タイヤがパンク

出かけようとして駐車場から車を発進させたら車が右に傾斜して後輪から異音が。右後輪がパンクして空気が抜けていた。タイヤに長さ25ミリぐらいの錆びた木ねじが突き刺さっている。3日前に走行して帰ってくる時に刺さったのだろうか。駐車場に停めるまでは異常は感じなかったが。

さっそく車のトランクルームの中を探した。こういう場合に備えてホルツの「パンク修理剤」を買い置きしてあったのだ。ボンベから伸びたノズルをタイヤのバルブに繋ぎ、液体ゴムと圧搾空気を注入してパンク孔をふさぎ、タイヤ自体も膨らませて走行可能にする優れものである。

バルブにつないでやってみた。一応走行できるぐらいタイヤが膨らんだので、近所の自動車関係のチェーン店までそろそろと運転して行った。本修理の有無を判断してもらうためである。店員さんに診てもらったら応急修理剤を使ったタイヤは、基本的には修理出来ないという。孔に液体ゴムが入り込んでいるので、接着剤が効かないためらしい。ホルツの説明書によると孔が自動的にふさがるので通常のパンク修理は必要ないのだが、ちょっと不安。

店員さんの見立てではタイヤ自体の劣化が進んでいて、側面に細かいひび割れが発生し、溝も浅いという。去年12月の車検の時にも、整備工場からタイヤ交換の時期が近いことは聞いていた。交換してから5年ほど、2万キロぐらい走行したので、この際、4本とも新品に交換することにした。 3種類あった同サイズ(205/55/R16)の中から現在装着しているのと同じメーカーの製品を選んだ。6月からタイヤが値上げされたそうだ。5月までに交換した方がよかったみたいだが、しょうがない。

店員さんの話では、修理剤は使わない方が対応しやすいのでテンパータイヤに交換するか、釘がささったままでお店まで走ってくるのが良いそうだ。釘を抜くと急激に空気が抜けて走行不能になるという。そういわれても炎天下でタイヤ交換するのはしんどいから、修理剤は買い置きしておく方が無難だろう。ホームセンターで探してみたが、有効期限の最長5年を切って、残り2年ぐらいの長期在庫品も混ざっていた。





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