ヴァイオリン教室#16

新しいヴァイオリン教本第1巻31番から始まり、43番「ロング・ロング・アゴー」まで進んだ。前回は41番までやっていたので2曲進展。4の指(小指)を使う練習曲が増えてきた。小指で弦をまたいでトンネルを作る動作は高齢者はお手上げの様子。80歳のばあちゃんは「絶対出来ません!」と先生の前で強気宣言していた。老人だから指の柔軟性がないのかな?「出来ません!」と宣言された先生はどうするのでしょう。隣の70代のじいちゃんも同様で、先生はこの2人にかかりきり。グループレッスンというより個人レッスンになっている。

もう一人のおばちゃんを加えた3人トリオは、開放弦の単純往復で常時リズムが壊れる。「1,2,3,4」でアップ、「1,2,3,4」でダウンと先生が口頭で数えるのに合わせて弾くと「1,2,3,4.2,4.4・・・」となる。

ただし、先生の掛け声にも問題はある。「イチ、ニイ、サン、シ」と数えていらっしゃるので、最後の「シ」が 若干短くなるのだ。私がかつて習った先生は「イット、ニット、サント、シィト」と数えなさいと指導した。「ト」をくっつけて数えることで、4拍目が短くなるのを防いでいるわけだ。とはいえ、こちらの教室では、曲の最後の4拍目がダラーと伸びてフェルマータになりたがる傾向がある。リズムの切れ、最後の締りが悪い点に関しては先生はなにもおっしゃらない。先生が手拍子を叩いている最中に(生徒の指導に気を取られて)突然変拍子になるのも困りもの。ルーズなリズム感は居心地悪い。




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