ニコニコ動画ランキングでの政治動画工作の是非

以前、id:nikubetaさんのブログでニコニコ動画ランキングでの創価学会批判動画のあがり方に違和感を覚えましたというエントリーがありましたが、ニコニコ動画のランキング上位には、定期的に政治系の動画がランクインする。先日もまた、やたら多くの創価批判動画があがっていたのでキャプってみた(クリックで拡大)。



以下はランキングの中から、関連動画のみを抜き出したもの。100位中に、20の創価批判動画がランクインしているのが分かる。ピーク時はもっとあったかも。



ブクマ工作らしきものを見たのときもそうなのだけれど、ブックマークランキングやニコニコ動画のランキングなどは、数十人から数百人の行動で順位が左右される。ニコニコ動画のランキングは、再生数やコメント数、ユニークビジター数などではなく、いくつのマイリストに登録されたかで左右される。そのように人力を頼る仕組みであるがゆえに、元々こういう可能性はある程度避けられないものだ。


そこであえて政治的なものに関しては、デモや演説、ビラ配布のような意味づけをして許容しろと主張する人もいるかもしれないし、あるいは逆に、そもそも「工作」ではないランキングに対しても政治ネタの多さや質に対して「偏り」を見出し、管理やゾーニングなどの徹底を訴える人もいるかもしれない。実際の影響力は、見ている人の数からして微々たるものなのだろうけれど、とりあえず論点としてクリップ。



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