今年中にWi-Fi Direct製品登場
昨日のBluetooth 4.0ネタの次ぎにネタにしようと思っていたのですが、Wi-Fi Directという規格が策定されました。
これは、Bluetoothと同様に機器同士を繋ぐ規格で、機器のどちらか一方がWi-Fi Directに対応していれば機器同士で通信できるんだそうです。いわゆるピアツーピアの接続が簡単にできるということですね。
そんなWi-Fi Directが今年中に登場するんだそうです。
例えば、デジカメとプリンターを繋いだり、PC上からデジカメの写真ファイルをコピーできるEye-Fiやソニーの一部のデジカメのようなことが出来てしまうかもしれません。
無線LAN機器の認定作業などを行う業界団体Wi-Fiアライアンスは2010年4月20日、報道関係者向け説明会を実施した。説明会では、機器同士を直接接続する無線LANの新仕様「Wi-Fi Direct」に対応した製品が2010年中に発表されるとの見通しを示した。
Bluetooth 4.0の規格がWi-Fiを取り込んだように、Wi-Fi DirectはBluetoothの規格を取り込んでより便利になっていくようです。
規格のシェアとしてはコンペティターとなりますが、現在の普及度ではWi-Fiの方が有利であるため、Bluetoothがこのまま消えていってしまうのではないかという心配はあります。消費電力面ではBluetoothの方が有利そうですが……。
