「クイズ☆タレント名鑑」データベース〜総獲得ポイント&優勝回数ランキング

2010年8月にレギュラー放送がスタートした「クイズ☆タレント名鑑」。
ですが、2012年3月25日の放送をもってひとまず終了となりました。
最後の「ガチ相撲トーナメント」は観ていて白熱、目頭が熱くなりました。


ここでは「タレント名鑑」データベースとして、以前は『検索ワード連想クイズ』のデータをまとめたものを紹介しましたが、今回はレギュラー放送全52回分(クイズ企画のない回も含む)のクイズ企画における総獲得ポイント、そして優勝回数をランキング形式でまとめてみました。

登場回数ランキングBEST10

まずは「クイズ☆タレント名鑑」クイズ企画に解答者として登場した回数をランキングにしました。

順位 解答者 ポイント
1 田村亮(ロンドンブーツ1号2号) 46
1 藤本敏史(FUJIWARA) 46
3 原西孝幸(FUJIWARA) 43
4 小木博明(おぎやはぎ) 40
5 矢作兼(おぎやはぎ) 39
6 後藤輝基(フットボールアワー) 19
7 有吉弘行 18
7 クリス松村 18
9 いとうあさこ 14
9 勝俣州和 14

1番登場回数が多かったのはロンブー亮FUJIWARA藤本が同数46回。
『ギリギリ有名人が逃走中』『同窓生クイズ』など、FUJIWARAフジモンが出て亮が出演しない回もあり、結果的に同率という形に。


おぎやはぎは基本的にコンビで1チームでの出場となっていますが、小木が1度『ギリギリ有名人が逃走中』にピンで登場した回があり、それが1回の差となっているようです。


続く6位は毒舌王・有吉弘行…と思いきや、フットボールアワー後藤が1回多いという意外な結果に。
また有吉と同数で、後半から登場後ちょくちょく出演していたクリス松村も入ってきています。

総獲得ポイントランキングBEST10

『ギリギリ有名人が逃走中』(初回を除く)や『1分間の嘘イイ話』など、解答によってポイントが発生しない企画を除き、クイズの際は原則ポイントが設けられているため、それをルールに基づき個人別で集計。
ここでは総獲得ポイント上位10名(その下にBEST20)を紹介します。

第10位

近藤春菜(ハリセンボン) 1530ポイント

第9位

勝俣州和 1630ポイント

第8位

後藤輝基フットボールアワー) 1700ポイント

第7位

いとうあさこ 1870ポイント

第6位

有吉弘行 1970ポイント

第4位(同率2名)

小木博明矢作兼おぎやはぎ) 3497ポイント

第2位(同率2名)

藤本敏史原西孝幸FUJIWARA) 3594ポイント

第1位

田村亮ロンドンブーツ1号2号) 3829ポイント

というわけで、ロンブー亮がトップ、以下FUJIWARAおぎやはぎ有吉弘行が続くという意外性のない結果に。


7位のいとうあさこ、9位の勝俣州和は登場回数が14回と割と多いのもありますが、2011年5月25日放送分で最終問題前に500ポイントボーナスというものが発生し(後述)、そこでポイントを稼いだというのも大きいものと思われます。


そして10位のハリセンボン近藤は、登場回数がわずか7回ながら、0ポイント終わりという回が1度もなく、そのため上位にランクインしました。


上ではBEST10を紹介しましたが、BEST20まで含めたランキングを以下に掲載します。

順位 解答者 ポイント
1 田村亮(ロンドンブーツ1号2号) 3829
2 藤本敏史(FUJIWARA) 3594
2 原西孝幸(FUJIWARA) 3594
4 小木博明(おぎやはぎ) 3497
4 矢作兼(おぎやはぎ) 3497
6 有吉弘行 1970
7 いとうあさこ 1870
8 後藤輝基(フットボールアワー) 1700
9 勝俣州和 1630
10 近藤春菜(ハリセンボン) 1530
11 千原ジュニア(千原兄弟) 1290
12 クリス松村 1070
13 春日俊彰(オードリー) 978
14 山里亮太南海キャンディーズ 786
15 カンニング竹山 750
16 陣内智則 710
17 関根勤 700
18 ケンドーコバヤシ 690
19 友近 680
20 高田純次 660

優勝回数ランキングBEST10

こちらは『ギリギリ有名人が逃走中』『1分間の嘘イイ話』を含めて、優勝および獲得ポイントが最も高かった回数を個人別で集計。
優勝回数上位10名をここでは紹介します。

第10位

カンニング竹山 3回

第8位(同率2名)

近藤春菜(ハリセンボン)/勝俣州和 4回

第6位

有吉弘行 7回

第4位(同率2名)

小木博明矢作兼おぎやはぎ) 12回

第2位

原西孝幸FUJIWARA) 14回

第1位

藤本敏史FUJIWARA) 16回

こちらも上位は同じような組み合わせになりましたが、総獲得ポイントとは異なりこちらはFUJIWARA藤本が1位という結果に。


純粋にコンビ(FUJIWARA)としてスタジオ等のクイズでの優勝も多かったのに加え、フジモン単独では『ギリギリ有名人が逃走中』で2度の優勝を獲得しているために、FUJIWARA間でも差が発生する形になりました。

順位 解答者 優勝回数
1 藤本敏史(FUJIWARA) 16
2 原西孝幸(FUJIWARA) 14
3 田村亮(ロンドンブーツ1号2号) 13
4 小木博明(おぎやはぎ) 12
4 矢作兼(おぎやはぎ) 12
6 有吉弘行 7
7 後藤輝基(フットボールアワー) 5
8 近藤春菜(ハリセンボン) 4
8 勝俣州和 4
10 カンニング竹山 3

最後に

クイズ☆タレント名鑑」最終回・最後のロンドンブーツ1号2号・田村淳のこの言葉。

「『タレント名鑑』は最終回を迎えてしまうんですが、色々と言われてきた『タレント名鑑』ですが、日本にとって、有意義な番組を作ってきたという自負があります。できればこの『ガチ相撲』だけでも皆さんの力で残していただけないでしょうか!」

元々はスタジオで芸能クイズをメインにやってきた番組が、いつの間にか「ガチ相撲トーナメント」という一大イベントまで行われるなど、様々な発展を繰り返してきました。


やはり一ファンとしてこの番組が終わってしまうのは残念ですが、また何らかの形で復活してほしいところ。
そしてこの炎はこれからも絶やさずにテレビ番組を楽しみたいと思います。

「クイズ☆タレント名鑑」『芸能人!検索ワード連想クイズ』各種データ・完全版

TBS系で放送されている、日本一下世話なクイズ番組「クイズ☆タレント名鑑」。
残念なことに2012年3月25日をもって、約1年半続いていたレギュラー放送が終了となります。


その中の人気企画で、スペシャル第2回からレギュラー放送でもたびたび行われている『芸能人!検索ワード連想クイズ』。
様々な検索ワードを元に、それがどの芸能人であるかを当てる、というものなのですが、登場するワードで解答者を惑わせ、下世話な解答が続々


