生活習慣病を撃退する - 激太り

seihiguchi2006-07-29


生活習慣病に陥る

さてさて、ここ2〜3ヶ月の不摂生がたたったせいか、久しぶりに激太りしてしまいました。7/28現在の体重が71.44kg (157.5 lbs)である。昨年の今頃は144〜147 lbsをキープしていたので、赤信号が激しく点滅している状態なのであります。
Weight


この自分が太った原因としては、

  1. 以前ほど運動をする量が減った
  2. 食事の時間が遅くなった(特に夕飯)
  3. 運動をする量が減ったため、筋肉量が落ちた

といったことである。


さて2004ー2005年頃は平均して週2、3回ときには4回ほど, 丘陵地をふくめたジョギングを10kmほど行っていたのだが、それが特に今年に入ってからほぼまったく走ることがなくなり、この半年で走ったのは片手で数えられるほど。さらにゴルフ場へいくこともじょじょに減ってきているので、特にこの1、2ヶ月の運動量は0に等しい。また、以前は自転車で行っていた場所に、「車を使って行く」こともあったりして、おおちゃくな悪い癖もついてきている。


それでいて、食事の量はほとんど変化していないのである。むしろ若干量が増えてきており、また、帰宅が遅い時間になるため夕飯を取る時間が9時や10時を過ぎたころになったりしてしまっていることもしばしばである。夕飯の時間と寝る時間の間は、6時間くらいとり、十分に消化させた状態で寝るのがよいらしい。そうしないと、寝ている間に脂肪がつきやすいらしいのだ。


そして、運動をしないと筋肉を使わないから筋肉は当然落ちていく(そしてそれが脂肪に変わる)。接種したカロリーは筋肉で消費される。だから、筋肉が増えて、脂肪が増えてしまうと非常に「燃費がよい」身体になってしまい、同じ運動を行っても燃焼できるエネルギーの量が少なくなっていく。「燃費が悪い身体」のほうが、ちょっと動いただけですぐに接種したカロリーが燃焼される。


このように悪循環なことが積み重なって太っていることがわかる。根本的な改善策としては、生活習慣を改善することしかない。


これはまさに、文字通り「生活習慣病」ですねぇ。。。。。。


(もともと太りやすい体質なので)自分は意欲的に身体を動かさないといけない。運動をしていない原因としては、「ちょっと忙しいから」とさぼってしまっていたのがよくない。積極的に時間を確保し、食事の時間(とくに夕飯)をきっちりと守り、加えて筋肉を増やすトレーニングをすれば、数ヶ月でまともな体型に戻るであろう。また戻ったときに安心してよい習慣を止めてしまっては、元も子もないのだが。。。


2006年 第3、4四半期のダイエット計画

さて、2004年から行ってきたダイエット法というか、体重管理法は(あいかわらず)NHKの番組で紹介された「はかるだけダイエット」である (Webページのリンクは発見できず)。要ははかるだけなのだが、これを文字通りはかっているだけでやせる、というわけではない。自分の体重を時々刻々と追跡することによって、適切なフィードバックを自分の生活習慣に反映させなければ作用しない。例えば、前日飲み会があってお酒をよく飲み、前日にくらべて体重が1kgほど増えてしまったと。そうすると、その日はなるべく食べる量を意識的に制限して、ちょっと身体を普段よりも動かそうとするでしょう。それで、50gでも100gでも体重が減ってくれると、ものすごぉーーーく嬉しい。。。。。。。と思うはずです。多分、過半数の人は最低そう感じると信じています。。。。


1日2回くらい、朝と夕方に測り、それを変化がわかるようにグラフでビジュアル化しておく。それで曲線が右肩下がりに減少してくことを毎日心の底でニタニタ、車を運転しながらニタニタ、ジョギングをしながらニタニタ、、(暗いなぁ)喜びながら、平均して一日100g程度の減量を続けていくというわけです。あくまでも理論ですが、一日100g減らすと1ヶ月でおよそ3kg減りますね。


