SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

次世代SDカードは2段ピン、300MB/sへ

SDカードに次世代規格が登場し、転送速度が300MB/sに到達するんだそうな。
SDカードで「Class6」なんて言っているのはたかだか6MB/s(48Mbps)の読み書きを保証するものだし、SDXCが最大104MB/sであることを考えると、300MB/sはかなり高速ですね。簡単に言うと、1秒で300MB書き込めるわけです。
まぁ、実際にはシリコンにアクセスする速度に依存するので、なかなか300MB/sに到達するのは難しいだろうし、出来たとしてもすごく高価かもしれません。
ちなみに、この高速SDカードは2段ピンを採用し、後方互換性を維持する模様なんですが名称は未定。なんて呼んだらいいのやら。
SDにもSDHC、SDXCなどいろいろありますが、そろそろメモリースティックのようにわけ分からん状態になって来ましたね。

ベルリン IFAで、SDアソシエーションが高速な次世代 SDカード規格の導入計画を明らかにしました。現行のSD 3.0x 規格内では高速転送インターフェース UHS-I に対応したカードで規格上 104MB / 秒 (UHS104) までであるのに対して、策定中の新転送規格 (名称未定) では従来のピンの下に新たに二段目のピン列を設けることで、さらに3倍速い最大300MB / 秒を実現します。

遙か昔、ピンを多くしてパラレルにデータを高速通信する事がメジャーでしたが、その後、シリアルにデータを通信することがメジャーとなりました。2段ピンの使われ方はよく分かりませんが、またピン数が増える方向に傾いているような気がします。
USB3.0もピン数が増えてますよね。