そんな『検索ワード連想クイズ』も2012年2月26日の放送でファイナルを迎えスペシャル第2回(2010年1月3日放送)から続いた企画に(ひとまずの)終止符を打ちました。
というわけで今回は、特番時代およびレギュラー放送回における『検索ワード連想クイズ』での様々なデータを集計したので、それを紹介します。


「クイズ☆タレント名鑑」検索ワード連想クイズ 芸能人別登場回数ベスト10


なお、2011年4月に1度集計しており(上記参照)、それからこの1年でこの企画が行われたのがわずか4回と意外と少ないので、あまり変わらない結果となっていると思います。
なので今回は新たに1つデータを追加して、今回の「完全版」とさせていただきます。

出演者別正解数ベスト10

こちらは、『検索ワード連想クイズ』で正解を答えた回数の出演者別ベスト10となります。

順位 解答者 回数
1 有吉弘行 19
2 田村亮(ロンドンブーツ1号2号) 11
3 矢作兼(おぎやはぎ) 9
4 関根勤 7
5 藤本敏史(FUJIWARA) 6
6 千原ジュニア(千原兄弟) 5
7 勝俣州和 4
7 後藤輝基(フットボールアワー) 4
7 原西孝幸(FUJIWARA) 4
10 いとうあさこ 3
10 大久保佳代子(オアシズ) 3
10 小木博明(おぎやはぎ) 3
10 カンニング竹山 3
10 近藤春菜(ハリセンボン) 3


正解回数では有吉弘行が変わらず断トツ不定期レギュラーではありながら解答数が圧倒的に多く、そのためしっかり正解している形になっています。


以下、ロンブー亮おぎやはぎ矢作と変わらず、続く4位には関根勤がランクイン。
最後の放送で2回正解して伸ばしてきました。


そして5位にはロンブーを除くと最も出演回数の多いFUJIWARA藤本がランクイン。
藤本さんも出題された問題をほぼ毎回答え、近年では正解する数も増えたためか一気に上がってきました。

出演者別ピー音解答回数ベスト10

続いて、解答があまりにキワどすぎてピー音(鉄砲音)で解答をふさがれたことのある出演者別のベスト5です。
(原則、正解が出た後のピー音発言は除く。ただし、2012/2/26放送分は解答が出た後のものも対象)

順位 解答者 回数
1 有吉弘行 25
2 藤本敏史(FUJIWARA) 20
3 矢作兼(おぎやはぎ) 6
4 小木博明(おぎやはぎ) 2
4 春日俊彰(オードリー) 2
4 劇団ひとり 2
4 水道橋博士(浅草キッド) 2
4 出川哲朗 2
4 原西孝幸(FUJIWARA) 2
4 レイザーラモンRG 2


こちらも前回と変わらず、有吉弘行FUJIWARA藤本の2人が圧倒的に下世話な解答をしていることがわかります。
おぎやはぎ矢作が回数を伸ばしたり、水道橋博士の出演など他の方もピー音解答することが増えてはきていますが、それでもこの2名で6割強のピー音解答を占めています。

芸能人別解答登場回数ベスト10

続いて、出演者が『検索ワード連想クイズ』において解答された芸能人を回数で集計し、このコーナーで最も名前が出た人は誰なのかをランキングにしました。
なお、こちらは正解として登場したものも含みます。ただし、ピー音やカットなどで名前が公言されなかったもの、正解が出た後に名前が挙がった人については除きました


まずは同率8位・4回登場した方々から。こちらは全部で6名おりました。

荒俣宏小森純中森明菜浜田ブリトニーはるな愛和田アキ子

前回圏外から新たに登場したのは2名。


はるな愛」は、マツコ・デラックスミッツ・マングローブら女装家軍団が登場した際(2011/11/27放送)、『クズ』というキーワードから名前が挙がり、別の問題で「ジジイ」と言ったことでさらに加わり一気に4回に。


和田アキ子」は、カンニング竹山が『クズ』『パチンコ』『酒豪』のワードから連続で名前を挙げたことで2回加算された形になっています。


続いて同率4位・5回登場した方々。こちらは全部で4名おりました。

蛭子能収岸部四郎夏川純羽賀研二

蛭子能収」「岸部四郎」の2人が1年前より2回増え、順位を伸ばしています。


一方で、初期に主に有吉弘行から『年齢』『詐称』『うそつき』などから名前が挙がっていた「夏川純」の名前が段々と出なくなりました。
まあ結婚もされ、テレビに登場する機会も減り、イジられなくなったのでしょうか。


そして第1位。こちらは6回登場し、同率で3名おりました。

清水健太郎田代まさし玉置浩二

『芸能人!検索ワード連想クイズ』と銘打っておきながら、うち2名が元・芸能人という、バラエティではこの番組でしか見られないであろう名前が。


前者2人は『留置場』というキーワードから見事に名前が挙がり(後者は「ラッツ&スターのヒゲの人」とわざわざ言い直したりも)、ここ1年でも名前が挙がる存在でした。


さすがこの番組が「犯罪者の時間」と呼ばれるだけのことはあります(笑)


まとめると、以下のランキングとなります。

順位 解答された芸能人 回数
1 清水健太郎 6
1 田代まさし 6
1 玉置浩二 6
4 蛭子能収 5
4 岸部四郎 5
4 夏川純 5
4 羽賀研二 5
8 荒俣宏 4
8 小森純 4
8 中森明菜 4
8 浜田ブリトニー 4
8 はるな愛 4
8 和田アキ子 4

検索ワード登場回数ランキング

そしてこちらは新たに、これまでに問題で登場した検索ワードを集計してランキングにしました。
やはりこの番組らしい下世話なワードが並ぶのか、それとも意外なワードが上位を占めるのか。


まずは第7位タイ・3回登場した検索ワードから。全部で8つありました。

アイドル/イケメン/ゴリラ/ジジイ/すっぴん
ダイエット/女優/双子

『ゴリラ』『ジジイ』『すっぴん』など、下世話な方向に持っていくワードもあれば、『アイドル』『イケメン』『女優』など変哲もないようなワードもありました。


続いて第3位タイ・4回登場した検索ワード。こちらは4つありましたが…、

かわいい/筋肉/結婚

と、上位の割に普通のワードが並びましたが、4回登場した残り1つのワードに、

整形

というワードが来ました。ちなみにこのワードから導き出された芸能人(答え)は、

まさに整形を告白している人、それを職業にしている人などでした。


続いて第2位・5回登場した検索ワードはこちら。

芸人

こちらは「陣内智則」「今田耕司」など、芸人そのものが答えになる時がほとんどですが、1度映画で芸人役を演じたということで「佐藤隆太」もこのワードから答えになっていました。


