昨日は暑かったのに、今日は寒かった。これからは秋から冬へまっしぐらだろう。
早稲田の郵便局に行く途中で青空古本祭りに寄ろうと考え、「神楽坂から早稲田は遠くない」という噂を信じて、飯田橋から歩き始めたのだが、これがえらく遠かった。飯田橋ブックオフで、よしながふみ『こどもの体温』(新書館)、柏木ハルコ『愛・水族館』(小学館)を購入。
時間がかかったのでまず先に郵便局まで行くことにしたが、これも遠かった。無事用事を済ませたが、疲れたので「もうやめるか」と喫茶店で休むことに。すると力がまた湧いてきたので、引き返して穴八幡宮へ。専門関係の本を一冊、450円で購入。その後、立石書店に寄って、佐藤忠男『みんなの寅さん』(朝日文庫)を購入。
明治通りで無駄におしゃれなラーメン屋があったので入ってみた。予想を超えて美味しかった。その後、早稲田通りのベローチェで2時間くらい勉強。勉強すると頭がスッキリする。
早稲田から大塚まで歩いて、ふたたびブックオフ。欲しかった学術書を見つけたのだが、えらく書き込みがされていたので、「書き込みがあるのですが、安くなったりしませんか?」と店員に尋ねてみたら、「申し訳ございません。こちらは105円となります」とすごく恐縮して謝られたので、こちらの方が申し訳なくなった。1400円も安くしてもらったのに。清水幾太郎『本はどう読むか』(講談社現代新書、1972)も購入。この本はいまさっき読了したのだが、関東大震災の体験や阿部次郎とあった話などもあって面白い。洋書の読み方についても参考になった。期待以上の面白さで、清水一流の脚色もあるのだろうけど、おすすめだ。
で、帰宅するまえに、近所のブックオフにも寄る。外薗昌也『犬神』(6巻〜10巻)を各105円で購入。このマンガは内容が深いかどうかはともかく、スラスラ読めて、そこそこ面白い、という美質がある。じつはさいきん私はマンガに非常に親しむようになったのだ。
週刊文春』の上杉隆氏の記事を立ち読み。メディア嫌いの清和会の伝統、そこにあっての安部親子の純粋さ、安倍親子を利用する森、いまだ暗躍する井上の策謀(麻生クーデター説の揉み消し)など、おもしろかった。が、若干、萎えた。