寂しき優勝パレード

開店後、メールの返信などを30分ほど。大事な話が多く、時間がかかってしまった。その後、目録の入力をいったん中止して、目録の裏面にオマケでつけている「店番日記」を書く。これ、後回しにしておくと「書かなきゃ」とプレッシャーになるので先に書く。お昼過ぎ、完成する。親父が神保町の古書会館から帰ってくる。昨日の落札品を取りにいっていたのだ。返品になった沖縄関係書も戻ってきた。確かにラインがあったり印があったり。高額本も結構あるので、目録に安くして載せることにする。中から状態に問題ないもの、難ありでも安ければ売れそうなものを選ぶ。島尾敏雄ヤポネシア本は無事だ。これでなんとか点数はたりそう。


昼食後、沖縄関係書を入力。3時ころ、照文堂書店の伏黒さんが来店。息子さんの方。伏黒さんは早稲田青空古本祭の広告担当。記念目録の広告取り。今年の方向性を確認。目録製作の行程表が印刷屋さんから出てきたので、それを元に締切日などを決めていく。20分ほど話して解散。よろしくお願いいたします。


閉店直前、全て入力完了。少し寝かせて来週に入稿する。今のところ14日発送予定です。家に帰ろうとすると、パレードの真っ最中。六大学野球早稲田大学が慶応に勝利して完全優勝。で、早稲田通りをパレードしているのだ。昔は凄かったんだけどね、パレード。荒木がいたころとか、通り沿いは大観衆だったもの。あちこちで爆竹やクラッカー鳴らしたり。今は人もまばら。外人さんが珍しそうに見ていた。「早稲田」という街も変わっていっているのだ、なんだかんだで。


芳林堂書店へ。坪内さんの『古本的』と山路さんの『フライング・ブックス』を買う。店に戻り、早くも届いた『古本道場』を棚に並べる。今回は10冊限り。で、オマケにABC本店とUBCの角田さんのトークショー来場者に限定配布されたフリーペーパーをお付けします。メルマガ「早稲田古本村通信」で「古本道場特集号」として配信したものをポプラ社さんがフリペにしてくれたもの。岡崎武志山本善行南陀楼綾繁の各氏が寄稿。担当編集者である矢内裕子さんの「『古本道場』ができるまで」など。、で、メルマガでは書かなかったのですが、向井も「本に選ばれる人」を書きました。さらに角田光代さん、三浦しをんさんによるブックセレクト「文庫で読む、古本の香りのする作家たち」も掲載。明日から販売します。お早めに。