そして第1位・実に7回も登場した検索ワードは、こちらでした。

離婚

やはり下世話とも取れる『離婚』というワードが見事に断トツでした。


ちなみに『離婚』から導き出された芸能人(答え)は以下の7名。

と、実際に離婚されている方々ばかり。当然と言えば当然ですが。


ただこのワードはいずれも3番目以降に登場し、この解答から不正解となる芸能人の名前が出た事がないので、下世話なワードというよりは正解に導くワードなのかもしれません。ちょっと意外でした。


まとめると、以下のランキングとなります。

順位 検索ワード 回数
1 離婚 7
2 芸人 5
3 かわいい 4
3 筋肉 4
3 結婚 4
3 整形 4
7 アイドル 3
7 イケメン 3
7 ゴリラ 3
7 ジジイ 3
7 すっぴん 3
7 ダイエット 3
7 女優 3
7 双子 3


というわけで、『芸能人!検索ワード連想クイズ』のデータについて「ひとまず」完全版という形で締めますが、またいつかどこかで復活して欲しいところです。

「クイズ☆タレント名鑑」検索ワード連想クイズ 芸能人別登場回数ベスト10

TBS系で放送されている、日本一下世話なクイズ番組「クイズ☆タレント名鑑」。
その中で、スペシャル第2回(2010年1月3日放送)から放送され、レギュラー放送でも不動の人気を誇るコーナーこそ「芸能人検索ワード連想クイズ」。


様々なワードから連想される芸能人の名前を当てる、という一見単純なコーナーなのですが、そのワードに惑わされ(というか意図的に惑わせてる感満載)、いろいろな芸能人の名前が飛び交います。
そのため、ラテ欄にはたびたび「犯罪者の名前出さないで」とか出てしまう始末(笑)


今回はそんな「検索ワード連想クイズ」での様々なデータをいくつかまとめてみたので紹介します。
データは全て2010年1月3日〜2011年4月3日までのものとしています。

解答者別正解解答数ベスト10

こちらは、検索ワードに対し出演者別での正解をした回数ベスト10となります。

順位 解答者 回数
1 有吉弘行 13
2 田村亮(ロンドンブーツ1号2号) 10
3 矢作兼(おぎやはぎ) 6
4 千原ジュニア(千原兄弟) 5
4 関根勤 5
6 勝俣州和 4
6 後藤輝基(フットボールアワー) 4
6 原西孝幸(FUJIWARA) 4
9 小木博明(おぎやはぎ) 3
9 近藤春菜(ハリセンボン) 3

というわけで、こちらの1位は有吉弘行。やはりこのコーナーのセンターを飾るだけあり、不定期レギュラーながら貫録のトップ。
何だかんだで芸能人のことを1番わかっている解答者です。


続く2位はロンブー亮。こちらは毎週出ており、その分コンスタントに解答回数を重ねています。


そして3位はおぎやはぎ矢作。有吉とともに、また有吉がいない時はリーダーとして解答をしっかりしています。

解答者別ピー音回数ベスト5

続いてこちらは、解答の際あまりにキワどすぎてピー音(鉄砲音)で解答をふさがれたことのある解答者別のベスト5です。
このランキングで、大体この番組が誰によって成り立っているかがわかる結果になりました。

順位 解答者 回数
1 有吉弘行 17
1 藤本敏史(FUJIWARA) 17
3 矢作兼(おぎやはぎ) 3
4 春日俊彰(オードリー) 2
4 出川哲朗 2

なんとFUJIWARA藤本さん、有吉の2名が群を抜いており、全ピー音回数の実に7割以上をこの2名で占めています
予想通りとはいえ、こう改めて数字で出てくるとその凄さがわかります。


特に近年ではこの2人の連想解答が多く、今後さらに回数を重ねそうです。

芸能人別登場回数ベスト10

というわけでメイン企画。解答者がこれまでに解答した芸能人を回数別に集計し、このコーナーで最も名前が出た人は誰なのかをランキングにしました。
なお、こちらは正解として登場したものも含みます。ただし、ピー音やカットなどで名前が公言されなかったものについては除きました


まずは同率第8位・全部で3回登場した人から。こちらは全部で14名いました。
…いきなりベスト10以上になってしまいましたね。


以下、3回登場した人たちです。

荒俣宏蛭子能収大桃美代子岡本夏生織田無道
岸部四郎小阪由佳沢尻エリカ/シルク/田原俊彦
中森明菜眞鍋かをり森泉蓮舫

蛭子能収田原俊彦などその人の人間性(?)や言動からここに出てくる者、眞鍋かをり沢尻エリカなどワイドショーでのおなじみの人、そしてシルク・中森明菜など意外な人たちも並べました。


小阪由佳も初期ではかなり出てきましたが、最近はあまり名前を見なくなりました。
それに代わって最近では、Twitterでの例の件以降、麻木久仁子山路徹とセットで大桃美代子の名前が出てくるケースが増えました。
ただここに他2名の名前がない理由は後ほど。


続いて同率5位・4回登場したのは3名。ここからはその人が連想された際に出てきた検索ワードを先に書き、その後に正解を書きたいと思います。

1人目
2人目
  • 死刑確定 双子 サングラス
  • アホ 批判
  • 激ヤセ
  • うそつき 痩せすぎ
3人目
正解

まず1人目は小森純。モデルなので『東京ガールズコレクション』というワードから出てきた例もありますが、『ゴリラ』『Aカップ』など容姿などから連想されることも多いようです。
ちなみに『大久保佳代子』は、彼女が『すっぴん』になった時に似ているから、ということだそうです。「ロンドンハーツ」でも検証ありましたね。


2人目は田代まさし。かつてはミュージシャン・タレントとして『サングラス』をかけて活動していた一方、“やってはいけないこと”により『激ヤセ』してしまったことからこの人が連想されたのでしょう。
まさにこのコーナーにふさわしい名前です。


3人目は浜田ブリトニー。ホームレス漫画家ということで『現在地』を連想、そして番組で『整形』をしていたことをカミングアウトするなどあったそうです。
あとは『年齢』は“自称20歳”と公言していることで検索されている様子。
ちなみに『タメ口』は解答者の勘違いで、普段はタメ口では話さない人なのだそうです。


それでは続いて5回登場した人たちですが、こちらが今回の1位(同率)ということになりました。
全部で4名出ましたが、ここも検索ワードを先に出して正解という流れにしたいと思います。

1人目
2人目
  • 非常識
  • ドS
  • ダメ人間
  • アホ
  • 問題発言
3人目
  • バカ
  • 最近見ない
  • 消えた 年齢
  • 重罪 詐称
  • うそつき
4人目
  • 最近見ない ハワイ 建築 ジュエリー
  • ダメ人間
  • 刑務所 借金
  • やっつけ仕事 虚言症 修羅場
  • 詐欺師

…どれもクセのあるキーワードばかりですね。
4人中3人が「ダメ人間」というワードから連想されちゃう人というのが非常に面白い。

正解

1人目は清水健太郎。度重なる覚せい剤による逮捕から『人間失格』『裁判』などのワードからの連想が多かったです。
最近では名前を見なくなりましたが、おそらく忘れた頃にまた出てくるでしょう。


