SC IDEでたよ


sc3.6alphaが公開されましたが、3.6からIDEが実装されます。こんな画面でSCコーディング。scvimとかscelなんていらなかったんや!

基本

補完やシンタックスハイライトがデフォで実装されていますが、ファイルは.scdを使用しないとダメです。新規にファイル作成した場合は.scdファイルが作成されます。htmlファイルはソース表示、rtfファイルはプレーンテキストに変換されます。今後は、.scd使ってね、ということらしいです。
undoとかredoとかは今までどおりのcmd+z、cmd+shift+zとかデフォルトショートカット。ただし、ことえりキーバインドは使用できないので注意しましょう。

セッション

新規にセッションというものが追加されています。これは、画面のレイアウトやファイルを開いている状態を保持する単位。要は、プロジェクトみたいなものですかね。
デフォルトでの保存はメニューからのみ、後述する設定にてショートカット割り当て可能。セッションの切り替えは、cmd+shift+Q。名前の変更や削除は、Session -> Manage Sessionから
他のIDEには普通にある機能ですが便利っすね!

ビュー

表示画面全般ね。お待ちかね、エディタのタブ化!ファイルを複数開くと勝手にタブを追加して開いてくれます。
タブを複数開いているときは、マウスじゃなくて、キーボードで切り替えたいよね。タブの切り替えは、cmd+opt+→かcmd+opt+←。
View -> Docsにてヘルプブラウザを表示できる。cmd+fで検索窓を開ける、置換はcmd+rな。
コマンドラインもcmd+eで開ける!コマンドラインで{SinOsc.ar()}.playとか書いてreturnすると音が鳴るぜ!
これらはTool Panelって呼ばれるらしい、邪魔になったらescキーで削除だ。
エディタのフォントサイズを変えたい場合は、cmd++とかcmd+-な。今まで通りだ。Show Spaces and Tabsを有効にすると、タブが→、スペースが・とか表示されて気持ち悪いぜ!

画面分割

cmd+p 2で下に分割、cmd+p 3で右に分割。cmd+p押して離して、すかさず3を押す!
分割したビューを戻すにはcmd+p 1だ。勢い余って分割しすぎたら、cmd+p 0で全部戻せますよ。
分割したビューにフォーカスして、タブの切り替え(ドキュメントの切り替えね)のcmd+opt+→とかやってみよう。トラックパッドやマウスなんていらないんや。

フルスクリーン表示もできるでよ!

cmd+shift+f。プレゼンとかする場合は全画面でお願いします。左下になんかデジタル時計も表示されますよ!戻すには、もうっかいcmd+shift+f。

参照

クラスの実装とか確認したい場合は、文字列を選択して、cmd+iです。リファレンスはcmd+u。試しに、SynthDefを選択して、cmd+i。Look Up Implementationsウィンドウなんてものが表示されます。チラ見して、ドキュメントを閉じる場合は、cmd+w。
ヘルプ確認したい場合は、今まで通りcmd+d。ただし、Post Windowと同じ場所にヘルプブラウザ開いている場合は、自動的にフォーカスしてくれないから、マウスでクリックして選択するんだ。面倒。。。

実行

じゃあ、補完しまくりつつコード書いたら実行しよう。
まずは、サーバのブートしましょう。cmd+bでをブート(なんかショートカット削除されていたので、たぶん)。
()で囲った部分をするには、cmd+shift+rだ。(の近くじゃなくても構わないです。選択されたらすかさず、cmd+return。ctl+cとかは使えなくなっているので注意しましょう。

ショートカット

当然、編集できます。Preferences(cmd+,)を開いて、Shortcuts。例えばセッションを保存するショートカットを作成するには、Filterでsesionとか絞って、Save Session As...を選択。Customにチェックいれて、cmdとshift押しながらsを押すと反映されます。他のショートカットと被ってしまうので、慎重に設定しましょう。

レイアウト

好きなようにpost windowとかヘルプブラウザを配置出来ます。試しにpost windowというバー部分をドラッグして、右端に移してみましょう。好きに配置かえてね、ってことです。

いじょう

cmd+mとかも押してみましょう。SCも少しフレンドリーになりましたね!