ここで重要なのは2つ。まずは、「体重がふえたなぁ。。。。、数字をみたくないなぁ。。。。。。、今日たくさん運動するから、明日になったら(減っているだろうから)測ろう。今日は醜い数字は見ないでおこう」と体重計にのることを恐れてしまっては、↓のような末路を辿ります。
Weight


そう、今年はまさに「体重がふえてしまって、体重計にのるのが怖い。。。。また今度にしよう!」と敬遠し続けてしまい、特に4月あたりからは月に1回程度しか測っていません。。。。。 だから、毎日かならず、どんなことがあっても(体重計の電池が切れたらダッシュで買いに走ってまでして)しつこく測り、素早く自分の生活習慣に適切なフィードバックをかけられるようにするのが、この測るだけダイエットの根底をなしていると思います。


で、もう一つ大事なのは、なるべく毎日微小な体重の減少を知る事ができれば、それだけ意欲がわくわけですから、体重計はデジタルのもので、10g, 50g単位くらいで計測する事の出来る、精度の高いもののほうがいいでしょう。そうした方が、わずかな変化も見逃す事無く追跡できますから。もっと、ニタニタと喜ぶことができます。


更に、1日二回測った数値をはてなグラフで記録できるように、33個目のグラフとして夕方の体重用のグラフを追加しました。はてなグラフは一日につきデータを1つしか登録できないという制限があるため、それなら朝の体重用と夕方の体重用の2つ用意すれば解決できるわけですね。
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ということで、この生活習慣病を治療するために、自分は以前のようにジョギングをする回数を増やすことにするのですが、
http://www.manmos.tv/mydiet/yougo-syouhical.htm
のサイトに消費カロリーの目安がのっていました。このサイトの情報によると、毎回のジョギングの消費カロリーは、だいたい1回につき50〜60分くらいで8〜12km前後走るので、

71.44 \times 0.200 \times 50 = 857.28 kcal

程度消費していることになります。低く見積っても、700 kcalくらい燃えそうですね。


また、ゴルフもわりと消費カロリーは多く、10kgくらいあるバッグを担いで、炎天下を4〜5時間, 7-8km程度歩くわけですから、

 71.44 \times 0.076 \times 240 = 1303.06 kcal

となります。これは、ボール探しなどで余計な距離をあるかなかった場合で、ボールが左右に飛んだりして右往左往する場合は、もっと歩くでしょう。。。。。



で、早速今日は、The Dishという学校の裏山へ走り込みに行ってきました。やっぱり、運動をして汗をかく爽快感は心地よいですねぇ。。。



まずは、時間の確保と生活のリズムの改善から始めねば。。。生活習慣病に対抗するには、生活習慣を叩き直すしかないかな、と悟った一日でした。

学校事情(38): いいかげんにそろそろ学位論文の最終的な構造を考え始める


えぇーと、最近しきりに「さっさと卒業して万年学生生活から早く脱出しよう」と考え始めているのですが、卒業するには学位論文を書かねばなりません。アメリカの大学院では、Ph.D.いわゆる博士号をとるために、何年勉強すれば授与されるという規則はないのですが、概ね4年〜6年くらいかかっているようです。ときには10年を超えるケースもあるようですが。最初の1年半から2年は授業(Coursework)をとり、単位をある程度(Masterを取るときと同じくらいの量)をこなす必要があったりして、わりと研究の進行がスローになったりもします。


以前、ちらっと紹介したように、研究室のfundingの状況が異様に不確定要素が大きいことと、この国の予算事情の変な話を考慮すると、ちょっとスピードアップしてさっさと卒業してしまった方が身のためかと思い始めたわけでございます。(だから毎日座ってばかりで太ったのか。。?)


