SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

信号無視で逮捕、やり過ぎ判決

交通取り締まり中、信号無視の疑いで逮捕された問題で東京都に対して訴訟を起こし、その結果、有罪と認められて都側の敗訴が確定したんだそうな。
現行犯逮捕に至るのは重大な犯罪を行った場合か、「逃亡のおそれ」があったかどうかに関わるらしいのですが、信号無視は道路交通法でも軽微な犯罪であり、逃亡する可能性も状況から非現実と判断されたんだそうな。軽犯逮捕に対し、無用な逮捕として判決が認められたのは初めてではないでしょうか。
まぁ、免許の提示を拒否したのはなんだかよろしくない感じですけど、警官の態度が悪かったんでしょうかねぇ(笑)。

交通取り締まり中の警視庁警察官に信号無視の疑いで現行犯逮捕された男性(66)が慰謝料1万円を求めた訴訟で、東京地裁は16日、全額を支払うよう都に命じる判決を言い渡した。都側は「信号無視は軽微な違反ではなく逮捕の必要があった」と主張していたが、綿引穣裁判長は「必要がないのに逮捕しており違法」と判断した。

日本の警察官はなにか手柄をとりたいようなイメージがあるので、まぁそんな行動に走ってしまったのかもしれません。車で数キロオーバーしただけなのに切符を切るなんていう話もよく聞きますからねぇ。
ちなみに、アメリカ・カルフォルニアの警官は手柄などには興味がなく、治安を守ろうとしているイメージがあります。困った顔をしていれば「どうしたの?」と助けてくれるし、スピードオーバーしていても「スピード落とせよ」といった感じで威圧されますが、そんなにスピードを出していない限り切符を切られることはありません。いや、威圧されたことはないですけどね(笑)。

サンゴの産卵、謎とけた

サンゴの産卵ってご存じでしょうか。
満月の夜にタイミングを合わせ一斉にぷりぷりと卵を放出するんですよね。
んで、これまでその産卵のキーとなる原因を研究しており、流や水温、天候などの変化でタイミングを合わせているんじゃないかいうことでしたが、今回、サンゴの体内に紫外線を関知する仕組みがあることが分かり、その原因はやはり「満月」だったということが判明したんだそうな。

世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフ(オーストラリア)のサンゴが満月とともにいっせいに産卵する仕組みを、豪州や米国などのチームが突き止めた。体内にある光センサーの一種が、満月の光を「合図」として感知しているという。19日の米科学誌サイエンスに発表した。

一斉に産卵することで、主を残す確率が高まるのは分かりますよね。
でも、「満月の夜」と決まったのは何故なんでしょうね。進化の遺伝アルゴリズム的には、「満月の夜に産卵する種が生き残ってきた可能性が高かったから」という事だと思いますが、それにしても神秘的な感じがします。
また、満月には地球上の環境にとっても、若干意味があります。地球に対し、重力面で一番干渉しそうなのは最も近い衛星「月」と巨大な質量を持つ「太陽」なわけですが、それらが地球の正面と真裏になるのが状態が満月のときなんです。生物にとって何らかの影響があると言っていいのではないでしょうかね。