2人目は玉置浩二。ワイドショーなどでたびたび見られた『問題発言』から次々連想される模様。
この人も話題には事欠かないですね。


3人目は夏川純例の年齢詐称のこともあり、有吉が名前を出すケースが圧倒的に多いです。
全てのワードがそれにつながりますね。


4人目は羽賀研二。かつての恋愛の際に問題となった『借金』問題や、恐喝未遂事件などもあってか、この連想ワードとなったようです。


というわけで、以上をまとめると以下のランキングに。

順位 芸能人 回数
1 清水健太郎 5
1 玉置浩二 5
1 夏川純 5
1 羽賀研二 5
5 小森純 4
5 田代まさし 4
5 浜田ブリトニー 4
8 荒俣宏 など全14名 3

…こう並べてみると凄いカオスだ(笑)


以上をまとめて意外に思ったのが、押尾学の名前が出なかったこと。
もっとたくさん挙がっている印象でしたが、実は番組内では2回しか出てきませんでした。
それだけ1回のインパクトが大きいのかもしれないですね。

「検索ワード連想クイズ」アラカルト

最後に、このコーナーについていくつか書きたいと思います。

2度問題として登場した有名人

スペシャル第2回から2011年4月3日放送までで全86問行われていますが、その中で問題に2度登場した有名人が現れました
自分も調べるまで全く忘れていましたが、遂にこのようなうことが発生したわけですね。


その人の連想ワード、まずは1度目。

(2010年1月3日放送分)

続いて2度目。

  • 自業自得
  • キス
  • 乱闘
  • 英雄
  • モンゴル

(2011年4月3日放送分)

さて、お判りでしょうか?


そう、「検索ワードクイズ」で初めて2度問題となったのは、元横綱朝青龍でした。
ただこの人、珍回答というか間違い回答では1度も出ていないんですよね。ちょっと意外。

大桃美代子さん」というと…

2011年2月20日放送「自称そっくりさんクイズ」の際、藤本さんが「大桃美代子さん」と答えた後、それに乗っかるように有吉が「麻木久仁子さん」と答え、さらにそれに乗っかるように藤本さんが「山路徹さん」と答えたことからこのパターンが完成。
その直後の「検索ワードクイズ」で、『うそつき』のワードの後に有吉が「大桃美代子さん」、続いて土田晃之が「麻木久仁子さん」、そして藤本さんが「山路徹さん」と答え、「検索ワード」でもこの流れが出来上がりました。


それ以降、検索ワードクイズの際に必ずこのパターンが出てくることになるわけですが、先述で大桃さんが3回に対し麻木さん・山路さんが登場回数が少なかった理由は、同年4月3日放送分で、有吉が「大桃さん」と答えるも、直後にクリス松村さんが違う答えで正解してしまったという“ハプニング”があったため。
その後別枠でこの件はやったのですが、ここではノーカウントとしました。


ともあれ、近年では特に藤本さんと有吉の連携による連想パターンがよく見られます。例えば、

『ありえない』に対し…
藤本「落合福嗣」→有吉落合信子


『外国人』に対し…
藤本「フィフィ」→有吉欧陽菲菲
藤本「金正男」→有吉金正恩

など。ちなみにこれらは全て問題でのやり取りでした(2011年1月16日放送分)。

『妖怪』『化け物』から連想される人

また、調べてみたら、検索ワードの中で『妖怪』ないしは『化け物』から連想される人も1つのパターンがありますね。

この連想、2010年8月1日と2011年3月6日放送分の2回あったため、アラカルトに追加しました。
このワードが出たらまたこの4人が出るのだろうか。


…とまあ、1年以上の歴史あるコーナーということもあり、いろいろ調べたら長くなってしまいました。
こんな感じで今回のエントリを締めたいと思います。

超個人的テレビアワード2010

2010年も終わり、色んなテレビ番組と出会いました。


その中には短命に終わってしまったものや苦戦を強いられているものも数多くあります(した)が、その中にも面白かったものも多かった。


というわけで、2010年を振り返る企画として、今回は2010年の番組(ここはレギュラー番組に限定)の中で、個人的にハマったモノ、面白いと思ったモノを並べたいと思います。


今回は【バラエティ部門】をメインに、【ドラマ部門】【アニメ部門】の3つのジャンルに分けたいと思います。
まあ、ドラマやアニメに関してはそれほど数観ていないのですが…(^^;

バラエティ部門

【金賞】クイズ☆タレント名鑑(TBS系 毎週(日)19:57〜)

まずバラエティ部門で文句ナシの金賞にしたのは「クイズ☆タレント名鑑」。


第1回は2009年8月に深夜で単発で放送されたのがきっかけ。その時も面白かったのですが、その時はそれほどパッとする番組ではなかった。
ですが、2010年1月のスペシャルで、有吉弘行おぎやはぎという2組のタレントが出てきたことで、一気に番組に花が咲くことに。


その後、1度のスペシャルを経て8月からレギュラー放送開始。視聴率こそNHK大河ドラマや「世界の果てまでイッテQ!」など、裏番組に強いものが揃っており苦戦しているものの、様々なクイズ企画を用意しながらテレビっ子の心をわしづかみにしていると言ってもいいでしょう。


この番組の1番の肝となるのが、“毒舌”という部分でしょう。
「検索ワード連想クイズ」では悪意あるフレーズ(【カツラ】【消えた】など)に対して、様々なタレントの名前を挙げて容赦なく切り込んでいきます。
その立役者こそが、先ほど名前を出した有吉でありおぎやはぎの2人であり、またFUJIWARA藤本さんなどもそれに負けじと爆弾を投入


そんな毒舌に対し最近ではフットボールアワー後藤が「悪意あるじゃないですか〜」と番組の“良心”的な立場でツッコミを入れるのも目立ちました。
まあそんな後藤に対し、有吉からは「誰からも好かれていない」とか言われちゃうんですけどね(^^;


2011年の1発目の放送は1/16(日)19:00〜の2時間スペシャ。ここでも毒舌・下世話ワード連発必至!?ぜひ2011年も独自の路線で突っ走って欲しいです。

【銀賞】雑学王(テレビ朝日系 毎週(月)23:15〜)

2010年3月まで「クイズ雑学王」としてゴールデン枠で放送していたものが、再び深夜に移動したこの番組。


初めこそゴールデン時代と同じく雑学クイズ一辺倒の番組でしたが、10月からスタイルが一新し、出演者全員が芸人のみになり、さらに雑学クイズのみではなく芸人同士によるトークの時間も増え、まさにかつて放送していた「爆笑問題の検索ちゃん」に似たスタイルになりました。


さらに最近では「伸び悩み芸人枠」として、つぶやきシローさんや古坂大魔王など、いわゆる“ボキャブラ芸人”も出演しているのも大きなポイントだと思います。


このリニューアルまさに深夜に移動したことによる改正といってもいいでしょう。

【銀賞】はねるのトびら(フジテレビ系 毎週(水)19:57〜)

