SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

キヤノン特許問題

キヤノンがその特許により11億円も利益があったのにもかかわらず、その特許を発明した社員には87万円の報酬しかなかったそうな。
この日記ではこの手の話題が結構多いわけですけども、やっぱりがんばった人にはそれなりの対価なんかがないといけないと思うわけですよ。

企業間で大量の特許を相互に許諾し合う「包括クロスライセンス契約」のもと、個別の特許が生み出す利益がはっきりしないケースの対価算定が焦点となった。設楽隆一裁判長は技術内容や相手企業の実施割合、競合技術の存在などを総合的に考慮し、キヤノンに3352万円の支払いを命じた。

ちなみに、訴えを起こした方は利益の一部として約10億円を請求したそうなんですが、ちょっと多すぎたみたい(笑)。特許利益は11億円と算出されているわけですから。
この方には利益の3%として、キヤノンには約3,000万円の支払いが命じられたんだって。
この手の特許訴訟は日亜の青色LEDや味の素のアスパルテームなんかがありました。