という訳で、壱番屋の中間売上高を予想する

と言いたい所だけど、7630 壱番屋って、5月決算だから、butさん、月次報告もそろってないよ〜〜。ウワァァ━。゜(゜´Д`゜)゜。━ン!

まぁ、いいや。
現在の資料で推測してみよう。
壱番屋の月次報告はこちら。http://www.ichibanya.co.jp/comp/ir/monthly/index.html

な〜んだ、連結決算じゃなく、単体だし、月次は出てるし、簡単〜。
と思ったら、決算短信と見比べると、うん??、月次報告と成長率が異なるぞ...
なんでだ〜。(・・?)

うーん、と悩んでたら、分かりました。
月次の数字は、店舗末端売上高のようですな。
つまり、店舗末端売上高には直営とFCの売上がそのまま載ってて、実際の売上げ自体はFCからのロイヤリティ(売上げの何%という形か?)という形になるので、月次報告と決算の売上高の数値は異なってくるようです、多分。

まったく、投資家には実際の売上高の方が重要というのが、えらい人にはそれが分からんのですよ。

では、店舗末端売上高と実際の売上高とは、どのような相関関係にあるのでしょうか。
(単位は百万円)

決算年月 店舗末端売上高 売上高 売上高/店舗末端売上高
H17/5 59,358 33,489 56.41%
H16/5 56,166 32,248 57.41%
H15/5 51,973 30,250 58.20%

うーん、どうやら店舗末端売上高の56〜58%くらいが、実際の売上高になるようです。

では、結論。
この公式になるんじゃないかと思います。
予想売上高 = 前年度の店舗末端売上高 X 月次報告の前年全店売上高比 X 店舗末端売上高比率(56%〜58%)

中間予想では、前年度の店舗末端売上高は59,358百万円なので、中間という事で半分の29,679百万円、月次報告の前年全店売上高比は11月までの月次が出てないですけど、9月までのを使用して105.4%、店舗末端売上高比率は保守的に56%を採用しましょうか。

29,679百万円 X 1.054 X 0.56 = 17517百万円

会社側の予想の17,110百万円より、ちょっとよさげな数値がでましたけど。
これが、シナリオの中間予想となりますが、どうでしょうか?

壱番屋って、今回始めて、分析しましたし、いたる所に、シナリオの勝手な推測が入ってますからねぇ〜、ご注意ください。
というよりも、壱番屋株主総会に参加されたメンバーの方が、より詳しく分析を行ってるんじゃなかろうかと思いつつ、筆を置く事とします。

P.S 実際の数字を使った検算を今年の第1四半期と、前年度決算の数字で行った結果がこれです。
第1四半期で検算をすると、14839.5百万円 X 1.05 X 0.56 = 8,725百万円
シナリオ予想第1四半期売上高 8,725百万円
実際の第1四半期売上高結果 8,670百万円
誤差 +125百万円

前年度決算で検算をすると、56,166百万円 X 1.057 X 0.56 = 33,245百万円
シナリオ予想前年度決算売上高 33,245百万円
実際の前年度決算売上高結果 33,489百万円
誤差 -244百万円