SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

ロシュ社、タミフルの副作用を否定

スイスのロシュ社が製造する「タミフル」(中外製薬販売)を巡る副作用について、ロシュ社は因果関係を否定したんだそうな。
まぁ薬の話なんざさっぱりですが、「全く関係ない」としたことにはなんだか懐疑心を覚えますね。インフルエンザにかかった子どもがタミフルを飲んでベランダから転落する事故が実際に何例か起きているのに。
海外では同じ症例はあまりないようですが、日本ならではの他の薬とか食生活とか水とか、なにか疑うべきところがあると思うのですが、その辺も含めて否定したわけです。

インフルエンザ治療薬「タミフル」の製造元である製薬大手ロシュ(本社スイス・バーゼル)は20日、「タミフル服用と神経精神症状との間の立証された因果関係はない」とする声明を発表した。

インフルエンザ治療薬「タミフル」の使用制限問題で、10代の患者が服用後、マンションなどから飛び降りたり転落したりする異常行動が04年度以降、厚生労働省に計15件報告されていたことが21日わかった。

じゅ、15件も……。
厚生労働省も次のように発表していました。

■厚生労働省:タミフル服用後の死亡例について

厚生労働省は21日未明、インフルエンザ治療薬「タミフル」服用後、自宅の2階から転落する事故が新たに2件発生したとして、輸入販売元の「中外製薬」(本社・東京)に対し、添付文書の警告欄に「10歳以上の未成年の患者に、原則として使用を差し控えること」を書き加え、医療関係者に緊急安全性情報を出して注意喚起するよう指示したと発表した。事実上、10歳代の使用をほぼ制限する措置となる。

そしてこの発表。事実上、因果関係を認めたということでしょうかね?
ううむ。