主観的には

いろいろ見ていて思うのは、多くの人は、「自分(のすること)は正しい」と思って行動しているんだな、ということ。

たまに自虐的な人もいますが、そういう人だって、心の奥底では、「自分は正しい」「そしてそれを他人に気づいてほしい」と思っている。

また、「こいつどうしようもないヤツだな」と思っても、そういう人だって、なにがしかの(屁)理屈はもっている。

私だってそう。すべてを、自分に都合よく考えています。


最近よく聞くのが、「結果的に不快感を与えてしまい、申し訳ない」という謝罪と、「そんなの謝罪になってない」という批判です。

これ、まずは「結果的にとか、余計なことをいわなきゃいいのに」と思うのですが、考えてみると、これが実状に近いんだろうなあと。

だって最初から不快感を与えようとしていたはずはないですもん。もしそうだとしたら、そっちのほうが問題です。

これってウケるだろうなあと思ってやって、ところが総すかん喰らったら、「結果として不快感を」という風に表現するのが、一番合ってるんじゃないでしょうか。


とはいえ重ね重ね、そういったら火に油を注ぐ結果になるのは目に見えてるのだから、普通に謝罪しとけばいいのに、とは思うのですが。

自分の誤りというのは、なかなか認められないもんだよな、とも思うところです。