福島第1原発 4号機 の写真

福島第1原発 4号機 の写真


http://mphoto.sblo.jp/article/54815718.html

4号機は格納容器の黄色いフタが見えて左端には作業員のすがたが。

決死の被曝労働が続く。

プールの中には1535本の使用済み燃料が入っている。

原子炉に入る2倍もの量だ。

東電の計画では取り出しは2013年の12月からと言うことだ。

この作業は何年もかかるだろう、その間に大きな地震が来たら一貫の終わりだ。

だから、脅かしでも何でもなくて,東京の人も4号機が爆発したらすぐに

逃げた方が良い

大きな地震が来ないことを祈るしかない。


格納容器に入っている燃料よりも多い使用済み燃料を格納容器の隣のプールに保管する。
しかも、地上よりも高い所に置く。

もしこの設計図面をGEの設計者が見れば、"CRAZY"と叫ぶだろう。

・もし、隣の原子炉がトラブルを起こしてプールに近寄れなくなったら、
・もし、冷却機能が停止したら、
・もし、建物が壊れたら、
そう考えるとまずは、こうした設計をしないだろう。

この設計をした日本の原子力発電所の設計者と、

この設計を許可した保安院に対して、

誰も何も責任を問われないままである。

にも関わらず、

ズルズルッと福井県では、原子力発電所の再稼働が進められようとする、

ってのはどう考えてもオカシイのではないか。

福島原発の原因を解明し、

その設計を許可した組織の責任を明確にし、

許認可をする組織の大胆な改編を行う。

最低限でもその程度のけじめをつけずに先に進めることができる訳がない。

佐藤栄佐久福島県知事が言う(*1)ように、許認可する組織はもっと開かれたものとし、そこに彼のような人材や、学識経験者が入り、開かれた議論をするべきだ。


*1)佐藤栄佐久福島県知事
http://d.hatena.ne.jp/scanner/20110420/1303310829
佐藤栄作久 記者会見 (2011年04月18日)
「安全委員会を完全な独立組織とし委員を国民から選ぶ制度にする必要があります。」


http://kobajun.chips.jp/?p=2680

ニューヨークタイムズ 2012年5月26日

「4号機の使用済み核燃料プールで起こりうる最悪の事態は、臨時に作られた冷却装置に不具合が発生してプール内の水が干上がり、核燃料棒が燃え上がってしまう事です。そうなれば2011年3月の事故とは比較にならない、膨大な量の放射性物質が放出される事態となります。あるいは、地震によって使用済み核燃料棒を仕切っている金属パネルが破壊されるようなことになれば、核分裂が始まってしまう恐れがあります。」

http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/lite/archives/6579431.html

仏誌



「プールの中には1535本の使用済み燃料が入っている。」
国会事故調 p136

■追記 2013.11.5 全体写真

(47newsより)

東京新聞より)

■追記 2014.1.21
福島第一原子力発電所4号機からの燃料取り出し http://t.co/e53n75BDeX

編集履歴
2013.11.5 画像追記(東京新聞より)