番組自体は2005年10月からゴールデン枠で放送していますが、2010年になってもなお攻める企画をやっている姿勢が素晴らしいと思う。


2010年の企画で言うと、ドランクドラゴン鈴木をメインに据えた「テストダブルス」や、バカリズム松木安太郎さんなど「はねトび」メンバー以外の人たちの活躍も光る「カブらない披露宴」(初期は「オンリーワン披露宴」)、そして何よりスゴイと思ったのが、ロバート馬場メインの企画「ババデミー大賞」


馬場ちゃんが色んな意味のないチャレンジをする企画なのですが、あくまで“成功した部分”のみを流し、その過程の練習部分やNGシーンなどは全く流さないという姿勢が、なんというかいい意味でバカバカしくて楽しめた。


先輩番組の「めちゃ×2イケてるッ!」がやや危険な香りも漂わせている中、この番組はなかなかいい企画続きだと思います。
まああまりそれが評価されていない感じなのが残念ですが…。

【銅賞】東野・岡村の旅猿(日本テレビ系 毎週(月)23:58〜)

3度のスペシャルを経て、10月よりレギュラーを開始した番組…なのですが、開始直前でナインティナイン岡村隆史さんが入院というハプニングが。


そんな中で岡村さんの穴を埋めたのが、相方の矢部浩之さんと仲良しの出川哲朗さん。東野幸治さんと一緒に四国の酷道やインドの旅、韓国の旅に出るなどでつなぎ、その後無事に岡村さんが復帰。千葉の房総の旅へと出ました。


2011年も中堅芸人2人の深夜ならではのゆるぐだな感じの旅番組にしてほしいと思う。

【銅賞】ピカルの定理(フジテレビほか 毎週(火)24:45〜)

10月に放送を開始した番組で、いわゆる「めちゃ×2イケてるッ!」「はねるのトびら」の流れを汲んだ番組。


ピース・モンスターエンジン・ハライチ・平成ノブシコブシの4組の芸人のほか、声優の平野綾、元AKB48でタレントの大島麻衣、そしてお笑いタレント・おかもとまりと女性も揃えた布陣に。


とは言え、番組内ではピース綾部平成ノブシコブシ吉村・平野綾あたりが特に目立っている雰囲気もあり、いまだ発展途上の感も否めないですが、今後の期待も込めての銅賞。
ふくらむスクラム!!」のように自然消滅しなければいいですが…。

【銅賞】有田とマツコと男と女(TBSほか 毎週(水)25:25〜)

くりぃむしちゅー有田哲平さんとマツコ・デラックスさんという、同じ事務所の2人がMCのトークプログラムなのですが、ゲストとして登場するのがいわゆる一般の男女50人


この番組の肝は、さまざまな質問に応えるのがタレントではなくて一般の客という点。
芸能人では聞けないような答えなどを、有田さんとマツコさんが膨らませる部分が面白いです。


ローカル番組なので、観られない地域も多いですが、1/4(火)にスペシャル番組をやるんですよね。そこではどんなトークをするのか、楽しみにしたいと思います。

ドラマ部門

【金賞】ホタルノヒカリ2(日本テレビ系 毎週(水)22:00〜 7月〜9月放送)

綾瀬はるか主演の恋愛ドラマ。前シーズンも楽しく観ていましたが、コメディの色も相変わらずあって今回も非常に楽しめました。
今回は“ぶちょお”こと高野(藤木直人)・瀬乃(向井理)との三角関係、さらに山田姐さん(板谷由夏)と二ツ木(安田顕)の関係も1つの目玉でした。


このドラマは個人的に綾瀬はるかの株を上げた作品で、これまでの作品では特に何とも思わなかったんだけど、このドラマでの“干物女”ぶりは見事にハマっていて、それでいてかわいらしくもあり、まさに適任という感じでした。

【銀賞】黄金の豚(日本テレビ系 毎週(水)22:00〜 10月〜12月放送)

【銅賞】検事・鬼島平八郎(テレビ朝日系 毎週(金)21:00〜 10月〜12月放送)

銀賞と銅賞は10月クールのドラマから2本。
「鬼島平八郎」は面白かったんだけど、実は最終回、外出してかつ録画しそびれて観られなかったんですよね…(爆)


ちなみに僕が2010年観たドラマ、上の3つと「ヤンキー君とメガネちゃん」だけなので、あまり信憑性は薄いかもですね(^^;

アニメ部門

【金賞】侵略!イカ娘(テレビ東京系 10月〜12月放送)

【銀賞】けいおん!!(TBS系 4月〜9月放送)

【銅賞】生徒会役員共(tvkほか 7月〜9月放送)

原則、今年のアニメで観たのってこれらくらいだったりするんですけど(汗
基本的に「“敵”のいないゆるーいアニメ」が得意な僕としては、これらはまあ純粋に楽しめたかな、という感じでした。


正直どれも大差はないんだけど、前知識が特にないながらも最後まで楽しめたイカ娘」を金賞にしました。
ちなみに「生徒会役員共」は、「週刊少年マガジン」で毎週読んでます。


その他、1話のみに限定するとすれば、俺の妹がこんなに可愛いわけがない」第6話ですね。
これは僕が好きな声優の1人である大津田裕美さんが出ている回で、割とそこでは目立った活躍をしていたので、印象のあるお話でした。

総括

とまあ一応まとめてみましたけど、ドラマとアニメは“量”より“質”を求めている感じはあるかも。
好きなもの、面白そうなのを選り抜いて観ている感じ。


それと比べると、バラエティはやっぱり気軽に観られる部分もあるから、結構“量”観ている部分はあります。
まあこれも毎年の傾向ではあるけど。


2010年はTwitterを始めて、これまでは1人で観ていたものが、みんなで観ている“感じ”になって観ることができたのが1つの発見だな、と思った。
そういう意味では今年も色んな番組や、それを通じていろんな人との交流もできるのかな、というのを楽しみにしています。

M-1グランプリ2010

2001年から始まった、漫才師No.1を決める大会も今回で10回目。
…と同時に、今回をもって「M-1グランプリ」の幕が閉じることとなってしまいました。


第1回の中川家から始まって、アンタッチャブルブラックマヨネーズチュートリアルなど大会優勝がきっかけでブレイクしたコンビも多く、また麒麟南海キャンディーズ、オードリーなど、優勝こそ逃したもののその後活躍したコンビも現れるなど、お笑いコンビにとっては1つの権威ある大会でした。


そんな「M-1」ファイナルの決勝戦出場者は、9年連続となる笑い飯、3年連続となるナイツ、2年連続となるハライチ、そして以下初の決勝進出となったピース、ジャルジャルカナリア銀シャリスリムクラブという8組。


そして準決勝・準々決勝で敗退となったコンビの中には、前回覇者のパンクブーブーを初め、ウーマンラッシュアワータイムマシーン3号、磁石にモンスターエンジンかまいたちなど数多くの強豪が揃った形に。
近年ではこの中からファイナルステージに進むことも多く、この枠も非常に見逃せないところ。


