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医者ムラの真実、内容をご紹介

★新刊「医者ムラの真実」紹介

出版社ディスカヴァーの紹介ページ

http://www.d21.co.jp/products/isbn9784799313992

10月10日(kindle版は10月25日)に発売になった「医者ムラの真実」の内容を、今週号に掲載したニュースなどを交えながらご紹介します。

第 1 章 誰が医者になるべきか

 医師一家や偏差値エリートだけではなく、医師はもっと多様性がある人材が入るべきではないかと考えています。

地元医学部の独占率2割超! 名門公立高校が強すぎる

http://president.jp/articles/-/10939

では、熊本大学医学部熊本高校出身者が3割近く入っていることを取り上げています。「医者ムラの真実」では、全国にこうした多数の生徒を医学部に送り出す高校がいくつかあることを書きました。

 熊本高校は公立高校であり、多様な人材が入ってくるとは思いますが、それでも、「他流試合」を経験して、バックグラウンド、年齢や地域、本では触れませんでしたが、国籍も含め、多様な人材と切磋琢磨してほしいと思います。

第 2 章 パンダと病理医 〜知られざる医師不足

 中国の野生のパンダ並の数しかいない病理医。Checkの医療を疎かにすると、医療の質が低下するのではないかと書きました。

第 3 章 取っても食えない博士号基礎医学の危機

 医師免許を持った研究者が減っている現状、医師・研究者を増やすには、医学研究自体も魅力的にならなければいけないと思っています。

第 4 章 医者ムラの住人はインテリヤクザ

 ちょっと過激な言葉ですが、閉鎖的で内部の倫理が優先される「ムラ社会」にどうしてなってしまうのか、その現状などを書きました。製薬メーカーとの不適切な関係のことにも触れました。

医師・医療機関に製薬業界から4700億円提供

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131021-OYT1T01622.htm

医学生8%、製薬会社からタクシー券 43大学調査

http://www.asahi.com/articles/OSK201310260014.html

にあるように、製薬メーカーは学生時代から利益提供を行っており、利益を受けることを当たり前のように感じるようになってしまいます。

 ムラ化してしまうのは何も医者だけではありませんが、患者さんの生命に関わることですから、透明性が必要だと思います。

第 5 章 医療を変えるのは誰か

 過激な医療否定本は多いですが、自分を棚に上げて問題を声高に訴えたところで、なかなか問題は変わっていきません。

 医学部新設問題が議論されていますが、医学部新設賛成、反対に割れて、政治決着に頼るのではなく、今の医療をよくするアイディアを、立場を越えて議論しなければいけないと思います。

東北への大学医学部新設 地域医療貢献度が焦点

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131026t13028.htm

国立大学私大協に続き「医学部新設に反対」

http://www.m3.com/open/iryoIshin/article/183576/