ヤフー、MSの買収提案拒否
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ヤフーは先日発表されたマイクロソフトによる買収提案について拒否通告を行うんだそうな。
１株辺り62%増の31ドル(約446億ドル)という破格値だったけども、ヤフーは40ドル以上の評価を求めているとのこと。
Googleもこの買収劇に関心があり、阻止をしようとYahoo!に協力する姿勢となっています。
１１日にもマイクロソフトに拒否を通告するとみられる。ヤフーはマイクロソフトが提示した４４６億ドル（約４兆７５００億円）の買収額が低すぎると判断した。
じゃあ１株辺り40ドル以上であれば買収に応じると言うことなんでしょうかね……。Googleが危惧するように、OSソフトウェア以外にもオフィスソフトやPCハードウェア、ゲーム機などどんどん様々な分野に手を伸ばそうとしているマイクロソフト。企業としては当然の視野拡大だと思いますが、それに伴い他の企業を倒しているのも事実なんですよね。
アップルのiPodなんてのもマッキントッシュ事業とは本質的には関係ないもの。それまでその分野に近かったメーカーを苦戦させています。実質、セガをつぶした(ハード事業から撤退させた)のはソニーだったりしますもんね。
それが本当に良いのか悪いのかわかりませんが、大きな企業がある分野を独占するのはいろいろな意味で危険ですよね(だから独占禁止法という法律がある)。
まぁ消費者いつでもは「良い物は買う」という自然の法則に従うだけですけどもねぇ。
