MacでのRuby開発環境の構築手順


MacでのRuby開発環境の構築手順をまとめました。
Ruby開発に必要なツール http://d.hatena.ne.jp/seika_m/20150712 のインストール手順になります。)
OS X 10.7とOS X 10.9で確認しました。)

Command Line Tools for Xcode のインストール

$ xcode-select --install
$ sudo xcodebuild -license

(失敗した場合は https://developer.apple.com/downloads/ からダウンロードしてください。)


Homebrew のインストール

$ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

(公式サイトにて最新のURLを確認してください。)


rbenv のインストール

$ brew install rbenv

rbenv のパス設定

$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
$ source ~/.bash_profile

ruby-build のインストール

$ brew install ruby-build

RubyGems のアップデート

$ sudo gem update --system

(--sysytem とありますが、updateしているのはgem自身です。)


Ruby本体の最新版インストール

Ruby本体は更新頻度が高いため、rbenvを使用してプロジェクト毎(フォルダごと)にインストールします。


最新版を調べます

$ rbenv install --list

ここではRuby 2.2.2 をインストールします。

$ rbenv install 2.2.2

(rbenv versions でインストールされたrubyのバージョンを確認できます
 *がついているのが、現在のrubyのバージョンです)


フォルダを作成します。

$ mkdir 新規フォルダ名 (例:$ mkdir rubydev01)
$ cd 新規フォルダ名 (例:$ cd rubydev01)


フォルダに対してRubyのバージョンを指定します。

$ rbenv local  2.2.2

(rbenv versions でRubyのバージョンが変わっていることが確認できます。)



Ruby on Rails のインストール

最新版を調べます

$ gem query --remote rails --name-matches "^rails$"


ここではRuby on Rails 4.2.4 をインストールします。

$ sudo gem install rails --version "=4.2.3" 

Railsの使い方

ターミナルを再起動します


Railsプロジェクトの作成

$ rails _4.2.3_ new test01


これでRuby xxx + Rails xxx の開発環境が構築されます。


Railsがbundle ファイルを作成してくれるので、実行します。
(不足しているGemをインストールしてくれます)

$ sudo bundle install


サーバー起動

$ rails server

http://localhost:3000 で起動したことを確認できます。)


サーバー停止
キーボードの control + C