コンピュータウイルス作成罪可決

コンピュータウイルスの作成・提供行為を罪とするウイルス作成罪が刑法改正に伴い成立したんだそうな。
ウィルスの定義を「人が電子計算機を使用するに際してその意図に沿うべき動作をさせず、又はその意図に反する動作をさせるべき不正な指令を与える電磁的記録」と規定した上で、ウイルスを作成したり、提供すると犯罪となるとのことです。
作成・提供は「３年以下の懲役または50万円以下の罰金」となる他、理由なくウイルスの取得や保管を行った場合についても「２年以下の懲役または30万円以下の罰金」なんだって。
そういえば、知り合いにウイルスを集めている人がいたっけ(笑)。

コンピュータウイルスの作成・提供行為を罪に問う、いわゆる「ウイルス作成罪」を盛り込んだ刑法改正案（情報処理の高度化等に対処するための刑法等の一部を改正する法律案）が17日、参議院本会議で賛成多数により可決・成立した。衆議院では5月31日に可決されている。

ちなみに、ウイルス対策ソフト開発のためにウイルスを作成したりする事はOKなんだそうで、また、不具合でウイルスっぽい挙動をしたとしても故意でなければ罪には問われないそうです。
何となく本能的に怪しいものにはあまり手を出さないし、とりあえず対策ソフトは入れているので、ウイルスの被害に遭ったことはありませんが、迷惑なもんですよね。
余談ですがVirusは英語では「ヴァイラス」と発音するんですよね……。ヴィールスでもないのだ。