それでは、今回の決勝のネタなどについて、1つずつ感想を書きたいと思います。
もう多くのブロガーの方がいろんな感想・批評を書かれていると思いますので、僕なりの感想ということで。


ちなみに今回はリアルタイムでTwitterを使って実況もしたので、そちらも使用したいと思います。

ファーストステージ1組目・カナリア

オリジナルゲーム(今考えると、“オリジナル”というほどでもなかったか)ネタはこういう場では厳しかったりするのかな、という感じも否めないですが、安達が歌ボケした後に溝黒に「ド!」と振った天丼の流れは結構面白かった
途中から「レ!」に変わって溝黒が安達が歌った替え歌を歌うところとか。


基準で85点と思ったけど、もう少し高くても良かったかもしれない。

ファーストステージ2組目・ジャルジャル

コントでは割と遊び感覚のある感じのネタをやるジャルジャルだったけど、漫才の最初は割と良くありげな感じを受けた。


なんだろう、ジャルジャルってネタ番組で観るときはそんな毛嫌いとか全然ないんだけど、こういう賞レースで観るとなんか変な感覚で観てしまう。
これはあくまで相性だと思うんだけど。

敗者復活戦出場者発表

「2〜3候補がいた」というのは、CS・スカイAで敗者復活戦を観ていて、ウケが良さそうだったのがウーマンラッシュアワータイムマシーン3号あたりもいて、割と誰が来てもおかしくない感じでした。


そんな中でもやはり前回王者が抜きん出た感じで決勝進出。ここは納得のいくところだったかな、と。

ファーストステージ3組目・スリムクラブ

ネタ自体は「エンタの神様」でしか観たことが無く、そこでも「フランチェン」という漫才とは全く関係ないキャラクター芸だったスリムクラブ。実質初視聴でした。


観る前の印象ではそれほど“手数”(という言葉はここではあまり使いたくないんだけど、仕方ない)を打つような感じには見えなかったので、不安だったのですが、始まって1分後にはその不安は一蹴。
確かに4分間に多くのネタを盛り込むタイプではなく、というかむしろその逆で、独特の“間”で笑いを獲っていくスタイルにビックリ!
近年の優勝コンビが繰り出すタイプとは全く違った、「M-1」では逆に新しいスタイルのネタでやりきっていました。


これはもしかしたら、もしかするかも…と感じさせました。

ファーストステージ4組目・銀シャリ

ここに関しては、「ネタは悪いんじゃない、順番が悪かったんだ…」としか言いようがないです。

ファーストステージ5組目・ナイツ

「スポーツイヤー」と書いたけど、実質“時事ネタ”でしたね。
このコンビに関しては、毎年思うけど土屋のツッコミが「M-1」では冴えるなぁという印象が強い
塙のおとぼけなボケに対するカブせ方が個人的にはかなり好き。


ネタ自体は今年もナイツらしいネタで、今年も楽しませてもらった。

ファーストステージ6組目・笑い飯

昨年『鳥人』で100点満点の評価をもらった笑い飯、今年は「サンタクロース+ケンタウロス」で『サンタウロス』という、またまた“笑い飯ワールド”で会場を笑いの渦に掻っ攫った


鳥人』と比べてしまう部分も多いかもですが、むしろその系統のネタを待ち望んでいた人も多いのではないかとも思われるので、ホントここでの笑い飯は怖い(笑)

ファーストステージ7組目・ハライチ

昨年同様、岩井が1つのワードから次々と畳みかけ、それを澤部が乗っかりツッコミするスタイル。
ホントこのネタでの澤部のノリって面白いよなぁ。さすが。


その後のハライチ評で南原清隆さんが言った「変化球1つあるといいと思う」は、難しいところだけど今後の課題なのかなぁ、という印象でした。

ファーストステージ8組目・ピース

このネタ自体は昔からあるネタらしいのですが、それを売れっ子となった今あえてやるというのはまた違った味があるものなんでしょうか。
何はともあれ又吉のキャラがあってのネタだな、という感じでした。「魂を吸う」なんて他のコンビは無理だろう(^^;

ファーストステージ9組目・パンクブーブー

上記のとおりで、うまく言葉が見つからないけど巧みなんだよなぁ、ここ。
ネタ終了時点で「敗者復活トップ→ファイナルステージ進出」の流れが今年も見えてきたもの。


以上9組が終わり、ファイナルステージに進出したのは、笑い飯パンクブーブースリムクラブの3組という形に。
この3組の進出は納得でしょう。審査員も言っていたけど「スリムクラブが“本物”か観てみたい」というのも激しく同意でした。

ファイナルステージ1組目・スリムクラブ

ファイナルステージもさすがの一言。ここでも独特の“間”でうまく笑わせており、いま考えてもホントにズルすぎる。

ファイナルステージ2組目・笑い飯

最初の『ケンタウロス』ネタと比較してしまうと弱い感じもしたけど、昨年のファイナルステージネタからしたら十分楽しめた。


昨年のファイナルは「チンポジ」が悪いみたいに言われているけど、個人的には4分の間に別のネタを2本ねじ込ませたことが原因だと思っているので、今回は4分で1つのネタをやっていたのは良かったと感じた。

ファイナルステージ3組目・パンクブーブー

ここはファーストステージとほぼ同じようなネタだった印象もあり、これは審査する側からしたら好まない傾向も出そうだなと感じた。
やはり敗者復活からの優勝というのは難易度が高いんだなぁ。

終結果発表

この3組のネタを観た時、これはスリムクラブの流れかなぁ…という風に感じましたが、最終的には以下の通りに。

スリムクラブ:3票(島田紳助宮迫博之中田カウス
笑い飯4票松本人志南原清隆大竹一樹渡辺正行
パンクブーブー:0票

その結果、9年連続出場の笑い飯が、ラストにして悲願の優勝を決める結果に。
確かに笑い飯は文句ない漫才していたものなぁ。おめでとうございます。


松本さんは「9年決勝に進み続けてきて、獲らせてあげたかった」との旨の感想を挙げており、僅差になった時はこういう“人間性”での評もあり得るのかなぁ、と感じました。
ただ大会委員長の紳助さんは、昨年笑い飯に満点を上げたにもかかわらず、今回の最終決戦ではスリムクラブに票を投じており、「最終決戦でネタのクオリティが必ず落ちる。今回もやりよった」と、今年も最後の笑い飯を認めなかったところも印象に残る結果になりました。


稀にみる僅差での戦いは笑い飯になりましたが、今回のスリムクラブの2位はこれまでにはない新しい展開だったのではないでしょうか。

M-1」閉幕に関して

…とはいいつつ、「M-1グランプリ」は今回の大会でついに幕を下ろすことに。
やはり紳助さんや「M-1」サイドの中でも“10年一回り”というのが脳裏にあったのでしょうか。


とはいえこのような大会が無くなってしまうというのは非常に悲しいものはありますよね。
昨年決勝に初出場したハライチのように「『M-1』をきっかけにお笑いを始めた」人も少なからずいるだろうし、今回のスリムクラブのようにまだまだ既存の「M-1」にはないタイプの芸も出てくるだろうし。


ただ記者会見の中では「M-1はいったん終わりますけど…でも、(こういったイベントは)なくしたらアカンな、とつくづく思いました」とも語っているらしく、もしかしたらまた新しい形での「M-1」が観られるかもしれないですね。


今回の審査員に宮迫さん・大竹さんがいた、というのも何かそういう意味あるのかな…?

