中学校給食について

今日は、新聞でも色々と取り沙汰されている、中学校給食の現状を知るために松原第3中学校を視察し、生徒と共に給食を食べてまいりました。
正直な意見は“やっぱりか〜”というところでした!それは、以前から中学校給食について議論される時、3割が残飯として残されている(牛乳に至っては冬場6割が手もつけられずに破棄されている)現状(もちろん処分費も税金で賄われている)があり、まずはこの目で見て子供達の正直なところを聞きたかったからです。
「牛乳なぜ飲まないの?なぜ食べないの?」の問いに「嫌いだから」「昔から?」と聴くと「小学校の時は先生に怒られるから食べた」の答え。単純明快でした。あれやこれやと我々が考えるより、子供は嫌いなものは強制でもされない限り食べない。
今、やるべき事・大事な事は『全ての人・物に感謝して、残さず食べなさい』という、当たり前のことを教える事!(ただし、アレルギー等々がある人は別ですが・・・)
昼を食べずに帰って間食をし、結果夕飯を食べなければ「育ち盛りの子供に栄養のあるものを」ということには、ならないのではないでしょうか!?もちろん、家庭環境により栄養のある朝食を取ることができていない子供達の、受け皿になっていることもあります。
やはり、中学校給食のあり方は、もう少し全市民を巻き込んだ議論をしたい。なぜなら、中学校で一食あたり250円の材料費負担をいただいていますが、この負担は年間の給食運営費(全小学校と中学一校のみ)に掛かる、約8億6千万円のうちの44.6%と半分にも満たない。あとの4億8千万円は、税金で賄われているということ。10年・20年先の松原市のためにも、広く松原市全体の問題として議論をする必要がある。