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誰かの妄想・はてな版

2016-05-28

中国崩壊するするビジネス

まあ、うんざりするほど見かけるので、amazonで検索できるものをまとめて見ました。

前世紀

書名出版年月作者主張崩壊時期予測正否
大予言 中国崩壊のシナリオ1989/9黄 文雄1990年代はずれ
中国は崩壊する―ドキュメント「北京の55日」中国民主革命の最前線をゆく1990/6滝谷 二郎  
改革開放中国は崩壊する1998/9玉川 信明  

産経文化人の黄文雄氏はこの頃から、中国は崩壊するとか言っていますが、1989年出版ですからかれこれ27年になりますね。恥とか知ってたらヘイト商売ができないことがよくわかります。

第一次安倍政権

書名出版年月作者主張崩壊時期予測正否
中国は猛毒を撒きちらして自滅する―全世界バブル崩壊の引き金を引くのも中国2007/9宮崎 正弘  
崩壊する中国逃げ遅れる日本―北京五輪後に始まる戦慄のシナリオ2008/1宮崎 正弘2008年はずれ
中国が崩壊する日―チベット、四川大地震から北京五輪へ (OAK MOOK 223 撃論ムック)2008/6/1西村 幸祐  
それでも中国は崩壊する (WAC BUNKO)2008/10黄 文雄  

21世紀になってからの中国崩壊煽動シリーズは、第一次安倍政権期にあたる2007年〜2008年に最初のピークを迎えます。極右政権極右言論共生関係という、何というかわかりやすい構図。

1989年の著作で“1990年代中国は崩壊する”と主張して予測を外した黄文雄氏は懲りずに「それでも中国は崩壊する」と主張する恥知らずっぷり、さすがは産経文化人です。

宮崎正弘氏は「全世界バブル崩壊の引き金を引くのも中国」などと言っていますが、この後に来るリーマンショックってどこ発でしたっけね。


民主政権

書名出版年月作者主張崩壊時期予測正否
巨龍中国は2022年に崩壊する2011/11/28關 洸念2022年 

この時期の中国崩壊煽動シリーズは明らかに少なくなり、予測も2022年という割と慎重になっています。名のある産経文化人がおとなしくなっている時期でもありますね。


第二次安倍政権

書名出版年月作者主張崩壊時期予測正否
2014年、中国は崩壊する (扶桑社新書)2012/9/1宇田川 敬介2014年はずれ
中国社会の崩壊が始まった! 2013年の「中国」を予測する (WAC BUNKO)2013/7/5宮崎正弘石平2013年はずれ
中国はもう終わっている (一般書)2013/9/17黄文雄 (著), 石平 (著)  
中国共産党3年以内に崩壊する!?2013/12/11宮崎 正弘2016年 
仲良く自滅する中国と韓国: 暴走と崩壊が止まらない! (一般書)2014/6/20宮崎 正弘、 室谷 克実  
ついに中国で始まった大崩壊の真実: 急落する経済と社会混乱の実態を現地から衝撃報告2015/7/24邱 海涛 (著)2015年はずれ

第二次安倍政権が成立するあたりから、中国崩壊煽動シリーズは再び活況を呈します。それもどれもこれも2〜3年の短期間で中国が崩壊すると主張し、外しています。

ちょっと笑えるのは、1989年、2008年と何度も“中国は崩壊する”と主張しながら外してきた黄文雄氏が、「中国はもう終わっている」という脳内勝利宣言を出してるあたりですね*1

中国崩壊するする詐欺で目立つのはやはり、黄文雄氏と宮崎正弘氏が双僻*2で、石平氏がそれに続く感じですね。室谷克実氏などは今後に期待というところでしょうか。

*1:これネタサイトで「「俺の中では中国は崩壊している」2070年発売予定」とか書かれたネタが、ホントになってる感じで笑えます。http://ameblo.jp/usoshohyo/entry-10489587207.html

*2:not 双璧

blackseptemberblackseptember 2016/05/29 09:46 ちなみに2008年には「自称元グリーンベレー」の柘植久慶もこういう本を出している。

http://www.amazon.co.jp/dp/4054038018

bottomzlifebottomzlife 2016/05/29 10:17 このあいだ「今年の4月いっぱいで崩壊しているはずの予言をした人」にTwitterで「どうなってるんですか」って聞いたら「もう崩壊してるじゃないですか」って言われました。

TekamonasandaliTekamonasandali 2016/05/29 13:56 信者が、崩壊が終わっていようが、これから崩壊しようが、崩壊真っ最中だろうが気にしないという前例はある。
ものみの塔の創始者チャールズ・T・ラッセルは1914年に基督が再臨して世界の終わりが来ると予言していたが、予言が外れると、既に再臨していると主張が変わった。
1970年代のものみの塔のハルマゲドン説も外れたが、同協会の出版ビジネスは信者が本を(事実上)購入して拡散するので今も続く。現在の信者数は820万とか。
黄文雄とケント・ギルバートはいいビジネスモデルを見つけたな。

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