荻原規子『グリフィンとお茶を 〜ファンタジーに見る動物たち〜』
動物エッセイであり、動物物語紹介であり、ファンタジー論へ向かって一つ段を積もうとしているものでもあり、動物をキーワードとした多岐にわたるブックリストでもある。
ファンタジー・児童文学の古典や名作を、読もう、と思って読むことを本作は否定しているわけだけども、まあせっかくブックリスト的にも使えるわけだし、ちょっと後ろめたさを覚えつつも、あ、読んでみたいな、と思った本をメモしておくことにする。
- ピーター・S・ビーグル『最後のユニコーン』
- ラドヤード・キップリング『ジャングル・ブック』
- 中沢新一『人類最古の哲学』、『悪党的思考』
- フィリップ・プルマン『黄金の羅針盤』
- アーシュラ・K・ル=グウィン『いまファンタジーにできること』