というわけで、学位論文を提出せねばなりません。かといって、最終的な結果(実験結果)を得る段階に至るにはまだ1年以上、最終的に卒業するまでは1年半〜2年くらいはかかると見越しているのですが、それでも最終的な論文の形(最終的なアウトプット、目標物)を意識して取り組むとそうしないのとでは、大きな差がでるでしょう。それは、目標をさだめないで適当に構えて、ティーショットを打つようなものですから。。。


Wikipedia にはPh.D. (Doctor of Philosphy)の詳細な説明がありました:

Wikipedia, Doctor of Philosophy (http://en.wikipedia.org/wiki/Doctor_of_Philosophy) より抜粋:

Doctor of Philosophy, or Ph.D., an abbreviation for the Latin "Philosophiæ Doctor" or alternatively "Doctor philosophiæ", D.Phil. (originally from the Greek Διδάκτωρ Φιλοσοφίας, meaning "Teacher of Philosophy"), is a doctoral degree granted at the completion of extensive academic work in a particular field of study. Although originally granted exclusively for work in philosophy, today Ph.D.s are awarded in nearly all fields of the sciences and humanities. In most countries Ph.D. students go through two distinct phases. In the first phase students typically complete required courses and write some form of comprehensive examination. The successful completion of the examination marks the beginning of the second phase and entitles the student to refer to him or herself as a Ph.D. candidate. The major task of the candidacy stage is the writing and defence of a major original contribution to his or her academic discipline. This contribution usually amounts to a written dissertation ranging in length, depending on discipline, from 50 to 800 pages. Dissertations typically consist of a comprehensive literature review, an outline of a methodology, and also include several chapters of scientific, social, historical, philosophical, or literary analysis.

Although originally granted exclusively for work in philosophy, ...と元来、philosophy に対して与えられる学位だったようだ。で、philosophyという単語を辞書で調べると、

  1. 哲学
  2. 人生哲学、考え方、考え、持論、主義{しゅぎ}、信条、理念、人生観

(ALC: http://www.alc.co.jp/)

  1. the study of the nature and meaning of existence, reality, knowledge, goodness etc.
  2. any of various systems of thought having this as its base:

(LONGMAN, Dictionary of English Language and Cultureより)

と説明されている。これらを踏まえると、最終的な論文は一つのphilosophyを訴えかけるものにしないといけない(というか、そういう形にしたい)。まぁ、自分なりの考え、まさに哲学を表現するものになるでしょう。恐らく。


だから、ここで今一度、「自分の哲学」をどうやって構造化していくかを少々考えてみようかと思い立ったわけです。こんなことはテーマを決めたときにやっておくのがベストな気がするんですが。。。。 まぁ、まだまだ到底書き始める段階でないにしても、

  • その問題をなぜ考えようと行き着いたのか (動機付け、発端、背景事情、理由)
  • どういうことを達成して、表現しようとしているのか(最終目的)
  • そこに到達するために、何をしなければならないのか (問題解決方法、手法、段取り)

を明白にして、パズルでいえば、どのピースを埋めないとパズルが完成しないかを綿密に理解することは、無駄な仕事が減り、脱線が少なくなり、効率よく物事が進むでしょう。特に、「今のように長居は無用」な状況化では、学位論文の全体の構造および前半部分(背景、動機、目的などのintroduction)を同時に(少しづつでも)書き上げていくことはスピードアップに貢献するでしょう。

オンラインのツールを活用する

ということで、構造化をするには道具がいります。最初はLaTeXにしようかと思ったり、文字だけだからMS-WordOpenOfficeでもいいかと考えましたが、せっかくここ最近web2.0とか騒がれて、オンライン上のオフィスツールが揃ってきたので、それらを使ってみることにしました。


いろいろ選択肢はあるのですが、以前アカウントを作って, To-doリストの管理などにつかっていた37 SignalsBackpackに決定しました。Backpackの中の「Writeboard」というツールがワープロとして使え、要はwebブラウザとインターネットがあれば、世界中どこからでも作業ができ、ローカルのマシンにデータを保存する必要がありません。必要ならPDF形式などで出力したりできます。


実は、昔Googleに買収された Writely を使おうかと思ったんですが、Googleのシステムに移行中らしく、移行作業が完了するまで利用できないようです。さっさとアカウント作っておけばよかったと後悔しました。

Thank you for your interest in Writely!
We'll notify you when the beta program has been opened again to the public.

だと。。。。。