「第61回紅白歌合戦」#2〜今年の「紅白」出場者を振り返る〜

第61回 NHK紅白歌合戦

今年の「紅白歌合戦」出場者は紅組・白組併せて44組。昨年と比べると6組減だそうです。
しかもこの44組というのは平成になって史上最少だそうです。


ここでは、そんな今年の出場者および落選してしまった人たちについていろいろ書こうかな、と思います。

初出場組について

初出場は5組。白組にAAAとHY、紅組に西野カナ植村花菜・クミコさんという顔ぶれ。


AAAは男女7人組のダンスボーカルグループ。結成当初は8人組でしたが、現在は7人で活動。プロデューサーに小室哲哉さんが参加したことも話題になりましたね。
HYは沖縄出身の男女5人組からなるバンド。インディーズグループながらも今回抜擢
西野カナは言わずと知れた、女子中高生を中心に人気の女性シンガー。「着うたの女王」なんて言われていますね。
植村花菜兵庫県出身の女性シンガーソングライター。2005年にデビュー後、なかなか芽が出なかったものの、今年発表した楽曲「トイレの神様」が話題に
そしてクミコさんは現在56歳の女性歌手。今年発売した「INORI〜祈り〜」がUSENで1位を獲得するなど話題となっているそうです。


クミコさんについては、今年放送された「SONGS」で「心に響く歌2010」特集の際に出ていたので、一応曲は聴いたことあります(植村花菜ちゃんもこの回に出演していたので、観ていました)。
その他の人たちについては、言わずもがなですね。

昨年不参加の“復帰組”

昨年は不参加ながら、久々に出場するのは、郷ひろみさん、加山雄三さん、ラルク・アン・シエルの3組。


郷さんは9年ぶりの出場。1999年には「GOLDFINGER '99」を歌ってその年の歌手別最高視聴率56.6%を記録したそうで、55歳の“ゴーゴーイヤー”に花を咲かせるか。
加山さんも9年ぶり。今年は芸能生活50年を記念し、「加山雄三とザ・ヤンチャーズ」での活動も盛んな中でのこの紅白、という感じか。
そして意外にも10年ぶりというラルクは、一体どの曲を歌うのか。そういえばNHKの音楽番組「ポップジャム」でいざこざがあったのも1999年の出来事なんだなぁ。

伝統の“衣装対決”もついに終結

今年は今のところ“サプライズゼロ”といわれるほど、ビッグネームの初出場がないことも話題になっていますが、そんな中でも1番のニュースとなったのは、何といっても美川憲一さん落選」ではないかと思います。

紅白落選の美川憲一がコメント「来年からまた頑張ります」(オリコン)


美川さんといえば、昨年はオードリー春日と競演して話題となりましたが、やはり「衣装対決」が目玉ではなくなったこともあってか、近年では苦境となっている演歌・歌謡曲から切られた感じか。
ちなみにもう一方の小林幸子さんは、今年も出場を決めています。

K-POPユニットも出場者ゼロ

KARAや少女時代、BIGBANGといった、韓国出身のグループも近年では日本でも活躍の幅を広げていますが、これらのジャンルからも出場者が現れない結果に。

えっ!?人気K−POP勢、紅白出場ゼロ(サンケイスポーツ)


これに関しては、「選考の議題には上がったけど、オファーはしなかった」とのことなので、来年以降も熱が冷めていなければオファーの可能性もあるか。

ジャニーズ・アミューズ・エイベックス…事務所ごとでも暗雲が…

ここ最近はSMAPTOKIOの2枠が主流となっていた“ジャニーズ枠”
昨年はそれらに加え、売上でも常に上位に入るようになった嵐と、Hey!Say!JUMPのメンバーらによるユニット・NYC boysの2組増加が話題に。
そして今年はそんな嵐が司会に抜擢。紅白“決定”第1号が現れた中での“ジャニーズ枠”は増減なし、メンバーも全く変わらずこの4組。
名前が挙がっていた近藤真彦さんの出場も実現せず、とのこと。もしかしたら当日のサプライズゲストの可能性もありますが…?


そんなジャニーズに並び昨年大幅増となったのが“アミューズ枠”
ポルノグラフィティPerfumeのほか、「龍馬伝」に主演した福山雅治さんと、初出場となったflumpoolの4組と前年(2008年)と比べ2倍となったわけですが。
この4組に関しても、昨年に引き続き出場ということで、よく残ったなぁという感じ。まあ福山さんは1年間NHKに貢献したけど。


その一方で出場者が減ったのが“エイベックス枠”
昨年は浜崎あゆみ倖田來未EXILE大塚愛GIRL NEXT DOOR東方神起の6組いたのにもかかわらず、うち3組が落選となり、代わりに入ってきたのがAAA1組だけという結果に。
大塚は結婚・妊娠もあると思うし、東方神起は事実上の活動休止と仕方ない部分もあるとはいえ、ガルネクに関してはエイベックスが推しているのにもかかわらずの落選
しかも同様にエイベックスが推していると思われるICONIQも漏れるというのは、まさに今年の紅白の出場者減の1番の影響を受けたものと思われます。

幻となった“アニソン枠”

続いて、今年の「紅白」の目玉の1つとして挙がっていた“アニソン枠”。
昨年、水樹奈々さんが声優としては史上初となる出場を果たしたわけですが、今年は彼女に加えて女性声優ユニット・スフィアも出場するのでは?という記事もありました

水樹奈々が紅白応援隊アニソン女王抜てき(日刊スポーツ)


しかし、蓋を開けてみれば2年連続で水樹さんが出場するのみで、スフィアらその他のアニソンシンガーの出場はなし。
ちなみに水樹さんは今年も「デジタル応援隊」としても活躍しているそう。

今年のNHKを彩ったあのミュージシャンも出場せず

今年行われた「サッカーワールドカップ南アフリカ大会」。
そのNHKでの大会テーマソングとして使われたタマシイレボリューション」で大会を彩ったSuperfly


その楽曲も収録したシングル「Wildflower & Cover Songs:Complete Best 'TRACK 3'」が1位を獲得(収録曲が多かったため、オリコンアルバムランキングでの集計)するなど話題を呼んだものの、まさかの落選。
もしかしたら、オファーがあったものの断った可能性もあるが、彼女の不参加を残念がっている人も多いかもしれない。

ニュースでは報じられたものの、結局不参加となった人達

「紅白」といえば、各スポーツ紙が「○○出場内定」などといった「先行型報道」も目立ちます。
昨年も井上陽水さんが出場内定と報じられたものの、結局スケジュールが合わずに不参加ということもあった。


