見、フェザーストーン編『デジタル・スタディーズ2 メディア表象』
- デジタル・アーカイヴ:[www.loc.gov/pictures/collection/fsa/:title]/NYPL Digital Collections
- ミュージアムとライブラリーとアーカイヴズ
- 比喩/分析概念としての「アーカイヴ/アルシーヴ」
- 写真批評におけるアーカイヴ概念
- ロザリンド・クラウス「写真のディスクール空間」『オリジナリティと反復―ロザリンド・クラウス美術評論集』
- アラン・セクーラ「あるアーカイヴを読む」「身体とアーカイヴ」
- 佐藤守弘「写真とアーカイブ ――キャビネットのなかの世界」『[asin:4762024015:title]』
- アーカイヴズ=文書館