30年以内にマグニチュード9の地震確率30%
三陸から房総沖で、マグニチュード9の地震が30以内に30%の確率で起きるという地震の発生確率を政府の研究機関が発表したんだそうな。
一方、この30年間で東日本大震災の再来(M9)が起きる可能性は0%とのこと。ゼロってのも言い切っちゃって良いもんですかね。
この30年間で地震の起きる確率
エリア | 規模 | 確率 |
---|---|---|
宮城県沖 | M7 | 60% |
三陸沖北部 | M7 | 90% |
福島県沖 | M7 | 10% |
茨城県沖 | M7強 | 70% |
三陸〜房総沖 | M9 | 30% |
歴史的に観ると、60〜100年くらい置きにM8クラスの大地震が起きており、その周期をおおよそ繰り返している事が知られています。
一方、ここでは語られていない関東の大地震についてまとめてみると……。
年号 | 地震 | 規模 | 時期の差 |
---|---|---|---|
1703年 | 元禄大地震 | M8.1 | |
1855年 | 安政関東大地震 | M6.9 | 48年差 |
+一月後 | 安政東海地震 | M8.4 | |
+32時間後 | 安政南海地震 | M8.4 | |
1923年 | 関東大震災 | M7.9 | 68年差 |
最初の2つの地震の差は48年。
1855年に48年を足すと、1903年。しかし、実際は1923年。
後の2つの地震の差は68年。
1923年に68年を足すと、1991年。しかし、実際は2011年になっても起きていない。
48年差→68年差と考えると次は88年?
1923年に88何を足すと……2011年なんですな。こわっ。
一方、関東大震災=相模湾沖地震なのですが、このエリアだけ考えた場合、200〜300年に一度なんだそうで、早くとも2100年代かもしれません。
とかく、震源地はあちこちにあるので何らかの大きな地震が起きる可能性は押し寄せる波のようにあちこちであるわけです。
東日本大震災を受けて、政府の地震調査研究推進本部(地震本部)は24日、三陸から房総沖で起きる恐れがある地震の発生確率を見直した結果を公表した。
うん、怖くなってきた。