そんな「先走った報道」が今年もいくつかありましたね。


まずはBUMP OF CHICKEN。今年は「魔法の料理〜君から君へ〜」がNHKみんなのうた」に使われたこともあり、この曲で出るのでは、という報道がありましたが、後にスタッフのTwitterで「紅白出場はデマ」という情報が流れたそうで、結局出場者の名前には出てこず。


さらに佐野元春さんもその1人でした。NHK教育テレビで放送されている「ザ・ソングライターズ」にMCとして出演しており、NHKに貢献もしているので出るのではないか、という報道もあったものの、「紅白」側は結局声もかけていないのだそう。

その他、今年の紅白“落選組”

ちなみに、昨年参加したものの、今年落選または不参加となった人達はこちら。

紅組:秋元順子絢香大塚愛GIRL NEXT DOOR木村カエラ中島美嘉
白組:アリス・北山たけし・ジェロ・東方神起布施明美川憲一・ゆず・レミオロメン

うち、前述の大塚愛を初め、絢香木村カエラ中島美嘉は病気や妊娠・出産などで活動休止している部分もあり、致し方ない部分もあると思われる。
また、布施明さんは昨年の「紅白」を以って勇退することを報告しているので今年は不参加に。


しかしこう見てみると、秋元順子さん・北山たけし・ジェロ・そして美川憲一さんと、演歌・歌謡勢が減っているのがよくわかる
そして、ゆず・レミオロメンといったグループも選考から漏れてしまったんだな、というところでしょうか。

最後に

美川さんが落選したというところから見ると、今年も無事に出場した謡曲勢のベテラン組は来年出場できるかの保証がなさそうですね。


そして、アイドル組では数年前はモーニング娘。をはじめとした“ハロプロ勢”が台頭していたものの、それが今やAKB48に変わり、もしかしたら今度は“AKB勢”として、SKE48NMB48といったグループも登場するのかもしれませんね。

「第61回紅白歌合戦」#1〜植村花菜「紅白」出場決定!〜

第61回 NHK紅白歌合戦

今年のNHK紅白歌合戦」の出場歌手が発表されましたね。


その中に、僕がデビューの頃からずっと応援し続けてきた“植村花菜”の名前が!
今年は「トイレの神様」でブレイクし、その曲が収録されたアルバム『わたしのかけらたち』がオリコンチャートで最高10位に入るなど、話題となりました。

紅白史上最長!植村花菜9分52秒歌う! (2/2ページ)(サンケイスポーツ)

 ♪トイレには、それはそれはキレイな女神様がいるんやで…。祖母の言葉を信じて、毎日トイレ掃除を欠かさなかった自身の姿を歌った同曲。実に9分52秒の大作だが、「カットできるところが1つもない。できれば切らずに歌わせていただきたいです」と訴えた。


 1990年に長渕剛(54)が3曲で約17分の“紅白史上最長”を記録したが、番組側は植村の意をくみ、1曲では最長とみられるノーカットでの歌唱を決定した。


 井上啓輔チーフプロデューサーは「『歌で つなごう』という紅白のテーマと楽曲が合致している。単なる紅組出場者だけでなく、紅白全体の企画の1つとして歌っていただく」と“紅白の目玉”に指名し、初出場歌手に番組の命運を預けた。

9分52秒と1曲としてはとても長い作品ではあるものの、フルで歌わせてもらえる…という報道もあり、非常に楽しみな時間になりそうです。
天国のおばあちゃんもきっと喜んでいるだろうな…と思います。


そんな中、今月24日には「トイレの神様」のシングル曲も発売されています。僕も週末に買う予定です。

トイレの神様(DVD付)

トイレの神様(DVD付)


今回はそんな花菜ちゃんの2010年の主な活躍を、僕のブログ記事中心に振り返ろうと思います。

☆大晦日ですよー!!!☆ - 植村花菜オフィシャルブログ 愛があればそれでいいのだ☆ Powered by アメブロ

2009年12月31日・大晦日。同じNHKでもNHK-FMのラジオ番組に出演していた花菜ちゃん。
後にアルバム『花菜〜My Favorite Things』の中の「トイレの神様」でセッションすることになる、ギタリスト・押尾コータローさんがDJの番組だったそうで。
そこでは「『紅白歌合戦』に出られたらいいな…」「来年こそは紅白に出られるといいね」などという話もしていたそうです。


でもまさかこの時は、本当に出られることになるとは思わなかったでしょうね。

植村花菜「トイレの神様」 - あの日のダイアリー〜MY MEMORIES

僕がこの曲を初めて知ったのは、今年の1月22日。ラジオでは既に何度か流れていたものの、僕が知ったのは↓のTwitter記事でした。

これを見て「どんな曲なんだろう?」と気になり、動画サイトで聴いてみたら思わず涙が。。。
昨年、樋口了一さんの「手紙〜親愛なる子供たちへ〜」でもそうでしたが、まさか2年連続で僕の好きなミュージシャンの曲で泣かされるとは思いませんでした。

植村花菜ライブ〜MORE MUSIC MORE LIVE in LANDMARK PLAZA〜 - あの日のダイアリー〜MY MEMORIES

2010年5月5日に、横浜ランドマークプラザで行われたライブ。
僕が2010年になって初めて参加した花菜ちゃんのライブです。


トイレの神様」はもちろん、「紙ヒコーキ」や「ミルクティー」なども披露してくれました。

探偵!ナイトスクープ 〜「トイレの神様」で号泣する4歳児〜 - あの日のダイアリー〜MY MEMORIES

関西では絶大な人気を誇る番組「探偵!ナイトスクープ」にも、依頼として出演。
トイレの神様」を聴いた4歳児が号泣する、というので話題にもなりましたね。

お台場合衆国II「めざましライブ・植村花菜」 - あの日のダイアリー〜MY MEMORIES

2010年8月10日の出来事。
今年の夏休みにフジテレビが開催した「お台場合衆国」。
その中の一イベント『めざましライブ』に花菜ちゃんが参加するということで、初フジテレビイベント参加と相成りました。

☆ツアー二日目無事終了!!!☆ - 植村花菜オフィシャルブログ 愛があればそれでいいのだ☆ Powered by アメブロ

2010年11月23日。ライブツアー「My Favorite Songs」横浜BLITZ公演。僕も観に行きました。
これまでも数々のイベントやライブで花菜ちゃんを観てきているのですが、ワンマンライブはこれが初めてでした。


今までのライブももちろん良かったですが、それとはケタ違いにこのライブは凄かった。
まさか1曲目から涙が溢れてくるとは思いませんでした。それくらい感極まったライブでしたね。


そしてこのライブ終了後に、「紅白」出場の報告を聞かされたそうです――。

☆紅白出場決定!!!☆ - 植村花菜オフィシャルブログ 愛があればそれでいいのだ☆ Powered by アメブロ

花菜ちゃん、本当に「紅白」出場おめでとうございます!これを契機に、過去の楽曲や来年からの活動にも注目されることを願っております。