クリスマス・イブ

サンタを含む人形は、赤煉瓦テラスの1階にある文房具店Futura、未来を意味する「フーチュラ」でだいぶ前に買いました。真ん中の赤い帽子の雪だるまは前にも登場した事があります。

 手前のクッキーの詰め合わせは、かみさんが実家の大掃除の手伝いをしたご褒美にもらってきた焼き菓子専門店「ビュスキュイテリエ・ブルトンヌ」のものです。
 僕は例によって「ビュスキュイテリエ・ブルトンヌ」という店名にこだわりました。「ビュスキュイテリエ」の方は以前「ビスケット」にこだわって何回か書きました。日本ではクッキーのようなお菓子にのみ使いますが、アメリカの開拓時代を扱った小説や映画ではスコーンのようなパンの意味でソーセージなどと一緒に食べます。
 今回は「ブルトンヌ」の方に関心が向きました。「ブルトンヌ」はフランス北西部ブルターニュ地方の形容詞形でしょうか。牧畜が盛んで良質なバターと塩を使った焼き菓子で有名なようです。
さてブルターニュ地方は「ブルトン」から来ていますので、「イギリス」の「ブリテン」と同じで、アイルランドスコットランドウエールズと並ぶケルト系文化圏の一つです。
この辺りのブリテン島と大陸の歴史についてはまた別の機会に。