警官もビビるカゴの中

開店後、先日値段をつけた「芸術新潮」を縛る。その後、立石書店牛イチローが車で来る。前日の集荷の時にはラックなども積むので、今のうちにできている本は往来座へ持っていってしまうことに。汗かいた。


原稿書き2時まで。その後、作業を終えた牛イチローが戻ってきて、一緒に落合の「おたる寿司」。まただよ。帰ってきてシャワー浴びて店。持込で100冊ほどの買い入れ。ありがたい。すぐに値段つけ開始。本好きの方なのだろう、100円本がまったく無い。外市用と店用にわけながら。全部つけるのに2時間ほどかかってしまった。店外へ出て背伸びする。うーん、暑い。地球温暖化の一因と言われる織田裕二が興奮する陸上もはじまったし。


閉店間際、”わめぞプリンセス”のサトちゃんが久々来店。某氏の教え子さん。まだ10代。一歩間違えたら娘みたいな感じですわ。100円の本を2冊買ってくれたのだが、ついつい「2冊で50円でいいよ・・・」と言ってしまう。おじさん。サトちゃんはいつも現実を運んでくるね。


閉店後、浅川書店横の「亀鶴庵」。蕎麦屋さん。班会といって、早稲田古本街の懇親会なのだが、8月いっぱいで閉店する亀鶴庵でやろうということになったのだ。昔はよくここでやっていたそうなのだが、区の施設などで会議をやるようになってからはほとんど来なかった。まぁ、ただの飲み会です。社長さんの挨拶なんかもあって、戦後の歩みなんて話も。建て直してビルになるそうだ。味のある建物なんだけど。自分が古本屋になったころ、よく出前で「にしんそば」を食べたっけか。思い出話をするほど思い入れは無いのだけども。


牛イチローと「夕涼みに『ブ』でも行く?」ということになり(なるなよ)早稲田店へ。しかしここの店員凄いよね、「失礼します」って言って棚見てるお客さんと棚の間に入って棚直しはじめたり(被害にあってるのは自分じゃなくて他のお客さん)。以前から何度も見ている。これは昔でいうところの「はたきかけ」みたいなものなのだろうか。そうじゃないなら非常識すぎる。開店時から直らないなぁ。牛先生がヒットしたらしく凄い量を買っている。一度店に戻る、ということなので、自分の自転車のカゴに全部積む。なんだか大変なことに。穴八幡の前を通ると警官が話しかけてきた。「すっ、すみません、それなんですか? 凄い量ですけど・・・」。尋問? 「本です」「えっ、本ですか? 売るんですか?」「いえ、趣味です。読書家なんです(なぜ嘘つく)」「はぁ・・・」。意味がわからない会話。行こうとすると「あっ、すみません、ライトがついていないって言おうとしてたんだった・・・」。よほど変に見えたようだ。


明日は「わめぞ民」が、ゴー、ゴー、ウエスト、ニンニキニキニキニキニンニンニン。