scannerの日記

2016-04-20

土壌-植物系における放射性セシウムの挙動とその変動要因

| 17:27

土壌-植物系における放射性セシウムの挙動とその変動要因

山口紀子 ほか

(平成 24 年2月 13 日受理)

http://www.niaes.affrc.go.jp/sinfo/publish/bulletin/niaes31-2.pdf

論文の文章から推測するに、

誤 2001.4.20(耕起後)

正 2011.4.20(耕起後)

ですかね。

この図から、

1998年の時点では、約6Bq/kg

降下後、表面は、最大1500Bq/kg

深さ方向に急激に濃度は減衰し、10cm程度で全降下量の9割以上が含まれている。

耕し(てしまっ)たことで、深さ20cmまでが、250Bq/kgになった。

Cs-134/Cs-137 放射能比を指標とした福島第一原子力発電所事故に由来する放射性核種の放出原子炉別汚染評価

| 17:17

https://www.jstage.jst.go.jp/article/bunsekikagaku/62/6/62_475/_article/-char/ja/

https://www.jstage.jst.go.jp/article/bunsekikagaku/62/6/62_475/_pdf

Cs-134/Cs-137 放射能比を指標とした福島第一原子力発電所事故に由来する放射性核種の放出原子炉別汚染評価

(Received December 7, 2012; Accepted March 29, 2013)

小森 昌史

小豆川勝見

野川憲夫

松尾 基之

東京電力が発表している、原子炉近くのタービン建屋における溜まり水及び原子炉建てや地下滞留水の放射能から算出した。」

汚染水中のCs-134/Cs-137 放射能比は2,3号機間では有意な差異が見られなかったものの、1号機では2,3号機に比べて有意に小さくなっていた」

牡鹿半島における汚染は原子炉1号機から放出された放射性核種の寄与が大きくなっているということが推測できる」

牡鹿半島でのCs-134/Cs-137放射能比の値を見てみると、0.91~0.98程度」

「中でも原子力発電所北西地点や関東地方では、Cs-134/Cs-137放射能比が1.04以上と大きく成っている地点も存在し、こういった地点では1号機からの汚染は割合としてはほとんどないということが言えるだろう」

2015-10-10

低線量被曝のリスクが明確に 10mSv蓄積で白血病のリスクが3%上昇。 フランス、米国、英国の計30万人以上の原子力産業労働者を調査。

| 18:13

Nature ダイジェスト より。

まとめ。 「一般的に低線量と呼ばれる 平均 1.1ミリシーベルト程度の追加被爆であっても 被曝線量が高くなるのに比例して白血病リスクが上昇する。」

詳細:

・バッジ式線量計を着けて仕事をしていたフランス米国英国の計30万人以上の原子力産業労働者を調査。

・研究の時点で対象者の5分の1が死亡。

・死因を最長で60年に及ぶ被曝記録との相関を調べた。

宇宙線ラドンによる環境放射線量は年間約2〜3ミリシーベルト(mSv)

・対象となった原子力産業労働者たちは年間でこの値より 平均1.1mSvだけ多く被曝していた。

・今回の研究によって、被曝線量が高くなるのに比例して白血病リスクが上昇することが裏付けられた。

・極めて低い被曝線量でもこの線形関係が成り立つことが証明された。

・30人は急性リンパ芽球性白血病で死亡していたことから、放射線被曝によるものと示唆される。

・10mSv蓄積で白血病リスクが3%上昇。

Olsenによると、これだけ大規模な調査でも、ごく低線量の被曝(合計50mSv未満)を蓄積した労働者では、白血病リスクの上昇を直接裏付ける証拠は得られなかったという。ただし、調査で得られたデータの外挿により予測した結果、被曝線量が10mSv蓄積するごとに、労働者全体の平均と比較して白血病リスクが約3%上昇することが分かった。

出典:

短縮URL)nature :  http://bit.ly/1LwwhD6

http://www.natureasia.com/ja-jp/ndigest/v12/n10/低線量被曝リスクが明確に/68002?fb_action_ids=899462636799452&fb_action_types=og.likes&fb_ref=.Vg5lYlE6WAw.like 

元の論文

http://www.thelancet.com/journals/lanhae/article/PIIS2352-3026(15)00094-0/abstract

Fig.

http://www.thelancet.com/cms/attachment/2033851355/2049708888/gr1_lrg.jpg

Table

http://www.thelancet.com/action/showFullTableImage?tableId=tbl1&pii=S2352302615000940

http://www.thelancet.com/action/showFullTableImage?tableId=tbl2&pii=S2352302615000940

2015-08-11

セシウム排出、予測より遅い…作業員を追跡調査

| 19:15

http://megalodon.jp/2015-0811-1913-32/www.yomiuri.co.jp/science/20150810-OYT1T50080.html

http://www.yomiuri.co.jp/science/20150810-OYT1T50080.html

セシウム排出、予測より遅い…作業員を追跡調査

2015年08月10日 19時02分

福島第一原子力発電所で事故対応にあたった東京電力の作業員が体内に吸い込んだ放射性セシウムは、当初の予測より、体外への排出が遅いという追跡調査結果を、放射線医学総合研究所の谷幸太郎研究員らが発表した。

 谷研究員らは、セシウムの一部が水に溶けにくい化合物になり、肺に長くとどまるためではないかと推定している。被曝

ひばく

線量を見積もる計算モデルの見直しにつながる可能性があるという。

 同研究所では、事故直後に原子炉の中央制御室で監視業務などにあたり、被曝線量が特に高かった作業員7人について、年に数回、検査を受けてもらい、体内のセシウム137などの量を測っている。

 作業員のセシウム量は、事故後、約2年間は、「肺から血液へ溶け込み、尿などを通じた排出により、70〜100日ごとに半減していく」という予測通りに減少していた。しかし、2013年の半ば頃から減り方が鈍くなった。

■解析

「実効半減期は、約104日」でした。

f:id:scanner:20150811193441j:image

2015年08月10日 19時02分f:id:scanner:20150811194811j:image:w360

「70〜100日ごとに半減していく」という予測通りに減少していた。」と書いてあるが、グラフから、予測ライン(L3)の実効半減期を読み取ると、112.6日であった。

2015-07-05

低線量長期内部被曝を考える上での重要論文

| 09:12

http://www.thelancet.com/journals/lanhae/article/PIIS2352-3026%2815%2900094-0/fulltext

Tamotsu Hashimoto-Gotoh さん


内部被曝の問題について

原爆のような短時間の高線量被爆の場合ではこの議論でも良いですが、

原発事故のように低線量長期被曝の場合は、以下の論文のほうが有益です。