つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

ふるさと祭りのお手伝い&グラズノフのアルトサクソフォン協奏曲&京都プチ散策♪







お天気は曇り。

今日は朝からふるさと祭りの女性部バザー食堂のお手伝いへ。

ホットドックを山盛り作った後は

お運びや洗い物をして一日が終わりました。

女性部のお手伝いの皆様、お世話になりました☆

本当にお疲れさまでした♪












さて、12日は大阪の高槻現代劇場に於いて

Hの母校、ESA音楽学院の第54回定期演奏会が開催されました。

高槻現代劇場はとても格調高く素晴らしいホールでした。



Hは「帰国披露演奏」という事で

グラズノフの「アルトサクソフォンと弦楽オーケストラのための協奏曲」

吹奏楽の為に編曲)をESAウインドオーケストラをバックに

独奏させて頂きました。

グラズノフは重厚な作風で知られるロシアの後期ロマン派の作曲家ですが

この協奏曲はグラズノフの生涯最後の作品と言われています。

曲が進むにつれ次々と変貌しながら発展していく主題。

急、緩、急の三分構成となるこの曲の急の部分では

まるでロシアの雄大な自然の中を何者かが跳ねたり飛んだり

自由に駆け巡るようなイメージがあり、その躍動感に感動しました。

このような形でHの完全帰国を華々しく祝って頂き

学院関係者の皆様には心から感謝申し上げます。

ラストの学院生によるESAウインドオーケストラ

エル・カミーノ・レアルアルメニアンダンスの二曲も

とても素晴らしかったです。

久しぶりに吹奏楽と打楽器の大迫力にしびれ

吹奏楽部だった自分の高校時代の快感を思い出しました。

やっぱり吹奏楽っていいなあ。。

私はへたくそなホルン吹きでしたが

Hはみずからの絶え間ぬ努力でここまで辿り着きました。

昔、初めてHの凄さに気づいたのは高校時代のサマーフェスティバルで

「宝島」クライマックスのソロを聴いた時、でした。

彼女にとってもこれからが奏者としての正念場。

がんばれH☆



演奏会終了後












そして翌13日(昨日)はあこがれの京都を散策してきました♪

高槻は大阪の北部にあり京都にとても近いのです。



駅前の京都タワー



駅前地下街ポルタの中の「リプトン」で食べたモーニングと苺のタルト。








まずは金閣寺鹿苑寺舎利殿)ヘゴー☆



おや、一層部分には仏像等が安置されているんですね。

調べてみると、仏像は宝冠釈迦如来像で人物像は足利義満坐像だそうです。



やはり京都で最も有名な観光スポット。ものすごい人出でした!

大阪も京都も回りでわーわー聞こえるのは中国語ばかりでした〜。






次は下鴨神社へ。



毎年5月に行われる葵祭で知られる世界文化遺産下鴨神社

皇室とのゆかりも深く

平安時代に創祀された京都で最も古い社のひとつです。



こちらでは小豆粥を戴きました。

柔らかいお餅もちょこんと入っていてとても優しいお味。

お漬物と塩昆布も美味しい。

毎年1月15日には紅白に並ぶ小豆粥が備えられる「御粥祭」があります。

小豆粥の赤が邪気を祓うと考えられていたそうです。



境内には君が代の「さざれ石」がありました。








昼食は「瓢亭 別館」にて。

瓢亭は南禅寺の門番所を兼ねて腰掛茶屋としてのれんを上げたのが始まりとされ

400年もの歴史を持つ京都屈指の老舗料亭です。



名物「煮ぬき玉子」の入ったお弁当を戴きました。

湯葉も生麩も鴨も入っていて京都の味を堪能しました。






その後は京都を代表する銘菓「八ツ橋」で知られる西尾八ツ橋別邸へ。


白餅とお抹茶

お餅は八ツ橋と同じニッキ味。

お抹茶は一口飲んだらぱっと目が覚めるような気がしました。






最後は京の台所、錦市場へ。



市場のあちこちに若冲生誕300年を祝う垂れ幕がありとても華やかな雰囲気。

この辺りは伊藤若冲ゆかりの場所であるそうです。



麩房老舗で湯葉や色々な生麩を買って帰りました。



錦市場を出た3時頃から雨がポツポツ。

京都を美味しく味わった一日でした。



帰宅したのは深夜。

愛媛はすごい雨だったようですね。

一泊の大阪と京都の旅、いい気分転換になりました♪



誰?食べてばかりやね〜・・って言ったの! (笑)











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