SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

「ゲームは時間の無駄づかい」任天堂株主の発言

これでもSATOXはゲーム業界に身を置く人間。この発言についてはちょっとびっくりしました。(まぁそれよりもこの株主さんの支離滅裂さの方が驚いたわけですが……。)
というのも、先日行われた任天堂株主総会で、ある株主がゲームを生業とする任天堂に対して「ゲームは時間の無駄づかい」と発言したんですね。
以下、その発言の抜粋です。リンク先に岩田さんの回答があります。

私は株は持っているけれども任天堂の商品は持っていない。基本的に、「ゲームは時間の無駄づかい」と思っているので、私にも結局買わせるような付加価値のある商品を作ってもらうことを最も望んでいる。3DSについて、自分の子供にあげる時には、マイナス要因というのは基本的にあってもらっては困る。そのマイナス要因を払しょくするには、付加要因を足すしかない。このゲーム機だったらほかのゲーム機や携帯電話の画面よりも目に優しいから子供にとって害が少ないとか、携帯電話の機能を付けるなりして、結局3DS 1台持っていればゲームもできるし携帯の役目もするから、親としては子供に連絡もとれる、という何かしらの付加価値がないと買わないのではないか。

極論、「ゲームは誰にとっても有意義」とも思わないわけで、そんなの人それぞれですよね。ゲーム系の会社にいますけども、ゲームなんてやってない人も多いですから。
辛いものが大好きな人もいればとても食べられないという人もいる中、完全に自分中心であるこの発言にはちょっとびっくりしてしまいました。いわゆるモンスターペアレンツの部類ですよね。
反面、仮にこの人になりきってみるとするならば(携帯電話が大好きで、自己中心的で、ゲームは時間の無駄と思っている人)、まぁそんなに間違ったことも言っていないとは思います。
……空気読めって感じですよね(笑)。
純粋に、「子供に悪影響があるかもしれない立体視への懸念」と「ゲーム機からかけ離れたとしても付加価値を付けるべき」という事だけ伝えればよかったんじゃないかな、と思うわけです。
任天堂を心配する株主が多いみたいですね。……どうなります事やら。