ヤングおーおー!

 水無月すう:著『そらのおとしもの(8)』角川コミックス・エース


てっきり、このまま今週は、
電人ザボーガー』の主題歌でエンディングを迎えるのかと予想していたよ!


20101103052645 子門真人電人ザボーガー』(EP)
「戦え! 電人ザボーガー」(【参照】
「おれの兄弟電人ザボーガー」(【参照】


 『電人ザボーガー/ミュージックファイル』(CD)
「戦え! 電人ザボーガー(TVサイズ)」子門真人
「秘密殺人強盗機関Σ」
「静かなる闘士」
「孤独の大門豊」
「Ω地獄計画!」
「鷹を駆る挑戦鬼」
「鋼鉄の野獣」
「Σ大魔城追撃」
「ファイト! ザボーガー」
「おれの兄弟電人ザボーガーインストゥルメンタル)」
「つかの間の陽光」
「ザボーガー基地の午後」
「電気仕掛けの兄弟」
「魔神復活」
「ストロングザボーガー計画」
「ザボーガー基地は燃えているか」
「英雄の条件」
「戦え! 電人ザボーガーインストゥルメンタル)」
「永遠のストロングザボーガー」
「おれの兄弟電人ザボーガー(TVサイズ)」子門真人


エッチな少女が大好きな、
平成の大門豊・イタオ兄さんも、さぞやお喜びのことでしょう!
…という趣向かと思いきや、そうではなかった。


今回のエンディングは、
オレの兄弟分・ザボーガーと仲良くカップヌードルを啜りつつの、
↓この曲のカバーだった。


20101103053555 HOUND DOG『ff(フォルティシモ)』(EP)
「ff(フォルティシモ)」(【参照】
「ダンスでロマンス」


 HOUND DOG『SPIRITS!』(CD)
「ff(フォルティシモ)」
「Bad Boy Blues」
「エンドレス・サマー」
「Magic」
「Over Heat」
「Knock Me Tonight」
「Danger」
「ラスト・シーン」
「ダンスでロマンス」
「Long-Good Bye」


おおっ、これぞ『人間噂八百』エンディングテーマ!


これほど「エンディング」というものに相応しい曲はない。


唐突な終了を迎えた「コミックガンボ」の、
その事実上の休刊号で、
巻末に掲載されていた『人間噂八百』事実上の最終回が
大友康平のまき』。


つまり、ガンボ全体の最後の最後を、
最後のページで看取ったのが、
朗々と鳴り響く大友康平の歌声。


まるでソニー大友康平の関係のような、
尾崎豊大友康平の関係のような、
ハウンド・ドッグ大友康平の関係のような、
イヤなイヤな現実の苦みを残して、いきなり幕が降りてしまったわけです。


【参照】


あらゆる「終わり」というものを象徴している、これこそが名曲ですよ!


かつては、この名曲そのものも、
さまざまな現実の苦みのおかげで、
おいそれとオリジナル版が入手できるような状態ではなかったんですが、
現在では本家本元のソニーからも、
ハウンド・ドッグのベストアルバムに収録されて発売されるまでには
関係が改善されているようです。


 HOUND DOGHOUND DOG SUPER BEST』(CD)
「嵐の金曜日」
「だから大好き、ロックンロール」
「おまえはB-88(ALL BECAUSE YOU)」
「おちょくられた夜」
「スクール・デイズ」
「RAINY LADY GOOD-BYE(Miss Mに捧ぐ)」
「浮気な、パレット・キャット」
「涙のBirthday」
「STILL!」
「Please Please Please」
「グッバイ・ドリーマー」
「今夜ハートで」
「ff(フォルティシモ)」
「ラスト・シーン」
「R★O★C★K★S」
「DIAMOND EYES」


 HOUND DOGHOUND DOG the BEST/innocent days』(CD)
「Rock'n Roll Lariat(Medley)」
「STILL!」
「Hey Brother」
「グッバイ・ドリーマー」
「Please Please Please」
「嵐の金曜日」
「おちょくられた夜」
「R★O★C★K★S」
「DIAMOND EYES」
「涙のBirthday」
「ff(フォルティシモ)」
「"J" のバラード」
「FENを聞きながら」
「アフター・コンサート」
「Last Night Last Time(Live Version)」


あの頃のことを『イノセント・デイズ』って…。
苦いなあ。


その一方で大友康平個人も、
やっぱり一人で本家本元のハウンド・ドッグとして、
セルフカバーのベストアルバムをavexから出したりしているわけだから、
苦い季節は当分まだ続く。


 大友康平HOUND DOG ULTIMATE BEST』(CD)
「AMBITIOUS」
「DESTINY」
「ONLY LOVE」
「SMILE FOR ME」
「ジェラス・ガイ」
「ff(フォルティシモ)」
「ラスト・シーン」
「ROCKS」
「ROAD RUNNER」
「素顔のままでLOVIN'YOU」
「BRIDGE 〜あの橋をわたるとき〜」
「涙のBIRTHDAY」
「ラスト・ヒーロー」
「嵐の金曜日」


要するに、今この世に流れている『ff』というのは、
全てが全て、カバーバージョンなのかも知れませんねえ…。


(と、感傷的にまとめておけば、
 どこかのチンピラがリング上で歌った『ff』なんかを
 勘定に含めなくても済む!)

*


【追記】


今年の深夜アニメ界で、
『人間噂八百』挿入歌(?)が声優サンによってカバーされて、
番組のエンディングテーマ曲に使われるのは、
オオカミさんと七人の仲間たち』の『赤頭巾ちゃん御用心』、
世紀末オカルト学院』の『蝋人形の館』(【参照】)(【参照】)(【参照】)に続いて
もう3度目であります。


 OToGi8『赤頭巾ちゃん御用心』(CD)
「赤頭巾ちゃん御用心」
「赤頭巾ちゃん御用心【i-pop ver.】」
「カラフル☆DRIVE」
「赤頭巾ちゃん御用心」カラオケ
「赤頭巾ちゃん御用心【i-pop ver.】」カラオケ
「カラフル☆DRIVE」カラオケ


 『オオカミさんと七人の仲間たち/キャラクターソングアルバム オトギソングス BEST10』(CD)
狼なんか怖くない」赤井林檎(伊藤かな恵
ミニモニ。ジャンケンぴょん!」宇佐見美々(釘宮理恵
ルージュの伝言」マジョーリカ・ル・フェイ(こやまきみこ
愛は勝つ」浦島太郎(浅沼晋太郎
「まちぶせ」竜宮乙姫(豊崎愛生
「ありがとう」桐木アリス(堀江由衣
明日があるさ」桐木リスト(野島裕史
翼をください」鶴ヶ谷おつう(川澄綾子
「それが大事」森野亮士(入野自由
「赤頭巾ちゃん御用心」大神涼子(伊藤静


20101103063521 レイジー『赤頭巾ちゃん御用心』(EP)
「赤頭巾ちゃん御用心」
「恋のピエロ」


 レイジー『This is the LAZY』(CD)
「レイジーのテーマ」
「ヘイ! アイ・ラブ・ユー!」
「赤頭巾ちゃん御用心」
「ハロー・ロスアンジェルス
「レターでキッス」
「カムフラージュ」
「恋のピエロ」
「恋はアクション映画」
「クイーンにふさわしい」
「OK!」
「ダンス・ウィズ・ミー」


次は明菜かラ・ムーかスネークマンショーか。


(陽水は、どーしても『人間噂八百』的な選曲とは言えないが
 『オカルト学院』に『アジアの純真』があったし…。)(【参照】)(【参照】)(【参照】